【完結絶対保証】ロシアンルーレットで異世界へ行ったら頭脳派の魔法使いになっていた件【三部作:完結】

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【計算しつくされた巧みな世界観が光るハイファンタジー系転生譚】洞察力豊かな主人公の理性と機転が光る!【故郷への帰路と自らの行く末を求めるロードムービーストーリー】

投稿者: 美風慶伍 [2017年 10月 15日 14時 51分]
★転生系、シンプルな構造故に話の切り口はどうしても類型化する。元いた世界のこちら側、新たに赴く向こう側、その二つの世界を移動し向こう側の世界で何をなすのか? と言うストーリー構造はほぼ普遍のものだ
★ソレ故に作品としての個性を生み出すために多くは多大な苦労をする。主人公の個性化、作品世界背景の独創化、与えるスキルの工夫、転生前の主人公の状況の作り込み、このジャンルを書く際に作者は多大な労力を注ぎ込むはずだ。何ものにも似ていない自分だけの作品を描くがために。だがこの作者は以外な盲点を突いた。〝転生〟ソレそのものを世界観背景の一部に巧妙に組み入れ主人公の非凡さを描くことに成功したのである
★各務比呂(カカミ・ヒロ)が多重構造世界の心理を知り元の世界へ帰還不能の事実を知っても絶望せずにタフに生き抜こうとする様がいい。知らぬ世界も知恵と洞察力を武器に切り抜ける様は爽快ですらある。まさに冒険譚FTだ

意外に頭脳派の、剣と魔法のファンタジー

投稿者: 深森 [2017年 05月 13日 21時 07分]
王道ファンタジーですが、商取引・政治的交渉の類のインテリジェンス要素が少し加わっており、ちょっと独特なストーリー運びであります。

序盤で放り込まれたSF的・摩訶不思議な展開、それに続く異世界の第1日目…「意味不明なまでの奇妙奇天烈」に振り回される主人公の、目となり耳となって「?!?!?!」な気分を体験できる事ウケアイ!

「地道に見聞&経験を重ねる」という主人公の行動に立脚した密な語り口であり、読み解いていった後の怒濤のクライマックス展開では、むしろミステリー・サスペンス物の謎解き編に近い、ハイテンションな感動を覚える筈です。

過去の職歴もあって、主人公はタフネゴシエーターの素質を秘めているようです…その力量は、まだ未知ですけど。主人公は数々の試練を乗り越えて、果たして汎世界の究極の謎に辿りつけるのか…

純粋な思いも打算もある現代日本社会人の、異世界ワールドでの活躍に期待です!
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