イチオシレビュー一覧

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歴史の紡ぎが変わっていくかもしれません。

豊臣秀頼に突然、憑依した主人公が、滅亡ルートを必死になって、回避しようとしていました。
しかし、段々と内面の変化により、自分に係わる人々の幸せを望んでいく様に、変化しています。
その為にも、史実の滅亡ルートからの回避に必死になって取り組んでいます。
しかしながら、現実は史実のように豊臣家滅亡への運命からの強制力のようなものが、働いているように感じます。

これはフィクションです。

  • 投稿者: 桜花部隊   [2017年 01月 23日 22時 31分]
 これはフィクションで転生の戦国時代ですが、この話の熱さ、重さは圧巻です。登場人物が人間臭く生き生きと動いています。
 それは作者さんの懇切丁寧な下調べと戦国史への熱意だと思います。そして、戦国時代らしい激しい戦いだけでなく、人の思いの煌めきや、きれいな話、温かい話が散りばめられています。
 大河ドラマも最近あったため日本人のほとんどが知っている豊臣のラストプリンス秀頼、その最後はご存知のとおりですが、この物語の秀頼とその背中を支える仲間たちはどう歴史にあがなっていくのか、これからの展開がとても楽しみでなりません。
 もう一度いいますが、これはフィクションです。でも、歴史が好き、興味がある方はぜひ、読んでいただき、よろしければご一緒に秀頼達の煌めきを見届けてみませんか?

深い考察に基づいたフィクション

  • 投稿者: 小沢 健三   [2016年 12月 18日 23時 28分]
豊臣秀吉の息子、秀頼に乗り移った主人公が、どう豊臣家を存続させるか、と言う物語。
大河ドラマ「真田丸」もあるのでタイミングも良いかも知れませんね。

フィクションですが、敵味方関係なく、歴史上の人物をとてもリスペクトしていることを感じます。
知らなかった武将でも、カッコ良く描かれているのでより深く知りたくなります。

ただ、登場人物が非常に多く、名前の漢字が読めなかったりとかもあって、読み進める中で“ん?この人はどの人だっけ?”と思う事もしばしばです…。

歴史に全く興味がない人は楽しめないでしょうし、逆にスゴく詳しい人も、色々引っかかってしまって楽しめないかも知れません。

僕は、適度に歴史好きですが詳しくはないので、登場人物を調べたり遡って読み返したりしつつも、楽しく読むことが出来ています。

通勤中にサクッと読むと言うよりは、読み始めるのに若干“気合い”が必要な作品かも知れません。

あなたは関ヶ原の戦いを知っていますか?

  • 投稿者: tete   [2016年 12月 01日 16時 18分]
1600年10月 関ヶ原の戦い。
日本史を学んでいればこの戦いを一度は聞いた事が、あるでしょう。
では戦国時代最後の戦と呼ばれた大坂冬の陣/夏の陣をご存知ですか?
少し前まで大河ドラマ『真田丸』を見ていた方はご存知だと思います。

知っていましたか?
二つの戦いには空白の約15年があることを。
学校では学ばなかった多くの人間ドラマがある事を。

知っていましたか?
豊臣秀頼という男の生き様を。
多くの人間の人生の転換期であったことを。

このお話は史実を元に、実際に存在した武将達や姫達の生き様に焦点を当てた数少ない作品です。
主人公は力も頭も無い一般人なので、俺ツエー系チートは望めません。

ですが、多くの人が知らなかったであろう知られざる逸話や、生存説などの現代まで語り継がれてきた
『戦国ロマン』
それを感じさせてくれます。

俺が歴史を変えてやる!!

  • 投稿者: 栗原雪   [2016年 08月 12日 23時 00分]
どの史実を読んでも「豊臣家の滅亡」でしか
スポットライトを浴びることの無い、
~戦国最後の将軍~ 豊臣秀頼

戦国マニアの高校生が秀頼になってしまうお話です。
戦国武将とのやり取りが興味深いものとなっており、
学ぶことも多い作品となっております。

また、読んでいて、「歴史が変わってしまうのだろうか」
といったドキドキ感やわくわく感も!!
歴史好きには打ってつけの作品となっております♪
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