イチオシレビュー一覧

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前作とは趣の異なる暗夜行路

前作が艱難辛苦により鍛え上げられた主人公の成長物語とするなら、今作は培った全てを活かした奮闘記と言ったところでしょうか。
前作のラストで日常に戻るよりも、ハッピーエンドを目指して更なる死地に踏み込んだ主人公ですが、一番の敵となるのはラスボス以上に自身の心の気がします。願いが叶ってデスゲームに巻き込まれた同胞たちを蘇らせる事が出来た場合、その復活を喜ぶことは出来るでしょうし、彼らからの感謝や謝罪の言葉を受け止める事も出来るでしょう。けれど、彼らを心から信頼し受け入れる事が出来るかと問うた場合、否と断言せざるを得ません、主人公が主人公である限りは。主人公の裡に根付いた他者への不信とどう折り合いをつけるのか、願わくば彼の心にこそハッピーエンドが訪れん事を──

めちゃくちゃ面白い!!!

  • 投稿者: 碧士   [2023年 03月 01日 14時 09分]
前作から、ぶっ通しで読みました。登場人物みんな個性豊かで人間臭くて好きです。主人公の苦悩、成長、冷めつつも冷めきれない人間性、たまらないですね。

現実と虚構、死んでもまた登場させてくれる、世界観や設定も素敵です。
自分ならこうするな、自分ならこのキャラクターっぽいな、などなど、感情移入しながら読んでいます。

是非是非最後まで書いてください!
よろしくお願いします!!

ずっと楽しみにしてました。

  • 投稿者: まさき   [2020年 03月 12日 23時 04分]
異世界転生モノは全般的に大好きで色々な作品を見てきました。
他の作者の作品も読んでいますが、ファンの一人として中々更新されないのが、残念です。

暗殺思考の狂戦士(ベルセルク)はあまり見たことがないタイプのお話だったので、ハマってしまい一気に読ませていただきました。
最初から最強の主人公ではなかったですが、ゲームの知識や諦めない気持ちで道を切り開いていくのは自分でも頑張れば何か出来るかもしれないと思うことができ読んでいて勇気づけられました。

これから毎日更新される予定とのことで毎日楽しみにしながら仕事を頑張ろうと思います。
お体に気をつけて頂き、無理のない範囲での執筆をお待ちしています。

とても楽しませてもらっています

  • 投稿者: yotubee   [2019年 08月 09日 20時 47分]
私はこの作品で小説を読んだのは二作目になります。
始めてはオーバーロードと言う作品に非常にはまりまして、ナロウ作品に興味を持ったので、似たようなジャンルの作品を探していました。
当初は黒虎にひたすら殺されるという事に絶望を感じ、私なら絶対に諦める所を、ギリギリでも乗り越えていく主人公。
あまつさえ自分なら絶対にセーブする場面でセーブしないことに非常に驚き、また関心させられました。
はじめは初段からチートレベルのナロウ作品を求めて読んでいたのに、ジャンルはまったく本位でないにもかかわらず、今後の展開が気になり次へ次へと読み進め、現時点の最後まで読み込んでしまいました。

続きも非常に気になりますが、ご自愛しつつ無謀にならない範囲で続けていただければと思います。

長々となりましたが、次回も楽しみにしています。

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