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楽しい時間を過ごせる異世界ダンジョンものの秀作

  • 投稿者: gaffiot   [2017年 06月 18日 21時 01分]
WEBディレクターの主人公が異世界に転移しダンジョンマスターになる話。ダンジョンから出られない主人公は様々な不自由さと格闘しつつ、ファンタジー世界をいわば「文化的に侵略」していく。

「異世界に新概念を持ち込む」といえば転生転移のテンプレートだが、本作はそれに「ダンジョン」を絡めつつ高水準に仕上げた秀作といえる。持ち込む「世界」と持ち込まれる「概念」の両方が、経験に(おそらくは)裏打ちされつつも想像力によって膨らませられた、具体的なリアリティーを伴っている。魅力的でコミカルなキャラクターたちはつい笑いを零させる。視点移動と内面描写の巧みさは没入感を損ねない。なにより、ときおり週刊誌を思わせる物語の引きは見事だ。楽しい時間を過ごせる小説である。

最後に言い添えておけば、一読者としては、残っているであろう様々な引き出しが続編(ないし外伝やスピンオフ)として開陳されることを祈るばかりである。

それまでと違う所で活きる。 男とは違う所で活きた。

  • 投稿者: 趣に走る   [2017年 03月 15日 23時 46分]

 ダンジョンマスターの男は真っ向からの戦闘に弱いです。しかし、逃げ足はとてもはやい。ダンジョンが不利益なら、利益にしてしまえばいいじゃない!みたいな話です。

 この話を読んだ、やはり奴等の認識したこと思ったこと考えたことは私には分かれるとは思っていないが予測、仮定もできそうにないと、つくづく思いました。その肉体の行動から固定観念で奴の認識、思、考を決めつけないで、よく考えて、予測仮定考えてほしいです。きっと面白いです。

 また、肉体がどうであったりとか、それでも奴はああしたとか、そういう方にも目を向けて頂けると幸いです。

 男がそれまで過ごしてきた地域とは違う所。そこはどのような地域か、常識等が違うところなど、肉体も違うところ、それで色々あってああなったと、そしてそれを考えたのはとても面白かった、思います。

ミリア、殺しましょう?

暴力を振るう、勝手気ままに振る舞う、タダ飯ぐらい、
最新話まで一度たりとも主人公への貢献が無い、
むしろ間の悪い状況で更に状況を悪くする。

ミリアがクソヒロインのテンプレ過ぎて、コイツが出る度に不快になる。
いい加減この糞ガキ、ブチ殺したら?
もし作者がこいつを魅力的なキャラだと思ってるなら、見当違いも甚だしい。
ただただ不愉快。
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