イチオシレビュー一覧

堅苦しすぎない文体に、友情努力勝利な展開、手に汗握る戦闘。これらが揃ったこちらの作品は、少年漫画の王道のような雰囲気を感じます。正確には漫画ではなく小説ですが。

題名の通り、主人公は最初は孤児院で過ごしています。
そんな彼が仲間と一緒に孤児院を飛び出し、友情努力勝利の三拍子で徐々に成り上がってゆく。

主人公と一緒に成長する仲間が二人いるのですが、主人公と同じ孤児院の出身であることもあり、気心が知れているのが分かる軽快なやりとりも魅力だと思います。

個性的な登場人物達による、期待を裏切らない王道作品です。

　剣と魔法が武力の幅を利かせ、それでいて魔法の原理解明が進んでいない世界。

　孤児である少年クレイは、自らの剣術と魔法の才能を活かし、王国の騎士になろうと旅立つ。

　それがきっかけで、大陸全土を巻き込む戦乱の大英雄とまで呼ばれるようになることを、この時はまだ誰も知らなかった────（あらすじから）


この物語は、正統派ファンタジーです。

テンプレの俺TUEEEやハーレム要素は無く、若き主人公たちが戦いを通じて強くたくましくなっていく、ＲＰＧ的な王道のストーリー。笑いもふんだんにあってテンポ良く読めます。

主人公クレイは防御型の頭脳戦タイプ、相棒ブレイバスは力技の攻撃型。ヒロインのリールは回復役ながら色んな意味で存在感を示し、戦闘は多彩かつスピード感があって小気味良いです。

読めば読むほど面白い、サクサクっと読んでスカッと楽しめる、そんな冒険物語をご覧になってはいかがでしょうか？

素敵な魔法と武器や素手による格闘バトルの三重水素融合！

ピンチに放つヒロインの格闘技はドM諸君延髄の一撃！大体は主人公とその相方が涎を垂らして喰らってます。多分、ヒロインに感謝して喜んでます！


ヤクザに脅されたのか？と言う位の王道過ぎるストーリーに、気が付くとおやつに用意したバナナが二房無くなってます。

　序盤から繰り広げらる少年二人のバトル、そして孤児院の日常として軽妙かつテンポのよい会話が挟まれています。日常のほんわりとした三人の間柄は、第二話の時点ですぐ感じ取ることが出来ました。
　そのあと、クレイとブレイバスは騎士団の魔導士枠試験を受けるため、リールと一緒に王都に向かいます。

　ここで偶然にも【竜聖十将軍】ヴィルハルト将軍に出会うのですが、このキャラがまた濃くていい！個人的には大好きです！

　個性豊かなキャラと熱いバトルが繰り広げられる王道ファンタジーです、おすすめします！！
　

主人公たちが、持っている特殊能力と、智恵と、勇気と、友情で強敵と戦って勝ち抜いて成り上がるという、少年漫画や一般ラノベの王道の物語です。

文章が読みやすくてサクサクと読み進められ、しかも熱いバトルの連続が、もう少し読もう、もう少し読もう、とクリックを進めます。

さらに、主人公たちを導く師匠や目標となる最強将軍がいたりするのですが、これらの人たちのキャラがやたらと濃い！(笑)
特に、一見美形なのに残念ナルシスト、と見せておいて実は正体は……という将軍ヴィルハルトは必見です！

また、ヒロインのリールが使う必殺（？）治療技が凄い！　いや、治療技に「必殺」と冠するのはおかしいんですが、ここまで「熱い」治療技は他に見たことがなくて、ついそう書きたくなってしまうんです。これも必見ですよ！

非常に面白いので、ぜひ読んでみてください。

こんな作品を探していました！
チートではない主人公！苦戦するも爽快なバトル！
剣も魔法も描写が素晴らしく迸ります！！
ストーリー進行のテンポの良さ！

今のラノベで忘れがちな努力や根性、友情、素晴らしく読んでいて爽快でした。
特にバトルシーンは緊迫していて色々とても参考になります！

本当にこれですよこれ！と一気に読んでしました。

小さな弧寺院で育った長剣を扱うクレイと大剣を扱うブレイバス。魔法の原理解明がされていないというのに二人は魔法を扱う魔法剣士なんですね。実に面白い。

戦闘シーンが多く、まだ未熟な二人が魔法を駆使しし、戦う様子は頭に浮かびます。この戦闘描写実に綺麗ですね。それがもったいぶらずに最初から沢山出てきますから、読んでいて全く飽きが来ません。

二人は騎士団に入団するための試験を受けますよ。
それが五話と早い段階で出てきますから、そこまでは絶対に目を通していただきたい。そこから先が実に面白い。

王道ファンタジー、魔法、剣、成り上がり、魔物、好きな方は是非読んでいただきたい。
あっさりは勝てません。チートもありません。

ですが、この作品の戦闘描写は面白い。
さまざまな言葉を巧みに使って執筆ができる作者さんの作品です。　おすすめいたします。