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命の重さを感じさせる灰色の小説

  • 投稿者: 赤兎   [2018年 09月 02日 21時 29分]
なろうではあまり見られない、重い雰囲気に包む、一つのテーマを真剣に突き進む作品です。超能力があるからて順風満帆の生活が生きるという凡百の作品と違って、超能力者だけあっての苦悩が、淡々と、力強く書かれています。考えてください、常人が世の中の無常を喚くより、能力と希望が持ってしても変えない悲劇の絶望を。能力が真に使いたい時が効かない無力感、能力が自分の望まないことを引き起こせる罪悪感。能力があるのに使わないのは罪か?超常の力を振りかざすのは傲慢か?その答えをこの作品で探していかがでしょうか

(注意:動物虐待の描写があります)
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