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痛快無比!抱腹絶倒!悪役令嬢は我にあり!

とりあえず最初の短編3本“悪役令嬢本格派”は男(特にヲタク)なら腹を抱えて笑えます。
私の感覚だと、ナレーション部分は声優の立木○彦(エヴァ○ゲリオンの碇ゲ○ドウ他、格闘イベントのナレーター)の声で読んでます。
内容紹介も1度本文を読んだ後に読むと、これまた笑えます。
本編に入ってからは戦闘描写がかなり細かくなり、最早悪役令嬢とは名ばかりですが、短編の時に出てきた他の戦国悪役令嬢やヒロインの存在もあって、今後も楽しみです。
作者の猫弾正さんには是非とも、思うがままに書いて欲しい作品です。

チェスト関ヶ原!!

これこそ真の”悪役”令嬢

  • 投稿者: 読歩人   [2017年 03月 01日 02時 03分]
 最初の感想は「ああ、まずはお約束の弾劾だな。実家に戻るか放逐されて……ふぉあッ?」です。

 新鮮な驚きと爆笑。

 常々「いやいや婚約解消とか利害関係考えろよ」とか思いつつ悪役令嬢モノの序盤を読んでいました。
 そんな様式美とすらいえる導入部分からの破壊と創造。
 本番は貶められてからの逆転だという固定観念の打破。

 見事に裏切られた。

 それだけで終わらないのが戦国悪役令嬢の酷……最高なところ。
 「あれ? 俺なにを読んでんだっけ?」と正気に戻る暇を与えない。与えてくれません。

 腹の底から笑える一瞬を味わえます。
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