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[良い点]
普段、所謂アヤカシものは読まないのですが、自分も投稿した「野性時代フロンティア文学賞」の名前に引かれ、気づいたら一気に読み終えて、「ああ、読んでよかった」と呟いておりました。キヨヒコが個人的にツボです。ラストも綺麗にまとまっていて情景も美しかったです。良い読書体験でした!
[気になる点]
「夏の間だけ」という設定が活かしきれてないような気がしました。気がしただけです。すみません……
[一言]
僕も河童になります。
笠原白雨さま

 はじめまして。
 感想ありがとうございます。

 >>自分も投稿した「野性時代フロンティア文学賞」の名前に引かれ、
 おおっ! 投稿お仲間ですね。なかなか投稿仲間となろうで出会えません。こういう形で声をかけていただけて嬉しいです。この回しか「野性時代」はチャレンジしていないのですが、まただしてみたい賞です。

 >>「夏の間だけ」という設定が活かしきれてないような気がしました。気がしただけです。すみ
ません……
 いえいえ。貴重なご意見です。書いていると、自分では書ききったつもりで、でも伝わっていない事は多いですから。今後の参考の為にも大変助かります。ありがとうございます。

 >>キヨヒコが個人的にツボです。 
 ありがとうございます。キヨちゃんも頬を染めて照れているでしょう。
 元々「翡翠堂」は、河童としなこさんの物語り「こいし恋しと夜になく」のサイドストーリーでした。「こいし」で脇役だった宮地がいつのまにかでばって主役となったのが「翡翠堂」でした。

 >>僕も河童になります。
 ぜひ、河童になってください!! 楽しみです。
 
[良い点]
物凄く面白かったです。
最後の章に入った時にびっくりしました。私も彼らと一緒に日常を過ごしていたので、突然の桜の終わりに呆然としてしまいました。でも、最後の最後に愛の終わらない終わりを見せて頂いて、じんときました。
名作です。
秋野 木星さま

 感想ありがとうございます。しかもレビューまで!!
 赤文字はいつだって感激です。しかも「読みやすい文章」の一言に感謝感激です。
 割ととっぴでシュールな物語りが多いと自覚しているので、とにかく「読みやすく」と「やわらかな言葉で」を心がけてきました。その思いがむくわれた気持ちです。

「この主人公の武骨な猛愛」に宮地が猛烈に照れそう!! 恋愛ものは書いた経験があまりないので、宮地の台詞を書く度に鳥肌ものでした! 笑。あたたかな言葉の数々をありがとうございました!!
[良い点]
改めて、脳内で作品全体を通して考えてみると、半妖の八田が一番中立で、一等人間臭かったのかもしれないなぁと。

みんながみんな、それぞれの悩みを抱えつつ、長い永い時を生きて。でも活きている。
もし、別の媒体になるならば、連続ドラマや、丁寧に作り込んだ舞台(演技派のみ)を希望する様な、人間模様がしっかり編み込まれています。
玉藻稲荷&土鍋ご飯さま

 感想ありがとうございます。
 再度の感想をいただけるとは思わず、感無量です!

 みやこさんは半妖な分、粋や河童のキヨヒコに比べてかなりつっぱって生きながらも、人間的な部分を多く持っているように思われます。玉藻さんの「一等人間臭かったのかも」という感想が嬉しくてたまりません。
 ドラマや舞台! おお、憧れます。翡翠堂三部作、まるっとどこかで拾ってくれないかな〜〜と、夢みます。
[良い点]
完結おめでとうございます!
最後、宮地さんが救われてよかったです。
きっと再び巡り会うはず。

が、宮地老人がやがて寿命を迎えると粋さんは寂しい?
また宮地は生まれ変わる?
また出会う?
人様の作品でいろいろ妄想が止まらんですわ。きゃー。

異種族での恋は大好物なので面白かったです。
むしゃむしゃ。
  • 投稿者: 猫又
  • 2017年 04月29日 14時32分
猫又さま

 感想ありがとうございます。
 宮地老人後まで妄想していただき嬉しいかぎりです。宮地ならば根性で、きっと来世でもくっついていてくれそうです。
 異種婚姻潭は、わたしも大好物。いくらでもおかわり可ですので、またのご来店お待ちしております。むしゃああああ。
[良い点]
宮地老衰で幕を閉じるのかなどとぼんやりと思っていましたら、来ました意外な展開。大好きです。

まあ宮地の苦しみに私も心を痛めるという別の問題が発生しましたが。最近物語が悪い感じに盛り上がると、体を揺らしながら苦しんでいます。まさに全身で読書。
[一言]
完結おめでとうございます!

「翡翠堂じゅんじょう奇譚」
連載当初からいつ見ても素敵なタイトルだなあと。じゅんじょうが平仮名なのが話の雰囲気に合ってるんですよね(^_-)

最近読んでいる本が全て人外に染まっている気がします。別に読むジャンルに大きな偏りはないはずですが……

ああ、後は粋の美貌をこの目で実際に見ることができたらどんなに幸せなことでしょう。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 04月26日 18時52分
管理
スノーポーさま

 感想ありがとうございます。
 宮地老衰予想! そこまでいくのに、今の宮地なら軽く200〜300歳くらいまでかかりそうで面白いです。 

 >>最近物語が悪い感じに盛り上がると、体を揺らしながら苦しんでいます。まさに全身で読書。
 その状態のスノーポーさんを目の当たりにしたいです。想像すると可愛らしさで、わたしが震えます。どうぞ宮地で思う存分ゆれて下さい。

 削除をした前作の題名は「翡翠堂あやかし奇譚」でした。あやかし奇譚ですと、探せばどこかにありそうで、宮地と粋。河童やみやこさんの気持ちをこめて「じゅんじょう」奇譚としました。地味に米代のご隠居もここに含まれています。

>>最近読んでいる本が全て人外に染まっている気がします。別に読むジャンルに大きな偏りはないはずですが……
 人外良いですよね〜 大好物です。むっしゃむっしゃ。
 スマホの普及した現代。決定的な身分差もありませんし。その点人外とひとのロマンスは超えるべき壁がごろんごろんあって美味しいです。いくらでもおかわりできます。
[良い点]
完結お疲れ様でした。
正直を申しますと、もう少し宮地さんと粋さんのラブラブ生活を読みたかっなあと思っています。
粋さんの宮地に対する気持ちが初対面から変わっていく様が美しく、心に訴えかけてきます。

キヨさん、そんなにお子さんいたんでしたっけ?しな子さんのお悩みが嘘のようです。
[一言]
翡翠堂シリーズとひとくくりで考えると、登場人物に違和感がないのですが、この作品だけお読みになった方は、ずいぶん人外が多いと感じられるかも知れないです。
失礼になるかと思いましたが、書いておきます。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 04月24日 20時22分
恵美子さま

 感想ありがとうございます。

 >>正直を申しますと、もう少し宮地さんと粋さんのラブラブ生活を読みたかっなあと思っています。
 >>この作品だけお読みになった方は、ずいぶん人外が多いと感じられるかも知れないです。

 はい。公募用に加筆する際。まさにこの二点で迷いました。宮地と粋。いれても八田みやこエピソード2点だけにするか。それとも今の形態にするか。え〜ぶっちゃけ宮地のラブラブは鳥肌もんで、そっとスルーしてしまいました。砂を吐きそうなほど甘ったるいんで。恋愛体質ではないカラスウリには当時ハードルが高かったです。ヘタレですみません。汗。
 で、後半のもの悲しさへとつながる部分として「河童」と「浩平くん」エピソードをいれました。ただ恵美子さんのご指摘通り、「シリーズ」を読んでいる/いないで本作の受け止め方や評価は変わってしまうと思います。その点において、外部の文芸公募だしちゃいかんだろう。そこが二次落ちなんだぞ! と後日反省点でした。するなら3作の内容を含んだ構成にすべきでした。が……そこまでの構成力がいかんせんわたしにありませんでした。しょぼーーん。

 キヨちゃん。子だくさん説。やった! 恵美子さんにココ突っ込んでもらえて、ただ今ニマニマしております。何故ならこれは削除をした前作での、恵美子さんとの感想やり取りから浮かんだエピソードだったのです!! 当時わたしは河童と人の女性とでは子どもは無理だよね〜 あっはっは。と考えておりました。が! 恵美子さんの感想返信を書いていて、ふいに大大大好きな「遠野物語り」を思いだしたのです。あ、ああ! あるよ! 河童の子ども産んじゃう話し。しかも結構あるある。と、いうのを気づいた後。いつか機会があればキヨヒコは子だくさんにしよう。そうして宮地から「やっぱおめえは、絶倫だったのか!」と言わせよう。そう決意したのでありました。ちなみに4人というのは、子どもの小中高校のクラスでごく普通にいる兄弟児の数で、尚かつ県外から来た人間(わたし)的には「多いっすね!」と思う数にしました。
[良い点]
登場人物がそれぞれに自分の考えを持っていて、でもそれをすべて明かすわけではないところ。
ひとりひとりに個性があって、そのうえで好ましく思えました。
八田さんが特に好きです。
[気になる点]
全編通して、読む者に訴えかけてくる話でした。ですが、もっと読者の心を抉るように、それぞれの心のうちを見せつけてくださっても大丈夫だと思います。
タイトルが翡翠堂だから、そこを訪れるたくさんの人の話が出てくるのだとは思うのですが、規定枚数に対して扱う人数が多すぎるように感じました。いっそ宮地と粋二人だけの語りに絞ってもいいのではないでしょうか。そして、赤面ものの宮地さんと甘く切ない粋さんをもっと味わいたいです(←これが一番言いたいことです)。
[一言]
完結おめでとうございます。ラストが穏やかで、良かったなあ、とじんわりしました。
改めて読んで、やっぱり翡翠堂が好きだなあ、と思いました。一番共感できるのは宮地さんですが、それぞれみんな、好きだなあ、と思います。一番好きなのは八田さんです。八田さんところの小僧さんたちも、好きです。

気になる点に好き勝手書いてすみません。読むたびに感情を振り回されて、ラストを迎え盛り上がった気持ちのまま書いております。頓珍漢なことを述べていたら、申し訳ありません。
exaさま

 感想ありがとうございます。

 >>たくさんの人の話が出てくるのだとは思うのですが、規定枚数に対して扱う人数が多すぎるように感じました。

 確かに! これだけだしたら、もうちょっと枚数かけて丁寧に扱っても良かったかもしれません。まだまだ各キャラでドラマを生めたのかと思うと、臍を噬む思いです!!

 >>もっと読者の心を抉るように、それぞれの心のうちを見せつけてくださっても大丈夫だと思います。

 抉って良いのですね! こうぐりんぐりんと。抉るのは大好物です。爽やかを目指したあまり、そこが「沼地シュール作品」と比べて手薄になっていた気がします。

 ありがとうございます! 信頼できる作者さまからの、このようなご意見をお待ちしておりました。ただ今めっさ興奮して、脳内でメジロ共がチータカチータカ踊っております。まだまだ本作には伸びしろがあったのだ! そんな希望にあふれる思いでいっぱいです。

「翡翠堂」は一旦ENDマークをつけてしまった作品です。書き手からすると、どこに粗があり、どこに直すべき部分があるのか。なかなか見極める事が難しいものです。実際公募から半年以上がたち、充分な冷却期間があったにも関わらず、先の2点については、全くの盲点でした。この反省をふまえ、次の長篇小説の糧にしていきたい、いえ、必ずやします!! 
 ただ今の心境を述べるとすれば「めっちゃ、わくわくしている!! 速攻つぎ書きてえええ!」です。ありがとうございました。それと八田みやこさんを気に入っていただけたのが、これまた嬉しいです。わたしも彼女は直球ど・ストライクの好みキャラです。
[一言]
完結おめでとうございまず。
前半の穏やかな語りから一転、後半の暗転に息もつけぬまま読み耽りました。毎日連載で食い入るように朝から読んで、読み終わるたびに早く明日になれと思ったものです。

桜を愛でながら一人で生きる宮地の耳に届いたあの優しい声。解釈は色々とあるかと思いますが、私はハッピーエンドと受け取りました。肉体を超えて、愛しい相手と一つになることができれば彼らにとってこれほど幸せなことはない気もします。はじめにあったふらふらと遊びに来たご隠居さまの言葉を思い出し、最後にまたじんわりと心に沁みました。

本当に素敵な作品をありがとうございました。
石川 翠さま

 感想とレビューをありがとうございます。
 後半の暗転が果たして受け入れられるのか? と緊張しながらの投稿でしたので、更新を待っていただけたというお話しに感激です。穏やかENDも考えたのですが、「翡翠堂」はその後を書きたかったので、とても嬉しかったです。

 
 物語りは発表した時点で、読者さまのもの。常々そう思っていますので、最期の解釈は各自自由です。ですが翠さんの解釈はわたしと同じです。宮地と粋はどのような形であっても、ふたりでひとつであって欲しい。その気持ちをこめて、最期の台詞とさせていただきました。

 こちらこそ素敵な感想とレビューをありがとうございました。これからも少しでも翠さんの胸をゆさぶらせる事のできる物語りを紡いでいきたいです。
[一言]
なんか最終話グッときちゃって、思わずレビュー書いちゃいました。
ダメだったら消しますんで、その時は気にせず言ってください。
想いが溢れて止まらんかったのですよぉぉぉぉ。

  • 投稿者: 本屋文
  • 2017年 04月24日 03時15分
本屋文さま

 感想とレビューをありがとうございます。
 消す? 消すってナニ?? 消すなんて生涯ありませんぜっ! 旦那!! 高速でんぐり返しするくらい嬉しいです! いえ、リアルではしませんが。なにせ腰に持病が……笑。

 最終話グッときて。という一文に感激です。ぐっ。とか、ぐわあってきました言われると、わたしも同様なタイプなので嬉しい限りです。感動した時って、言葉ではない「ぐわあっ」てこみ上げる気持ちですよね。
 わたし的にハッピーエンド物語りでしたので、そこを本屋文さんのレビューで掬い上げていただきホントに感謝感激です。ありがとうございました。
[良い点]
ただ恋焦がれし
愛焦がれしその人に

ただ
ただ会いたいから

今日も恋し恋しと風鈴が鳴る
風鈴が鳴いた。



私は泣いた。
[一言]
読みながら喉がふるえ
視界がぼんやりとし

切なくて苦しいのに
ただ、ただ愛しくて。



ふるえ
ゆらゆらと
ふるえ

と、神道の呪(しゅ)にあるそうです。
鈴などの神具を揺らして鳴らして、加護を得ると。

まるでその様に。
二人は揺れて、揺らして、呼びあって
ずっと二人はきっと

流れてくる涙にこれ以上は言葉に出来ません。

完結まで載せて頂きありがとうございます。

ありがとうございます。
玉藻稲荷&土鍋ご飯さま

 感想ありがとうございます。
 もったいない程素敵な感想です! うっ! 目が眩む。これは詩ではないですか!! 印刷して神棚にあげて……と、思ったら神棚なかったよ! 我が家。しょぼーーん。

 喉が震え。切なくて苦しいのに愛おしい。という言葉にこちらこそ感激です。作者冥利に尽きます。玉藻さんには初期から感想等で応援いただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。不安だらけの連載でしたが、このように言っていただけると、「ああ、書いて良かった! よおおし! 次もガンバルぞ!!」と勇気を抱けます。
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