感想一覧
▽感想を書く[良い点]
こんばんは。他でコメントさせてもらったばかりですが、またお邪魔します。例によってずらずらと私見を書き連ねてありますので、お時間あるときにでも(笑)
文学的な世界観が好きです。
「幸せ」に対する嫌悪って、ある人にはありますよね。
少し違うニュアンスではありますが、以前書いた拙作の「人はみんな、幸せな人生に憧れるけど、不幸せな人生だっていいじゃない」という言葉を思い出しました(未公開の作品ですが)。
それと、奥さんとの話をラストであえて回収しないところ、好きです。映画とかだと、こう言う脇役がかえって印象に残ったりするんですよね。『真田丸』のナレ死もそれに近いかも? と思ったり。
[気になる点]
夢のシーン、難解でしたが、おもしろかったです。
ただ、個人的には、金髪の女性の言葉が先の方が良かったような気がします。彼女の言葉が胸に刺さって、「太巻きを買う」という行動に結びついた、としたほうが。
あくまで、太巻き=身の丈にあったもの という私の解釈に基づいた意見ですので、もし私の読み違いだった場合は無視してください(笑)
こんばんは。他でコメントさせてもらったばかりですが、またお邪魔します。例によってずらずらと私見を書き連ねてありますので、お時間あるときにでも(笑)
文学的な世界観が好きです。
「幸せ」に対する嫌悪って、ある人にはありますよね。
少し違うニュアンスではありますが、以前書いた拙作の「人はみんな、幸せな人生に憧れるけど、不幸せな人生だっていいじゃない」という言葉を思い出しました(未公開の作品ですが)。
それと、奥さんとの話をラストであえて回収しないところ、好きです。映画とかだと、こう言う脇役がかえって印象に残ったりするんですよね。『真田丸』のナレ死もそれに近いかも? と思ったり。
[気になる点]
夢のシーン、難解でしたが、おもしろかったです。
ただ、個人的には、金髪の女性の言葉が先の方が良かったような気がします。彼女の言葉が胸に刺さって、「太巻きを買う」という行動に結びついた、としたほうが。
あくまで、太巻き=身の丈にあったもの という私の解釈に基づいた意見ですので、もし私の読み違いだった場合は無視してください(笑)
こんばんは。
幸せを選ぶにせよ不幸を選ぶにせよ、自分の頭で考えて選択していくとこが大切かなあと思います。作品とは少し話が外れるかもですが。自分で選んだ不幸になら、耐えられる気がします。
どこまで書いてどこまで書かないかは、毎回悩みます。奥さんとの関係が問題の本質ではないので、このラストで一つの決着がついたことになるのかなあと個人的には思っています。
ああ…うん。確かに太巻きのあたりは、順序の因果関係が曖昧ですね。そっちのほうが隠喩としてはきれいだったかもしれません。書いてるときには気づきませんでした。読み解いて下さる方も楽しく読めるよう、このへんはきっちり整理しながら書かないとですね。
というわけで、感想ありがとうございました。
嬉しかったです。
幸せを選ぶにせよ不幸を選ぶにせよ、自分の頭で考えて選択していくとこが大切かなあと思います。作品とは少し話が外れるかもですが。自分で選んだ不幸になら、耐えられる気がします。
どこまで書いてどこまで書かないかは、毎回悩みます。奥さんとの関係が問題の本質ではないので、このラストで一つの決着がついたことになるのかなあと個人的には思っています。
ああ…うん。確かに太巻きのあたりは、順序の因果関係が曖昧ですね。そっちのほうが隠喩としてはきれいだったかもしれません。書いてるときには気づきませんでした。読み解いて下さる方も楽しく読めるよう、このへんはきっちり整理しながら書かないとですね。
というわけで、感想ありがとうございました。
嬉しかったです。
- 佐々雪
- 2017年 07月19日 21時56分
[良い点]
企画サイトからお邪魔しました。
一貫してテーマを描き、人生のなんでもない瞬間を捉えていると思います。
なにひとつ解決していない、なにせ問題もない。
主人公が悲観せず悲壮感を出すスタイルは勉強になりました。
[一言]
ふと、薄井ゆうじという作家さんを思い出しました。
楽しませて頂きました。
企画サイトからお邪魔しました。
一貫してテーマを描き、人生のなんでもない瞬間を捉えていると思います。
なにひとつ解決していない、なにせ問題もない。
主人公が悲観せず悲壮感を出すスタイルは勉強になりました。
[一言]
ふと、薄井ゆうじという作家さんを思い出しました。
楽しませて頂きました。
率直な感想、ありがとうございました。
自分が書いたものがどのように伝わったのかを測るものさしになるので、非常に参考になります。
薄井ゆうじさん、本屋さんでチラ見してみます。
自分が書いたものがどのように伝わったのかを測るものさしになるので、非常に参考になります。
薄井ゆうじさん、本屋さんでチラ見してみます。
- 佐々雪
- 2017年 07月13日 23時12分
[良い点]
ポニーテールの女性がスコップを片手に登場したところには笑いました。服装や容姿を見る範囲では水商売関係の仕事を連想させますが、そこにスコップというミスマッチが良かったです。更にビルを蹴っている主人公を嘲笑するのではなく、主人公を手伝うように穴を掘り始めたところには驚きました。
また、夢の中で太巻きを買いに行くところもよかったです。太巻きにビルを模しているような気がしました。店員の例の女性の台詞も辛辣ですが、主人公を気遣っている部分も見られるところが面白かったです。
今後の創作活動を応援しております。
ポニーテールの女性がスコップを片手に登場したところには笑いました。服装や容姿を見る範囲では水商売関係の仕事を連想させますが、そこにスコップというミスマッチが良かったです。更にビルを蹴っている主人公を嘲笑するのではなく、主人公を手伝うように穴を掘り始めたところには驚きました。
また、夢の中で太巻きを買いに行くところもよかったです。太巻きにビルを模しているような気がしました。店員の例の女性の台詞も辛辣ですが、主人公を気遣っている部分も見られるところが面白かったです。
今後の創作活動を応援しております。
- 投稿者: モーニングスター大賞運営チーム
- 2017年 07月12日 17時01分
感想と激励のお言葉、ありがとうございます。
率直なご感想を頂けたので、自分が書いたものがどのように受け止められたのを客観的に知ることができました。ますます精進したいと思います。
本企画により素敵な作品がたくさん集まりますこと、心よりお祈りしています。
率直なご感想を頂けたので、自分が書いたものがどのように受け止められたのを客観的に知ることができました。ますます精進したいと思います。
本企画により素敵な作品がたくさん集まりますこと、心よりお祈りしています。
- 佐々雪
- 2017年 07月12日 19時15分
[一言]
語彙が吹っ飛ぶくらい心に刺さるお話でした。
表現や技巧など勉強になる部分もたくさんあったのですが、それ以上に題材が私個人にグイグイきまして。
感想欄も一通り拝読しましたが、私は主人公と奥さんの双方に自分を重ねました。惰性で人生を持て余す主人公は特に。奥さんの方はこのお話ほどヒステリックではないにしろ、感情移入するタイプの読者としてはどちらも辛かったです。この辛さ、エグさがこのお話の魅力だと思います。
夢での会話が現実に繋がるところは鳥肌が立ちました。太巻きというのが夢らしい不可思議さを持っていて、すごく良いと思います。余談ですが、今後太巻きを見ると思い出すに違いありません。
とんでもなく息苦しかったのですが(もちろんいい意味です)、最後に救いの糸口なのか、わずかでも変化を期待したくなる終わり方で締めていたのが印象的でした。
拝読後に言葉を失ったのは久し振りでした。ありがとうございました。
語彙が吹っ飛ぶくらい心に刺さるお話でした。
表現や技巧など勉強になる部分もたくさんあったのですが、それ以上に題材が私個人にグイグイきまして。
感想欄も一通り拝読しましたが、私は主人公と奥さんの双方に自分を重ねました。惰性で人生を持て余す主人公は特に。奥さんの方はこのお話ほどヒステリックではないにしろ、感情移入するタイプの読者としてはどちらも辛かったです。この辛さ、エグさがこのお話の魅力だと思います。
夢での会話が現実に繋がるところは鳥肌が立ちました。太巻きというのが夢らしい不可思議さを持っていて、すごく良いと思います。余談ですが、今後太巻きを見ると思い出すに違いありません。
とんでもなく息苦しかったのですが(もちろんいい意味です)、最後に救いの糸口なのか、わずかでも変化を期待したくなる終わり方で締めていたのが印象的でした。
拝読後に言葉を失ったのは久し振りでした。ありがとうございました。
感想ありがとうございます。
暗くてマイナーな題材なので、広く受け入れてもらない作品だと思います。なので、グイグイきて頂ける方に読んで頂けたことは純粋にとても嬉しいです。
嫌われがちな二人に感情移入してもらえたことも嬉しいです。
主人公目線で書かれているので、奥さんが一方的に悪く見えますが、たぶんどちらにも言い分がありますよね。女性の世界には女性にしか分からない戦いや価値観があるのだと思います。
夢から現実に……の展開は、自分なりの必殺技のつもりだったのですが、夫婦喧嘩に埋もれて目立たなくなってしまいました。がんばったところなので、気付いてもらえて嬉しいです。前作の感想でもぐらさんから「そうじゃなくて魔法みたいな作品を見たい」とリクエストを頂いたので、自分なりに応えようとしたシーンだったりします。
最後は若干の変化がありました。客観的には、ほぼ何も起こっていない程度ですが、神様にできるのはここまででした。良い方向に向かうといいなと思います。
節分の日に太巻きを食べる際には、ぜひ思い出して頂ければと思います。w
暗くてマイナーな題材なので、広く受け入れてもらない作品だと思います。なので、グイグイきて頂ける方に読んで頂けたことは純粋にとても嬉しいです。
嫌われがちな二人に感情移入してもらえたことも嬉しいです。
主人公目線で書かれているので、奥さんが一方的に悪く見えますが、たぶんどちらにも言い分がありますよね。女性の世界には女性にしか分からない戦いや価値観があるのだと思います。
夢から現実に……の展開は、自分なりの必殺技のつもりだったのですが、夫婦喧嘩に埋もれて目立たなくなってしまいました。がんばったところなので、気付いてもらえて嬉しいです。前作の感想でもぐらさんから「そうじゃなくて魔法みたいな作品を見たい」とリクエストを頂いたので、自分なりに応えようとしたシーンだったりします。
最後は若干の変化がありました。客観的には、ほぼ何も起こっていない程度ですが、神様にできるのはここまででした。良い方向に向かうといいなと思います。
節分の日に太巻きを食べる際には、ぜひ思い出して頂ければと思います。w
- 佐々雪
- 2017年 07月12日 19時08分
[良い点]
文章が好きです。
[一言]
少し思ったのが、僕という一人称や台詞からは、主人公は(マンション購入という設定から考える)年齢からは大分幼いように覚えました。
そのために、経験による主観になりますが、そういう男性が果たして8人もの女生と交際できる魅力があるのかというのが引っかかりました。同様に一流企業に勤めている設定も気になりました。
あと、主体性のない人には大体我が強い人があてがわれるもので、私は妻のキャラクターは嫌いじゃなく自然と受け止められました。片方が何か欠けていると、片方がより増長してしまうものだと思いますし。
読みやすい文章で、とても素敵な作品だと思いました。
文章が好きです。
[一言]
少し思ったのが、僕という一人称や台詞からは、主人公は(マンション購入という設定から考える)年齢からは大分幼いように覚えました。
そのために、経験による主観になりますが、そういう男性が果たして8人もの女生と交際できる魅力があるのかというのが引っかかりました。同様に一流企業に勤めている設定も気になりました。
あと、主体性のない人には大体我が強い人があてがわれるもので、私は妻のキャラクターは嫌いじゃなく自然と受け止められました。片方が何か欠けていると、片方がより増長してしまうものだと思いますし。
読みやすい文章で、とても素敵な作品だと思いました。
- 投稿者: 退会済み
- 2017年 07月05日 22時56分
管理
お読み頂きありがとうございます。
なるほど。主観と照らし合わせたときに、いろいろと違和感があったようですね。キャラ設定は多くの人の主観に沿うように組み立てていかないと、多くの人の共感は得られなさそうですね。
主人公に我の強い妻を当てたのは、主人公のキャラを際立たせることが意図でしたが、実際もそんなものかもですね。主人公が嫌われるのはともかく、妻のキャラが嫌われなかったのは、完全に想定外でした。
文章についてお褒めいただきありがとうございました。まだまだ未熟者なので精進したいと思います。
また感想もありがとうございます。嬉しかったです。
なるほど。主観と照らし合わせたときに、いろいろと違和感があったようですね。キャラ設定は多くの人の主観に沿うように組み立てていかないと、多くの人の共感は得られなさそうですね。
主人公に我の強い妻を当てたのは、主人公のキャラを際立たせることが意図でしたが、実際もそんなものかもですね。主人公が嫌われるのはともかく、妻のキャラが嫌われなかったのは、完全に想定外でした。
文章についてお褒めいただきありがとうございました。まだまだ未熟者なので精進したいと思います。
また感想もありがとうございます。嬉しかったです。
- 佐々雪
- 2017年 07月06日 00時08分
[一言]
トコナツ祭からこんにちは。
好きなんだけど、違和感もつきまとう作品でした。
ざっと他の方の感想読みまして、良いところはたくさん書かれていたので、自分もまあ似たような感想なので、そこは割愛させてください。
因みに、ここから先は、結構主観が入っているので、受け入れられないところは受け入れられないで良いと思います。
>会社帰りにビルをふり返り、そんな想像をするのが、ここ数ヶ月の日課になっている。
この先を読んで、ここ数ヶ月の部分に違和感。単に日課で良いと思う。時期を入れると何かあったのだろうかとか、その時までに蓄積された鬱憤を思わせるけど、彼の場合そういう性格も相まって、ぺちゃんこ思想になっている気がするので、数ヶ月とかなのかなぁと。
>毎日見慣れたはずの『幸せの条件』たちは、〜
見慣れているはずの
>金髪で細いポニーテールをした女
金髪を細いポニーテールにした女、でしょうか
>妻の笑顔が消え、その代わりに鋭い殺意を帯びた表情が浮かぶ。
その直前まで上機嫌だった人が、彼の一言で一気に「殺意」を帯びた表情に変わるのに違和感。この手の人って自分が言ってることが否定されると思っていないはずなので否定されたことに気が動転するにではないかと思います。
その後の「どうして、私の前でそんなひどいこといえるの?」という言葉も、彼が初めて告白したであろう、もうこれ以上持てない、ということを聞いたにしては用意したものに感じて。先に「何言ってるの?」という戸惑いみたいなものが来てからの口論になるんじゃないかな、という個人的な感想です。
全体通して彼の閉塞感がよく伝わって来たと思います。その閉塞感に金髪の彼女が針の先くらいの小さな穴を開けてくれたので、そこから彼がどうするか見ものですが。
この話において、他の方の感想も読んで感じたのは、妻がこういうキャラクターであることの必要性がないなってことです。
むしろもっとマトモな女性がマトモに子供が欲しいと言って、それに対して彼が持てない、と思う方が、普通の人生における閉塞感を表していて、もっと気持ち悪くエグい作品になると思いました。
色々書きましたが、こういう作品は個人的にはとても好きです。
トコナツ祭からこんにちは。
好きなんだけど、違和感もつきまとう作品でした。
ざっと他の方の感想読みまして、良いところはたくさん書かれていたので、自分もまあ似たような感想なので、そこは割愛させてください。
因みに、ここから先は、結構主観が入っているので、受け入れられないところは受け入れられないで良いと思います。
>会社帰りにビルをふり返り、そんな想像をするのが、ここ数ヶ月の日課になっている。
この先を読んで、ここ数ヶ月の部分に違和感。単に日課で良いと思う。時期を入れると何かあったのだろうかとか、その時までに蓄積された鬱憤を思わせるけど、彼の場合そういう性格も相まって、ぺちゃんこ思想になっている気がするので、数ヶ月とかなのかなぁと。
>毎日見慣れたはずの『幸せの条件』たちは、〜
見慣れているはずの
>金髪で細いポニーテールをした女
金髪を細いポニーテールにした女、でしょうか
>妻の笑顔が消え、その代わりに鋭い殺意を帯びた表情が浮かぶ。
その直前まで上機嫌だった人が、彼の一言で一気に「殺意」を帯びた表情に変わるのに違和感。この手の人って自分が言ってることが否定されると思っていないはずなので否定されたことに気が動転するにではないかと思います。
その後の「どうして、私の前でそんなひどいこといえるの?」という言葉も、彼が初めて告白したであろう、もうこれ以上持てない、ということを聞いたにしては用意したものに感じて。先に「何言ってるの?」という戸惑いみたいなものが来てからの口論になるんじゃないかな、という個人的な感想です。
全体通して彼の閉塞感がよく伝わって来たと思います。その閉塞感に金髪の彼女が針の先くらいの小さな穴を開けてくれたので、そこから彼がどうするか見ものですが。
この話において、他の方の感想も読んで感じたのは、妻がこういうキャラクターであることの必要性がないなってことです。
むしろもっとマトモな女性がマトモに子供が欲しいと言って、それに対して彼が持てない、と思う方が、普通の人生における閉塞感を表していて、もっと気持ち悪くエグい作品になると思いました。
色々書きましたが、こういう作品は個人的にはとても好きです。
感想ありがとうございます。
返信遅くなっててしまいすみません。
勉強会企画ですので、違和感が起こる話に何故なってしまったかを自分なりに分析してみました。
『妻のキャラクターの必要性が感じられない』
これが一番、大きな違和感なのかなと思いました。確かに「主体性のない主人公」vs「自分の許容量を超えた所有物(会社とか子供とか)」の対立構造がテーマみたいになっているのに、妻は後者にフィットしないんですよね。確かに佐倉さんのご指摘のように、マトモな女性に描いた方がテーマにもフィットするし、エグさも増したかもなと思います。
こうなってしまった理由は、初期プロットに引きずられたからかなあと思います。初期プロットでは「主体性のない主人公」vs「強引な妻」の対立構造を書くつもりで、主体性のない主人公に真逆の性質の妻をぶつけることで、それぞれのキャラクターを目立たせるつもりでした。プロットをねっている間にこのへんの対立構造が変わっていったのですが、妻のキャラクターだけ取り残されたのが違和感が入り込んでしまった原因だと思います。『数ヶ月の日課になっている』も、プロット変更の結果の修正漏れでした。初期プロットでは数ヶ月前に今回の出来事があって、それがきっかけで日課になった…という筋書きでしたが、きっかけがあったからそうなったというよりは、主人公の性でそうなったとした方が話としてエグいなあと思って、そのへんからプロットをごりごり変更しました。なので『数ヶ月の表記はいらないんじゃないのか?』というのは、ものすごくご指摘通りです。
これらの違和感については、プロット変更の際に既存のプロットへの影響を考えきれなかったところが反省点です。
『妻の笑顔が消え…の人物描写に違和感がある』
強引に物事を押し通そうとし、それが通らないと豹変するようなキャラクターを描きたかったのですが、描写不足でした。もっと頑張ります。なるほど。このキャラクター案もいいですね。確かにしっくりきますね。
『その他違和感のある描写について』
ご指摘ありがとうございます。修正します。
閉塞感がうまく伝わってよかったです。
針の先くらいの小さな穴が空いたことも。
感想とご指摘ありがとうございました。
とても勉強になりましたし、嬉しかったです。
返信遅くなっててしまいすみません。
勉強会企画ですので、違和感が起こる話に何故なってしまったかを自分なりに分析してみました。
『妻のキャラクターの必要性が感じられない』
これが一番、大きな違和感なのかなと思いました。確かに「主体性のない主人公」vs「自分の許容量を超えた所有物(会社とか子供とか)」の対立構造がテーマみたいになっているのに、妻は後者にフィットしないんですよね。確かに佐倉さんのご指摘のように、マトモな女性に描いた方がテーマにもフィットするし、エグさも増したかもなと思います。
こうなってしまった理由は、初期プロットに引きずられたからかなあと思います。初期プロットでは「主体性のない主人公」vs「強引な妻」の対立構造を書くつもりで、主体性のない主人公に真逆の性質の妻をぶつけることで、それぞれのキャラクターを目立たせるつもりでした。プロットをねっている間にこのへんの対立構造が変わっていったのですが、妻のキャラクターだけ取り残されたのが違和感が入り込んでしまった原因だと思います。『数ヶ月の日課になっている』も、プロット変更の結果の修正漏れでした。初期プロットでは数ヶ月前に今回の出来事があって、それがきっかけで日課になった…という筋書きでしたが、きっかけがあったからそうなったというよりは、主人公の性でそうなったとした方が話としてエグいなあと思って、そのへんからプロットをごりごり変更しました。なので『数ヶ月の表記はいらないんじゃないのか?』というのは、ものすごくご指摘通りです。
これらの違和感については、プロット変更の際に既存のプロットへの影響を考えきれなかったところが反省点です。
『妻の笑顔が消え…の人物描写に違和感がある』
強引に物事を押し通そうとし、それが通らないと豹変するようなキャラクターを描きたかったのですが、描写不足でした。もっと頑張ります。なるほど。このキャラクター案もいいですね。確かにしっくりきますね。
『その他違和感のある描写について』
ご指摘ありがとうございます。修正します。
閉塞感がうまく伝わってよかったです。
針の先くらいの小さな穴が空いたことも。
感想とご指摘ありがとうございました。
とても勉強になりましたし、嬉しかったです。
- 佐々雪
- 2017年 06月30日 18時27分
[良い点]
面白かった。
人のモヤモヤした感じが出ててよかった。
面白かった。
人のモヤモヤした感じが出ててよかった。
感想、ありがとうございます。
微妙な雰囲気を感じ取って頂けて嬉しいです。
微妙な雰囲気を感じ取って頂けて嬉しいです。
- 佐々雪
- 2017年 06月26日 20時44分
[良い点]
グワッとおなかの底から湧いてくるような読後感でした。大興奮ですね。
まずやっぱり惹かれるのはタイトル。
死にたがりの主人公なのかなと単純な私はそう思いながら読み進めました。
あぁ単純な私のバカバカ、と自分の頭をたたいてやりたいくらいでした。
この息苦しさって人にもよるかもしれませんが、多くの人は身に覚えがあるかなと思います。
そして、奥さんみたいなタイプっていますよね。なんなんでしょうか、こういう人って。
それがすごーくよく描かれていて、「そのままマンションから落ちちゃえばいいのに」と底意地の悪い私がひょいと出てきてしまいました。それくらい人の感情を揺さぶります。
夢とリンクしていく様が本当にすごくて「おおおおお!」と興奮しました。(すみません、ボキャ貧民です)
[気になる点]
気になる点というかどこに入れるべきか迷ったのでこちら。
最後の種明かし。
あえて誰かは明かさないパターンというのもあるし読者によっては明かさないほうが好きという人もいるでしょう。
けれど、私は好きでした。潔さを感じます。
またああやって明かしていておきながら、ホントかなと突っ込みつつ、じゃあ彼女は一体誰なんだろうかと考えるのも楽しい。
前作のリアル全開なお話をさんざん持ち上げておきながらなんなんですが。
この発想力とそれを肉付けしていく筆力に「あーやばい。発想力ヤバイヤバイ」とボキャブラリー貧困な人みたいな感情が湧いています。
[一言]
前作とは色の違う作品が読めてめっちゃトクした気分でした。
さんざん、おいしいカレーについて偉そうに語っていた私ですが、すみません、はっきり言います。こっちのが好みです。
えぇえぇ、あちらも本当に本当に本当に私の好みなのですが、どっちがより好きかと尋ねられたらこちらでした。
めちゃめちゃ素敵だったのでテンションあがってます。
「二条、返信めっさしづれー」と思われる前に謝ります、すみません。
グワッとおなかの底から湧いてくるような読後感でした。大興奮ですね。
まずやっぱり惹かれるのはタイトル。
死にたがりの主人公なのかなと単純な私はそう思いながら読み進めました。
あぁ単純な私のバカバカ、と自分の頭をたたいてやりたいくらいでした。
この息苦しさって人にもよるかもしれませんが、多くの人は身に覚えがあるかなと思います。
そして、奥さんみたいなタイプっていますよね。なんなんでしょうか、こういう人って。
それがすごーくよく描かれていて、「そのままマンションから落ちちゃえばいいのに」と底意地の悪い私がひょいと出てきてしまいました。それくらい人の感情を揺さぶります。
夢とリンクしていく様が本当にすごくて「おおおおお!」と興奮しました。(すみません、ボキャ貧民です)
[気になる点]
気になる点というかどこに入れるべきか迷ったのでこちら。
最後の種明かし。
あえて誰かは明かさないパターンというのもあるし読者によっては明かさないほうが好きという人もいるでしょう。
けれど、私は好きでした。潔さを感じます。
またああやって明かしていておきながら、ホントかなと突っ込みつつ、じゃあ彼女は一体誰なんだろうかと考えるのも楽しい。
前作のリアル全開なお話をさんざん持ち上げておきながらなんなんですが。
この発想力とそれを肉付けしていく筆力に「あーやばい。発想力ヤバイヤバイ」とボキャブラリー貧困な人みたいな感情が湧いています。
[一言]
前作とは色の違う作品が読めてめっちゃトクした気分でした。
さんざん、おいしいカレーについて偉そうに語っていた私ですが、すみません、はっきり言います。こっちのが好みです。
えぇえぇ、あちらも本当に本当に本当に私の好みなのですが、どっちがより好きかと尋ねられたらこちらでした。
めちゃめちゃ素敵だったのでテンションあがってます。
「二条、返信めっさしづれー」と思われる前に謝ります、すみません。
前作に引き続き、お読み頂きありがとうございます。
「ビルが僕をぺちゃんこに」は、そのままの願望と捉えてもらっても成立するし、隠喩として捉えてもらっても話が成立するように書きました。とはいえ、せっかく楽しんでもらえたらなと思って仕込んだ隠喩なので、丁寧に読み解いて頂けて嬉しいです。
登場人物についても、リアルに感じて頂けてよかったです。主人公の抱えている息苦しさは、物語としては共感を得てほしいポイントでもあったのですが、想像以上にぱっきりと分かれた気がします。もっと多くの人に共感を得られるようなエピソードを選んだ方がよかったのかもなあ、いやどうなんだろう、と思ってます。
夢とリンクして、そこからオチにつながるまでの流れは、おおおっと思って欲しくて書いたところなので、とても嬉しいです。うおおおりゃああ!って感じで書きました。
オチはどこまで明かすかを悩みました。が、これが分からないとタイトルの意味も理解できなくなってしまうので、明に書いてしまうことにしました。ここまで書かなくても読み取れる方には、きっと興ざめですよね。このあたりのさじ加減は毎回迷います。現時点では、最低限読者に理解して欲しいところは明に書こう、という判断基準がいいのかなあと思ってます。他の参加者様でも、どこまで書くのがで悩まれている方がいらっしゃいましたね。難しいところだと思います。
前作も一生懸命書きました。チャレンジ作品ではありましたが、なんとか王道に届け、と思いながら書きました。気に入って頂けて嬉しいです。
感想、ありがとうございました。
とても励みになりました。
「ビルが僕をぺちゃんこに」は、そのままの願望と捉えてもらっても成立するし、隠喩として捉えてもらっても話が成立するように書きました。とはいえ、せっかく楽しんでもらえたらなと思って仕込んだ隠喩なので、丁寧に読み解いて頂けて嬉しいです。
登場人物についても、リアルに感じて頂けてよかったです。主人公の抱えている息苦しさは、物語としては共感を得てほしいポイントでもあったのですが、想像以上にぱっきりと分かれた気がします。もっと多くの人に共感を得られるようなエピソードを選んだ方がよかったのかもなあ、いやどうなんだろう、と思ってます。
夢とリンクして、そこからオチにつながるまでの流れは、おおおっと思って欲しくて書いたところなので、とても嬉しいです。うおおおりゃああ!って感じで書きました。
オチはどこまで明かすかを悩みました。が、これが分からないとタイトルの意味も理解できなくなってしまうので、明に書いてしまうことにしました。ここまで書かなくても読み取れる方には、きっと興ざめですよね。このあたりのさじ加減は毎回迷います。現時点では、最低限読者に理解して欲しいところは明に書こう、という判断基準がいいのかなあと思ってます。他の参加者様でも、どこまで書くのがで悩まれている方がいらっしゃいましたね。難しいところだと思います。
前作も一生懸命書きました。チャレンジ作品ではありましたが、なんとか王道に届け、と思いながら書きました。気に入って頂けて嬉しいです。
感想、ありがとうございました。
とても励みになりました。
- 佐々雪
- 2017年 06月25日 22時02分
[一言]
すごい。
馬鹿な感想ですが、それしか出てきませんでした泣
文にリズムがあり、主人公に感情移入でき、そして物語もしっかりしていて落ちも良かったです。上手い!素直にあやかりたいと思えました。
次回の作品楽しみにしています!
長文失礼致しました。
すごい。
馬鹿な感想ですが、それしか出てきませんでした泣
文にリズムがあり、主人公に感情移入でき、そして物語もしっかりしていて落ちも良かったです。上手い!素直にあやかりたいと思えました。
次回の作品楽しみにしています!
長文失礼致しました。
お読み頂きありがとうございます。
気に入って頂けてうれしいです。
文章を読みやすくするために、一文一文をなるべく短くするようにしています。でも文章がぶつ切りになってテンポが悪くなってしまうので、リズム感を損なわないように試行錯誤しながら書きました。リズム感を感じて頂けたのなら、とても嬉しいです。
また楽しんで頂けるものが書けるように精進します。
ありがとうございました。
気に入って頂けてうれしいです。
文章を読みやすくするために、一文一文をなるべく短くするようにしています。でも文章がぶつ切りになってテンポが悪くなってしまうので、リズム感を損なわないように試行錯誤しながら書きました。リズム感を感じて頂けたのなら、とても嬉しいです。
また楽しんで頂けるものが書けるように精進します。
ありがとうございました。
- 佐々雪
- 2017年 06月25日 19時52分
[気になる点]
主人公が感じている漠然とした重さ(ビルのような重さ)は共感できますが、その実体が主として家庭環境であるかのように描かれている点に、もやもや感が残りました。
[一言]
次回作を楽しみにしています。
主人公が感じている漠然とした重さ(ビルのような重さ)は共感できますが、その実体が主として家庭環境であるかのように描かれている点に、もやもや感が残りました。
[一言]
次回作を楽しみにしています。
お読み頂きありがとうございます。
職場やマンションなんかもその一部として描いてはいましたが、確かに主としては家庭環境が描かれていましたね。家庭だともやもやしちゃいましたか。うむむ。なぜだろう。
楽しんで頂ける次回作が書けるように精進します。
次回はたぶん、コメディです。
職場やマンションなんかもその一部として描いてはいましたが、確かに主としては家庭環境が描かれていましたね。家庭だともやもやしちゃいましたか。うむむ。なぜだろう。
楽しんで頂ける次回作が書けるように精進します。
次回はたぶん、コメディです。
- 佐々雪
- 2017年 06月22日 21時39分
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