感想一覧

[一言]
今回、悪役令嬢ものを書いてみよう！けど、まったく、なにも分からない！ってなったときに、とても参考になりました。
ありがとうございます。

[一言]
悪役令嬢って全然悪役してないじゃないか！という意見は時おり某掲示板等でも見かけるものであり、
正直いったい何を言ってるのだろう？と不思議に思ったりしていましたが、
こちらのエッセイで少しわかった気がします。

元々は「ゲームや小説等の世界に生まれてしまったため、悪役ムーブすると破滅する」
という大前提がある(あった)、ということが理解されていないのだなと。
最近はその辺の説明を省く悪役令嬢物も少なくはないので、そういう作品しか見たことがなければ「悪役令嬢ってつまり悪い女って意味だろ？」という認識との差に戸惑われるのかもしれませんね。

慣れ親しんだ読者にとっては省略しても問題ないテンプレであっても、そんな読者ばかりではないのだから、
やはり多少の説明は必要ということなんでしょうね。

[一言]
ふむ、なるほど

[一言]
悪役令嬢も主人公最強もコメディだったうちは楽しかったんですけどね～
真面目に書かれるとご都合主義が半端ないジャンルですね

[一言]
ツンデレと言う属性はご存知でしょうか？
あれですね日頃はかなり反発が強いが二人きり、もしくは心の奥ではデレデレになっていると言うものです

あれは、初めは時間経過(ツン→デレ)を表しているもので二つの属性が入り交じっている様子ではなかったのです
現在ではさらにそのジャンルがデフォルメ化し
ともすれば暴力ヒロインのジャンルの代名詞的にもなってしまいました

なぜ、このようになったかというと
某桃色ブロンドヒロインのキツイ部分だけをピックアップしたキャラが一時期かなり増えたのが原因でしょう
そうして、ヒロインの立場や人格、世界観より先にこういう属性のヒロインを作ろうとした結果さまざまなものが薄くなるわけです

個人的には悪役令嬢もそういう類いなのではと思います
国や立場や貴族の設定ではなく悪役令嬢が1,2,3のどれかに当てはまることこそが重要な属性キャラに変化したために作者さんの感じる鶏が先か卵が先か的なモヤモヤに繋がるのではないでしょうか

[一言]
畑を荒らす悪役令嬢…イノシシかな？

[良い点]
悪役令嬢物の昨今で、もやっとしていたものが晴れました
最初は本当の悪役令嬢に憑依したりで、その地点からの挽回を目指す話が多かったですよね
それなのに気がついたら謎のパワーワードになっていたのです
この話を書いてくれてありがとうございます

[良い点]
　なんとなく考えていたことをしっかりまとめていただいたような気分になる考察で、スッキリしたような気持ちになりました。ありがとうございます。
[一言]
　悪役令嬢ものとざまぁ系は別系統の作品が交錯して混ざってしまったのではないかと思います。

　現在の悪役令嬢ものにおいて婚約破棄はあくまでも便利な道具的な要素という感じがします。
　かつては婚約破棄ものという枠組みがあって、いわゆるざまぁ系の内の１つだったのではないかという考えです。
　ざまぁ系は主人公が婚約破棄(必ずしも原因は健気な平民ヒロインに惚れたことではない)されたり、生まれつきの特徴(魔力とか容姿)から迫害されたり、日本から聖女として召喚からの役立たず認定(大抵その時点で気づかないだけでチート)からの追放されたり、というどん底からの成り上がりで、後に自分を迫害した相手より上の立場となって見返すものが多いですが、それが悪役令嬢ものが流行って、悪役令嬢にざまぁさせようとしたとき、それほど高い地位の人間をどうやってどん底に落とすかが問題になったのだと思います。
　そして、ざまぁ系派生の婚約破棄ものを混ぜると簡単に貴族令嬢をどん底に落とすことができると気づいてしまったのではないでしょうか。

　ざまぁさせたいので主人公をどん底に落としたい→婚約破棄されればいい→婚約破棄の理由付けは？→悪役令嬢なら婚約破棄される理由になるのではないか

　という流れができたのではないかと思われます。


　それと、これは悪役令嬢ものと無関係ではないですが、このエッセイの主題とは違う考察として、女主人公の作品の着地点について、不思議に思うことがあります。
悪役令嬢ものは婚約破棄された後よりを戻して男を矯正するエンドや、別の好い人と一緒になったり、とありますが、主人公に味方の男性が増えていく逆ハーレムものもたまに見かけます。　逆ハーレムものの着地点ってどこなんですかね？
　誰か一人を選ぶのなら、他の男可哀想だなと思いつつもまだわかるのですが、逆ハーレムエンドだと、生まれる子が誰の子かわからなくて跡継ぎ問題で絶対もめるとおもうのですが……。
　長々と主題から外れるようなことを書いて申し訳ありません。大変興味深い考察でした。

[一言]
興味深く拝読させていただきました。
というのも自分の作品は異世界・恋愛カテゴリにあり、そういったタイトルをいつも拝見しているためです。
以前、女性向け恋愛ゲームにはまり、やおいまで理解＆執筆していたというのに、残念ながら悪役令嬢＆結婚破棄はどういう趣旨かまるで分かりません。
結果としてランキングの中で迷い子のような気持ちをしてました；
ご説明いただいたおかげでやっと一端を掴めた思いです(´ω`)

しかしお姫様への憧れというのは根強いですねぇ。
逆に男性向けだと、王子スタートはほとんど見かけないのも面白いものです。

[一言]
天真爛漫で健気な努力家ヒロインに次々落ちていく各種イケメンの構図を作ったのはKOEIのアンジェリークです
信長の野望を作ったKOEIの社長夫人が女性が楽しめるゲームがないと社長にボヤいたのが発端
それなら女性が作ったらいいと女性onlyチームを作り、社長は構成技術アドバイザーに回って作られました
その中で、ヒロインだけじゃ飽きちゃうから対極のキャラクターとして悪役令嬢が生まれました
生まれも育ちも何もかも違うけれど、能力は同等でした
ヒロインがNo.1キャバ嬢並の共感力と、あくまで友達なスルースキルもここから始まりました
しかし、最近のなろうヒロインはポンコツで、男性陣はプライドだけは一人前の無能ばかりと、女性からの共感は得られないキャラクターばかり
悪役令嬢だけが最強無双してざまぁとパターン化していますね
もう少し内容の充実した読みごたえが欲しいものですね

ヘンリー8世は女好きですが離婚と再婚を繰り返したのは跡取り問題からです
当時、ローマ法王の承認した神前結婚した夫婦の間に生まれた男子しか王位継承権がなかったからです
でも、王が梅毒持ちなので、お相手にも感染し生まれるのは女児ばかり
きっと王自身も梅毒に感染していると自覚があったのでしょう
病気で跡取りのいない王ほど危うい存在です
でなければ、カソリックから破門され国法を変えてまで、女児を産んだら即効で離婚や処刑を繰り返さないと思います
やっと男児が生まれても先天性梅毒で虚弱で早世となりましたけど