感想一覧

良い始まりでした……最終後の日常まで読みてぇ

「性根からしてクソ」なんですなこのクソ女神。まあやっとその素を曝け出したことは「いっそ潔い」と思いますが。「人間以外」の存在が、「人間」に対して友好的であるとは限らない…本当に人間が気に食わないという存在だっているでしょう。「人間側からしたら、“知らん、死ね”」という話であるだけで…やっと本格的にシンプルな「お前らが憎い」の殺し合い…確かにスタートを切るためにはヴィシスの内面描写は必須かと…

待ってました。

神と同レベルしてるキリハラが凄いのか、イキリ若造レベルと同程度な限界ヒス女が神なのか。
これどっちもどっちだろ？そして壊れた玩具と捨てた勇者が結石の様に要所で詰まり、経過の根詰まり起こすとか...メシウマ状態で何よりです。

あらアヤカとアサギの対決と思いきやアサギさん死んでしまいましたね

アヤカ→闇落ち
アサギ→裏切り

アサギにアヤカが攻撃
アサギからすればまさか無能な味方だったアヤカが攻撃するとは思わず、完全なる誤算
ってな展開にしたくてアヤカが闇落ちしたのでは？

待ってました！
やはりラスボスはこれくらい自己中で傲慢で傲岸不遜、且つ陰険で残忍な方がザマァが楽しみですね。
しっかし、キリハラの人格分析はとても的確。あんな腐れ外道が改心するとか盲信していた、某委員長よりはよほど人間を良く理解しているな。
これは同類だから良く分かるのかな。『類は友を呼ぶ』ってヤツ？

＞女神ヴィシスは、人間を嫌悪している。
＞人間という生き物の幸福は絶対、持続させてはならない。
とことんまでの外道だな。
例えばの話人間も蠅蚊ゴキブリを嫌悪するが、関わってこないなら連中の幸不幸なんぞ気にも留めんぞ。

＞ちなみにそのたわ言を口にした人間は適当に外堀を埋めて投獄させた。
いちいちそんな手間かけるなよ。
視界にも入れたくないとしてもそこまでするなと。

＞さらにそいつの家族にも難癖をつけて散々”小突き回した”あと、崩壊させた。
これこそいらん手間だよな。放置してても視界にすら入らないだろうに。

＞本質的な、正当なる被害者。
＞だから私には人間を害する権利がある。
（それはひょっとしてギャグでry
「お前は何をry
「ちょっと何言ってry
（……何が何だかry

＞私の側にも加害者の要素があるかもしれない？
加害者要素しかないんだよなあ……

＞自分以上の純然たる被害者がこの世に存在するはずがない。
＞被害者なのだから、加害者に対してはどんなむごい行為も許される。
ヴィシスの中には、そのむごい行為の対象になった相手が同じことをヴィシスにしてくるのも同様って考えが全くないんだな。

＞”自分以外の他者が幸福そうにしている”
＞そもそも自分は、この状態そのものが不愉快なのかもしれない。
傲慢っ……ただひたすらに傲慢っ……

＞私・の・玩・具・以・上・に・、な・ろ・う・と・す・る・な・。
抹殺の必要性がさらに高まったな。マジでヴィシスが存在する以上人類に安息はないぞ。

＞その表情にも再び余裕の微笑が戻ってきていた。
＞しかし直後――ヴィシスは凄まじい形相で急加速し、勢いよく駆け出した。
どうやら冷静と言う言葉が脳内辞書から消え続ける模様w
灯河にしてみればありがたいことこのうえないw
というか煽り耐性がむしろマイナスレベルになってるなら、もう息してるだけで煽りになりそうだから、そこにリソースふらなくていいの楽だわーw

ヴィシスが、冷静に冷静にと自分に言い聞かせ、余裕の微笑を取り戻した後に、やっぱりブチ切れて走り出すのがめちゃ面白い。切れ芸のコメディアンか。天然だけど。
しかし、相変わらず、この作品の絶妙な間とかリズムが秀逸で、何度も読み返してしまう。
最終章の終わりが来年になるみたいなので、間に十河のお祖母さんの過去編を是非お願いします。

クソ女神をああもクソ女神に書き上げられるのホント流石です（褒め言葉）
そして見下してるヒト以外の精神性だと気づいてないのが一番の滑稽ポイント