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[良い点]
病さん
短編小説以来の
感想失礼致します

作品を鈍足ながら拝読させて頂きました
どのようなお話なのかタイトルから気になった次第です

作品全体の雰囲気がとても良かったです
現実に近しい作品の中での現実と
虚構に近しい登場人物が織りなす群像劇は
何処か悲しくも笑顔が見え隠れしている作品でした

彼らの人生のほんの一時が切り抜かれた断片が
どうしてか愛おしく思えてきました

ラストですが
私は理路整然としているわけでもなく
支離滅裂かと言えばそうでもない
憂鬱でもなければ倦怠でもない

美しくもなければ
穢れているわけでもない

例えるなら
道端に転がっている何の変哲もない一つの石をじっと見つめている時のような
虚無感を抱かせる作品でございました



[一言]
拝読の足跡を残させて頂きました
素晴らしい読書の時間をありがとうございました(*´ω`*)
赤城さん、感想ありがとうございます。

この作品は自分の中でもお気に入りの一作なので、感想を頂けて嬉しいです。
日常的にどこかの誰かが思っている下手をすれば、甘えているとか弱音と取られても仕方のない感情や言葉たち。
それをこの作品では否定せずに完結させたかったのです。

死んだら負けとか人生は素晴らしいとか、どこかで何万回も聞いた反論すら許されないような正論じゃなく、死んでもいい、人生なんてごみみたいな価値しかないとか暴論をコミカルに重くなり過ぎず書きましたので、どこか愛おしさを感じて頂けたのなら嬉しいです。

ラストなのですが、
>>私は理路整然としているわけでもなく
支離滅裂かと言えばそうでもない
憂鬱でもなければ倦怠でもない

美しくもなければ
穢れているわけでもない

例えるなら
道端に転がっている何の変哲もない一つの石をじっと見つめている時のような
虚無感を抱かせる作品でございました

ここ素晴らしい文章ですね。
作者が言いたかった思いを120%の言葉で表現して頂いてます。
劇的でも日常でもないラスト。
道端の石ですか、とてもしっくりきました。

この作品を最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。
作者自身も色々気付かされる感想でした。
  • 痛瀬川 病
  • 2018年 11月19日 00時31分
[良い点]
 表現というか、文章力というか、凄いなと思いました。冒頭からグイグイ引き込まれ、二話、三話と読み耽ってしまいました。
[一言]
 ツイッターから来ました。皆さんの感想を読むと、賛辞ばかりで、感想を書こうか迷ってしまったのですが、一応、私的には受け入れられない内容でした。全く共感出来ずで、申し訳ありません。ジェネレーションギャップと言うやつかもしれません。ただ、もっと他の小説を読んでみたくなりました。
感想ありがとうございます。
いいんですよ。一つの作品に色々な意見を持てるのが小説の良いところだと思いますし、共感ばかりが大切だとも思いません。
貴重な意見ありがとうございます。
  • 痛瀬川 病
  • 2018年 05月26日 13時16分
[一言]
すごく好き

食も飽和して、危険のない世の中になっていくにつれてこういう人がますます増えていくと思う
  • 投稿者: 残諦酷
  • 2018年 01月12日 17時16分
感想ありがとうございましたm(__)m

そうですね、昔に比べて人は生きるのが簡単になり過ぎているんだと思います。
そうすると、段々と生きているのではなく、生かされている感覚を持つ人達が出てきて、この物語のように、死という選択肢を選ぶ人も増えてくるのではないかと思います。

お互いにそうならないように気を付けましょうね(^^)
最後まで癖のある作品に付き合って頂き感謝ですm(__)m
  • 痛瀬川 病
  • 2018年 01月12日 19時07分
[良い点]
とても現実的な小説。

望や楓という存在が
主人公の心境に効果的に働き、
物語に深みも持たせている。
素晴らしいですね!

こういう作品を求めていました!

[一言]
最後まで拝読しました。
これを読み終わったとき、
明治や大正時代の文豪たちが
描いてきた世界を想起しました。

とても人間くさい小説ですね。
こういうテイストのほうが好きです。
なので、最初からラストまで
徹頭徹尾面白かったと思います。

完結お疲れ様でした!
  • 投稿者: 退会済み
  • 18歳~22歳
  • 2017年 12月12日 14時31分
管理
十条さん、感想ありがとうございますm(_ _)m

文豪さんは流石に褒め過ぎですよ(^^;)でも、人間臭いと言うのは、確かに自分でもそう思います。登場人物たちは、聖人でも極悪人でもなく、どこにでもいる子たちなんです。でも、現実の人たちは、それを言葉にしないだけで、彼らは言葉にしてしまったぐらいの違いなんだと思います。

十条さんには、二度も感想を頂き感謝するばかりです。この経験を活かして次回作も頑張りますm(_ _)m
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月12日 15時00分
[気になる点]
少々、誤字と誤植が目立ちました。
[一言]
上手く、言葉に言い表せないのですが…この作品を読んでふと涙が出そうになりました。
私も、過去に死のうと思ったことがあるので作品のあらゆる場所にとても共感できます。

死ぬ気で頑張れ。
死ぬなんて馬鹿みたい。
そんなことを言ってるから駄目なんだ。

こんな風に言われることが多いと、ふと自分の存在価値を疑ってしまったりもします。
そんなねじ曲がった思考を持っている今、この作品に出会えてよかったと思います。

長々と書き連ねて申し訳ない。感想を書くこと自体があまり慣れてないので整合性がない変な文かもしれませんが、最後に一言、素晴らしい小説を、ありがとうございました。
  • 投稿者: M.K.Shion
  • 2017年 12月11日 00時26分
M.K.Shionさん、こちらこそ感想ありがとうございますm(_ _)m

誤字と誤植は、もう一度見直して見ます。やっぱり何度確認しても出てきてしまうものですね(^^;)
M.K.Shionさんの感覚少し自分も分かるかもしれません。小説、映画、漫画にしたって出会うタイミングで心への響きが全然違ったりしますよね。この作品がM.K.Shionさんに必要なタイミングで出会えたのならこんなに嬉しいことはありません。
再度、最後まで読んで下さったことに感謝をm(_ _)m
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月11日 02時06分
[良い点]
 私が小説を読むのが好きなのは、他者への理解を深めたり、自分の手の届かない、視界に入らないことを知ることができるからです。確かになろう小説は楽しむために読むことが多いのですが、それはネット小説だからだと思います。この作品は立派な小説だと思います。

 主人公たちへの共感、危険ですけど分かるなあと。笑
 悲しんでくれる人がいなかったら私も、安易な選択だと知りながら、それでも選びたい時があります。普遍的な想いが描かれているのかもしれません。

 ラストは泣けました。彼女の願いを叶えることを優先した優しさはどこから来たのだろう。男だから?年上だから?それだけじゃないけれど、年下の女の子というのは大きな一因だと思えます。出会ったのが年上の女性だったら逆になっていたかも、と思えて。
  • 投稿者: さくや
  • 2017年 12月09日 13時13分
感想ありがとうございますm(_ _)m
立派な小説とまで言って頂くと恐れ多いですが、そう感じて貰えたならこんなに嬉しいことはありません。
自分も小説を読む理由として娯楽としてなのは勿論ですが、自分にはない発想に触れるのが楽しいからと言うのが大きいかもしれません。
ラストについては、さくやさんが考察された事が理由の多くを占めていると思います。年下の彼女と過ごした時間が情(守るべきものといった愛情のようなもの)を産んだんだと思います。(ただその中には俺と同じ残念な奴が俺以外にもいたのかと言う同情もあります(苦笑))
自分と同じ境遇の人がいて、救えるのがどちらか一人。逃げ続けた彼が最後に逃げるのをやめた瞬間でした。
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月09日 14時54分
[一言]
後書きも読みました。
心に響く文学的な作品だと思いました。
また『愛すること』の大切さを再認識させられました。

また話は変わるのですが、
当初、大和は薄情だなと思っていましたが、
横浜に行っても大和を応援しようと思います。
この作品の読後に気持ちが変わりました^^

来季からは馬場、大山などの若虎を応援しつつ、いつの日か北條が阪神の不動の遊撃手になってくれることを期待して応援します!

  • 投稿者: 青井空
  • 2017年 12月08日 22時47分
最後までお付き合い頂きありがとうございます。読んで下さった方の心に残ったと言ってもらえたらこんなに嬉しい事はありません(^ ^)
あと、糸原も悪くないですが、やっぱり打てるショートにはロマンがありますもんね。自分も北條には、今年の中谷ぐらい打って欲しいです(´ー`)
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月09日 00時25分
[一言]
なるほど。
逆だと思いましたが、それが私の限界です。
こっちのほうがずっといいですね。
望み、叶いましたね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 12月08日 22時37分
管理
感想ありがとうございます。
そうですね。彼にとって決して悪い終わり方では無いと思います。
最後までお付き合い頂き本当にありがとうございますm(_ _)m
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月09日 00時14分
[良い点]
完結お疲れ様でした。
この作品は二人の主人公が非常に人間らしく描かれているところがやはり素晴らしいと思いました。気取った正義感ではなく、死にゆく者の最後の葛藤。冗長にならない最後の一文。全体的にとてもレベルの高い作品だと思います。
[一言]
この作品は本当によく出来ていると思います。後書きもとても興味深かったです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 12月08日 22時24分
管理
感想ありがとうございます(^ ^)
まだまだ未熟者ではございますが、そこまで言って頂けるとこの作品も報われます。
後書きまで読んで頂いて感謝一杯です。
次回作は長編に挑戦してみようと思うので、好みに合いそうなら是非(^ ^)
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月09日 00時11分
[一言]
ありがとうございました。
そして、完結おめでとうございます。
こういうお話、私は好きです。
なんというか……映画を見ているようで。

次作も、心待ちにしております。
  • 投稿者: caem
  • 2017年 12月08日 20時07分
最後までお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
楽しんで頂けたなら幸いです。
次作は長編にも挑戦してみようと思うので、好みに合えば是非見て見てくださいm(_ _)m
  • 痛瀬川 病
  • 2017年 12月08日 23時48分
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