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[一言]
更新お疲れ様です。

取りあえず日中停戦。
まああれだけ見事な大敗喫して、おまけに英米独も相手にせず、国内の財界からもそっぽを向かれては、蒋介石も手を引かざるを得ない訳で。
ただまあこの国は、ロシアと並んで外交的信頼性のない国ですんで、正直日本としては『中原で延々と内戦やっていろ』という気分持っても不思議じゃないです。

満州国については、まあありゃ『革新派官僚のおもちゃ』ですわな。しがらみも何もかもなく、日本と満州の予算使いまくって好き勝手にやりまくる実験場。
有能な官僚がいたのも事実ですが、正直あれだけの規模で予算ぶち込めば、見かけ上は発展する訳で。
本当に『五族協和の理想国家』だったら、満州国国民もソ連侵攻に必死になって抵抗しますしねえ・・・

昭和の大妖怪たる岸信介。
徹底的なリアリストでもあるし、極めて優秀な男なんですけど、何というか自分の才能に頼りすぎて、痛い目見ることが多い御仁でもあったり。
腹心中の腹心である椎名悦三郎を結果的に離反させてしまったのも、岸の自業自得でしたし。

しかしこの時期の経済って、やたら『統制経済』が持て囃されたりしていましたけど、ここら辺はソ連の計画経済の影響もさることながら『統制経済の方が官僚の影響力大きいもん』という本音もあったりして、洋の東西問わず、官僚を用いることのむずかしさが見て取れます。
  • 投稿者: yukikaze
  • 2018年 02月10日 01時37分
ありがとうございます。あくまて停戦であります(意味深)まあ正直そうしててほしいんですけど、近くだとそういってもいられないというあたりがしんどいなあと。どうやって帳尻合わせようかなと(おい)
張学良の下だったらもっとえげつなかったかもしれませんけど、かといってねえと。経済政策実験としては、戦後に行かせたんでしょうけど法的にはかなり厳しいだろうと。というわけで満州事変の後処理についても、こうもう少し書けたらなあと。

岸さんは本当にスーパーマンですもんね。徒党を組むのはともかく、派閥を組織的につくりあげて継承できなかったわけで。派閥分裂しなかった池田派のほうが珍しかっただけかもしれませんけど。岸と椎名の関係ですと福本邦雄さんの本が面白かったです

>官僚を用いることのむずかしさが見て取れます。
まあそうですよね。昭和初期の日本は労働基準法もなけりゃ最低賃金法も最低限レベル、社会保障費負担?なにそれという米帝真っ青の経済界天国。そりゃ社会主義的な政策うけるわなあと。チェンバレンがそれらの諸政策に取り組んでいるように、決して日本だけが極端に遅すぎるわけでもなかったんでしょうけど(人民戦線はやりすぎ)このバランスのとり方が難しいと思います。
がんばります。
  • 神山
  • 2018年 02月10日 22時41分
[気になる点]
最新話間違い報告ですー

>「英米両政府、特ニ米国政府ノ協力」ニ感謝スルト述ベタ。
」の位置

>報道管声明
報道官声明
[一言]
もう、最初の名言見て変な笑い出ました。流石、赤い国の祖。

ワンチャン(天文学的確率
誤字訂正しました。いつもありがとうございます。
レーニンさんはスターリンよりある意味危ない人ですよね。そのものズバリ過ぎて。狂気という面ではスターリン以上かもしれません。天文学的確率でもないわけではないですから(震え声
がんばります
  • 神山
  • 2018年 02月10日 22時30分
[良い点]
ナチスは心行くまでナチスしてるのは第三者として見ている分にはとても面白いものですねw
そら後々の世でも悪役のフリー素材となりますわ。
[一言]
浙江財閥は半ば蒋介石を切り捨てにかかってるってことですかね。
日本の条件を飲めばそれでよし。今まで以上に政権内での発言力上昇に繋がりますし。
何よりかの財閥が国民党政府の命綱であるゆえに蒋介石も無視できないでしょう。
ありがとうございます。一周回って素直な悪役と書くことが珍しいというw。こう、素直に悪く書けるっていいと思います。無論言い分はあるんでしょうけど、こうストレートに書きたいように書けるんですよね。実を言いますと浙江財閥は蒋介石自身も含まれているわけでして。その辺のつじつまをどう合わせようかなと(おい)。まあ蛇口の元栓ひねってやろうかなーとw
頑張ります
  • 神山
  • 2018年 02月09日 20時25分
[気になる点]
最新話間違い報告です

>奇遇ですね
奇遇は「偶然の出会い」の意で、意見が合うの意味はないそうです。

>彼らは国家のために党があるのではなく、国家のために党があると考えた。

>共同ふす真な
私の頭の中の辞書になかったので一応。

>対して不快そうな表情を浮かべたりはしなかった。
対して → 大して
[一言]
最後の受諾は、もはやここまで敗戦濃厚になると如何に上手く負けるかを考えなければって事でしょうか。半分切り捨てられた感じの蒋介石の視点も見てみたいですね。

まぁでも実際、財閥の人からすれば共産主義との協力なんて、利益がなければ死んでもしたくないだろうぁらなぁ。
ありがとうございます。誤字訂正しました。奇遇ですねは素で勘違いをしていました。共同ふす真なwww。われながらすごい変換ミスでwww
いつもありがとうございます。
>財閥の人からすれば共産主義との協力
そこを表現したいと思います。この世界ではドイツがだめ、英米がだめという状況にしました。選択肢が限られている中でどうするか。そこを書いてみたかったんです。がんばります
  • 神山
  • 2018年 02月08日 22時02分
[良い点]
物語の始まりが亡き佐藤○輔っぽい

この時代にも適材適所の人物っていたんですね。
[一言]
金髪の野獣さんの上司たる
第三帝国の野比○び太は
この世界ではどういう
運命なるんだろ。
ずっとお城に籠っているんだろうか?
ありがとうございます。佐藤御大に似ているといっていただけるとは、光栄を通り越して畏れ多いことです。
いつの時代でも人物はいたんだと思うんですよね。スポットライトを浴びるか否か。まあ必ずしも注目を浴びることがよいこととは思いませんが、どうしてお前なんだ!なのから、よくぞあなたがそのときそこにいてくれた!まで。それが歴史の面白さだと思います。
どうなるんでしょうねえ(おい)。日村ー、じゃないヒムラーさんも仮想ものじゃ名脇役ですよね。姑息な子悪党から優秀な補佐役まで何でもござれですしw
がんばります
  • 神山
  • 2018年 02月08日 20時15分
[一言]
更新お疲れ様です。

>現実の政治を踏まえたうえで、上層部の決定に従い非政治的な軍人として行動することが求められている

明治と昭和の軍人の最大の違いですわなあ。
明治の将帥たちは、軍人と政治家の流動性がまだあった時代を青年期に生きていましたので、ここら辺が半ば『常識』としてインプットされていましたが、政治家と軍人が断絶してしまった昭和期だと、そこら辺のさじ加減が理解できずに「政治屋軍人や、純粋な作戦屋」が横行する羽目になったと。
まあここら辺は、日本に限らず多かれ少なかれ、どこの国でも直面する問題ではあるのですが。

三奸四愚の鈴木貞一
某スぺオペのトリューニヒトが、土下座して弟子入り志願するレベルの生き残りの達人。
終戦後も保守派の御意見番扱いされるとか、やっていること見れば、「いやマテふざけんな」という気分。
ただ、国民党相手の宣伝戦担当者として見れば最適な人材でもあり、実際、効果上げていますし。
そもプロパガンダの一番嫌なのは『相手が延々とデマを流すのに対し、反論する側は、正しい情報を用意しないといけない分、相手よりもコストを支払う』ですから。90年代から民主党政権時代までどんだけこれに苦労させられたか・・・
しかし、鈴木の方法みると、ますますトリューニヒトじゃねえか・・・

松井大将もですが、戦前のシナ通は悪い意味で極端なのが揃っているというか、相手に対して過度な理想を向けるか、あるいは相手を劣った存在として見ているかで、決して『対等な存在』視していないですからねえ。(今の自称リベラルが中韓朝に向ける姿勢と変わりないですわな)『対等の存在』として、国際的な常識に基づいて是々非々で対応するというのができないのですから、そりゃあ失敗するわなあと。

蒋介石については、戦後の『徳を以て云々~』で評価する向きありますけど、あれほど『国際法? 国際常識?何それおいしいの』をやってのけた指導者もそういないかと。何であれと手を結べると思ったのやら。

>満州国政府を、北三省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)を代表する『行政府』として承認すること。また満州国政府と中華民国政府との間で速やかに『領域』の確定交渉を始めること

あれ・・・
『行政府』と『領域』って、これ何気に満州国が中華民国の自治政府扱いになっているような・・・
まあトラウトマン工作でも満州国承認は意図的に外されていましたんで、これ中国側が蹴ったら、ますます中国の立場がなくなるような・・・

>幣原と吉田と通訳エピソード

確か幣原がヴェルサイユ会議で日本側の活動が不活発だったの受けて『改革必要なこと』の要件の一つに『外務官僚は語学が流暢であること』を挙げたのに、吉田が『そんなの通訳に任せりゃいいだけの要件じゃねーか』と、皮肉を言ったエピでしたっけか。
なお、余談ですが、吉田は『語学が苦手』でありましたw
  • 投稿者: yukikaze
  • 2018年 02月07日 22時42分
ありがとうございます。
>明治と昭和の軍人の最大の違いですわなあ。
まあ大正期にあれだけボロンちょにされた反動というのはわかるんですけどね。いくらなんでもやりすぎとしか。こうね、バランスのいいプロの軍人さんが。アメリだだって戦後の海軍軍縮でゴタゴタもめたみたいですし。日本だけの固有の問題じゃないんでしょうけど

鈴木さんはね。何なんでしょうねあの人。能吏だから本人が嫌いやなんだけど引っ張りだこで、意図せず渡り鳥扱いされた…みたいなの考えたんですけど。流石に違うだろうと。戦後にうまいことやって転向しちゃってるし。優秀じゃなけりゃ佐藤栄作だって相手にしないでしょうしね。戦後に選挙に出てほしいという要請を断ったみたいに、自分がどう見られてるかわかってる。その方が自分の評価が上がるし、公職だと身動きしづらい。なんかますます怪物チックにw

>相手に対して過度な理想を向けるか、あるいは相手を劣った存在として見ているかで、決して『対等な存在』視していないですからね
結局そうなんですよね。対等扱いしていない。上下関係では相手とこちらで見解の相違があるのに、理想論で言いくるめる。これじゃ破綻するだろうと。蒋介石の儒教精神を昭和天皇も指摘していましたね。無論問題点の方で。

満州国は考えば考えるほどやっちゃった案件なんですけど、既成事実としてすでにあるんですからね。現実といかに折り合いをつけるか。介入ものだとこのあたりが一つの鍵になると思います。国際連盟脱退とかで錦州爆撃の批判や制裁をなんとか逃れましたが、満州と、第一次大戦の成果との釣り合いが取れるかというと。まあ難しいですね。だからといって張学良のあれこれが許容できるわけでもないですし

>確か幣原がヴェルサイユ会議で日本側の活動が不活発だったの受けて『改革必要なこと』の要件の一つに『外務官僚は語学が流暢であること』を挙げたのに、吉田が『そんなの通訳に任せりゃいいだけの要件じゃねーか』と
そうでしたか。私は単に吉田が英語力を鼻にかける幣原に皮肉を言っただけだと思ってたんですが、そういう前段があるとより面白いですね。牧野や西園寺は長期の留学で自然に話せたそうですが、日本国内で英語教育受けたコンプレックスもあったんでしょうかね。実際、西園寺とかは批判されますけど、日本として押さえておくべきところは押さえたんですしね「。上手く話すよりも、何を主張するか。つまり人物の問題だとする吉田。語学力はともかくやはり本質ついてますね。
がんばります
  • 神山
  • 2018年 02月08日 19時05分
[気になる点]
誰が2016年に亡くなったんだ??
ありがとうございます。渡辺総監の娘さんの渡辺和子さんです。2,26事件の時、四歳で遭遇しされ、遺族としてよく番組に出ておられました。シスターとして一生を過ごされ、本もあります。流石に最近過ぎますので、ボカしました。
頑張ります
  • 神山
  • 2018年 02月07日 14時30分
[気になる点]
最新話誤字報告です
>しかも今年の大演習は「より実践を想定するため」として、

実践 → 実戦 (?)

>しかし欧州はともかく、ここ極東においては常に戦火が耐えない。

耐えない → 絶えない

>日本軍は武器弾薬を没収とした上で、その多くを開放した。

開放 → 解放

意義の残る対応ではあったが数万単位の捕虜を念頭においておらず、

意義 → 異議

あと、ここの部分
>味方を増やして敵を増やすのが戦争の王道だとすれば

ここって 敵を減らす では思ったのですが、どうでしょうか?
[一言]
なんか、この世界線のハルさん苦労人な感じがぷんぷんしますね……胃が大変そう。


ありがとうございます。誤字訂正しました。敵を増やしてどうすんだとw
史実とは違う意味で苦労していただきますw
頑張ります
  • 神山
  • 2018年 02月07日 14時20分
[一言]
ナチの描写がまんま過ぎで草生えます。
これだけ上手いこと書いてるナチは初めて読みましたよ。
同時にある意味ワイマール末期にも似た日本も何かあればナチみたいな全体主義を信奉する輩が湧きそうで。
極左とかなんとか隊とかしー◯すとか、まんまナチズムとSDですよ。

ありがとうございます。さてドイツ書くときはどうしようと思ったんですけど、ハイドリヒさんという完成されたき○ガイさんを使うことを思いつきました。いや、本当に便利でしたw。第4帝国とか未だに悪役として現役で活躍してるだけあるなと。近現代でわかりやすい悪役というのはありえないはずなんですけど、ここまで悪役で書いても違和感ないのって対したもんだと思います。
がんばります。
  • 神山
  • 2018年 02月07日 00時13分
[一言]
この小説読んで西園寺さんに興味出てきました。
明治大正の負のイメージを押し付けられた山県有朋並に興味深い。
ありがとうございます。伊藤之雄の本はちょっとほめすぎですが、少なくとも山県有朋と松方死去後は日本における最大級の政治的影響力を誇った人ですからね。昭和の動乱で影響力落としましたけど、まさに最盛期には昭和の妖怪という表現がピったりで。どうでもいいんですけどゾルゲ事件の映画で西園寺を亡くなられた大滝秀治さんがやられたときには「わかってるじゃん」とキャステイングだけで満足しましたw
がんばります
  • 神山
  • 2018年 02月05日 22時43分
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