感想一覧
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[良い点]
異世界の砂漠を操縦の腕一本で渡り歩く。
二足歩行兵器同士のバトルアクションがメインの物語。イメージ的には、アーケードゲームの対戦型ガンダムが近いだろうか(私はそのゲームは見たことがあるだけだが)。砂漠を縦横無尽に駆けずり回り、ライフルを撃ちまくってはカタナを振り回す。ただし空中戦は控えめだがこれは作中でちゃんと説明がある。機体の性能を引き出すのが重要なのは当然で、高レベルの戦いになるとパイロット同士の心理的駆け引きにも打ち勝つ必要が出るあたり、対戦格闘ゲームっぽさがある。
前述のようにロボットアクションがメインだが、物語は主人公がゲーム内に落とされるところから始まる。そこでは現実世界からゲーム内世界への侵攻らしきものが行われ、主人公はその対抗勢力に協力せざるを得なくなる。いきなり世紀末世界に放り込まれ、四苦八苦しつつも強かに生き延びていく主人公がもう一つの見どころである。また、卓越した機体操縦技術で無理難題を乗り越えていくのも見ものである。
主人公は現実世界ではそのゲームのトッププレイヤーである。だから活躍するのは当然……なのだが、彼が組したのが貧乏勢力故に資金やら部品やらの調達に苦労しまくる。そこをヒロイン含むチームがあの手この手で一つ一つ乗り越えていくのが面白い。そして、ボロボロの機体にも関わらずトッププレイヤーの腕一つで、淡々と敵機体を葬り去っていくのが爽快である。
バトルアクションとしては非常に完成度が高いが、欲を言えばもう少しSFっぽさが欲しかった。たとえば、現実世界と異世界の関係性は完全には解明がされない。もちろん、背景設定を全部作中に入れたらゴチャゴチャし過ぎるのも理解できるのだが。また、ヒロイン等との関係も、主人公の性格がサッパリしてるからか、描写がアッサリし過ぎてるように見える。「百十一話 元に戻る」は、えっそんなアッサリ「元に戻る」決断するの、とちょっとびっくりした。ただしその分アクションが際立つのも確かだが。
総合的に見れば、二足歩行兵器のバトルアクションとして良く出来ている。世界の謎を追いかけつつ、現地勢力とのいざこざを上手いこと切り抜け、パーツや機体をアレコレ工夫し、鍛え上げた技量で戦いに挑む。メタルマックスな世界を生き延びつつ、ガンダムVSっぽいバトルを派手にドンパチやる。
心が熱く踊る作品でした。
異世界の砂漠を操縦の腕一本で渡り歩く。
二足歩行兵器同士のバトルアクションがメインの物語。イメージ的には、アーケードゲームの対戦型ガンダムが近いだろうか(私はそのゲームは見たことがあるだけだが)。砂漠を縦横無尽に駆けずり回り、ライフルを撃ちまくってはカタナを振り回す。ただし空中戦は控えめだがこれは作中でちゃんと説明がある。機体の性能を引き出すのが重要なのは当然で、高レベルの戦いになるとパイロット同士の心理的駆け引きにも打ち勝つ必要が出るあたり、対戦格闘ゲームっぽさがある。
前述のようにロボットアクションがメインだが、物語は主人公がゲーム内に落とされるところから始まる。そこでは現実世界からゲーム内世界への侵攻らしきものが行われ、主人公はその対抗勢力に協力せざるを得なくなる。いきなり世紀末世界に放り込まれ、四苦八苦しつつも強かに生き延びていく主人公がもう一つの見どころである。また、卓越した機体操縦技術で無理難題を乗り越えていくのも見ものである。
主人公は現実世界ではそのゲームのトッププレイヤーである。だから活躍するのは当然……なのだが、彼が組したのが貧乏勢力故に資金やら部品やらの調達に苦労しまくる。そこをヒロイン含むチームがあの手この手で一つ一つ乗り越えていくのが面白い。そして、ボロボロの機体にも関わらずトッププレイヤーの腕一つで、淡々と敵機体を葬り去っていくのが爽快である。
バトルアクションとしては非常に完成度が高いが、欲を言えばもう少しSFっぽさが欲しかった。たとえば、現実世界と異世界の関係性は完全には解明がされない。もちろん、背景設定を全部作中に入れたらゴチャゴチャし過ぎるのも理解できるのだが。また、ヒロイン等との関係も、主人公の性格がサッパリしてるからか、描写がアッサリし過ぎてるように見える。「百十一話 元に戻る」は、えっそんなアッサリ「元に戻る」決断するの、とちょっとびっくりした。ただしその分アクションが際立つのも確かだが。
総合的に見れば、二足歩行兵器のバトルアクションとして良く出来ている。世界の謎を追いかけつつ、現地勢力とのいざこざを上手いこと切り抜け、パーツや機体をアレコレ工夫し、鍛え上げた技量で戦いに挑む。メタルマックスな世界を生き延びつつ、ガンダムVSっぽいバトルを派手にドンパチやる。
心が熱く踊る作品でした。
- 投稿者: kagamihoge
- 2019年 05月07日 19時00分
[一言]
一気読みしました。読み終わった感想としては、続きが読みたい····すごく読みたいって感じです
一気読みしました。読み終わった感想としては、続きが読みたい····すごく読みたいって感じです
[一言]
最後まで読み終わりました。面白かったです。 この終わり方はゲームで言うとバッドエンドよりのノーマルエンドかなと。世界の謎は明かされず日常が続いていくという感じですし。
最後まで読み終わりました。面白かったです。 この終わり方はゲームで言うとバッドエンドよりのノーマルエンドかなと。世界の謎は明かされず日常が続いていくという感じですし。
[一言]
続きが凄く読みたいです。
何時か続きが読めると信じて待ってます。
続きが凄く読みたいです。
何時か続きが読めると信じて待ってます。
[良い点]
クローン技術とオリジナルはそのままで意識のコピー、怖すぎますね
比野の意思で主人公が量産できるここから先の物語は修羅の世界でしょうからここで終るしかないですよね
終わり方としても打ち切り感はありますけどちょうど良い感じもします
[気になる点]
ロボットの戦闘そのものは良くできていた印象ですがその戦闘が試合や大会のような物が多く、主人公のゲーム感覚が残っているところも合わせて現実になったという命のやり取りの部分が薄れてしまったように思えます。
細かい部分ですが北と南が逆な話、例えば北とNorthが同じ方向を指すから対訳になっているのであって北とNorthが対訳だから同じ方向を意味するのではないので(Southが仮に北を指す言葉だったなら北とSouthが対訳になるという話)
現地が日本語でない限りおかしい話になってしまうかと。その話はその後本編で生きませんでしたし違和感だけしかない話なのでない方が良いかと思います。
主人公がこの世界を天の川銀河のどこかと言う根拠に天の川が見えるからと言っていますが、例えば一般人が天の川銀河の別な腕にある惑星から見た夜空とマゼラン星雲のとある惑星から見た夜空が見分けが付くのか?と言う疑問があります。同じ腕でも中心領域の方と辺境領域の方で全然違うでしょうし。
これらは主題の設定からすれば些細な話ではあるのですけど、こういうところを詰めるからメインの設定のハッタリが効くのではないかな、と。
[一言]
vox machinaeとか言うゲームのPVを最近見て、これを読んだ相乗効果で欲しくなってしまいました。VR環境全然ないのに。。。
クローン技術とオリジナルはそのままで意識のコピー、怖すぎますね
比野の意思で主人公が量産できるここから先の物語は修羅の世界でしょうからここで終るしかないですよね
終わり方としても打ち切り感はありますけどちょうど良い感じもします
[気になる点]
ロボットの戦闘そのものは良くできていた印象ですがその戦闘が試合や大会のような物が多く、主人公のゲーム感覚が残っているところも合わせて現実になったという命のやり取りの部分が薄れてしまったように思えます。
細かい部分ですが北と南が逆な話、例えば北とNorthが同じ方向を指すから対訳になっているのであって北とNorthが対訳だから同じ方向を意味するのではないので(Southが仮に北を指す言葉だったなら北とSouthが対訳になるという話)
現地が日本語でない限りおかしい話になってしまうかと。その話はその後本編で生きませんでしたし違和感だけしかない話なのでない方が良いかと思います。
主人公がこの世界を天の川銀河のどこかと言う根拠に天の川が見えるからと言っていますが、例えば一般人が天の川銀河の別な腕にある惑星から見た夜空とマゼラン星雲のとある惑星から見た夜空が見分けが付くのか?と言う疑問があります。同じ腕でも中心領域の方と辺境領域の方で全然違うでしょうし。
これらは主題の設定からすれば些細な話ではあるのですけど、こういうところを詰めるからメインの設定のハッタリが効くのではないかな、と。
[一言]
vox machinaeとか言うゲームのPVを最近見て、これを読んだ相乗効果で欲しくなってしまいました。VR環境全然ないのに。。。
[一言]
ロボ系VRゲームがやりたくなったです。
ロボ系VRゲームがやりたくなったです。
- 投稿者: 獏琉源視(もるけんじ)
- 2018年 09月18日 18時23分
[気になる点]
四十三話が見当たりません!
四十三話が見当たりません!
- 投稿者: 物申す
- 2018年 09月11日 21時31分
[良い点]
完結おめでとうございます。
面白かったです!
ロボものとしても、VR(実はSF)ものとしても読みやすくてよかったです。
[気になる点]
重量級の活躍や、巨大な敵との戦いがなかったのはちょっと残念です。
[一言]
抵抗組織の皆に幸あれ!
完結おめでとうございます。
面白かったです!
ロボものとしても、VR(実はSF)ものとしても読みやすくてよかったです。
[気になる点]
重量級の活躍や、巨大な敵との戦いがなかったのはちょっと残念です。
[一言]
抵抗組織の皆に幸あれ!
[良い点]
完結おめでとうございます。
ロボットもの珍しいので楽しく読ませて頂きました。
[気になる点]
他の作品にくらべると、登場人物の性格のブレが大きかったり、辻褄合わせが多かったり、動機が薄かったりとありましたが。次回作を楽しみにしてます。
完結おめでとうございます。
ロボットもの珍しいので楽しく読ませて頂きました。
[気になる点]
他の作品にくらべると、登場人物の性格のブレが大きかったり、辻褄合わせが多かったり、動機が薄かったりとありましたが。次回作を楽しみにしてます。
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