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[良い点]
 とても楽しくワクワクドキドキしながら読めるところ
 続きがとても楽しみになります。
[気になる点]
 問題は、『伯』の爵位にあるのではないですか?
 よくある貴族社会では、子爵以下を下級貴族「子」「男」「準男」「騎士」となり、伯爵以上が上級貴族「伯」「候」「候」「王族」となるのではないでしょうか。皆様が言っている「辺境伯」は伯爵以上の地位にあり「侯爵」や「公爵」並みに権力などがあるという指摘だと思います。

 通常の貴族社会で田舎者だろうがどうであろうが、下級貴族の「子爵」が、公然と「伯爵」の地位にいるものを批判することはまかりならないと思います。作者様の思いは理解できるのですが、貴族社会の制度になっている『爵位制』(辺境伯も含む)と中傷・誹謗などの意味を持たせる蔑称「田舎」「辺境」「辺土」とを同一で語ろうとされているのが気になります。

 今回作られた「辺土伯」に関しても。『皇帝』が爵位制度の中で辺土伯は、伯爵位にはあるが下級貴族と同等であると定めるか、上級・下級貴族の区分がないならば、辺土伯は子爵以下の地位にある(下手したら男爵以下?)にあると定めている必要があると思います。そうしなければ、『皇帝』の地位を安泰にするための爵位制度でもあるので、皇帝の地位があいまいなものになってきてしまいます。「辺境伯」にしろ「辺土伯」にしろ爵位制度に取り込まれているならば、伯爵位以上だと理解され爵位の上下関係は存在するので下位の者(子爵)が上位の者(伯爵)を誹謗・中傷・蔑視するのは、皇帝に弓引くのと事と同等になるというのが読者の方が抱いている違和感であり、また、この違和感がが作者様に伝わってないような気がします。
 他の方が言われる『権』という冠は『官名にかぶせて、定員外にかり(=権)に置いた地位を表した。』ていう意味があります。だから、権伯爵なら仮の伯爵であり自分たちと同等かそれ以下だと下位の者(子爵)も見下すことがありえて『制度』としてもおかしくないのです。

 または、辺土伯にするのではなく、辺境領の子爵や男爵にすれば、違和感はなくなると思います。喧嘩を売っている子爵様と同等以下になるのですから。

 『帝国中央貴族の連中は全方位にケンカ売ってるので』であった場合も下級貴族は中央の上級貴族のより異なっているのではないですか?(虎の威を借りる狐状態)
 下級貴族(子爵や男爵)が単独で辺境にいる貴族(公爵・侯爵も含む)に喧嘩を売っている状態なのですか?
 下級貴族は喧嘩を売るにも、何らかの役職についていて、その権威を後ろ盾にしてケンカを売っているのではないでしょうか?
 制度(爵位や官僚など)の上に立っての行動なのか行動でないのか気になります。

  『制度』だけに目をやり、何をしてよいのか・何をしてはいけないのか・何をしたら称賛され:何をしたら罰せられるのかを作品の要素の一つとして定めと置くのが良いと思いますよ。そうすることによって、登場人物が引き起こすことがどんなバタフライエフェクトを起こすか想像できると思います。
 今回の例でいけば、子爵様が引き起こしていることはいろいろなバタフライエフェクトを発生させていますよね。姫さまとのかかわりの部分は、十分の一以下ののような気がします。(帝国がすでに崩壊しており内乱状態になっていると解釈もできる描写になっておりますから)
[一言]
 乱筆な長文で作者様の気分をがいされていたら、申し訳ございません。

 とても、よくできた作品だと思います。これからも頑張ってください。応援しております。
  • 投稿者: AnQ
  • 2018年 10月04日 11時00分
なるほど、丁寧なご指摘ありがとうございます。また応援いただき感謝ですw
一応、後の話になると思うのですが、

>『皇帝』が爵位制度の中で辺土伯は、伯爵位にはあるが下級貴族と同等であると定める

という形が一番近いかな、と思います。
つまり、「田舎の伯爵」ではなく「辺土伯爵」という独立した爵位ですという話を、どういう経緯でその爵位が作られたのかセットで話に出す予定です。

あまりここのコメントで設定語ってもなぁ、と思いつつ、周辺の諸部族を併呑していく際に、「伯爵にしてあげるから、貴族にならない?」と誘惑しつつ、中央の貴族たちには「辺土伯は伯にあらず!」みたいに言って、双方の納得を得ようとした、みたいな話になるかなと思います。その不満がたぶん内戦の原因になって、国が割れたりするんだと思われますが。
虎の威を借る狐という観点から見れば、辺土伯になるのは新しく帝国に入ってきたよそ者ですから、元から帝国にいた子爵や男爵たちが大きな顔をできるし、それを皇帝も伯爵以上の地位の人も許容するという形ですね。

ということで、いろいろご心配いただき恐縮です。
ありがとうございました。
[一言]
いつも楽しく読ませて頂いています♪


アベル君よ………ちゃんと馬用って手紙に書こうよね。おバカちゃんは1から10までいわないよわからないのよ?(哀れみの視線)

これからの展開で何処までルールの森の事を知っているかですね。前世ではまったく知らなかったみたいですから。

どこから情報を掴んだのやら……

こうして帝国の叡智であるミーアの評判が本当の事だったと貴族達や周辺諸国に知れ渡るのか楽しみです!
  • 投稿者: naturalsoft
  • 男性
  • 2018年 10月04日 08時44分
コメントありがとうございます。
贈り物は……確かにきちんと書かないとダメですよねw
でも、もしかしたら、アベルからの贈り物に舞い上がってしまったミーアが読み落としてるという可能性も微レ存。
シャンプーのところに説明書きがされているから、大丈夫とアベルは判断したのに、ミーアがルンルンで読んでなかった、というのもちょっと可愛いかも……なんて思ったりします。

では、失礼いたします。
[良い点]
ベルマン視点のミーア様が本当に切れ者の優秀キャラみたいになってる(笑)
賄賂で釣ろうと思ったら裏側を見透かされて、大変興味がありますわとにっこり
うーん、これは強キャラムーブしてますね……
[一言]
まあ実際、未来がわかって事前に対処できるのは強いですよね
なにしろ、このお話はミーアの、わたくしつええ系の物語ですから!w
ミーアは優秀で切れ者ですよ。強キャラなのですww
ということで、コメントありがとうございました。
[一言]
辺境伯は日本だと外様大名みたいなイメージを持つ方が多くこれは翻訳が悪いかなと日本だとおそらく探題あたりが適当ですよね。地方司令官で称号が伯持ちだし
  • 投稿者: そそそ
  • 2018年 10月04日 05時01分
ご感想ありがとうございます。
日本の場合は周りが海ですからね。辺境に対するイメージとかも違うんじゃないかなと思います。
内地の国より外国が攻めてくる可能性が低かったですから、遠い場所に外様を置くのも納得なのですよね。外敵の脅威が低かったからこそ、内戦に明け暮れていられた。敵はむしろ国内にいる! という印象が強くって、だから首都から遠い地域に信頼のおける部下を置くという発想は抱きづらい面があるように思いますね。
探題……、も歴史の授業を思い出すレベルですよね。六波羅探題、懐かしいw
では、ありがとうございました。
[一言]
読み返して気づいたのですが、37話でラフィーナ様が誕生した時に画家呼んで書かせたってことは赤ちゃんの頃から各誕生日の日にでも毎年書かせてたり?
  • 投稿者: KaniSumo
  • 男性
  • 2018年 10月03日 21時44分
はい、実はその通りなのですw
最近のラフィーナさまは、絵のモデルをやりつつ、お父様、いい加減にしてくれないかしら……、と笑顔でキレております……怖いw
なので、現在14枚の肖像画が世に出回っておりまして、その年ごとに出ている枚数が違うので価値が違ったりもします。

ということで、コメントありがとうございました。
[良い点]
一昔前に実際に流行りましたよね馬用シャンプー

でも、馬の毛は毛髪ではなくて体毛に分類されるみたいですから、本物の馬シャンプーは髪の毛には悪いみたいですけどね
  • 投稿者: どN
  • 2018年 10月03日 15時10分
私は子供のころに外国のテレビ番組を紹介する番組で見ましたね。馬用シャンプー。
本物の馬シャンプーは髪の毛には悪いというのは知らなかったですね。ミーア大丈夫なんだろうか……?w
では、コメントありがとうございました。
[一言]
辺境伯って田舎者って意味ではなく、辺境(国境沿い)という他国ともっとも近い危険地帯を守るに相応しい力と王からの信頼を持つ栄誉ある称号だったかと。
国によっては実質大公と同等の権威があるとか。

まあそれはそれとして……贈り物はしっかりと用途を明記しましょう。
以前無駄に豪華な包装と造詣の石鹸をお菓子と勘違いしてお茶の時間に「あれ?」となったって話聞いたことあるのを思い出しました。
  • 投稿者: 寒天
  • 2018年 10月03日 14時14分
そうなんですよ。ドイツあたりの爵位という説明でしたね。
この作品の帝国は、帝都に近い辺りの貴族はエリート意識を持っており、帝都から遠い辺境を治める者を田舎者と見下す傾向がある。
また、帝国は外へ外へ拡張していき、その土地にもともと住んでいた部族の長をそのまま、その地の領主たる貴族に取り立てる形をとっていた。ゆえに、帝都から離れた国境ギリギリの辺境を治めるのは新参の貴族が多く、中央貴族からは蔑視されていた。
で、頭に「辺境」と付く貴族は、中央貴族より格が劣ると考えるというのが、そもそものティアムーン帝国内の価値観となっております。
なんですが、現実に「辺境伯」という爵位があり、その爵位の権威がとても高い(辺境に信用のおける人物を配置する歴史的な背景もあった)ので、紛らわしいから、今回、「辺土」伯という独自名称に変えることにしたわけですね。
辺土=片田舎、みたいな意味なので、蔑称としてはちょうどいいかな、と思いつつ。

贈り物に用途を明記は大事ですよね。きっと今回はアベル王子も緊張して書き忘れたんじゃないかなw
では、コメントありがとうございました。
[一言]
ミーア姫
処刑エンドから極貧生活エンドに
クラスアップするんだろうか?

それとも、刺殺エンドとかどうやっても殺されてしまう感じかな?
極貧生活エンドの場合には、アベル王子と田舎町でのんびり生活みたいになって、それはそれでハッピーエンドになりそうですね。
刺殺エンド……とかにすると私が読者さんから刺殺されてしまいそうなので、もし刺殺しかできなさそうだったら、そこでもう一回ループさせますね!w
もしくは、お腹に分厚い日記帳を入れてて、そこに刺さって助かったとか……。

では、コメントありがとうございました。
[一言]
なんか爵位で悩んでいるようなのでちょっと余計なアドバイスを。
揶揄するなら「伯爵もどき」って感じの「権(ごん)伯爵(権限は伯爵)」ってのはいかがでしょう。
アイデアありがとうございます。
今回は一応、「中央」に対する「地方」ということで、「辺土」貴族にしました。土が入ることが、ちょっとだけ重要なので。
「権伯爵」もよさそうですね。字面的にはむしろ、クロエの父親みたいに、商人などが金で買った爵位の蔑称に使えそうですね。
帝国中央貴族の連中は全方位にケンカ売ってるので、クロエ父のような立場の商人に対する揶揄のシーンも出てくるかもしれません。
総称して「権爵」とか、全部爵位の頭に「権」とつけるなどでも良いかもしれませんね。
では、ありがとうございました。
[一言]
馬用シャンプーで髪サラサラですか……。
そういえば、漫画家の荒川先生が酪農農家をやっていた頃、二日酔いの時牛の胃薬を間違って飲んだけどもの凄く効いたみたいな話を百姓貴族というマンガで読んだ記憶があります。
つまり動物用のものは人間に使っても問題ないということですね。
荒川先生はその辺詳しいでしょうからね(某農業高校漫画の荒川先生ですよね?)

馬用シャンプーの話は、私が子供の頃(うん十年前……)実際にテレビ番組でやってたんですよね。馬のほうが人間より毛が繊細だから、人間に使うと逆に艶々になる、みたいな……。
馬のほうが雑な作りだと、ミーアの髪が大変なことになっていたとは思うのですが、今回の場合は大丈夫です。たぶんw

ということで、コメントありがとうございました。
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