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[良い点]
コネクションはあるけど権限も技術も金もない微妙なバランスが好き
[気になる点]
魔力のクリーンエネルギーさ、スモッグも酸性雨もなしに列車が走ってる。この世界には霧の街はないのか
[一言]
知識がなかったからナイロンには石油が必須だと想ってた
  • 投稿者: Yosi
  • 30歳~39歳 男性
  • 2020年 12月15日 15時26分
感想ありがとうございます。

>魔力のクリーンエネルギーさ

化石燃料との対比すればおっしゃる通り確かに魔力はクリーンです。
エネルギーの生成段階において燃焼過程を含まないので大気汚染のリスクが無いからですね。
ですが一方で、工場における生産活動において経る化学反応によっては汚染物質が生じるリスクはありますし、それに伴う水質汚濁や土壌汚染、大気汚染の可能性は考えられます。

>ナイロンには石油が必須

現代ではナイロン(特に6-ナイロンを本作では想定)のほとんどが石油由来ではあります。
しかし、この6-ナイロンは元々は石炭化学方向から生まれたものでした。
(石油は脂肪族化合物、石炭は芳香族化合物の比率が多い傾向があり、6-ナイロンの初期の製法は芳香族からの生成であったため)
現代においては脂肪族であろうと芳香族であろうと、そこまで苦も無く変換することが出来るため、蒸留で比較的簡単に分離できて液体である石油が優勢となっております。
一方で作中世界観では、石油がほとんど知られていないがために石炭化学を採用しています。
[良い点]
何気ないことが物語に大きくかかわるところ。この書き方が大好きです!
[一言]
えぇええええ!!!ここでつながるんですね。思わず再興の先読み返しちゃいました。
  • 投稿者: fete
  • 2020年 11月14日 12時20分
感想ありがとうございます。

>何気ないことが物語に大きくかかわるところ。この書き方が大好きです!

そう言ってもらえて何よりです。
これからの励みとさせていただきます。
[一言]
ぐああ章タイトルからして手遅れ展開を延々やるような辛い章になりそうです・・・・。
三年前に手を付けていればーって無茶言うなな話が次々出てきそうな・・・・。
感想ありがとうございます。

元々章タイトルは、決別やら放棄やら結構マイナスイメージの言葉を多用しています。
なので今回より始まった、8章の逸機。一体どのような事象を『逸機』するのか、どうかお楽しみにしていただければと思います。
[一言]
この世界でも普仏戦争からww2のアメリカまで悩まされた駅から最前線まで物資が運べない問題が瘴気で更に大変なことになっとる・・・
感想ありがとうございます。

瘴気の森の奥地まで攻め込むような侵攻作戦は事実上ほぼ不可能(水・食糧が現地調達できない上に、持ち込んだ場合でも瘴気汚染されて飲食に不適当になる)ため、原則的には対魔物戦闘は防衛戦が主軸になります。
条件的にはご指摘の通り私達の世界よりも相当厳しくなっているのは確かなのですが、基本攻め込まないことから現状決定的には破綻していないという……。
[良い点]
2丁目先生はじめまして!(*^▽^*)
いつも楽しく読ませて頂いています。設定がすごくしっかりしていて、とても面白いです。また、途中途中に挟まれる新聞記事なども、珍しい演出ですし、リアルな感じがしてとても良いと思います。
[気になる点]
質問なのですが、″森の民″である主人公たちは、いわゆる″エルフ″なのでしょうか?よくあるファンタジー作品から勝手にそう考えていたのですが、でもそれらしい描写はないしな・・・と疑問に思っています。
[一言]
図々しいお願いだと思うのですが、可能であれば、作品のどこかに、周辺国や未知の森、瘴気の森などの位置関係が分かる地図を載せてもらえないでしょうか?

これからも続きを楽しみにしております!(*^^)v

感想ありがとうございます。

設定や新聞記事についてお褒め頂き何よりです。
新聞記事は『side〇〇』のような人称転換の代わりに使える上、主人公が直接関わっていない事象を出せるので重宝しております。
歴史ジャンル界隈では度々用いられるのを見かけているので、そちらを大いに参考にしております。

『森の民』は国名ですので、他の『聖女の国』や『商業都市国家群』といった諸外国に住むこの世界での現生人類種と同一となります。


> 作品のどこかに、周辺国や未知の森、瘴気の森などの位置関係が分かる地図を載せてもらえないでしょうか?

地図ですか……。あった方が良いとは思い色々と地図作成ツールは試してみたのですが、世界観的に海が無いところや縮尺バランス等がうまくかみ合わず、そのまま放置しておりました。
一応、最低限の位置関係は、
(商業都市国家群)―(街道の民)―(森の民)が近隣国で接続しており、
森の民から見て北に瘴気の森、南と東に未知の森があるイメージです。

とはいえ、その他の国も合わせて図示した方が分かりやすいですね。
少し何かしら出来ないか検討してみます。良い手法が浮かばなかったら現行通りとなりますがご了承ください。
[一言]
この世界観で学院に兵部以外あるのが少し不思議です。
憲兵部を兵部と分けている理由とかガソリンエンジンのこと考えたら逆に技術部とまでいかなくともこれだけ細分化されて幅広い進路があったのだから兵部直行でなくともよかったのやもと思いました。
感想ありがとうございます。

各部の人数の規模感が伝えきれていませんでしたので、閑話6 6章後日談の魔法爵育成学院募集要項部分に募集定員を追加いたしました。よろしければご確認ください。

それと兵部直行の件ですが、大前提としてヴェレナ自身が『敗戦回避』の為の手段として悪役令嬢の権力掌握を活用しようと考え続けていること、そして魔法使い内部での高級人事は兵部出身者で占められていることから兵部進学にいたしました。

そもそも彼女の有している前世の技術知識は2章終盤で述べている通り、基本的には『現代で生まれ、そこに偶然あったものを扱う程度』というレベルの知識水準ですので……。
[一言]
非魔力航空機・・・・ガソリン以外にもいくつか発想が飛躍してて実現は難しそうですね。
必要性と概念の提示が出来ただけ有用でしたけど・・・。

蒸気機関はありましたが鉄道は魔石機関なので実用レベルまで洗練はされてなさそうなのですよね。
よく見積もってニューコメンレベルの蒸気機関からいっきに航空機用内燃機関に発展させるのは色々と無茶が大きそう・・・。

一応蒸気機関航空機と言う発想も無かったわけではなかったですけど成功したのは無かったのですよね。

そも大気の薄い高空を飛ぶことを考えるとなると必要なのはプロペラじゃなくジェットやロケットエンジン?
吸気の要らないロケットの発見自体はとても古いものですけど火薬の研究が必要なのですよね。
銃が魔法銃ということは火薬も発明されていない可能性が・・・・、錬金術師に期待ですね。

瘴気の正体があくまでガスと言うのならば密閉容器などで汚染対策はとれませんでしょうか?
また魔石が瘴気に汚染されるとはどういう現象・状態なのか、浄化の術は本当に無いのかも気になります。

さらには瘴気の利用価値を見出して資源化とか出来ないものでしょうか?
資源として価値をつければ人間は必ずそれを滅ぼす(枯渇させる)ことができますし、
瘴気から動力が取り出せれば瘴気の森では永久に飛んでいられる夢の航空機が!
感想ありがとうございます。

蒸気機関(内燃・外燃どちらも含む)と魔石については、本編中ではあまり触れていないので、此方に関しては回答を差し控えさせていただきます。

では、瘴気。これは本作においては、魔石の瘴気汚染の話で主軸で出しておりますが、本来全ての物質に対して瘴気汚染が働きます。
動物(人間含む)が瘴気汚染により、死亡あるいは魔物化するといったお話は既にしているかと思います。魔石とはあらゆる物質の中でも特に瘴気に対して脆弱である、というだけです。

なので密閉容器という着想はある程度有意である一方で、容器そのものも瘴気汚染されるという観点が一つ。

そして瘴気の濃度によって、その汚染の進行度合いは大きく変動する、ということがあり、しかも原則的には瘴気の森の奥地に入れば入る程瘴気濃度は高まりますが、おっしゃる通り瘴気の正体はガスですので、風などの影響や、その他成因等で局所的かつ不規則に瘴気濃度が高まるエリアというのも生まれます。

これらを統合すると、瘴気対策に対しては現時点でも努力はなされているが対応できる濃度に上限がある上、瘴気の森内ではその上限を不定期に超えてくる、ということで対策するにも限界が生まれてしまう、というわけです。

資源利用しないのも、その辺りの対策が生まれていないこと、そして瘴気汚染の最悪のケースとして装置ごと魔物化してそっくり瘴気の森側に渡る危険性がある、ということですね。
[一言]
産業革命の音が聞こえる…………
  • 投稿者: 八尋
  • 2020年 03月15日 03時25分
感想ありがとうございます。

そうですね。ご感想の通り私達の世界であった『産業革命』などに代表されるような歴史的に大きな変革期というものに主人公が徐々に渦中に巻き込まれていくことが伝わっているようで何よりです。

そういった意味では、今回のお話はある種転機とも言えますね。
まあ、暗殺や不審死事件、過激な組織の跋扈に金融恐慌などが既に発生している世の中で、転機と申してましても今更な気もしますが……。
[一言]
読み終わりました。面白かったです。
謎が謎を呼びますね。

何度も言及されている同じ世界線、同じ時間軸には転生者はいないっていう部分は
過去に転生者がいたという事を暗示していますし
主人公が洗脳染みた強迫観念を持っているのも気になります。

そもそもマルチエンディングで
聖女役が主人公の想定ルートにいる事すら怪しいのに
それを盲目的に信じてるんですよね。何ででしょ。

そもそも悪役令嬢とは何ぞやっていう疑問
作中ではWiki発っぽい名称(要するに公式ではない)ですから
公式ではなくwiki編者が勝手に名付けた部分である可能性が高く
悪役令嬢という用語に拘っている事も何故っていう疑問が湧きます
何か思考にロックでもかかってるんでしょうか

色々謎が尽きない今作ですが面白かったです
続き期待してます
感想ありがとうございます。

確かに、wikiに書かれているヒロインが聖女役となる森の民ルート(=敗戦&婚約破棄)を本小説において通っているかどうかは分かりません。
他のルートについて知らない以上、主人公の持つゲーム知識は万全なものではない不完全な知識ではあります。

ではそんな不完全な知識なんて役に立たないから信じない方が良さそうなものですが、主人公がそれを盲目的に信じている理由はいくつかあります。
本編上で簡単に触れたものだけご紹介いたします。

1つはもし想定ルートが実現してしまったら自分自身の生命等に関わってくる可能性があるからですね。
つまり杞憂になることを踏まえてそれでも森の民ルートに突入する可能性を過大に見積もって病的に恐怖しているわけです。

そしてもう1つ。主人公が、自分自身の持つ不完全な知識を役に立たないものではなく判断材料として考えているからです。
これは2章の『放棄のグラノーラ』において『前世知識』を今世でそのまま運用しようとして手痛い思いをした経験から得た教訓ですが、逆に言えば、不完全な知識と分かった『前世知識』をそれでも尚活用しようとしているわけです。
であれば、同じく不完全な『ゲーム知識』を思考プロセスから外すことはしないと思い、このような立ち振る舞いを意識的にさせております。
[一言]
凄まじく無理やりで突っ込みどころ満載な責任転嫁の主張と職権濫用行為だけど、それで何故か納得して自ら左遷を受け入れたっていうんだったら、確かに主人公の父にはお似合いの待遇かもしれない。
  • 投稿者: あき
  • 2019年 05月04日 22時14分
感想ありがとうございます。

ご指摘の通り客観的には組織としては随分と理不尽な動きではあります。
ですが、それは父にとって既に20年程昔の出来事なのです。当時は怒りに打ち震えていたとしてもそもそも権力闘争には幾分の鈍さのある彼だからこそ、当時のことを『想い出』として美化して振り返るのは、それっぽいかな、と思いましてこのような形に致しました。

後は転生者と把握しては居ても自身の娘の眼前なので意図的に表現をマイルドにさせてもいますね。
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