感想一覧

[一言]
婚約者がヒロインに鬼ヤンデレな素振りを母親にチラッとだけ見せてヒロインにはちっとも好意を見せなかったり、ひっ捕まえて本領発揮かと思ったらモラハラDVで追い詰めるとか、ちょっと意味が分からないレベルのバカでガッカリ。
それでも事件さえなかったら婚約者の方がマシだな、と思うレベルでヒーローも気持ち悪くて何だかね。
ヒロイン、向き合うべき母親はもちろん誰に対しても受動的でなあなあで、これでハピエンとかマジかよって感じ。
「呪い」が広範囲に反映された物語だなって思いました。

[良い点]
とにかくヤンデレがヤンデレとして成長していく様子が好きです。モニカがいつの間にかルイスに惹かれているところは意外だったけど、それが叶わないというのはちょっと悲しいですね。近くにいるのに伝えられないのも心が病みそうです。でもこのどうしようもない関係性がとても好みで。。いや、当人たちはほんとに報われなくてかわいそうだとは思う！
[一言]
モニカにも幻の王都出身の運命のお相手がいたらいいのになぁ、、そしてレイラにも再会できたらいいのになぁ、、

[良い点]
番外編６　王太子アレン・アルタイルの考証
が最高に最悪に心に残ってます
こんなに綺麗で危険な話は見たことがない…
[一言]
本編も素晴らしいです。
番外編はもっと素晴らしいです。

[一言]
この母親やべえ

[気になる点]
誰にも共感できなかった。ヒロインにさえも。
なぜかと考えるとハッピーエンドの体だけど、誰も救われてないからだと思う。
愛されなかった（と思い込んでいる）ヒロインは魔法が使え不老不死のスパダリに運命の人として無条件に愛されるが、彼女自身はなんの努力もしていない。愛される努力さえも。自らも心を開いていなかったルイスと向き合う覚悟だったのに、やはり向き合わずに終わる。両親とも妹とも中途半端でやはり心をさらけ出していない。なので読後すっきりしない。
[一言]
魅力的な人物が一人でもいたら良かったと思う。
人間的魅力が感じられたのはジェシカだけだけどサブでもないモブだったし。

[一言]
モニカがルイスを好きなのが残念でした。
気持ちに嘘を吐けないにしろ、レイラとの事を知っているから尚更。レイラに恩を感じているから、ルイスの末路を見届けるつもり、なら理解できたのですが。

[一言]
思った以上に王太子ルイスが病んでいて、私には理解不能で、レイラを刺すシーン辺りまで読んだ時には読むのがちょっとしんどくなりました。

結局、執着は認めたものの、好きを通り越しちゃったとかで、レイラに好きとは言わないまま、レイラもルイスが自分に無関心or嫌いだと思ってたと言わないまま。
あんな態度じゃ好かれてるなんて思わないよーってところをきちんとレイラからルイスに指摘してほしかった。

姫にも指摘されてたけど、一人でなんの対策もせずにルイスに会うなんて甘い。
リーンハルトが追加でくれた石の効果に、防御や回復がないなんて・・絶対できそうなのに。現在位置把握じゃ前回とほとんど変わらないじゃん。

向き合うと決めたのになぜか母親には向き合わずに終わったのも解せませんでした。
レイラ父が妻第一で子供に愛情が薄いのは理解できます。
レイラ妹もいろいろ心情は語られてたし対話もあったので気はすみました。
でもレイラ母とは全く対話しないまま、レイラ侍女が指摘しただけで終わってしまったのがモヤッとします。
事を起こしたのは妹でも、その状況を作り上げた一番の原因は母だと思うので、向き合うとなって話すのは父より母じゃないかって思いました。

レイラが、自分も悪かったとかプライドとかで、結局あまり相手を責めないのも、もやもや。
結局その後もずっと執着したままだったにせよ、ルイスの思った通りの結末（レイラを殺す）で、両親も番外編でさらっとすぐに亡くなったと出てくるだけで、たいしたざまぁがなく、すっきりしない読後感でした。

病んだ感じの人も、多すぎました。

[一言]
全てに向き合って区切りをつける決心をしたのに、一番の元凶ともいえる母親とは向き合わないんですね。
話が通じなくても、直接自分の気持を伝えるのが、レイラにとって気持ちの区切りになると思うし、そのために今、向き合うことにしたんだと思うんですが。

[一言]
ここまでおもしろく読ませていただいています。

生まれ変わりで、同じ人なのに前世の自分と今の自分のどちらが愛されているかにこだわるというのは、よくありますが、そういうのが出てくるたびに、「なんでそこにこだわるのかなー」といつも思います。

同じ自分なんだから、素直にここは喜べばいいのに・・って思っちゃいます。
記憶がないと別人認識になっちゃうもんなんですかね。

[一言]
ううん・・・最後まで全ての男性陣と主人公の両親が好きになれなかった・・・。
ヤンデレより、妹みたいに怠惰と嫉妬で人に危害を加えてしまった心理の方がまだ気持ちよく読めるというか。

主人公ちゃんは母親代わりの侍女とともに修道院でキャッキャするのが一番幸せではないだろうか。