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[一言]
彼女の本質がどうであれ王子たちが本質を見抜いたから疎んだということはないでしょう。
だって、彼らが善良で良識のある人物であれば不貞を働いた上に何もしていない彼女に罪を着せ追放することはなかったでしょうから。

賢者は彼女を悪く思ったようですが、正直彼女も無関係の人も危険になるとか気遣えるような精神状態にはなかったのではないでしょうか。
文面の最初から、彼女はすごく無気力でした。
もしも彼女が周囲の人に恵まれていれば、彼女は自分の力を誇りに思い大事にしたでしょう。きっと嬉しくなって誰かに自分の秘密を喋ったでしょう。
意に沿わない婚約でも、ほかの何にしても彼女が”国守の力”を持つものであるとわかれば皆に傅かれ、丁重に扱われたでしょう。
でもそれは”国守の力”が大切にされているだけで自身への愛情ではないのです。
彼女の王子への対応もよくはありませんでしたが、正直あまり好きじゃない人にあれこれ話しかけられても愛想笑いと無難な受け答えしかできないでしょうし。
彼女の日頃の態度から、『彼女とは相性が悪いので一緒にやっていけません』と王に婚約者の変更を望めばいいだけではないですか?
ありもしない悪事を捏造し悪役の汚名を着せて国を追放するぐらいなら。
誰も信用できない欺瞞だらけの今から逃げたいと思ってもしょうがないですよ。

それに彼女の意思がどうであれ彼女は『誰に気がつかれなくても、国守の力は発動するから』と言っていますし、それは言い換えれば『どれだけ頑張っても気づいてもらえない』と同じ意味ですよ?

賢者さんも無辜の民を思って義憤にかられたのでしょうが
彼女を年相応の少女として気遣ってあげられなかったあたり失望される側だと思う。
あと、賢者さんは彼女の未来を勝手に想像しているけど、彼女の未来に「彼女がこの選択肢を選ばなければ自分との恋もありえただろうに」、「彼女がこんな選択肢を選んだせいできっと不幸になるぞ!」「お前みたいなやつはみじめで不幸になるのがふさわしい!」って思考が垂れ流されていて若干気分が悪いわ。
彼女はこの国を捨てて正解だったんじゃないかな?


徹夜明けのテンションで長文失礼しました。
  • 投稿者: aitel
  • 2019年 07月22日 05時20分
熱い反応と感想をありがとうございます。

自分が作り出した一人の女性をこれほど擁護してくださり、とても嬉しく思っております。


ただ、なぜ「今」この物語を書いたのか。
書かずにはいられなかったのか。

物語を深く読み込んでくださるあなた様なら、理解してくださることと信じております。
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