感想一覧

普段から（悪）左府を通称にすれば右府を補佐するのにも違和感はなくなる。

読み直し４回目で初めて気がついたのですが

＞「御爺、家令の笠間九兵衛とそれを補佐する間宮源太郎だ」

第２９話　菊の真綿　では
山川九兵衛長綱　になってます。

主人公は頭中将を辞して、献金のための金策に精を出す算段でしょう
しかし帝は手放したくないので、主人公に正四位下以上あれば任官出来る大蔵卿（唐名：蔵部尚書）を押し付けそうです
大蔵卿は正四位下相当ですが、公卿（従三位以上）がしばしば兼務したほどの重職です
主人公の蔵部尚書就任は、奥向きの予算を遣り繰りする勾当内司も大賛成でしょう

＞苦労はしたが身に付いたようじゃ。良い事よ……。
長門守はしっかりと、苦労を糧に成長できているようですね。

第八話　欺瞞　で
＞「その方らは公方様は苦労しておられると言いたいか？ だがな、苦労が身に付かねば苦労しているとは言えまい」

と記されているので、公方様と比べれば人間の資質が格段に違いますね。

新大典侍は主人公が朽木家の後継ぎ(長子)であったのに、公方によって当主になれなかったことをたぶん知っていたはずだろうにな。どこかのタイミングで腹を割って主人公と話すことができていれば。誠仁を蹴落とし寧仁を次の帝に…なんて自分と同じ苦しみを他者に味あわせることなどない人物と気づけた、あるいは主人公からそういった話を聞けたかもしれん。

最終的には足利の代わりに将軍にでもなるんか？
宮将軍の例があるし

内覧にでもなるのかな？

>かつての平氏のように影も形も無いほどに三好一族を殲滅して頂く。
織田信長「えっ、殲滅されたのは平家だよ。俺は平氏だから平朝臣を名乗ってるだろ。」

五畿内では米の値が暴落した。
この時に桔梗屋の葉月に金を預けて朝廷のお金も増やすことができたのでしょうか？
勾当内侍には将来的に交易などをして増やすとか言っていましたが、ここでもある程度は増やせますよね。

不意の一気更新に年甲斐もなく心躍り
一気読みしました！

幸せな時間をありがとうございました。

掲載100話おめでとうございます。
正しくは100話も読ませていただいて
ありがとうございますですが（笑）