感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[1] << Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> [140]
[一言]
>南無八幡大菩薩。軍神八幡菩薩よ。我らの義挙にその加護を与えたまえ。

 八幡大菩薩は源氏の氏神で、長尾景虎は坂東平氏の流れをくむ身のはず。源氏の足利に仕える身だから鶴岡八幡宮参拝は当然として、自身の祈りを捧げる神としてはどうなんでしょう。
 ちなみに、関東管領上杉氏(藤原氏の流れ)の家宰が長尾氏で、上杉家の分家が越後守護となるにつき長尾氏の分家が越後守護代として入ったのが越後長尾家で、代を重ねて土着するとともに越後上杉家を傀儡化したのが景虎の父為景だと記憶していますが。
  • 投稿者: 零伯
  • 2022年 09月24日 23時30分
コメントありがとうございます!

仰る通り、長尾氏は桓武平氏の出身ですね。

一般に『八幡神は源氏の守り神』と言われていますが、実際には源氏・平氏ともに八幡神を信仰していました。
平氏の中でも平清盛を筆頭とする平家は厳島神社を氏神としましたが、この厳島神社も鶴岡八幡宮も元をただせば大分の『宇佐八幡宮』からの分祀ですし、八幡神そのものが応神天皇を神格化したものなので、皇族から別れた氏族全体の守り神でもあったようです。


個人的見解としてはこの時代『源氏』『平氏』の括りはそれほど厳密な物では無く、場合によっては平気で氏を(勝手に)変えることもあったと思います。
徳川氏も『清和源氏の流れ』を自称していますが、実際のところは非常に怪しいと言わざるを得ませんしねw


ちなみに、長尾景虎と言えば毘沙門天の信仰が有名ですが、この毘沙門天信仰にしても「たまたま春日山城に毘沙門堂があったから」程度の理由ではないかと推測しています。

毘沙門天は別名多聞天という四天王の一尊ですが、四天王信仰自体は聖徳太子の時代からありました。そこから多聞天を切り分けて独尊として祀った時には『毘沙門天』という呼称に変わります。

この毘沙門天信仰が始まったのは平安時代とされていますが、全国的な広がりを見せたのは鎌倉期の後半から南北朝期の『鎌倉仏教の広がり』と同じタイミングであり、室町後期には勝負事の神様として人気を集め、七福神の一つに数えられるようになったようです。
つまり、景虎の時代に『流行っていた神様』ということですね。

そうした『流行りに乗った』所から見て、景虎が信仰を捧げる対象にもそんなに厳密な物はなく、これから鶴岡八幡宮に参詣するというのなら八幡菩薩に祈りを捧げていても不思議はないかなと考えました。
[気になる点]
軍神さま
その震えって
武者震いじゃなくてアル厨では?

  • 投稿者: SPQR
  • 2022年 09月23日 20時22分
酒持ってこ~~~い()
[良い点]
群雄それぞれの動きがわかりやすい
[気になる点]
豊太閤、危ない綱渡りしているなあ・・・
[一言]
更新お疲れ様です。

北条は、長尾の怒涛の攻めに対処するのが精一杯。
特に古河公方の重臣である梁田が討ち取られ、古河公方も行方不明になったのは、政治的には失態。
何とか漁夫の利を得ようとしましたが、却って策士策に溺れました。

豊太閤は、密輸によって利益を得ましたが、そろそろ頭打ちになりそうなことが念頭に。
新しい商いの種を甲斐で見つけようとしていますが、その根底にあるのが「地道に稼ぐなんて嫌」というのがねえ。
勿論、新規企業が市場に殴り込むには、新しい商いの種が必要なのも当然なのですが、そもそも秀吉の元手がそれほど多くないことから、生半可な商いの種だと大店に似たようなものを真似されて、資本金の差で終了しかねない訳で。

ある意味、経験を十分に積んでいない状態で一国一城の主になってしまったものだから、余計にイケイケドンドンになっている側面あるなあ。

関東静謐に王手をかけた軍神様は、そのアピールのために鶴岡八幡宮への参詣を計画。
うん。構想自体は間違っていない。
ただ、問題は、この手の儀式って、当然のことながら席順やら家格やらの問題が横たわっている訳だけど、そこら辺を理解しているのって、関東管領位しかいないし、そして義輝の近臣達が関東管領の面子を立てているかと言えば、細川の疫病神を筆頭に面子を潰すようなことしかしていない。

いやこれ真面目に「団結できればいいですね」としかいえないんですよねえ。
極論言えば、足利と関東管領は「対北条」という観点では共闘出来ますけど、「対六角」で見た場合、関東管領側にしてみれば「北条と六角が組んでいるから足利と組むけど、本音で言えば勝手にやってろ」でしかない訳で。

足利の近臣達が「君側の奸」「佞臣」扱いされる可能性が高いというのがなあ。
  • 投稿者: yukikaze
  • 2022年 09月23日 16時11分
コメントありがとうございます!

北条は少し想定外が重なりましたね。特に武田が矛を返して今川領に略奪に入るとは、お天道様でも見抜け(ry

秀吉サンはまだちょっと若すぎるのが一番のネックですね。今でもギリ10歳なので、店を出すにはナメられそうなのがなんとも。
裏道探そうとするのも分からなくはないかなぁとw

軍神様は「いよいよ六角と対決する」と関東諸氏に宣言する意味では鶴岡八幡宮での戦勝祈願は士気が上がりそうではあります。
とはいえ、じゃあ関東の面々が六角粉砕して上洛→足利の天下再建を本心から望んでいるかというと……てな感じですね。

仰る通り、家格や席次の問題もありますので、関東管領はやはり帷幕から外せません。
細川と上杉の関係も不安要素としてありますし、緒戦で関東優勢をどれだけ演出できるかが勝負といった感じでしょうか。

兵の数で言えば六角の遠征軍と互角になるくらいは集められたと思いますが、兵の質で言えば十年以上の長い時間をかけて軍制と指揮系統の整備を続けて来た六角軍とは雲泥の差があると言えます。

長尾景虎の天才性が主人公のこれまでの集大成を打ち砕けるかどうか、ですね。
[良い点]
謙信が毘沙門天じゃない神様に祈ってる!!

あんまり謙信の若い頃知らないんですが、初めから毘沙門天大好きマンってわけじゃ無かったんですかね?
コメントありがとうございます!

もちろん毘沙門天に対して信仰心が篤かったというのもあると思いますが、長尾景虎が『毘沙門天の化身』になったのはどうやら足利義輝の横死と関係があるのかなと思ってます。

ご存知のように長尾家は元来越後守護職の家ではないのですが、正統なる甲斐守護武田晴信と戦うに当たって『越後守護代』の肩書ではちょっと弱いのも確かです。
足利義輝からは信濃守護の小笠原長時の帰国を助けるようにと指示されていますので、信濃出兵の名分は充分に立つはずでした。

ところが、肝心の将軍義輝が三好三人衆によって殺されてしまいました。

そこで、『神仏に成り代わって世の乱れを糺す』という中二臭全開の理屈で信濃出兵を行ったような形跡が史料から読み取れます。

信仰の対象が毘沙門天だったのは春日山にたまたま毘沙門堂があった為であり、『源氏の守り神』である八幡菩薩の化身を名乗るのはさすがに恐れ多かったのかなと思います。(『毘沙門天』は当時としては比較的新しい神様でした)

今回の場合、(景虎にとっての)『八幡菩薩の化身』は足利義輝であり、自分はその政道を援ける忠臣という立場を取っています。
なので、八幡菩薩に祈る感じになってもいいかなと思ってますw
[一言]
六角、長尾、武田、北条を巻き込んだ争いも気になりますが
藤吉郎のこれからも気になります
  • 投稿者: ああああ
  • 2022年 09月23日 12時32分
コメントありがとうございます!

藤吉郎は目端の利く男ですので、何か良い商売のタネを拾ってくることでしょう!w
[良い点]
 決戦というのは、気運が徐々に盛り上がって行き、お互い戦機を探る中で最後に対陣してからの直接対戦となるものであって、行き当たりばったりの遭遇戦で起こるようなものではない。そこがよく書けていると思います。
[一言]
 少数でいいから逆上陸部隊を用意して、決戦の数日前ぐらいに越後直江津に攻め込ませれば、敵を大いに動揺させることもできそうです。時間調整が難しいですがやってみる価値はありそうです。
 武田と長尾の間にどれだけ連絡があるかはわかりませんが、指示があろうとなかろうとその動きは一流で陣営にとって役に立っていること間違いなしでしょう。本来なら合流させたいところ敢えて別方面をつくなどは才能を感じます。
 商人として稼ぐなら、戦場で物を売るのが一番ですが、それができるかはなんとも。六角側でなければ危険ですし、そちらは信用ある人物でなければ入れてもらえないような気がします。それでも、リスクをとってやるならありでしょう。
 いざ戦場に出れば急にやる気になるところは、さすがかの人物と行ったところでしょう。世の貴人というものは、戦場に贅沢とか娯楽を求めて足を引っ張ることの方が多いといったイメージがある中、積極的に戦場を求めるだけでも公方の資質ありとして認めてもいいと思います。まあ、僭称の解消なく終わるでしょうし、命長らえることもないでしょう。
コメントありがとうございます!

鎮守府大将軍として天下に新たな秩序を打ち出した今、主人公としても今更足利の亡霊を生き残らせるわけにはいきませんので、お互いにいずれは決戦に及ぶものという意識はあったでしょうね。

逆上陸部隊の構想はいいかもしれませんね。
上陸まで行かずとも、直江津を海上封鎖するだけでもそれなりの効果がありそうです。

武田の今川侵攻はほとんどアドリブですが、北条からすれば一番『嫌な一手』だったでしょう。
嫌がらせするつもりの幻庵に逆に嫌がらせをするあたり、さすがは武田晴信という感じです。

仰る通り、商人として一番旨味があるのは戦場ですが、物流を経済の急所と断じる主人公が怪しげな商人を戦場に入れるかというと大いに疑問ですね。
六角と長尾の決戦に藤吉郎が巻き込まれないことを祈るばかりですw

足利義輝は少なくとも戦場に贅沢を求めるようなところは無かったかなと思います。それは父の義晴も同様で、六角に保護されている間も特に贅沢とか娯楽を求めるような史料は無かったという印象です。
そういう意味では、義晴・義輝・義昭辺りの室町殿は『戦場に立つ気概』はあったと思います。
[一言]
 鶴岡八幡宮詣でですか。謙信には、騎乗のまま乗り入れた人を咎めて,それが長年の慣行で許されていた人だったので、所詮よそ者と思われて一気に関東武者の支持を失った事件がありましたよね。イギリスでも廷臣の中で一人だけ国王の面前で椅子に座る特権を持つ人がいるとか。そういった慣行を調べて配慮するって大事ですが、関東公方ならともかく、義輝や景虎の周囲には居そうもないな。北条武蔵守にまた支持が集まりそう。

 木下藤吉郎に六角公方の手は及ぶのか、それとも捨て置くのか。
  • 投稿者: 零伯
  • 2022年 09月23日 01時12分
コメントありがとうございます!

成田長泰の逸話ですね。謙信が関東制覇を成し遂げられなかったのはそれだけが原因とは思いませんが、少なくとも関東にとって『よそ者』であったのは影響が大きいと思います。
そういう意味では、作中の足利義輝なんかは『よそ者』もいい所なので、義輝主宰の戦勝祈願と言っても本当に関東を纏める効果があるかどうかは疑問ですねw

とはいえ、少なくとも『関東を悉く斬り従えた』という宣伝効果は充分にあると思いますので、『勝ち続けている』限りは義輝に従う者も増えていくと思います。

木下藤吉郎は、果たして六角公方の目に留まるのか……。
今後もご注目下さい!w
[一言]
年も明け春になりいよいよ長尾との決戦ですか
決戦場所はやっぱり川中島でしょうか?

それにしても長尾勢は戦続きでそろそろ兵士たちに疲れが出ませんかね?
幾ら大将が士気旺盛でも肝心の兵士にやる気が出ないとどうしようもないですが
  • 投稿者: 胴田貫
  • 2022年 09月22日 22時29分
コメントありがとうございます!

やはり決戦といえば川中島ですかねぇ()

長尾勢は戦の疲れは多少出ていると思いますが、それ以上に連戦連勝でテンションアゲアゲな現状が疲れを忘れさせている感じですね。
何はともあれ、緒戦が勝負です。
長尾勢とすれば、緒戦で躓くと一気に疲労が襲って来ると思われますので、大将がどれだけ『お味方優勢』を演出できるかが勝負だと思います。

[良い点]
軍神さまと宇佐美のおっさんは関東への出稼ぎに夢中で、まんまと3月まで時間を稼がれてしまいましたか。立て直していた六角軍はどこまで完成度を上げていますやら。そしてなにやら天性の強運を発揮して、取り締まりから命拾いしそうなお猿さん。この世界でもなんだかんだなの綱渡りで成り上がりそうですな。
[気になる点]
そういえば攻城戦用に木砲は作らないのかな。試作・試用でそれなりに犠牲者が出るだろうけれど、金属製の大砲を開発するほど技術的なハードル高くないし、時間にもお財布にも優しいはずなのだけれど。
[一言]
軍神さまが順調に厨二病への階段を駆け上がっておられますな。
コメントありがとうございます!

秀吉はなんだかんだで天性の強運がありますねw
この世界でもなんだかんだ名前を残しそうなところはさすがという他ないです。

攻城戦用の兵器ももちろん試作して行ってますが、主人公は王直が持ち帰った大砲をコピーしていく方を考えている感じです。
そもそも他国にまだ潤沢に火薬兵器が出回ってないので、そんなに急いで大型の鉄砲を開発する必要性を感じてもいないとは思います。

軍神様はまさに厨二病真っ盛りですね。
後で思い出して顔あか~くなるヤツですw
[一言]
 義挙ではなく愚挙なんだよなぁ…。
  • 投稿者: 一十八祐茂
  • 30歳~39歳 男性
  • 2022年 09月22日 21時21分
まさしく……w
[1] << Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> [140]
↑ページトップへ