感想一覧

[良い点]
かなしい、けれど綺麗なお話だとおもいました。レティも、ヴィルヘルムも儚く美しかったです。登場人物の色が思い浮かぶようでした。幸せな時間はわたしも幸せに、レティがなくなってしまってからは、自分もなにかなくしたような気持ちになって読後も心に残る作品でした。素敵な作品をありがとうございました。

[一言]
赤ちゃんの名前、考えてたんだよ。の一文で泣いてしまいました。
名作だと思います。
読ませて頂き有難うございました。

[良い点]
愛憎をめぐって人をここまで醜悪に見せながら、主人公のぶれなさと、因果応報の顛末まで復讐劇と一途な愛情とが書けているところ。
他人を貶めて誰の目にも美しく見えるよう画策し続けたアンジェラと、自分の好むものや愛情といった内面だけで飾らず、一途であったレティとの対比がはっきりと書けているところ。
[気になる点]
　ジュストの説明として、功績と階級で語られる部分が何だか入ってきにくかった。
　ヴィルが他に関心が薄いキャラならばこれでいいと思うが、功績が如何にすごかったのか。どれだけ特別な実績だったのかが分かりやすい方がよいと思う。
　一方、狂炎の魔術師は更地にしたというところが書いてあるため、その力の強さがわかるが、面積や被害の程度が伝わると思う。
[一言]
　誰かとの比較や競争によらず、優しく誠実な内面だけを見せたレティを選ぶ主人公の狂気的なほどの一途さがよく書けていると思います。けれども、勿体ない。
　レティを選んだ主人公の他者を見る目が階級やおおまかな評判など表面をなぞることが多いことが気になる。主人公が内面まで評価している名前ありのキャラはアンジェラとレティくらいしかいない。他は地位や血統、功績と言ったがいぶんばかり。その点では、主人公も評判で比較をする他のキャラとの差がないように見えてしまう。
　他のキャラたちよりも内面に目を向けているようで、そうでもないヴィルがどこか幼く見えて、勿体ないと思った。

[一言]
自分は悲劇が嫌いです
現実の悲劇だけでもいっぱいだから物語はHAPPY ENDでいいじゃない
娯楽だから頭を空にして楽しめるものがいい、と考えています。

それでも引き込まれました。
☆五つですわ

[一言]
とても悲しい話ですが、話のテンポが良くて一気に読み進めることが出来ました。あまり、短編小説は好きではないですがとてもいい作品だと思います。

[一言]
若い女性を見殺しにした子爵家のメイドや使用人のざまあ、それに気が付かなかった家族の話も読んでみたいです。

[一言]
来世で2人が幸せな未来があるといいな

[良い点]
これは・・、悲しいお話ですね。。
来世がもしあるのなら、二人が幸せであれますように。
読んでみたいなぁ|ω・`）ちら・・

[一言]
磔刑…くそぬるい。もっとこう、生まれてきた事を今生きていることを心の底から後悔して呪うくらいのモノでなくては。そもそも処刑前に精神やら心やら魂やらをズタズタに引き裂いておかないと嘘でしょ。

取り敢えず手前の娘がめちゃくちゃに犯され壊れる様をノーカットで見せつけてあげたらどうかな。そのあと嫁もね。

[良い点]
レティへの愛がわかる素晴らしい作品でした。