エピソード227の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[一言]
ビザンツ帝国は歴史的使命を果たして消滅した世界史上でも偉大な国家だと尊敬しています。
その文化的遺産、コンスタンティノープルの栄光も含めて。
(この小説でも出てきましたね。)
千年帝国もやがて腐るのだろうし意気軒高なオスマン帝国は相手が悪すぎました。
しかし第4回十字軍は論外ですがもう少し西欧が協力的であればと思わないわけでもありません。
最近の「プーチンの戦争」を見ますと、モスクワとキエフで正教会が分裂していたり、特にモスクワの方が政治的従属をしていたりとビザンツ帝国の在りし日を想起させられます。
  • 投稿者: 豪陽
  • 男性
  • 2022年 07月03日 06時30分
>意気軒高なオスマン帝国
まぁ、メフメト2世は小さい頃からアル-イスカンダル(アレクサンドロス大王)に憧れていた筋金入りの人ですから、そんな彼からしてビザンツは覇道への障害でしかなかったかもしれません。一応傍系のトレビゾンドなんかはビザンツ滅亡後も生き延びたりしているんですが…
>西欧が協力的
この作品でも触れたり触れなかったりするかもしれませんが、東西教会の関係でかなり対立が根深いんですよねぇ
>モスクワとキエフで正教会
ウクライナの方が独立した奴ですね。この件でモスクワとコンスタンティノープルとの間で相当揉めたとか…

とはいえ今回はロシア側に非があるとはいえ、じゃあ、歴史的にコンスタンティノープル側には全くなかったか、と言えばそうではなく例えばブルガリアではオスマン帝国統治時代にそれを利用する形でブルガリア語での典礼を弾圧してギリシア語に一本化しようとしたりしてます。
今回の結婚の条件の中にブルガリア正教会の独立の承認とあるのはそのあたりが原因だったりします。
[良い点]
一般とは異なったエキゾチックな第3の帝国ですね。
帝国は「カエサルと始皇の末裔たる皇帝が治める国」というよりも「多様な国土と国民の地域を統治する政治的統合体」とするのが学問的であり実際的なのでしょうけれども、言い換えると「世界を統べる意志」という事になるでしょうか。
過去の所産であると同時に未来へ向けた投機である帝国の本質を「第3の帝国」は良く示しているように思えました。
ロシアの奇妙な皇国意識を見てビザンツ帝国の皇帝の霊は笑っているだろうなと思うのですが。
  • 投稿者: 豪陽
  • 男性
  • 2022年 07月02日 08時24分
豪陽氏感想ありがとうございます。
>一般とは異なった
あまり奇をてらい過ぎるのも好きではありませんが、普通過ぎるのも好きで
はないので
>「世界を統べる意志」
実際、東ローマ帝国時代のコンスタンティノープルには世界の中心とされる岩が置いてあったりしていましたし、スペインやイギリスの太陽の沈まぬ帝国という表現もまさに世界を統べるものとしてのことばでしょうね。

>未来へ向けた投機
投資ではないあたりが…w
まぁ、実際、ブルガリアにしても、茅原の構想にしてもまだまだ未知の代物ですからね。

>ビザンツ皇帝の霊
笑っている…とは意外と言い切れないかもしれません。
というのも末期には捨て鉢になってカトリック教会に支援を頼み込んだのですがその時に出された条件が、東西教会のカトリック優位での再統一など実質的にビザンツを従属化に置こうとしたものばかりだったりするので、そんな中で正教の信仰を守り抜いて未来へと繋げたのがロシアですから、微妙な視線を向けつつも感謝自体はしてそう。
↑ページトップへ