エピソード302の感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
この節は国際政治の力学は20世紀初頭のまま科学、経済、社会の発展が加速した20世紀中葉の様相を端的に示しています。
この小説全体の特色を明瞭に見て取れる点で面白いです。
アジアにあって日清戦争、日露戦争の不戦もありアメリカの国内事情もあって東亜の勢力が均衡しているのがこの小説世界でした。
そうなると大陸に野望を持つ軍人ははっきり日本にとって邪魔なわけであります。
彼らにとっては生ぬるい中庸穏健な政策でも欧米が自壊する状況においては最適手だったかも知れない。
騒乱や政治的陰謀によらずアジアの民族資本は伸びつつある。
やはり北と石原の吸う印度葉巻の味は辛かったと思います。
この節は国際政治の力学は20世紀初頭のまま科学、経済、社会の発展が加速した20世紀中葉の様相を端的に示しています。
この小説全体の特色を明瞭に見て取れる点で面白いです。
アジアにあって日清戦争、日露戦争の不戦もありアメリカの国内事情もあって東亜の勢力が均衡しているのがこの小説世界でした。
そうなると大陸に野望を持つ軍人ははっきり日本にとって邪魔なわけであります。
彼らにとっては生ぬるい中庸穏健な政策でも欧米が自壊する状況においては最適手だったかも知れない。
騒乱や政治的陰謀によらずアジアの民族資本は伸びつつある。
やはり北と石原の吸う印度葉巻の味は辛かったと思います。
エピソード302
豪陽氏感想ありがとうございます。
>アジアにあって日清戦争、日露戦争の不戦もありアメリカの国内事情もあって東亜の勢力が均衡しているのがこの小説世界でした。
この点は少し補足が必要で、アメリカがあまりアジア勢を敵足りうるとみていないのも重要ですね。
>彼らにとっては生ぬるい中庸穏健な政策でも欧米が自壊する状況においては最適手だったかも知れない。
たしかにアジアは経済的に発展しつつはありますが、それでも工業的、技術的には依然として欧州列強のほうが上なんですよね。
>やはり北と石原の吸う印度葉巻の味は辛かったと思います。
一応、ほんとにダメダメだった朝鮮を近代化させたという意味では北や石原みたいな大陸浪人(と言っていいかは微妙ですが)の功績は大きいんですけどね。やってることは国際情勢にだいぶ助けられたとはいえ明治の元勲レベルですし
>アジアにあって日清戦争、日露戦争の不戦もありアメリカの国内事情もあって東亜の勢力が均衡しているのがこの小説世界でした。
この点は少し補足が必要で、アメリカがあまりアジア勢を敵足りうるとみていないのも重要ですね。
>彼らにとっては生ぬるい中庸穏健な政策でも欧米が自壊する状況においては最適手だったかも知れない。
たしかにアジアは経済的に発展しつつはありますが、それでも工業的、技術的には依然として欧州列強のほうが上なんですよね。
>やはり北と石原の吸う印度葉巻の味は辛かったと思います。
一応、ほんとにダメダメだった朝鮮を近代化させたという意味では北や石原みたいな大陸浪人(と言っていいかは微妙ですが)の功績は大きいんですけどね。やってることは国際情勢にだいぶ助けられたとはいえ明治の元勲レベルですし
- スキットル
- 2023年 11月14日 23時24分
感想を書く場合はログインしてください。