エピソード330の感想一覧
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[良い点]
完結おめでとうございます。
東京でのクーデターの砲声から始まり、平和な昼ドンの砲声で終わる。
タイトルと合わせて、なかなか粋な対照だと思いました。
「陸軍軍人」広田弘毅が自家用車を自分で運転する所に、「歴史的な奇妙な音色」とともに日本の社会の質的な変化が伺えるわけであります。
世界史における様々な可能性を思想や文化についても展開した点は素晴らしい事です。
史実ではコミンテルンとファシストがロードローラーで平らにならしたはずの地面に、様々な野草が残って花を咲かせている感じがします。
メインストリームのドイツもドラマチックでした。ドイツ自由社会主義共和国の成立と世界大戦。そしてアフリカで忘れられたドイツ帝国。世界に深い傷を残しながら滅んでいく社会主義ドイツ。末期戦の阿鼻叫喚の中でロンメル・ゲーリング連合が辛うじて正統のドイツ帝国の帰還を見届ける。
少なくとも私の中では興味深い物語でした。
敗北に打ちひしがれつつも品位と未来を守らんとするドイツ帝国。倫理的に絶望的な社会主義ドイツにあって粛清寸前の所で正気を保とうとするゲーリング。そしてドイツ内戦で孤児になったハンス少年との親子鷹。政治犯としての収監など自分の地獄堕ちの予感の中で、若い世代へ希望を託すゲーリングには趣がありました。
バッテンベルク卿の忍ぶ恋など大河ドラマ的な人間の華麗で雄渾な物語を感じることもできました。
大局的で広汎な視野のタペストリーにも人間的な物語のテクスチャが豊富に隠されているような印象であります。
アメリカ人の最終戦争の要塞「スペース・ホワイトハウス」やモズレー男爵の「めざせダウニング街10番地」を見れないのは残念ですが、取りあえず非常に楽しく拝見させてもらったことに感謝します。
完結おめでとうございます。
東京でのクーデターの砲声から始まり、平和な昼ドンの砲声で終わる。
タイトルと合わせて、なかなか粋な対照だと思いました。
「陸軍軍人」広田弘毅が自家用車を自分で運転する所に、「歴史的な奇妙な音色」とともに日本の社会の質的な変化が伺えるわけであります。
世界史における様々な可能性を思想や文化についても展開した点は素晴らしい事です。
史実ではコミンテルンとファシストがロードローラーで平らにならしたはずの地面に、様々な野草が残って花を咲かせている感じがします。
メインストリームのドイツもドラマチックでした。ドイツ自由社会主義共和国の成立と世界大戦。そしてアフリカで忘れられたドイツ帝国。世界に深い傷を残しながら滅んでいく社会主義ドイツ。末期戦の阿鼻叫喚の中でロンメル・ゲーリング連合が辛うじて正統のドイツ帝国の帰還を見届ける。
少なくとも私の中では興味深い物語でした。
敗北に打ちひしがれつつも品位と未来を守らんとするドイツ帝国。倫理的に絶望的な社会主義ドイツにあって粛清寸前の所で正気を保とうとするゲーリング。そしてドイツ内戦で孤児になったハンス少年との親子鷹。政治犯としての収監など自分の地獄堕ちの予感の中で、若い世代へ希望を託すゲーリングには趣がありました。
バッテンベルク卿の忍ぶ恋など大河ドラマ的な人間の華麗で雄渾な物語を感じることもできました。
大局的で広汎な視野のタペストリーにも人間的な物語のテクスチャが豊富に隠されているような印象であります。
アメリカ人の最終戦争の要塞「スペース・ホワイトハウス」やモズレー男爵の「めざせダウニング街10番地」を見れないのは残念ですが、取りあえず非常に楽しく拝見させてもらったことに感謝します。
エピソード330
豪陽氏感想ありがとうございます。
>タイトルと合わせて、なかなか粋な対照だと思いました。
個人的には安直かつ強引だったかな…と思っていたのでそう言ってもらえると嬉しいです。
>史実ではコミンテルンとファシストがロードローラーで平らにならしたはずの地面に、様々な野草が残って花を咲かせている感じがします。
活動報告でも書きましたが、目指していたのはまさにそういう世界でした。
>メインストリームのドイツもドラマチックでした。
メインストリームというにはちょっとヒール要素が強すぎた気もしますね…
>大局的で広汎な視野のタペストリーにも人間的な物語のテクスチャが豊富に隠されているような印象であります。
これはねぇ……いやほんとに自分にもう少し才能が有ればもっと人間的な物語をいっぱいできたはずなんですが、どうにもドライな感じになってしまうというか、歴史を語るのとドラマを作るのは違うんだな、と実感するとと共に最後まで改善できなかった残念な点ですね。
>アメリカ人の最終戦争の要塞「スペース・ホワイトハウス」やモズレー男爵の「めざせダウニング街10番地」
実は一応どちらも大まかなネタはできてますが、ちょっと時系列的に微妙かなと思ったので書きませんでした。
続編を書いたらそっちのほうでやろうとも考えてますが、続編自体未定だから、それとは別に本編の補完的な短編として書いてもいいかなとか悩んでるところです。ご意見があれば頂けるとありがたいです
>タイトルと合わせて、なかなか粋な対照だと思いました。
個人的には安直かつ強引だったかな…と思っていたのでそう言ってもらえると嬉しいです。
>史実ではコミンテルンとファシストがロードローラーで平らにならしたはずの地面に、様々な野草が残って花を咲かせている感じがします。
活動報告でも書きましたが、目指していたのはまさにそういう世界でした。
>メインストリームのドイツもドラマチックでした。
メインストリームというにはちょっとヒール要素が強すぎた気もしますね…
>大局的で広汎な視野のタペストリーにも人間的な物語のテクスチャが豊富に隠されているような印象であります。
これはねぇ……いやほんとに自分にもう少し才能が有ればもっと人間的な物語をいっぱいできたはずなんですが、どうにもドライな感じになってしまうというか、歴史を語るのとドラマを作るのは違うんだな、と実感するとと共に最後まで改善できなかった残念な点ですね。
>アメリカ人の最終戦争の要塞「スペース・ホワイトハウス」やモズレー男爵の「めざせダウニング街10番地」
実は一応どちらも大まかなネタはできてますが、ちょっと時系列的に微妙かなと思ったので書きませんでした。
続編を書いたらそっちのほうでやろうとも考えてますが、続編自体未定だから、それとは別に本編の補完的な短編として書いてもいいかなとか悩んでるところです。ご意見があれば頂けるとありがたいです
- スキットル
- 2024年 06月23日 13時12分
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