感想一覧
▽感想を書く[良い点]
指腹。
この冒頭がまずいいですね。一気に話に引き込まれます。この冒頭文は虎が書いた小説の冒頭かな、なんて想像してしまいます。
なろうではよく書かれてるいじめ問題ですが、ありきたりな復讐劇ではないので、どんな結末になるかはらはらしながら読み進めました。結局語り手も虎に洗いざらいに話してしまう展開は良いですね。身を守れているんだかいないんだか。
羊に狼に虎、それから何かに熱中できる選ばれし「普通の人間」。それらの対比も見事でした。いや、もしかしたら普通の人間達も、虎の前身に過ぎないのかもしれませんね。
[一言]
これは星5ですね。あまり入れないんですが。
指腹。
この冒頭がまずいいですね。一気に話に引き込まれます。この冒頭文は虎が書いた小説の冒頭かな、なんて想像してしまいます。
なろうではよく書かれてるいじめ問題ですが、ありきたりな復讐劇ではないので、どんな結末になるかはらはらしながら読み進めました。結局語り手も虎に洗いざらいに話してしまう展開は良いですね。身を守れているんだかいないんだか。
羊に狼に虎、それから何かに熱中できる選ばれし「普通の人間」。それらの対比も見事でした。いや、もしかしたら普通の人間達も、虎の前身に過ぎないのかもしれませんね。
[一言]
これは星5ですね。あまり入れないんですが。
[良い点]
素晴らしかったです!
[気になる点]
もしかして、中島敦、お好きでしょうか。
[一言]
途中、メェメェが少し長く感じてもしまいましたが、展開してからが素晴らしかったです。
ーー私は猟師となりましょう。
『虎狩り』など。出来るものでしょうかね、ふふ、鉄砲ではなく私は仕掛け罠で待ちますし罠が外れないよう、確と準備致しますよ。
楽しかったです、良かった、御作品に、拝読がかなって。
有り難う御座いました。
素晴らしかったです!
[気になる点]
もしかして、中島敦、お好きでしょうか。
[一言]
途中、メェメェが少し長く感じてもしまいましたが、展開してからが素晴らしかったです。
ーー私は猟師となりましょう。
『虎狩り』など。出来るものでしょうかね、ふふ、鉄砲ではなく私は仕掛け罠で待ちますし罠が外れないよう、確と準備致しますよ。
楽しかったです、良かった、御作品に、拝読がかなって。
有り難う御座いました。
- 投稿者: 退会済み
- 2022年 07月24日 23時10分
管理
お読みいただきありがとうですよ!!
中島敦はあまり詳しくないんですよね、すみません。
もし、お気に入りでしたら。この虎の娘が登場する「山月記と変身願望」を読んでも楽しめるかもしれません。おすすめします。
中島敦はあまり詳しくないんですよね、すみません。
もし、お気に入りでしたら。この虎の娘が登場する「山月記と変身願望」を読んでも楽しめるかもしれません。おすすめします。
- 間野ハルヒコ
- 2022年 07月25日 07時28分
[一言]
うまく言えないんですけど 読後感がすごいです
うまく言えないんですけど 読後感がすごいです
お読みいただきありがとうですよ!!
これからも読後感がすごいのたくさん書くぞーい!
これからも読後感がすごいのたくさん書くぞーい!
- 間野ハルヒコ
- 2022年 05月11日 22時12分
[一言]
虎…あっ(察し
多分この本も売れないんだろうなぁ…
虎…あっ(察し
多分この本も売れないんだろうなぁ…
お読みいただきありがとうですよ!!
ふふふ、この本が売れるかどうかの明言は避けさせていただきましょう。
ふふふ、この本が売れるかどうかの明言は避けさせていただきましょう。
- 間野ハルヒコ
- 2021年 01月07日 22時03分
[良い点]
この引き込まれる独特な一人称、どこかで……?と思ったら、トロッコの人でしたか。納得。今回も面白い小説をありがとうございます。
[一言]
仕事で触れただけで指が飛ぶような工作機械とかも使いますので、カッターはちょっと切れるだけの道具としか思っていませんでした。でも、使い方次第でどこまでも凶悪になるものなんですね。……使い方とは言えないとも思いますが。
この引き込まれる独特な一人称、どこかで……?と思ったら、トロッコの人でしたか。納得。今回も面白い小説をありがとうございます。
[一言]
仕事で触れただけで指が飛ぶような工作機械とかも使いますので、カッターはちょっと切れるだけの道具としか思っていませんでした。でも、使い方次第でどこまでも凶悪になるものなんですね。……使い方とは言えないとも思いますが。
お読みいただきありがとうですよ!!
使い方によっては、水も凶器になるので、使う側や使い方の問題が大きいんじゃないかなぁと思っています。
純文学は色々書いているので、よかったらどぞですよ!!
まだ未読なら、山月記と変身願望を読むと色々つながるかも。
使い方によっては、水も凶器になるので、使う側や使い方の問題が大きいんじゃないかなぁと思っています。
純文学は色々書いているので、よかったらどぞですよ!!
まだ未読なら、山月記と変身願望を読むと色々つながるかも。
- 間野ハルヒコ
- 2020年 11月23日 09時59分
[良い点]
残酷、そして秀逸。
短編をこれだけ纏め上げられるというのも感心できるし、こんなダークな雰囲気がたまらない!
読んだら何かを考えさせられる、そんな感じがしますね。
[一言]
傷つけたり傷つけられたり。
物理的じゃなくても精神的の攻撃。
無罪だと主張して、責任と罪から逃れようとして。
傍観者も同罪、と言ってもだから?となって。
傍目から見ればいじめた側が悪い。が、それも前半だけの話?で。後半はただの呪いで。
狂ったような学級と、何かの歯車が崩れたような歯止めが効かなかった傷。
え〜、結論としてはいじめ、絶対ダメ!
残酷、そして秀逸。
短編をこれだけ纏め上げられるというのも感心できるし、こんなダークな雰囲気がたまらない!
読んだら何かを考えさせられる、そんな感じがしますね。
[一言]
傷つけたり傷つけられたり。
物理的じゃなくても精神的の攻撃。
無罪だと主張して、責任と罪から逃れようとして。
傍観者も同罪、と言ってもだから?となって。
傍目から見ればいじめた側が悪い。が、それも前半だけの話?で。後半はただの呪いで。
狂ったような学級と、何かの歯車が崩れたような歯止めが効かなかった傷。
え〜、結論としてはいじめ、絶対ダメ!
読んでいただきありがとうだよ!!
茶番を入れて文章量をかさましした方がおかねになりやすいんだけど。
わたしは無駄のない短編というのがすきでね。
このシリーズはそういうものを目指しているよ。
いじめは初期で止めないと、歯止めがきかなくなっちゃうんだよね。
物理的隔離とか対処方法は色々あるんだけど、やっぱ初期で止めるのが一番だなぁと思っています。
茶番を入れて文章量をかさましした方がおかねになりやすいんだけど。
わたしは無駄のない短編というのがすきでね。
このシリーズはそういうものを目指しているよ。
いじめは初期で止めないと、歯止めがきかなくなっちゃうんだよね。
物理的隔離とか対処方法は色々あるんだけど、やっぱ初期で止めるのが一番だなぁと思っています。
- 間野ハルヒコ
- 2020年 11月15日 09時39分
[良い点]
自分の中にある汚い感情を曝け出す事は、痛みを伴いますが、内面の感情を言語化していく事で整理される部分も大きいと思います。
羊の皮を被って長年蓋をしてきたのに、外部から都合の悪い部分を剥き出しにされていく様は、一見酷いレイプのようにすら感じますが、一方でカウンセリングをしているような印象も受けました。(虎パパが意図してるわけじゃないですが)
主人公の感情を追体験しているような感じで、読んでいて胃がキリキリしました。
個人的にはイジメパートよりも、後半の個に迫る部分をもっとガッツリ読みたいです!
[一言]
虎パパの魅力は半端ないですね!
実際にこんな人が居たら、自分も身体を差し出して食べて貰えないか打診したいです笑!
自分の中にある汚い感情を曝け出す事は、痛みを伴いますが、内面の感情を言語化していく事で整理される部分も大きいと思います。
羊の皮を被って長年蓋をしてきたのに、外部から都合の悪い部分を剥き出しにされていく様は、一見酷いレイプのようにすら感じますが、一方でカウンセリングをしているような印象も受けました。(虎パパが意図してるわけじゃないですが)
主人公の感情を追体験しているような感じで、読んでいて胃がキリキリしました。
個人的にはイジメパートよりも、後半の個に迫る部分をもっとガッツリ読みたいです!
[一言]
虎パパの魅力は半端ないですね!
実際にこんな人が居たら、自分も身体を差し出して食べて貰えないか打診したいです笑!
読んでくれてありがとうだよ!!
羊人間のテーマはホラーなのでおどろおどろしいシーンが多いんだ。
個に迫る部分が本質でホラーはそれを際立たせるための演出なのさ。
実は虎パパが再登場する予定はなかったんだけど、山月記と変身願望で人気が出たので出してみたら見事にはまったよ。
他の作品にもちらほら出ているので、読んでるうちにまた会えるかもだね!
(今、書いてるやつにも出るかもしれないよ)
羊人間のテーマはホラーなのでおどろおどろしいシーンが多いんだ。
個に迫る部分が本質でホラーはそれを際立たせるための演出なのさ。
実は虎パパが再登場する予定はなかったんだけど、山月記と変身願望で人気が出たので出してみたら見事にはまったよ。
他の作品にもちらほら出ているので、読んでるうちにまた会えるかもだね!
(今、書いてるやつにも出るかもしれないよ)
- 間野ハルヒコ
- 2020年 11月10日 21時27分
[一言]
構成が魅力的でした。「わたし」が虎に飲み込まれる比喩に現実の無情さ、人間の欲望が出ていて良いと思いました。カフカの断食芸人を思い出しますね
構成が魅力的でした。「わたし」が虎に飲み込まれる比喩に現実の無情さ、人間の欲望が出ていて良いと思いました。カフカの断食芸人を思い出しますね
読んでくれてありがとうだよ!!
いやー、構成面の話をしてもらえると嬉しいね。
丁寧に書いた甲斐があるよ。
リアリティと比喩表現を両立させて、ホラーにしてみたよ!!
こういうのはうまく決まると楽しいね!
実は断食芸人は読んだことがないんだ。
なんだか気になってきた。。
いやー、構成面の話をしてもらえると嬉しいね。
丁寧に書いた甲斐があるよ。
リアリティと比喩表現を両立させて、ホラーにしてみたよ!!
こういうのはうまく決まると楽しいね!
実は断食芸人は読んだことがないんだ。
なんだか気になってきた。。
- 間野ハルヒコ
- 2020年 11月10日 18時25分
[良い点]
テーマの目の付け所が独特で、なかなか好みです。
ともするとグロテスク展開は安易で幼稚になりがちですが、さらりとしてあまりそのような印象はありません。
映像作品にしても合いそうな感じもしました。
作品を拝見したのはこれで3作目ですが、幅広いジャンルを扱われているとのことで、ますます色々と読んでみたくなりました。
[気になる点]
これは作品の雰囲気の演出の意図も兼ねていると思われるので完全に個人的な評価になってしまいますが、中盤まで一人称視点のモノローグが長々続くので、読んでいてちょっと疲れてしまいました。
テーマの目の付け所が独特で、なかなか好みです。
ともするとグロテスク展開は安易で幼稚になりがちですが、さらりとしてあまりそのような印象はありません。
映像作品にしても合いそうな感じもしました。
作品を拝見したのはこれで3作目ですが、幅広いジャンルを扱われているとのことで、ますます色々と読んでみたくなりました。
[気になる点]
これは作品の雰囲気の演出の意図も兼ねていると思われるので完全に個人的な評価になってしまいますが、中盤まで一人称視点のモノローグが長々続くので、読んでいてちょっと疲れてしまいました。
お読みいただきありがとうですよ!
羊人間のテーマはホラー!
安易にならないホラーを目指したので、そう言ってもらえるとうれしみだよ!
色んな目的をもって書くと成長しやすくなるから、複数テーマに手を出しがち。
今はMMORPGを題材にして純文学を書いてるよ。いかに面白さを残してエンタメ性を削るか、の探求が目的でこれができればだいたいの話を純文学にできるようになるはずだよ!
やった!
羊人間のテーマはホラー!
安易にならないホラーを目指したので、そう言ってもらえるとうれしみだよ!
色んな目的をもって書くと成長しやすくなるから、複数テーマに手を出しがち。
今はMMORPGを題材にして純文学を書いてるよ。いかに面白さを残してエンタメ性を削るか、の探求が目的でこれができればだいたいの話を純文学にできるようになるはずだよ!
やった!
- 間野ハルヒコ
- 2020年 11月04日 08時10分
[良い点]
村上春樹さんの羊男みたいなのを想像していたが全然違った。
いとうせいこうさんの『ノーライフキング』(古いよね)なんかを連想した。
何か敗北感とか無力感に胃を抉られるような感じですね。
[気になる点]
主人公は男子かと思ったら女子だったんですね。
そりゃリスカだしね。
[一言]
自分とこでは、ブラック企業と自己愛性PDの話を書いてますが、やっぱり悪ではなく弱さが原因なんですよね。
いじめの原因にも自己愛性PDがあるような気がします。そっちで書く予定もあるんですが、いつになるか不明です。自分のことですいません。
村上春樹さんの羊男みたいなのを想像していたが全然違った。
いとうせいこうさんの『ノーライフキング』(古いよね)なんかを連想した。
何か敗北感とか無力感に胃を抉られるような感じですね。
[気になる点]
主人公は男子かと思ったら女子だったんですね。
そりゃリスカだしね。
[一言]
自分とこでは、ブラック企業と自己愛性PDの話を書いてますが、やっぱり悪ではなく弱さが原因なんですよね。
いじめの原因にも自己愛性PDがあるような気がします。そっちで書く予定もあるんですが、いつになるか不明です。自分のことですいません。
読んでいただきありがとうですよ!!
面白い題材を書かれていますね、気になります。
元ネタというか、複数の純文学ネタを散りばめているのでどれが元かというと微妙なんですが大江健三郎の「人間の羊」が着想になりますね。
内容はかなり別のものになっていますが。
羊人間ではより多くの人間に感情移入してもらうために「どうにもならない状況や現実」をメインにして物語を進行しているのですが、ゆくゆくは個人の持つ弱さや愚かさにも触れてみたいですね。
傲慢さや弱さからくるうぬぼれや偏りというのは扱いにくいのですが、そこから発生している問題というのとても多い。
面白い題材を書かれていますね、気になります。
元ネタというか、複数の純文学ネタを散りばめているのでどれが元かというと微妙なんですが大江健三郎の「人間の羊」が着想になりますね。
内容はかなり別のものになっていますが。
羊人間ではより多くの人間に感情移入してもらうために「どうにもならない状況や現実」をメインにして物語を進行しているのですが、ゆくゆくは個人の持つ弱さや愚かさにも触れてみたいですね。
傲慢さや弱さからくるうぬぼれや偏りというのは扱いにくいのですが、そこから発生している問題というのとても多い。
- 間野ハルヒコ
- 2020年 09月20日 00時44分
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