感想一覧
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この作品にも興味を持って拝見しましたが
重慶攻略にはその道に鉄道がなく山岳もあるので占領するのは苦労する戦いで
下手すれば補給が切れてガタルカナルの戦いみたいに餓死者続出しかれないと考えてますので
重慶を攻略できたこの世界線の日本軍はすごいとおもいます
重慶攻略にはその道に鉄道がなく山岳もあるので占領するのは苦労する戦いで
下手すれば補給が切れてガタルカナルの戦いみたいに餓死者続出しかれないと考えてますので
重慶を攻略できたこの世界線の日本軍はすごいとおもいます
エピソード3
ご感想、ありがとうございます。
重慶攻略作戦については、実際に史実でも山脈をいかに突破するかが問題となっていました。
一方、南側の貴州には重慶に続く街道があったので、山脈の南側を迂回して重慶突入という作戦も考えられます。
ただ、基本的に重慶への補給は揚子江沿いで行われたものと考えられます。
今後とも、拙作をよろしくお願いいたします。
重慶攻略作戦については、実際に史実でも山脈をいかに突破するかが問題となっていました。
一方、南側の貴州には重慶に続く街道があったので、山脈の南側を迂回して重慶突入という作戦も考えられます。
ただ、基本的に重慶への補給は揚子江沿いで行われたものと考えられます。
今後とも、拙作をよろしくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2025年 02月04日 22時54分
[一言]
僕は田中頼三提督もかなり良い提督と思うのですが、三笠先生はどう思われますか?
僕は田中頼三提督もかなり良い提督と思うのですが、三笠先生はどう思われますか?
エピソード3
ご感想、ありがとうございます。
田中頼三提督に関しては、確かにルンガ沖海戦での華々しい戦果を挙げた指揮官であるとは思います。
しかし一方で、ソロモン戦線では田中提督以外にもコロンバンガラ島沖海戦での伊崎俊二司令官など、水雷戦で活躍した水雷戦隊司令官、駆逐艦長が多数おりますので、田中提督だけを特別視することは出来ないと考える次第です。
以上が、私の意見となります。
田中頼三提督に関しては、確かにルンガ沖海戦での華々しい戦果を挙げた指揮官であるとは思います。
しかし一方で、ソロモン戦線では田中提督以外にもコロンバンガラ島沖海戦での伊崎俊二司令官など、水雷戦で活躍した水雷戦隊司令官、駆逐艦長が多数おりますので、田中提督だけを特別視することは出来ないと考える次第です。
以上が、私の意見となります。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2023年 06月16日 23時32分
[良い点]
幕間1943年の断片完結おめでとうございます。
対オーストラリア攻撃でニューギニア方面からの攻撃と南方航路への通商破壊を牽制出来て今後が楽になりそう、南シナ海沿岸での航空機に損害も在支米航空軍の活動は事実上停止してるでしょうし史実と比較して船腹はまだまだ維持出来そうですね
ブリスベンはともかくフリーマントルは攻撃すべきなのに架空戦記でもあまり攻撃してる物を見掛けないのでしっかり爆砕していて良かったです
そしてブリスベンの大惨事はWWⅡどころか世界史的にみても屈指の規模の大規模爆発事案なのでは……?
オーストラリアは心情的には礼号作戦とろ号作戦で最早当面は侵攻作戦より本土防衛を強化しろとなりそうで
ここでも余計なリソースを吸い込ませそう
[気になる点]
史実でも長らく日本へのわだかまりを抱き続けたオーストラリアですが、こうなると戦後は日米英どこともかなりぎくしゃくした関係になりそうですね
米英に対しても自分を犠牲に戦争運営を強行したと隔意を持ちそうな気が、元々日本に脅威を感じていて比較的対日強硬派とは言え防衛的な話で何も我が身も顧みない一心不乱の対日大戦争を遂行、運営したかった訳でもないでしょうし
戦後の対豪関係は何処も微妙な感じになり大変そう
そして密接に関連するニューギニア北岸情勢も気になります
正直何時ダンピールを開放する、或いは突破されるかは一つの焦点になりそうですし
マリアナでの大決戦を考えるとアドミラルティ諸島、ラバウル、ダンピールを結ぶラインは可能な範囲で保持しておきたいでしょうから
独伊の空母は無事に浮かぶようで連合国側は更に大変そうですね
日本側の負担が可能な限り減ればそれだけで価値が
[一言]
いよいよ戦局が中部太平洋になる第四部を楽しみにしています。
無理の無い範囲内で更新して頂ければと思います。
幕間1943年の断片完結おめでとうございます。
対オーストラリア攻撃でニューギニア方面からの攻撃と南方航路への通商破壊を牽制出来て今後が楽になりそう、南シナ海沿岸での航空機に損害も在支米航空軍の活動は事実上停止してるでしょうし史実と比較して船腹はまだまだ維持出来そうですね
ブリスベンはともかくフリーマントルは攻撃すべきなのに架空戦記でもあまり攻撃してる物を見掛けないのでしっかり爆砕していて良かったです
そしてブリスベンの大惨事はWWⅡどころか世界史的にみても屈指の規模の大規模爆発事案なのでは……?
オーストラリアは心情的には礼号作戦とろ号作戦で最早当面は侵攻作戦より本土防衛を強化しろとなりそうで
ここでも余計なリソースを吸い込ませそう
[気になる点]
史実でも長らく日本へのわだかまりを抱き続けたオーストラリアですが、こうなると戦後は日米英どこともかなりぎくしゃくした関係になりそうですね
米英に対しても自分を犠牲に戦争運営を強行したと隔意を持ちそうな気が、元々日本に脅威を感じていて比較的対日強硬派とは言え防衛的な話で何も我が身も顧みない一心不乱の対日大戦争を遂行、運営したかった訳でもないでしょうし
戦後の対豪関係は何処も微妙な感じになり大変そう
そして密接に関連するニューギニア北岸情勢も気になります
正直何時ダンピールを開放する、或いは突破されるかは一つの焦点になりそうですし
マリアナでの大決戦を考えるとアドミラルティ諸島、ラバウル、ダンピールを結ぶラインは可能な範囲で保持しておきたいでしょうから
独伊の空母は無事に浮かぶようで連合国側は更に大変そうですね
日本側の負担が可能な限り減ればそれだけで価値が
[一言]
いよいよ戦局が中部太平洋になる第四部を楽しみにしています。
無理の無い範囲内で更新して頂ければと思います。
いつもご感想いただき、誠にありがとうございます。
米潜水艦による船舶被害をどうにかしないことには、日本に光明は見えてきませんので、このような展開とさせていただきました。
まだまだ艦艇面や装備面で海上護衛の問題は残っておりますが、連合軍の潜水艦基地を潰してしまうことによって史実よりもだいぶ船舶被害は減ることになるでしょう。
そしてブリスベン大爆発のモデルは、完全にハリファックス大爆発がモデルでございます。
さて、対日恐怖心が高まっている拙作中のオーストラリアですが、ご指摘のように、米軍のソロモン・ニューギニア方面への対日反攻作戦にも本土防衛を優先して兵を出したがらないでしょう。
オーストラリアからしてみれば自分たちを対日戦の矢面に立たせてアメリカは戦力を温存する気かと思うでしょうし、アメリカからしてみれば自国の安全保障に関わる問題なのに派兵を渋って自分たちに出血を強要しようとする卑怯な連中と映ることでしょう。
枢軸軍によって大損害を蒙っているソ連、中国、オーストラリアは、それぞれ英米への不信を募らせているに違いありません。
ただ問題は、日本にとって中国やオーストラリアが実質的に連合国陣営から脱落しようとも、アメリカが残っている限りまったく安心出来ないということです。
帝国陸海軍の苦闘は、まだまだこれからです。
そして、独伊海軍が健在なおかげで、イギリス艦隊にまったく戦力的な余裕はありません。
史実では一九四四年には、英艦隊がインド洋にて積極的な対日作戦行動を取り始めますが、この世界線ではまったく不可能です。
そのため、インド洋は連合軍にとって戦力の空白地帯となり、フリーマントルの壊滅と合せて、インド洋の日独連絡航路は当分の間、維持出来るでしょう。
ドイツからの最新技術を導入出来るインド洋航路が維持出来るだけでも、日本にとって非常に意義のあることです。
第四部までしばらくお時間を頂くことになるかと思いますが、今後とも拙作を宜しくお願いいたします。
米潜水艦による船舶被害をどうにかしないことには、日本に光明は見えてきませんので、このような展開とさせていただきました。
まだまだ艦艇面や装備面で海上護衛の問題は残っておりますが、連合軍の潜水艦基地を潰してしまうことによって史実よりもだいぶ船舶被害は減ることになるでしょう。
そしてブリスベン大爆発のモデルは、完全にハリファックス大爆発がモデルでございます。
さて、対日恐怖心が高まっている拙作中のオーストラリアですが、ご指摘のように、米軍のソロモン・ニューギニア方面への対日反攻作戦にも本土防衛を優先して兵を出したがらないでしょう。
オーストラリアからしてみれば自分たちを対日戦の矢面に立たせてアメリカは戦力を温存する気かと思うでしょうし、アメリカからしてみれば自国の安全保障に関わる問題なのに派兵を渋って自分たちに出血を強要しようとする卑怯な連中と映ることでしょう。
枢軸軍によって大損害を蒙っているソ連、中国、オーストラリアは、それぞれ英米への不信を募らせているに違いありません。
ただ問題は、日本にとって中国やオーストラリアが実質的に連合国陣営から脱落しようとも、アメリカが残っている限りまったく安心出来ないということです。
帝国陸海軍の苦闘は、まだまだこれからです。
そして、独伊海軍が健在なおかげで、イギリス艦隊にまったく戦力的な余裕はありません。
史実では一九四四年には、英艦隊がインド洋にて積極的な対日作戦行動を取り始めますが、この世界線ではまったく不可能です。
そのため、インド洋は連合軍にとって戦力の空白地帯となり、フリーマントルの壊滅と合せて、インド洋の日独連絡航路は当分の間、維持出来るでしょう。
ドイツからの最新技術を導入出来るインド洋航路が維持出来るだけでも、日本にとって非常に意義のあることです。
第四部までしばらくお時間を頂くことになるかと思いますが、今後とも拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月15日 12時59分
[良い点]
凄い知識ですね!
驚きました!ただただ唖然。このサイトでこういう作品に出会えて嬉しく思います、
自分の作品にも参考にさせて頂きたく思いました。
[気になる点]
無いですよ!
[一言]
初めまして。私もこのサイトに西アフリカの軍記物を連載している童晶といいます。部族闘争やフランス軍、奴隷問題などを冒険タッチに展開している作品です。
宜しかったら是非、三笠様に見て頂きたく思いました。
凄い知識ですね!
驚きました!ただただ唖然。このサイトでこういう作品に出会えて嬉しく思います、
自分の作品にも参考にさせて頂きたく思いました。
[気になる点]
無いですよ!
[一言]
初めまして。私もこのサイトに西アフリカの軍記物を連載している童晶といいます。部族闘争やフランス軍、奴隷問題などを冒険タッチに展開している作品です。
宜しかったら是非、三笠様に見て頂きたく思いました。
- 投稿者: 童晶(ワラベ・ショー)
- 2020年 11月07日 20時02分
エピソード5
初めてのご感想、ありがとうございます。
ありがたいお言葉を頂き、大変嬉しく思います。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
ありがたいお言葉を頂き、大変嬉しく思います。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月08日 12時52分
[一言]
更新お疲れ様です。
連合艦隊を使用した焼け石水的な通商破壊戦でオーストラリアにある米潜水艦基地と魚雷貯蔵庫を潰すことができたのはある意味でこの通商破壊戦の最大の戦果ではないでしょうか、史実の米潜水艦による被害を知るものとしてみれば。
そしてアメリカはオーストラリアという足手まといのお蔭で二正面作戦をしなければいけなくなり踏んだり蹴ったりですな~。でもこれだけやってもアメリカからしてみれば鬱陶しいだけであって致命的ではないんですよね・・・・なんでこんな国に喧嘩を売ったんだ、大日本帝国。
しかし困ったな、ドイツ海軍の水上艦隊が強化されてしまったぞ。しかも日本海軍に触発されてこんなことになるとは、これではドイツの敗戦も先送りになってしまうな。しかし航空機運用開発の権限を全て空軍に取られているドイツ海軍がまともに空母を運用できるのかな?。日本の空母運用を見て海軍に少し権限を委譲とかしたのならば別ですが。
しかしドイツから貰った技術とアメリカから鹵獲した兵器のお蔭で技術が史実より上がったのは嬉しいことです。しかし大和にCIC設置にフリッツXにV1そしてⅣ号戦車となんかすごいな・・・・史実でもこういった物があればな~。
次が血みどろの血戦の年になる一九四四年で帝国の運命が決まるのか果たしてどんな結果を迎えることとなるのか気になるところです。
> 信濃と伊吹に関しましては
第一部の雑記で確認しました。確認不足でした。申し訳ないです。信濃が戦艦として活躍するのには期待感があります。新章でどんな活躍をするのか楽しみです。
新章を楽しみにしています。
更新お疲れ様です。
連合艦隊を使用した焼け石水的な通商破壊戦でオーストラリアにある米潜水艦基地と魚雷貯蔵庫を潰すことができたのはある意味でこの通商破壊戦の最大の戦果ではないでしょうか、史実の米潜水艦による被害を知るものとしてみれば。
そしてアメリカはオーストラリアという足手まといのお蔭で二正面作戦をしなければいけなくなり踏んだり蹴ったりですな~。でもこれだけやってもアメリカからしてみれば鬱陶しいだけであって致命的ではないんですよね・・・・なんでこんな国に喧嘩を売ったんだ、大日本帝国。
しかし困ったな、ドイツ海軍の水上艦隊が強化されてしまったぞ。しかも日本海軍に触発されてこんなことになるとは、これではドイツの敗戦も先送りになってしまうな。しかし航空機運用開発の権限を全て空軍に取られているドイツ海軍がまともに空母を運用できるのかな?。日本の空母運用を見て海軍に少し権限を委譲とかしたのならば別ですが。
しかしドイツから貰った技術とアメリカから鹵獲した兵器のお蔭で技術が史実より上がったのは嬉しいことです。しかし大和にCIC設置にフリッツXにV1そしてⅣ号戦車となんかすごいな・・・・史実でもこういった物があればな~。
次が血みどろの血戦の年になる一九四四年で帝国の運命が決まるのか果たしてどんな結果を迎えることとなるのか気になるところです。
> 信濃と伊吹に関しましては
第一部の雑記で確認しました。確認不足でした。申し訳ないです。信濃が戦艦として活躍するのには期待感があります。新章でどんな活躍をするのか楽しみです。
新章を楽しみにしています。
エピソード5
ご感想、ありがとうございます。
拙作の世界線での礼号作戦とろ号作戦は、米軍による通商破壊作戦の船舶被害を史実よりも抑えるという、日本側に甘い展開を実現するために描写いたしました。
ただ、フリーマントルもブリスベンもオーストラリアにとって重要な港湾都市ですから、攻撃目標とはされやすいと思います。その点では、それほど無理のある設定ではないと、愚考する次第です。
そして、南太平洋と中部太平洋という二正面作戦は、史実でもアメリカ軍が実際に行っているので、この世界線でも十分に可能でしょう。改めて、アメリカの国力を思い知らされます。
日米開戦外交はなかなか複雑な過程を辿っており、避戦の可能性もあったのですから、単純に当時の日本を「無謀」と断ずることは出来ないと思っています。もちろん、開戦の決定を肯定することは出来ませんが。
三国干渉の時のように「臥薪嘗胆」が出来れば、歴史はまた違っていたのかもしれません。
さて、欧州戦線ですが、正直、ナチス・ドイツが残ってもソ連が残っても、戦後世界は混乱しそうで悩ましいところです。いっそ、共倒れになってくれた方が世界は平和な気がします。
ヒトラーもスターリンも、殺した人数の桁が世界史の中でも飛び抜けていますので、早々にご退場いただきたいところです(人口に占める割合ですと、ポルポトが一番酷いようですが)。
ただし、大日本帝国の存続という意味では、ドイツが優位でいてくれないと困るわけで、人道をとるか自国の安全保障をとるかという、冷徹な国際政治の現実を見せつけられるような気がいたします。
ドイツの空母運用ですが、これについては史実で実現しなかったために、実際にどのような形となるのかが不明な点が多くあります。
ただし、グラーフ・ツェッペリンでの艦載機運用を前提とした海軍第186航空隊という部隊が小規模ながら設立されていますから(その後、史実ではツェッペリンの完成の目途が立たなくなったため、空軍に吸収されます)、一九四〇年代以降はゲーリングの政治的発言力の低下と併せて、海軍航空隊が実現する可能性はあると思います。
艦載機については、日本から零戦や九七艦攻を輸入することで、お茶を濁す方法もあるでしょう(というよりも、一九四三年中に戦力化するには、その方法しかないでしょう)。特に彗星は、液冷発動機がダイムラー社のものを参考にしていますから、ドイツにおいては短期間でライセンス生産が可能でしょう。
イギリス海軍の艦載機を見ても、欧州戦線ならば九七艦攻でも十分に通用しそうな気がいたします。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
拙作の世界線での礼号作戦とろ号作戦は、米軍による通商破壊作戦の船舶被害を史実よりも抑えるという、日本側に甘い展開を実現するために描写いたしました。
ただ、フリーマントルもブリスベンもオーストラリアにとって重要な港湾都市ですから、攻撃目標とはされやすいと思います。その点では、それほど無理のある設定ではないと、愚考する次第です。
そして、南太平洋と中部太平洋という二正面作戦は、史実でもアメリカ軍が実際に行っているので、この世界線でも十分に可能でしょう。改めて、アメリカの国力を思い知らされます。
日米開戦外交はなかなか複雑な過程を辿っており、避戦の可能性もあったのですから、単純に当時の日本を「無謀」と断ずることは出来ないと思っています。もちろん、開戦の決定を肯定することは出来ませんが。
三国干渉の時のように「臥薪嘗胆」が出来れば、歴史はまた違っていたのかもしれません。
さて、欧州戦線ですが、正直、ナチス・ドイツが残ってもソ連が残っても、戦後世界は混乱しそうで悩ましいところです。いっそ、共倒れになってくれた方が世界は平和な気がします。
ヒトラーもスターリンも、殺した人数の桁が世界史の中でも飛び抜けていますので、早々にご退場いただきたいところです(人口に占める割合ですと、ポルポトが一番酷いようですが)。
ただし、大日本帝国の存続という意味では、ドイツが優位でいてくれないと困るわけで、人道をとるか自国の安全保障をとるかという、冷徹な国際政治の現実を見せつけられるような気がいたします。
ドイツの空母運用ですが、これについては史実で実現しなかったために、実際にどのような形となるのかが不明な点が多くあります。
ただし、グラーフ・ツェッペリンでの艦載機運用を前提とした海軍第186航空隊という部隊が小規模ながら設立されていますから(その後、史実ではツェッペリンの完成の目途が立たなくなったため、空軍に吸収されます)、一九四〇年代以降はゲーリングの政治的発言力の低下と併せて、海軍航空隊が実現する可能性はあると思います。
艦載機については、日本から零戦や九七艦攻を輸入することで、お茶を濁す方法もあるでしょう(というよりも、一九四三年中に戦力化するには、その方法しかないでしょう)。特に彗星は、液冷発動機がダイムラー社のものを参考にしていますから、ドイツにおいては短期間でライセンス生産が可能でしょう。
イギリス海軍の艦載機を見ても、欧州戦線ならば九七艦攻でも十分に通用しそうな気がいたします。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月08日 12時51分
[一言]
重慶攻略戦のツケでマリアナの要塞化が大幅に遅れていますな。もし、アメリカが予想を大きく上回る速度で攻め込んできたらマリアナ諸島は陥落してB-29の基地になり本土が爆撃されてしまう。最悪本土爆撃が原因で東條内閣が総辞職になってしまうかも。上手く時間稼ぎができれば良いがアメリカはそう甘くはないからな~、つらいところです。
この世界の帝国の本土を守るための高高度迎撃機は配備されているのだろうか?心配だ。海軍はもう雷電は辞めて陸軍の鍾馗しようぜ、無論海軍が20ミリ機銃を提供し武装を強化して。
そういえばこの世界では信濃と伊吹はどうなっているのだろうか?。やっぱり飛龍が生き残っていてもミッドウェーのショックで空母にされてしまったのだろうか、気になるな~。個人的には信濃は練習空母か予定道理に船体だけ完成させて湾の隅っこに追いやった方がいいと思うのと伊吹は戦没した三隈の補充で重巡として完成させたほうが早くドックが空くと思う。この世界ではどんな判断がされたのか気になるところです。
次回も楽しみにしています。
重慶攻略戦のツケでマリアナの要塞化が大幅に遅れていますな。もし、アメリカが予想を大きく上回る速度で攻め込んできたらマリアナ諸島は陥落してB-29の基地になり本土が爆撃されてしまう。最悪本土爆撃が原因で東條内閣が総辞職になってしまうかも。上手く時間稼ぎができれば良いがアメリカはそう甘くはないからな~、つらいところです。
この世界の帝国の本土を守るための高高度迎撃機は配備されているのだろうか?心配だ。海軍はもう雷電は辞めて陸軍の鍾馗しようぜ、無論海軍が20ミリ機銃を提供し武装を強化して。
そういえばこの世界では信濃と伊吹はどうなっているのだろうか?。やっぱり飛龍が生き残っていてもミッドウェーのショックで空母にされてしまったのだろうか、気になるな~。個人的には信濃は練習空母か予定道理に船体だけ完成させて湾の隅っこに追いやった方がいいと思うのと伊吹は戦没した三隈の補充で重巡として完成させたほうが早くドックが空くと思う。この世界ではどんな判断がされたのか気になるところです。
次回も楽しみにしています。
エピソード4
ご感想、ありがとうございます。
マリアナの防備の遅れは、史実通りな状況です。
ただ、アメリカの方の艦艇・人員の被害も甚大なものがありますので、史実のように昭和十八年中にギルバートやマーシャルを攻略することは不可能です。
東條内閣の末路については、現状では明確に自分の中では定まっておりません。アリューシャン方面から飛来したB29が、史実のように東京を焼き払って(明治宮殿も焼失して)内閣総辞職という案もありますが、国内の継戦派を牽制するとなると、東條内閣に辞められては困るという面もあります。
本土防空のための戦闘機については、欧州に派遣された陸海軍の使節団が、どこかで英米の独本土空襲の惨状を見る機会があるでしょうから、史実よりも開発が促進されるはずです。
ただ、筆者としてはやはり鍾馗や雷電よりも、紫電改、四式戦や五式戦を史実よりも早く実用化させたいです。さらに史実では実戦配備されなかったキ83なども、登場させたく思います。
信濃と伊吹に関しましては、「蒼海決戦」シリーズ第一部である「鉄底海峡の砲撃戦」雑記でも言及いたしましたように、それぞれ戦艦、重巡として竣工させる予定です。
伊吹に関しては、雷装を撤去した防空巡洋艦として登場させることを考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
マリアナの防備の遅れは、史実通りな状況です。
ただ、アメリカの方の艦艇・人員の被害も甚大なものがありますので、史実のように昭和十八年中にギルバートやマーシャルを攻略することは不可能です。
東條内閣の末路については、現状では明確に自分の中では定まっておりません。アリューシャン方面から飛来したB29が、史実のように東京を焼き払って(明治宮殿も焼失して)内閣総辞職という案もありますが、国内の継戦派を牽制するとなると、東條内閣に辞められては困るという面もあります。
本土防空のための戦闘機については、欧州に派遣された陸海軍の使節団が、どこかで英米の独本土空襲の惨状を見る機会があるでしょうから、史実よりも開発が促進されるはずです。
ただ、筆者としてはやはり鍾馗や雷電よりも、紫電改、四式戦や五式戦を史実よりも早く実用化させたいです。さらに史実では実戦配備されなかったキ83なども、登場させたく思います。
信濃と伊吹に関しましては、「蒼海決戦」シリーズ第一部である「鉄底海峡の砲撃戦」雑記でも言及いたしましたように、それぞれ戦艦、重巡として竣工させる予定です。
伊吹に関しては、雷装を撤去した防空巡洋艦として登場させることを考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月07日 13時52分
[良い点]
四川省は侵攻されて雲南派も蒋政権から離反して南京政府に付くとなると最早ハンプ越えもままならず、レド公路打通など夢のまた夢で連合国の北アフリカインド洋東南アジア支那戦線に掛けての戦域は丸ごと総崩れですね。
欧州での第二戦線構築と太平洋での真正面からの攻勢に全てを掛けない駄目な状況に
連合国側もさすがに無限に時間の余裕がある訳でもないですからね
[気になる点]
この状況で何がなんでも北フランスには史実通り上陸するのだってなると太平洋方面はますます厳しくなり日本にも光明が……半端な攻撃は日本側の餌食になりかねないですし
マキン襲撃やドーリットル空襲的な攻撃は要注意でしょうが
ただ日本側も安易な攻勢が最早出来ない状態なのでますます防御体制構築に邁進させるだけになりかねないので
太平洋は米側の本格的な中部太平洋侵攻まで互いに悩ましいかもしれないですね。
戦域があまりにも広大過ぎる……
海関連は独伊が空母保有を達成出来るかも気になる所ですね。
[一言]
兵器絡みは見えない部分は色々妄想させて頂きます。
そして追い込まれたソ連ですがじゃあドイツが東部戦線で勝利出来るかはまた別問題だろうって辺り結局米ソが敵だと戦争自体の勝利のイメージが付かなくて怖いですね。
四川省は侵攻されて雲南派も蒋政権から離反して南京政府に付くとなると最早ハンプ越えもままならず、レド公路打通など夢のまた夢で連合国の北アフリカインド洋東南アジア支那戦線に掛けての戦域は丸ごと総崩れですね。
欧州での第二戦線構築と太平洋での真正面からの攻勢に全てを掛けない駄目な状況に
連合国側もさすがに無限に時間の余裕がある訳でもないですからね
[気になる点]
この状況で何がなんでも北フランスには史実通り上陸するのだってなると太平洋方面はますます厳しくなり日本にも光明が……半端な攻撃は日本側の餌食になりかねないですし
マキン襲撃やドーリットル空襲的な攻撃は要注意でしょうが
ただ日本側も安易な攻勢が最早出来ない状態なのでますます防御体制構築に邁進させるだけになりかねないので
太平洋は米側の本格的な中部太平洋侵攻まで互いに悩ましいかもしれないですね。
戦域があまりにも広大過ぎる……
海関連は独伊が空母保有を達成出来るかも気になる所ですね。
[一言]
兵器絡みは見えない部分は色々妄想させて頂きます。
そして追い込まれたソ連ですがじゃあドイツが東部戦線で勝利出来るかはまた別問題だろうって辺り結局米ソが敵だと戦争自体の勝利のイメージが付かなくて怖いですね。
いつもご感想、ありがとうございます。
援蒋ルートの再開については、そもそもインド洋の制海権を奪還しない限りはどうにもなりませんので、連合軍にインド洋を奪還するだけの戦力的余裕がない以上、不可能でしょう。
さしものアメリカも、太平洋、欧州、インド洋と三正面作戦を行うだけの余裕はないでしょうから。
とはいえ、史実でもそうなのですが、例え蒋介石政権がガタガタで中国戦線で日本が優位に立っていたとしても、最終的に太平洋で勝てばアメリカとしては万事解決してしまうのですよね。
北フランス上陸作戦については、北アフリカのフランス艦隊と地中海のイタリア艦隊の抵抗を排除するだけの海軍戦力の余裕が英米側にないことが決定の最大の要因でしょう。
北フランスであれば、最悪、ドーバー海峡の制海権さえ確保していればどうにでもなりますし、実際、ツェルベルス作戦を例外として海峡の制海権はイギリスのものです。
さて、独伊の空母保有ですが、この世界線ではバレンツ海海戦でドイツが大勝していますから、ヒトラーによる水上艦解体命令が出ていません。
そのため、グラーフ・ツェッペリンは史実でも九割方完成していたことを考えると、一九四三年中には竣工しているでしょう。ただ、戦力化するとなると、もう少し時間がかかるでしょうし、そもそも天候が悪化しやすい北極圏の海域で空母が十全に力を発揮出来るのかという問題もあります。
そのため、バルト海沿岸地域で地上部隊を援護するといった任務に投入されそうな気もいたします。
なお、筆者個人としては、ザイドリッツは重巡として九割方完成していたのなら、もう重巡として完成させてしまえと思っていたりもします。拙作の世界線ではインド洋で日本海軍の水上艦隊による通商破壊作戦が効果を上げていますから、その影響を受けたドイツ海軍は無理に空母に改装するよりも、そのまま重巡として竣工させる可能性も捨てきれないでしょう。
また、史実と違ってヒトラーの解体命令が出ていないので、グナイゼナウも修理の上、主砲を三十八センチ砲に換装して戦線に復帰していると、筆者の中では考えております。
以前の返信でも申し上げました通り、ドイツ艦隊がイギリス艦隊と対決する番外編を書いてみたくはあるのですが、現状では構想段階に留まっております。
アクィラについては、イタリアが降伏していない以上、順調に工事が進められて、やはり一九四三年中には竣工しているでしょう。
戦艦インペロも、順調に工事が進めば一九四四年中には竣工させられる可能性が残っているでしょう。
そして、作中で東部戦線にどう決着をつけるのか、未だに筆者としても判らない部分があります。恐らく、史実と違ってドイツ軍は「東方防壁」を築く時間的余裕があるでしょうから、最終的に動員兵力でソ連がドイツを圧倒するとしても、戦線の膠着状態は長く続きそうな気がいたします。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
援蒋ルートの再開については、そもそもインド洋の制海権を奪還しない限りはどうにもなりませんので、連合軍にインド洋を奪還するだけの戦力的余裕がない以上、不可能でしょう。
さしものアメリカも、太平洋、欧州、インド洋と三正面作戦を行うだけの余裕はないでしょうから。
とはいえ、史実でもそうなのですが、例え蒋介石政権がガタガタで中国戦線で日本が優位に立っていたとしても、最終的に太平洋で勝てばアメリカとしては万事解決してしまうのですよね。
北フランス上陸作戦については、北アフリカのフランス艦隊と地中海のイタリア艦隊の抵抗を排除するだけの海軍戦力の余裕が英米側にないことが決定の最大の要因でしょう。
北フランスであれば、最悪、ドーバー海峡の制海権さえ確保していればどうにでもなりますし、実際、ツェルベルス作戦を例外として海峡の制海権はイギリスのものです。
さて、独伊の空母保有ですが、この世界線ではバレンツ海海戦でドイツが大勝していますから、ヒトラーによる水上艦解体命令が出ていません。
そのため、グラーフ・ツェッペリンは史実でも九割方完成していたことを考えると、一九四三年中には竣工しているでしょう。ただ、戦力化するとなると、もう少し時間がかかるでしょうし、そもそも天候が悪化しやすい北極圏の海域で空母が十全に力を発揮出来るのかという問題もあります。
そのため、バルト海沿岸地域で地上部隊を援護するといった任務に投入されそうな気もいたします。
なお、筆者個人としては、ザイドリッツは重巡として九割方完成していたのなら、もう重巡として完成させてしまえと思っていたりもします。拙作の世界線ではインド洋で日本海軍の水上艦隊による通商破壊作戦が効果を上げていますから、その影響を受けたドイツ海軍は無理に空母に改装するよりも、そのまま重巡として竣工させる可能性も捨てきれないでしょう。
また、史実と違ってヒトラーの解体命令が出ていないので、グナイゼナウも修理の上、主砲を三十八センチ砲に換装して戦線に復帰していると、筆者の中では考えております。
以前の返信でも申し上げました通り、ドイツ艦隊がイギリス艦隊と対決する番外編を書いてみたくはあるのですが、現状では構想段階に留まっております。
アクィラについては、イタリアが降伏していない以上、順調に工事が進められて、やはり一九四三年中には竣工しているでしょう。
戦艦インペロも、順調に工事が進めば一九四四年中には竣工させられる可能性が残っているでしょう。
そして、作中で東部戦線にどう決着をつけるのか、未だに筆者としても判らない部分があります。恐らく、史実と違ってドイツ軍は「東方防壁」を築く時間的余裕があるでしょうから、最終的に動員兵力でソ連がドイツを圧倒するとしても、戦線の膠着状態は長く続きそうな気がいたします。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月01日 12時57分
[良い点]
幕間、第四部とても楽しみです!
それにしてもどうして国内がこんなにガタガタなのか、、、
幕間、第四部とても楽しみです!
それにしてもどうして国内がこんなにガタガタなのか、、、
ご感想、ありがとうございます。
昭和期の大日本帝国における国策決定過程は、森山優先生が「『両論併記』と『非決定』」と表現するように、グダグダのガタガタなのがある意味で平常運転といえましょう。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
昭和期の大日本帝国における国策決定過程は、森山優先生が「『両論併記』と『非決定』」と表現するように、グダグダのガタガタなのがある意味で平常運転といえましょう。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 11月01日 12時29分
[良い点]
あっさり制圧されてしまったアッサム地方
英国と重慶政権の苦境は史実の比ではないでしょうねぇ
色々欧州からの贈り物を得られたようで1944年以降の日本側のガッツに期待出来る展開に
ローマの身代わりのフリッツXの犠牲者はヴァリアントでしたか、まぁ史実からして幸運値低そうですし妥当な犠牲者ですね
加藤隆義提督も軍令部総長候補かつ内南洋での決戦構想への関わりも深く艦隊派寄りなんで末次軍令部総長と並んで
一撃講和だ決戦だ!にのめり込むこの世界線の大日本帝国海軍をある意味象徴するような人事ですね
史実と違って手前勝手ではあっても刹那的でも戦力がやせ細って苦し紛れでもなく、史実で対立していた勢力同士も呉越同舟気味であってもある程度一致して
同じ方向を向いての文字通り総力を結集しての構想なのでこういった御仁が作中で表に出ると盛り上がりを感じます
[気になる点]
せっかく欧州までの交通路も確保出来た事ですしドイツの兵器技術もですがイタリアからもDa210/22modello35辺りは現物と製造機械も確保出来たりはしたんでしょうか?
そしてドイツからはHs293もゲット出来たかも気になる所
[一言]
遂に公言された無条件降伏要求ですが
なまじ凄まじい勝利の連続を経験して、史実ほど追い込まれず正気をより維持してるであろう
大日本帝国中枢部の人間の落胆、失望、焦燥、恐怖は史実とはまた違った感じで凄そうですね
日本海海戦も吃驚な勝ち方を連発して講和の足掛かりなるかもって期待していた人間も少なくないだろうし
あっさり制圧されてしまったアッサム地方
英国と重慶政権の苦境は史実の比ではないでしょうねぇ
色々欧州からの贈り物を得られたようで1944年以降の日本側のガッツに期待出来る展開に
ローマの身代わりのフリッツXの犠牲者はヴァリアントでしたか、まぁ史実からして幸運値低そうですし妥当な犠牲者ですね
加藤隆義提督も軍令部総長候補かつ内南洋での決戦構想への関わりも深く艦隊派寄りなんで末次軍令部総長と並んで
一撃講和だ決戦だ!にのめり込むこの世界線の大日本帝国海軍をある意味象徴するような人事ですね
史実と違って手前勝手ではあっても刹那的でも戦力がやせ細って苦し紛れでもなく、史実で対立していた勢力同士も呉越同舟気味であってもある程度一致して
同じ方向を向いての文字通り総力を結集しての構想なのでこういった御仁が作中で表に出ると盛り上がりを感じます
[気になる点]
せっかく欧州までの交通路も確保出来た事ですしドイツの兵器技術もですがイタリアからもDa210/22modello35辺りは現物と製造機械も確保出来たりはしたんでしょうか?
そしてドイツからはHs293もゲット出来たかも気になる所
[一言]
遂に公言された無条件降伏要求ですが
なまじ凄まじい勝利の連続を経験して、史実ほど追い込まれず正気をより維持してるであろう
大日本帝国中枢部の人間の落胆、失望、焦燥、恐怖は史実とはまた違った感じで凄そうですね
日本海海戦も吃驚な勝ち方を連発して講和の足掛かりなるかもって期待していた人間も少なくないだろうし
いつもご感想、ありがとうございます。
ご指摘の通り、インド情勢は、完全に大英帝国にとって悪夢状態です。蒋介石も、正直、英米の援助がなければ対日抗戦は難しいでしょう(それで日本との講和を選ぶかとうかは、また別問題ですが)。
加藤隆義については、これは本当に人選に迷いました。
まず直前まで航空本部長を務めていた片桐英吉を考えたのですが、中部太平洋での決戦構想を理解している人物となると、やはり軍令系統ではない彼には難しいものがあり、さらに中将ですから陸軍の山下大将より格下に見えるため、海軍の面子が許さないでしょう。
次に、軍事参議官の塩沢幸一も航空本部長の経験があり、階級も大将、山本と近しい人物もありますが、この頃はすでに病気がちであったと思われるので却下。
豊田副武を海軍代表にすると、連合艦隊司令長官に親補されなかったことと併せて、本人が国外追放されたように思ってしまうでしょうから、海軍内部でも流石に配慮すると思われます。
となると、やはり軍令系統に属し、航空機への造詣も深い加藤隆義ということになりました。
兵器・技術供与に関してですが、理系ではない筆者にとって正直、細かくすべてを技術的描写するだけの知識がありませんので、作中に登場する兵器以外については、読者の皆様のご想像にお任せしようかと思っております。
そして無条件降伏要求に関する日本側の反応ですが、恐らく史実を見る限り、これに反発する統帥部の統制の方に、苦労しそうな気もいたします。少なくとも、東條首相はそちらの方に胃を痛めそうです。
一方で、山本はこれでますます、中部太平洋での一撃講和構想にのめり込むでしょう。
それ以外の外交的な面に関しましては、第四部の方で描写してまいりたいと考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
ご指摘の通り、インド情勢は、完全に大英帝国にとって悪夢状態です。蒋介石も、正直、英米の援助がなければ対日抗戦は難しいでしょう(それで日本との講和を選ぶかとうかは、また別問題ですが)。
加藤隆義については、これは本当に人選に迷いました。
まず直前まで航空本部長を務めていた片桐英吉を考えたのですが、中部太平洋での決戦構想を理解している人物となると、やはり軍令系統ではない彼には難しいものがあり、さらに中将ですから陸軍の山下大将より格下に見えるため、海軍の面子が許さないでしょう。
次に、軍事参議官の塩沢幸一も航空本部長の経験があり、階級も大将、山本と近しい人物もありますが、この頃はすでに病気がちであったと思われるので却下。
豊田副武を海軍代表にすると、連合艦隊司令長官に親補されなかったことと併せて、本人が国外追放されたように思ってしまうでしょうから、海軍内部でも流石に配慮すると思われます。
となると、やはり軍令系統に属し、航空機への造詣も深い加藤隆義ということになりました。
兵器・技術供与に関してですが、理系ではない筆者にとって正直、細かくすべてを技術的描写するだけの知識がありませんので、作中に登場する兵器以外については、読者の皆様のご想像にお任せしようかと思っております。
そして無条件降伏要求に関する日本側の反応ですが、恐らく史実を見る限り、これに反発する統帥部の統制の方に、苦労しそうな気もいたします。少なくとも、東條首相はそちらの方に胃を痛めそうです。
一方で、山本はこれでますます、中部太平洋での一撃講和構想にのめり込むでしょう。
それ以外の外交的な面に関しましては、第四部の方で描写してまいりたいと考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 10月27日 13時04分
[一言]
初めて感想を書きます。
インド洋決戦勝利のお蔭で同盟国である独伊の連携強化を図るけどお互いの見てる敵が違うため無駄に終わりましたね。一応、兵器技術に関しては史実より手に入りましたから良しという感じですかね。
うーむ、ついに連合国から無条件降伏が出ましたか。和平の道がますます遠くなてしまった。これはルーズベルトが生きている間にはもう日本独力では講和は無理です。早く独が負けてルーズベルトが死亡して最後にアメリカ国民が日本との戦争に飽きてくれるといいのですが。なんだかんだ言ってアメリカ国民の戦争に対する意識は主戦場が欧州、太平洋はおまけという認識だからそこを突けば講和の道が開けるか?・・・・難しいが。果たして東條新内閣はどんな決断をするのか気になる。
インド洋決戦1943の最終話で話が出た軍令部総長の件ですが私は長谷川清大将を推しますな。対米非戦派と知られているし何より山本とも親交があり軍令部と海軍省の認識も一致しやすくなると思います。末次みいたな奴より私は長谷川大将がいいですね。
次回も楽しみにしています。
初めて感想を書きます。
インド洋決戦勝利のお蔭で同盟国である独伊の連携強化を図るけどお互いの見てる敵が違うため無駄に終わりましたね。一応、兵器技術に関しては史実より手に入りましたから良しという感じですかね。
うーむ、ついに連合国から無条件降伏が出ましたか。和平の道がますます遠くなてしまった。これはルーズベルトが生きている間にはもう日本独力では講和は無理です。早く独が負けてルーズベルトが死亡して最後にアメリカ国民が日本との戦争に飽きてくれるといいのですが。なんだかんだ言ってアメリカ国民の戦争に対する意識は主戦場が欧州、太平洋はおまけという認識だからそこを突けば講和の道が開けるか?・・・・難しいが。果たして東條新内閣はどんな決断をするのか気になる。
インド洋決戦1943の最終話で話が出た軍令部総長の件ですが私は長谷川清大将を推しますな。対米非戦派と知られているし何より山本とも親交があり軍令部と海軍省の認識も一致しやすくなると思います。末次みいたな奴より私は長谷川大将がいいですね。
次回も楽しみにしています。
エピソード2
初めてのご感想、ありがとうございます。
日独伊三国同盟に関しては、平間洋一先生などが「相互不信」と論文中で評するように、戦略レベルでの連繋は相当困難であると考えております。
一方で、技術供与に関しては史実でもドイツ側で一番積極的であったのがヒトラーであったことから、円滑に進むと思われましたので、このような描写となりました。U-511などは、独海軍が渋っていながら、ヒトラーの鶴の一声で譲渡が決まったようなものですから。
ご指摘の通り、早期講和の道は現状では閉ざされております。
そして、何とか講和に持ち込めたとしても、国力の低下した日本にソ連が攻め込み、満洲や朝鮮あたりは蹂躙されそうな気がします。帝国海軍がある程度健在ならば、樺太や千島などは制海権の確保で守り抜けそうな気もしますが、どの道、大日本帝国にはまだまだ厳しい未来が待ち受けていることでしょう。
東條と山本がどのように和平交渉への道を開こうとするのかについては、第四部にて描写するつもりでおります。
さて、軍令部総長の人事案ですが、史実でも長谷川は台湾総督在任中ということで軍令部総長に推されていながら永野に決まったという経緯があります。ですから、筆者としても心苦しくはあるのですが、昭和十八年段階で長谷川が軍令部総長に就任するのは難しいでしょう。
とはいえ、長谷川が海軍内部の穏健派に属し、パネー号事件への対処など見事な交渉術を持つ人物であることには変わりがないので、彼については後々、活躍してもらう場面を考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
日独伊三国同盟に関しては、平間洋一先生などが「相互不信」と論文中で評するように、戦略レベルでの連繋は相当困難であると考えております。
一方で、技術供与に関しては史実でもドイツ側で一番積極的であったのがヒトラーであったことから、円滑に進むと思われましたので、このような描写となりました。U-511などは、独海軍が渋っていながら、ヒトラーの鶴の一声で譲渡が決まったようなものですから。
ご指摘の通り、早期講和の道は現状では閉ざされております。
そして、何とか講和に持ち込めたとしても、国力の低下した日本にソ連が攻め込み、満洲や朝鮮あたりは蹂躙されそうな気がします。帝国海軍がある程度健在ならば、樺太や千島などは制海権の確保で守り抜けそうな気もしますが、どの道、大日本帝国にはまだまだ厳しい未来が待ち受けていることでしょう。
東條と山本がどのように和平交渉への道を開こうとするのかについては、第四部にて描写するつもりでおります。
さて、軍令部総長の人事案ですが、史実でも長谷川は台湾総督在任中ということで軍令部総長に推されていながら永野に決まったという経緯があります。ですから、筆者としても心苦しくはあるのですが、昭和十八年段階で長谷川が軍令部総長に就任するのは難しいでしょう。
とはいえ、長谷川が海軍内部の穏健派に属し、パネー号事件への対処など見事な交渉術を持つ人物であることには変わりがないので、彼については後々、活躍してもらう場面を考えております。
今後とも、拙作を宜しくお願いいたします。
- 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2020年 10月27日 12時43分
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