感想一覧

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[一言]
あたたかい。
ルイーゼもキャサリンも、やさしい。
ルイーゼがいなくなってしまわなくて良かったです。

でも、子供なりに母のためを想ってしたことが、ぜんぜん的外れだったことってあります。

思い出すのもキツいのですが、私は小学生の時に、飼っているハムスターが死んで泣いている母に向かって「新しいのを買おうよ」と言った事があります。

私としては、母に泣きやんでもらうための、小学生として考えぬいた最も合理的な言葉だったのですが、ペットなんて金で買えるんだから泣くなよという、悪魔のような言葉としか感じられませんよね。
それに気が付いた後も母には謝れなかったのですが、もしも自分の子供が悪魔のような言葉を発したとしても、絶望しないであげてください。
ちゃんと適切な言葉を選べないバカかもしれませんが、母のことを想わない子供はいませんので。
  • 投稿者: 柴田 洋
  • 2021年 01月07日 19時39分
柴田洋さま

感想ありがとうございます!!
実感のこもった感想をありがとうございます!

この後活動報告の方に感想くださった方にも返信で書くとは思うのですが、私は息子二人なので、男兄弟では書けませんでした。将来何かのタイミングで息子たちがこの作品を目にする機会があったときに「何故自分が死ぬ側なのか、母は何を考えて書いたのか」を深読みされては、と考えたからです。

と、親側の気持ちがこのところ強く、子どもが母親をどう考えているかはわかりませんが大切に思ってくれていると良いですね……。大人になっても、ベタベタする必要はないですし、家族がいるなら家族優先で良いんですが、親にも優しい気持ちがあるといいなと思います……(あ、これからの頑張り次第ですかね!?

[良い点]
優しいからこそ切なくて、胸が苦しく感じました。子供はよく見ている……。
それでもルイーゼにキャサリンがいてくれてよかったと思います。最後の涙と笑みがローズとしてのものとルイーゼ自身のものとが合わさったように感じて、やっぱり切ないです。

みずがめさま

感想ありがとうございます!
あけまして色々おめでとうございます!!(๑˃̵ᴗ˂̵)

みずがめさん鋭いです〜。
最後のルイーゼのセリフに一抹の不安を覚える方はいそうだと思っていました。
戻って良いと言われても戻りきれないのか、
お姉さまのふりをしているうちにルイーゼ自身が子どもではなくなりつつあるのか。

だけどたぶんキャサリンが繋ぎ止めてくれると思います!
[良い点]
切ないですね。
それでも、ローズの不在に心を傷めている人たち同士で、思いやっているのでしょうね。それぞれに時間が必要なんだなと思いました。
ルイーズが自分自身でいられるように、キャサリンが気遣うところに癒されました。
しみじみとした素敵なお話、ありがとうございました。
石江京子さま

感想ありがとうございます!
時間、まさにそれですね。
ルイーゼも直感的にはわかっているし、そう信じてもいるんですが、子どもにとってはその数年耐える覚悟をするのはきついんじゃないかと思います。途中で折れないかな、だめにならないかな、そう考えているときに、友達が手を取ってくれたことで背追い込んでいた肩の荷が軽くなったんじゃないかと。

もっとしっかりとした大人が介入して、子どもに大人のケアなんかさせないで……と、おそらく「正しい」人は言うと思いますが、理想論であって、
事情は様々にせよ母娘にはこういう側面がありそうな気はします。
[良い点]
読むほどに切なさがひたひた押し寄せて、もしかして最後にはルイーゼもとぷんと切なさに呑まれてしまうのではないだろうか、と密かに心配していたのですが。
キャサリンがいてくれて良かったです。
exaさま

感想ありがとうございます!
童話なので!!暗黒童話にはしません!!
普段の小説もほら、か細い光があるし!!
(目を逸らしながら)

活動報告の秘話は見てはいかんですよ!という感じなのですが、
思いついたときに、私は息子が二人なので、男兄弟では書けませんでした。子どもが将来もし何かのきっかけでこの作品を目にしたときに、どちらがどの役目だったにしろ、「何故自分が死ぬ側だったのか」などを考えられてしまうと……と。どうしても思いついた形では書けませんでした。
[一言]
切ないですねえ。
一番胸をつかまれたのは、お母さまたちでした。
キャサリンのお母さまも、ルイーゼの気持ちを読み間違えている。わかっていない。
親が考えるほど、子どもは「子ども」ではないし、子どもなりに考えている。それが、大人からすれば、少しばかり間違えているとしても。
キャサリンとルイーゼのほうが、よっぽど大人びた態度を取っている、子どもと大人が逆転したような立ち位置が、寂寥感に繋がっていて、ぎゅっと胸を鷲掴みされたような気分になりました。

キャサリンは無意識のうちに、ルイーゼにとって一番大事なものを差し出している。作為的ではない彼女の真心は、子どもらしい純粋さでもあって。女の子特有の微妙なバランス、甘酸っぱさ、みたいな部分も(百合には興味ないけれど)よかったです。
彩瀬あいりさま

感想ありがとうございます!
Twitterでマザーグースもありがとうございました。

キャサリンのお母さまもわかっていないんですよね。
なんとなく、視野が狭いというか、固定観念を疑ってかかることがないというか。
それでも「優しくしてあげて」という規範意識?のようなものは根強くあって、それがキャサリンの基盤となり、行動を促しているので、母親として筋の通ったことをしているようにも思います。
娘が色々とものがわかってくると、「お母さまのああいうところがちょっとなあ。箱入り娘がそのまま年取った感じ」とか言われちゃいそうな気もしますが……(葛藤はありつつ嫌いにはならないと思いますが

ルイーゼも傷ついているのは間違いないので、キャサリンが直感的に繋ぎ止めたことでかなり持ち直しそうです。ローズじゃなくてルイーゼを探して見つけて必要だと伝えてくれたので。
大人になっても心の中で感謝して、大事な友達だと思える関係かなと思います。
[一言]
切ない。

お互いの想い合う気持ちと、どうしようもない気持ちとがない交ぜになって、とても切なかったです。

お母様が早く気づきますように。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2021年 01月06日 20時09分
遥彼方さま

感想ありがとうございます!
Twitterでも頂いてありがとうございました!

童話として書いているので、ルイーゼがどのくらいの身分の少女かは明示していませんが、お手伝いさんがいなかったり、或いはそういうのを断って自分で行動していたら、という光景を想像すると……

着慣れないドレスを自分で着てみたり、お姉さんの髪型を思い出して自分でなんとか結んでみたり。
もしかしてルイーゼの髪はそれまでお姉さんが綺麗に結んでくれたかもしれないのですが、そうすると「結んでくれる人がいなくなった」だけでもルイーゼだって痛手なのに、お母さまのために一生懸命ローズっぽく結んでみる。

うまくは出来なくて、それを見たお母さまが「あら、ローズ今日はどうしたの?」と笑ったら……
笑ったからよしとすべきなのか、やっぱりもっと頑張ってローズにならなければいけないのか。
子どもの頭で最善手を考えて、記録をつけている。

大丈夫、私はうまくやれてる。大丈夫。
そんな風に毎日自分に言い聞かせながら……

と、そこまで書いたら長いかなと思ったのですが。
お母さま、早く気づいて欲しいです。子どもにケアさせてないで、一緒に前を向いてほしい。
子どもが死ぬのは親は本当に辛いと思いますが。
[一言]
切ない( ˘ω˘ )
誰も悪くないのが逆に辛いところですね。
みんなが前を向けるようになる日を祈っております。
間咲正樹さま

感想ありがとうございます!
ひとが死んでしまったときの空白ってどうしようもない、と私は思っているんですが、頭でわかっていてもどうしようもないのが始末に負えないといいますか。

子どもが死ぬというのは、ニュースで見るだけでも恐ろしいです。
お母さまの鬱もわかり過ぎるほどわかるんですが、生きている子どもを大切にすることを思い出して欲しいです。ルイーゼは本来ケアされる側の存在ですし、お母さまがそのことを自覚して、一緒に前を向いて欲しいと思います。
[一言]
好きです。の一言に尽きます……!

暗めの背景にすっごくきらきらの装飾たっぷりか、もしくはやわらかな水彩タッチの絵本として手に取っているような気持ちで読ませていただきました。
shinobuさま

感想ありがとうございます!
Twitterでも読了ありがとうございました!!

shinobuさんなら好きじゃないかな、と思っていたので、読んで頂けて嬉しいです!
自分の考えで「うまくやれる」と行動する女の子は素敵ですが、その裏側の心細さに気づいて、さりげなくサポートできる女の子は一見地味ながらも命綱になっているはず。このまま大きくなって青春に邁進する姿も見たいなあ、と思いました。なんか自分で作品書いておいて変な感想(感想??)になってしまいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
[良い点]
泣けました……。
悲しいけれど、切ないけれど、良い話です。
ルイーゼも健気だけど、キャサリンも良い子。
ルイーゼ、良いお友達がいて本当に良かったね!
早く、お母様がローズを探さなくなりますように。

「探しもの」をこういう切り口で書く真尋さんが相変わらず素晴らしいです。
香月よう子さま

感想ありがとうございます!!
冬童話、もう日数ないしどうしようかな……と思いながら突然参加してしまいました( *´艸`)

みんなそれぞれの考えで「自分にできることをしている」のですけど、少しずつずれて、重なって、支え合いながら前に進んでいるイメージでしょうか。

読んで頂いてありがとうございます。
あのテンションのステラマリス(+ムーンライトノベル作品)を書きながら傾向の違うものを乱れうちしてすみません( *´艸`)
[一言]
拝読させていただきました。
お互いがお互いを思いやるが故のすれ違い。
それでも、そう遠くない未来、皆が幸せになれるのではという気もしています。
水渕成分さま

感想ありがとうございます!
すれ違いではありますよね。
少しずつかみ合わないなりに、かみ合っている。
でもたぶん、一つでも欠けたら危なっかしいほどの脆さになりかねないと思います。

すれ違ってもかみあわなくても、自分にできる「優しさ」を愚直に貫いているように見えますので、
たしかに、遠くない未来に悲しみに圧し潰されることなく、皆心から笑えるようになるといいなと思います。
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