感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[一言]
始めまして濁銀です。
申し訳ありません、一応最後まで読ませていただいたのですが、私には難解すぎて理解できないことが多く、Saiさんの伝えたかった内容を完全に理解できませんでした。
恥を承知で書かせていただきますが、私は頭が良くありません、今までの人生で楽をして生きて来た結果です。
この作品?はプロを目指しているファンタジー書きに向けてのものですか?
それとも日本のファンタジー書きに向けてのものですか?
もし後者だった場合、実際の所どうなのか分かりませんが、この作品が難しすぎて理解できない人は居ると思います・・・私だけかも知れませんが。
完璧に理解するには、読者も予め相応の知識を持っている必要があると思います。
自分では完全に内容は理解できませんでしたが、Saiさんがファンタジーを真剣に思っている気持ちだけは多分理解できました。
空想の小説にならないよう、自分の小説が存在している世界として、執筆して行こうと思います。
確かに自分は全てを理解できませんでしたが、幻を想う。これだけでも俺にとって勉強に成りました。
この作品を書いて頂き、有難う御座いました。
始めまして濁銀です。
申し訳ありません、一応最後まで読ませていただいたのですが、私には難解すぎて理解できないことが多く、Saiさんの伝えたかった内容を完全に理解できませんでした。
恥を承知で書かせていただきますが、私は頭が良くありません、今までの人生で楽をして生きて来た結果です。
この作品?はプロを目指しているファンタジー書きに向けてのものですか?
それとも日本のファンタジー書きに向けてのものですか?
もし後者だった場合、実際の所どうなのか分かりませんが、この作品が難しすぎて理解できない人は居ると思います・・・私だけかも知れませんが。
完璧に理解するには、読者も予め相応の知識を持っている必要があると思います。
自分では完全に内容は理解できませんでしたが、Saiさんがファンタジーを真剣に思っている気持ちだけは多分理解できました。
空想の小説にならないよう、自分の小説が存在している世界として、執筆して行こうと思います。
確かに自分は全てを理解できませんでしたが、幻を想う。これだけでも俺にとって勉強に成りました。
この作品を書いて頂き、有難う御座いました。
ご感想ありがとうございます。
「ファンタジー論」は、ファンタジーを書かれる方、というよりも、私の本来的な思いは、全ての方に、という気持ちです。ここに書いたものは、決して小説を書く時のみにしか使えないものではありません。どのような職種、どのような環境においても、きっと役立つものであるのではないかと考えています。
濁銀さんの感想に、「難解」という言葉がありましたが、私自身は、「ファンタジー論」は難解という種類のものではないと思っています。これは、頭の良さだとか知識だとか、そういうものは関係しておりません。しかしおそらく、最も必要なのは、経験だと思います。車の運転をしたことのない人が、巧い車の運転方法を読むような感じ、と喩えればよいでしょうか。私が「ファンタジー論」として書いたことを、まずは信じていただき、それを少しずつ実践していただく。そうしていただければ、おそらく濁銀さんの内部から、おのずと光が現れることでしょう。その時濁銀さんにとって、「ファンタジー論」は「難解」なものではなく、いや、「ファンタジー論」そのものを、全く必要のないものとしているでしょう。と言いますのも、「ファンタジー論」は私の経験です。これは私が自ら掴んだものであり、どこまでいっても濁銀さんのものにはなりえません。「ファンタジー論」はきっかけなのです。答えではありません。
「ファンタジー論」は、ファンタジーを書かれる方、というよりも、私の本来的な思いは、全ての方に、という気持ちです。ここに書いたものは、決して小説を書く時のみにしか使えないものではありません。どのような職種、どのような環境においても、きっと役立つものであるのではないかと考えています。
濁銀さんの感想に、「難解」という言葉がありましたが、私自身は、「ファンタジー論」は難解という種類のものではないと思っています。これは、頭の良さだとか知識だとか、そういうものは関係しておりません。しかしおそらく、最も必要なのは、経験だと思います。車の運転をしたことのない人が、巧い車の運転方法を読むような感じ、と喩えればよいでしょうか。私が「ファンタジー論」として書いたことを、まずは信じていただき、それを少しずつ実践していただく。そうしていただければ、おそらく濁銀さんの内部から、おのずと光が現れることでしょう。その時濁銀さんにとって、「ファンタジー論」は「難解」なものではなく、いや、「ファンタジー論」そのものを、全く必要のないものとしているでしょう。と言いますのも、「ファンタジー論」は私の経験です。これは私が自ら掴んだものであり、どこまでいっても濁銀さんのものにはなりえません。「ファンタジー論」はきっかけなのです。答えではありません。
- 武田章利
- 2011年 07月28日 00時58分
[一言]
はじめまして、黒崎メグと申します。
御論文を興味深く読ませていただきました。
Sai様のご意見を読んでいて、思い起こしたのは「エネルギー保存の法則」です。
Sai様のお考えだと、書き手が物語に込めた真理という名のエネルギーの量こそが、読み手が世界を命あるものとして昇華させるエネルギーとして使われるとでも言いましょうか……。
私はそんな風に捉えさせていただきました。
Sai様の意見には肯くべきことも多いけれど、他の方が仰っているように「おもしろいければいい」という意見も否定できないところです。「面白い」というのもまた一つのエネルギーと捉えられるのかな……。
なので、やはりそこは書き手の捉え方次第なのだと思います。
しかし、それでも、両者の持つエネルギーとでも言いましょうか(真理に関わるものに限定しない場合です)、それらの質はやはり全く違ったものに感じられるのは確かだとも思います。
はじめまして、黒崎メグと申します。
御論文を興味深く読ませていただきました。
Sai様のご意見を読んでいて、思い起こしたのは「エネルギー保存の法則」です。
Sai様のお考えだと、書き手が物語に込めた真理という名のエネルギーの量こそが、読み手が世界を命あるものとして昇華させるエネルギーとして使われるとでも言いましょうか……。
私はそんな風に捉えさせていただきました。
Sai様の意見には肯くべきことも多いけれど、他の方が仰っているように「おもしろいければいい」という意見も否定できないところです。「面白い」というのもまた一つのエネルギーと捉えられるのかな……。
なので、やはりそこは書き手の捉え方次第なのだと思います。
しかし、それでも、両者の持つエネルギーとでも言いましょうか(真理に関わるものに限定しない場合です)、それらの質はやはり全く違ったものに感じられるのは確かだとも思います。
ご感想ありがとうございます。
黒崎様の捉え方、私の意図するところでございます。
しかしながら、「面白い」というのは、私はここで、エネルギーとは考えておりません。仮に「面白い」というものがエネルギーであるならば、誰かが「面白い」と言った作品は、全ての人間に対して「面白い」というエネルギーを与えられなければなりません。ですから、正確に言うと、「面白ければいい」ということと、私が「物語にエネルギーを込める」と言っていることの間には、大きな違いがあるのです。私が作中で述べた「不満」とは、「面白い」だけで「エネルギー」のない作品に対するものだと言えます。
黒崎様の捉え方、私の意図するところでございます。
しかしながら、「面白い」というのは、私はここで、エネルギーとは考えておりません。仮に「面白い」というものがエネルギーであるならば、誰かが「面白い」と言った作品は、全ての人間に対して「面白い」というエネルギーを与えられなければなりません。ですから、正確に言うと、「面白ければいい」ということと、私が「物語にエネルギーを込める」と言っていることの間には、大きな違いがあるのです。私が作中で述べた「不満」とは、「面白い」だけで「エネルギー」のない作品に対するものだと言えます。
- 武田章利
- 2011年 05月16日 21時09分
[一言]
四章の最初のほう、ファンタンジー、という部分があるのを思い出しました。
検索してみてください。
読後に興奮して、指摘するのを忘れていました。
四章の最初のほう、ファンタンジー、という部分があるのを思い出しました。
検索してみてください。
読後に興奮して、指摘するのを忘れていました。
- 投稿者: 退会済み
- 2011年 04月27日 13時38分
管理
重要なご指摘、ありがとうございます。公開いたしているものは訂正いたしませんが、元データの訂正をさせていただきます。
- 武田章利
- 2011年 04月28日 19時54分
[良い点]
初めに、幻想についての芸術論をここまで熱く書いていることに感服しました。
勉強になりました。
ありがとうございます。
[気になる点]
私は内容をほぼ全て理解できましたが、読む人によっては難解極まりない論文でしょう。
同一単語が連続する、のもひとつの要因。
まあ、こればかりは致し方ないと思いますがね…。
[一言]
私はすでに、というより以前から。
これに書いてあることの一部を自然に、意識せずに実践していました。
今の自分が、また小説が、他者からどう見えるのか。
どう感じられるのか。
まさに今、自分に幻想を書く才能、資質があるか確かめようと思っていたところです。
最後に、私はライトノベルに悪い印象は抱いておりません。
日本の若者に夢の扉を開かせる、ひとつの重要な鍵だと思っていますから。
初めに、幻想についての芸術論をここまで熱く書いていることに感服しました。
勉強になりました。
ありがとうございます。
[気になる点]
私は内容をほぼ全て理解できましたが、読む人によっては難解極まりない論文でしょう。
同一単語が連続する、のもひとつの要因。
まあ、こればかりは致し方ないと思いますがね…。
[一言]
私はすでに、というより以前から。
これに書いてあることの一部を自然に、意識せずに実践していました。
今の自分が、また小説が、他者からどう見えるのか。
どう感じられるのか。
まさに今、自分に幻想を書く才能、資質があるか確かめようと思っていたところです。
最後に、私はライトノベルに悪い印象は抱いておりません。
日本の若者に夢の扉を開かせる、ひとつの重要な鍵だと思っていますから。
- 投稿者: 退会済み
- 2011年 04月24日 02時42分
管理
ご感想ありがとうございます。
このファンタジー論は、小説書きに限らず、全ての人間にとって必要な内容だと考えております。今回は「ファンタジー書きへ」というコンセプトにしましたが、本来ファンタジーの力は、どの分野で活躍する方(小説書き以外の分野でも)にも必要なものとなるでしょう。りふぇいるさんもぜひ、小説に限らず、ご自身の生活のなかでも、その幻想に対するご才能を発揮して下さい。
このファンタジー論は、小説書きに限らず、全ての人間にとって必要な内容だと考えております。今回は「ファンタジー書きへ」というコンセプトにしましたが、本来ファンタジーの力は、どの分野で活躍する方(小説書き以外の分野でも)にも必要なものとなるでしょう。りふぇいるさんもぜひ、小説に限らず、ご自身の生活のなかでも、その幻想に対するご才能を発揮して下さい。
- 武田章利
- 2011年 04月25日 22時25分
[一言]
またまた返信ありがとうございました。
人間性など人の根本的なものを他人が否定しているようなことがどうかと思ったので前回書かせてもらいました。消さなくていいとのことなのでそのままにしておきます。
前回の返信で作者さんの言いたいことは大分理解できたかなと思います。
作者さんは三大衝動というものに重点を置いているみたいですが、それにファンタジーという縛りいりましたか?論文で三大衝動の中の一部としてファンタジーを取り扱った方が書きやすそうで周りも理解しやすそうな気がします。
それと理論上には問題ないとありますが理論に問題なくても理論は結果の前にたてるものですよね。予想とは違う結果は常にあるのではないでしょうか
ですがこのファンタジー論は確かめようがないように思うのでどうなのかはわかりませんが。
ひとつの意見としてはとても面白かったと思います。
最後にファンタジー=三大衝動というのがいまいち理解できませんでした。ファンタジーの内容に三大衝動が含まれているだけであってファンタジー以外にも多くの物事に三大衝動はありますよね?
若干屁理屈ぽいですがこれらの質問感想で多分最後の感想です。
またまた返信ありがとうございました。
人間性など人の根本的なものを他人が否定しているようなことがどうかと思ったので前回書かせてもらいました。消さなくていいとのことなのでそのままにしておきます。
前回の返信で作者さんの言いたいことは大分理解できたかなと思います。
作者さんは三大衝動というものに重点を置いているみたいですが、それにファンタジーという縛りいりましたか?論文で三大衝動の中の一部としてファンタジーを取り扱った方が書きやすそうで周りも理解しやすそうな気がします。
それと理論上には問題ないとありますが理論に問題なくても理論は結果の前にたてるものですよね。予想とは違う結果は常にあるのではないでしょうか
ですがこのファンタジー論は確かめようがないように思うのでどうなのかはわかりませんが。
ひとつの意見としてはとても面白かったと思います。
最後にファンタジー=三大衝動というのがいまいち理解できませんでした。ファンタジーの内容に三大衝動が含まれているだけであってファンタジー以外にも多くの物事に三大衝動はありますよね?
若干屁理屈ぽいですがこれらの質問感想で多分最後の感想です。
こちらこそ、付き合っていただき嬉しく思います。
>論文で三大衝動の中の一部としてファンタジーを取り扱った方が書きやすそうで周りも理解しやすそうな気がします。
いろいろなアプローチの方法がありましたが、本文ではあえて三大衝動には触れませんでした。と言いますのは、三大衝動については別に書く予定でありますが、これについて詳細を書くとなると本論文以上に神秘学的色合いが濃くなり、副題の「日本のファンタジー書きへ」というひとつの一般性を失うかもしれないと考えたからです。しかしおっしゃられる通り、少し触れてみたほうが、良かったのかもしれません。未熟さを感じます。
>それと理論上には問題ないとありますが理論に問題なくても理論は結果の前にたてるものですよね。予想とは違う結果は常にあるのではないでしょうか
ですがこのファンタジー論は確かめようがないように思うのでどうなのかはわかりませんが。
おっしゃられる通り、確かめようがないというのもありますので、この点に関してはこれ以上述べません。
>ファンタジーの内容に三大衝動が含まれているだけであってファンタジー以外にも多くの物事に三大衝動はありますよね?
ファンタジーとは、人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギーだと、私は捉えています。ですから本論文においてファンタジーという言葉は、小説のジャンルのひとつ、という意味合いではありません。図式としては、
ファンタジー=人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギー ……①
三大衝動=人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギー ……②
①と②より、ファンタジー=三大衝動、となります。
>論文で三大衝動の中の一部としてファンタジーを取り扱った方が書きやすそうで周りも理解しやすそうな気がします。
いろいろなアプローチの方法がありましたが、本文ではあえて三大衝動には触れませんでした。と言いますのは、三大衝動については別に書く予定でありますが、これについて詳細を書くとなると本論文以上に神秘学的色合いが濃くなり、副題の「日本のファンタジー書きへ」というひとつの一般性を失うかもしれないと考えたからです。しかしおっしゃられる通り、少し触れてみたほうが、良かったのかもしれません。未熟さを感じます。
>それと理論上には問題ないとありますが理論に問題なくても理論は結果の前にたてるものですよね。予想とは違う結果は常にあるのではないでしょうか
ですがこのファンタジー論は確かめようがないように思うのでどうなのかはわかりませんが。
おっしゃられる通り、確かめようがないというのもありますので、この点に関してはこれ以上述べません。
>ファンタジーの内容に三大衝動が含まれているだけであってファンタジー以外にも多くの物事に三大衝動はありますよね?
ファンタジーとは、人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギーだと、私は捉えています。ですから本論文においてファンタジーという言葉は、小説のジャンルのひとつ、という意味合いではありません。図式としては、
ファンタジー=人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギー ……①
三大衝動=人間が生きるうえでなくてはならない精神的なエネルギー ……②
①と②より、ファンタジー=三大衝動、となります。
- 武田章利
- 2011年 03月24日 22時40分
[一言]
返信ありがとうございました。
返信内容で気になったのがあったので作品には関係あまりありませんがまた投票しました。
このサイトにあるような日本ファンタジーが人間性をダメにする
のような内容ですが、小説を読む年齢ではその個人の人間性はもうほぼ出来上がってると思うのですが。
秋葉系といわれる日本ファンタジーを好んでる?人たちも仕事をしコミュニケーションとっている人が沢山いますよね。その反対に日本ファンタジーに全く関わりがなくても人間性に問題がある人も沢山います。
ただオタクの人が犯罪を犯すとメディアが過剰にあおったり見ている人の偏見などで記憶に残りやすくなっているだけだと私は思っています。
文才がないので上手くまとめられませんが、作者さんの言っている本物のファンタジーにもいい影響だけでなく読者の捉え方次第では悪影響がでます。その他のゲーム、映画、インターネットなど全てに悪い面があります。その悪い面を出して人間性がどうなるかというのは個人的におかしいのではと思いました。
感想の感想なので返信がきたら消しておきます。
返信ありがとうございました。
返信内容で気になったのがあったので作品には関係あまりありませんがまた投票しました。
このサイトにあるような日本ファンタジーが人間性をダメにする
のような内容ですが、小説を読む年齢ではその個人の人間性はもうほぼ出来上がってると思うのですが。
秋葉系といわれる日本ファンタジーを好んでる?人たちも仕事をしコミュニケーションとっている人が沢山いますよね。その反対に日本ファンタジーに全く関わりがなくても人間性に問題がある人も沢山います。
ただオタクの人が犯罪を犯すとメディアが過剰にあおったり見ている人の偏見などで記憶に残りやすくなっているだけだと私は思っています。
文才がないので上手くまとめられませんが、作者さんの言っている本物のファンタジーにもいい影響だけでなく読者の捉え方次第では悪影響がでます。その他のゲーム、映画、インターネットなど全てに悪い面があります。その悪い面を出して人間性がどうなるかというのは個人的におかしいのではと思いました。
感想の感想なので返信がきたら消しておきます。
作品には関係がなくとも、こういったご返信を下さったこと、感謝いたします。私が絶対的に正しいことをこの場で言っている保証はございません。私の意見が間違っていると感じられたならば、とことこん言っていただきたく思っております。ですので、このご感想も消去せずに、ぜひ残しておいてください。
さて、本題に対する私の回答ですが、まず、ちゃぶさんのおっしゃられることをまとめさせていただきたく思います。ちゃぶさんの要旨を下記の通りまとめてみました。
①Saiは「日本ファンタジーが人間性をダメにする」という意見だが、小説を読む年齢の人間であれば、読むものから人間性を影響されたりはしない。
②日本ファンタジー(質の悪いもの)を読むことと人間性とに関連性があるとは言えないのではないか。
③良いものだろうが悪いものだろうが、読み手の捉え方しだいで、良い影響がでたり、悪い影響がでたりする。しかしSaiは、日本ファンタジー(質の悪いもの)と悪い影響との関係しか見ていない。
間違いないでしょうか。
前回の私の返信が、適切な言葉で答えられていなかった、というのもあると思います。その点、まず謝らせていただきます。
このファンタジー論の背景には、人間の三大衝動という観念があります。簡単に説明しますと、人間には三つの大きな衝動があり、「創造衝動」「破壊衝動」「奉仕衝動」です。これらの衝動をどれだけバランス良く育て、満足させてやれるかが、人間性の豊かさに繋がると考えています。本文中でも述べておりますが、ファンタジーというものには、人間が生きるうえで必要なエネルギーがあります。そのエネルギーとは言い換えれば、これら三大衝動を育て、かつ満足させる力です。その力が、どのようにファンタジー小説に込められているかを、私は問題にしています。真のファンタジーの力であれば、(理論上)これら三つの衝動にバランス良く働きかけることができます。しかしファンタジーの力に偏りがあったり、劣悪だったりする小説は、三つの衝動をアンバランスに育てたり、ある衝動だけを満足させたりするでしょう。その偏った衝動への影響を、私は悪影響、と呼んでいます。本文にも書きましたが、私が述べるファンタジーとは、小説のひとつのジャンルとして使われているだけの意味合いではありません。小説だけではなく、生活のいたるところにある、三大衝動への影響は全て、ファンタジーと言えるのかもしれません。そして最後に、真のファンタジーとは、(理論上、ですが)決して人間に悪影響は与えません。
三大衝動への偏った影響のどこが悪いのだ、あるいは、小説を書くのにそんなことまで考える必要はない、と言われるのでしたら、その回答は、次に回させていただきます。
さて、本題に対する私の回答ですが、まず、ちゃぶさんのおっしゃられることをまとめさせていただきたく思います。ちゃぶさんの要旨を下記の通りまとめてみました。
①Saiは「日本ファンタジーが人間性をダメにする」という意見だが、小説を読む年齢の人間であれば、読むものから人間性を影響されたりはしない。
②日本ファンタジー(質の悪いもの)を読むことと人間性とに関連性があるとは言えないのではないか。
③良いものだろうが悪いものだろうが、読み手の捉え方しだいで、良い影響がでたり、悪い影響がでたりする。しかしSaiは、日本ファンタジー(質の悪いもの)と悪い影響との関係しか見ていない。
間違いないでしょうか。
前回の私の返信が、適切な言葉で答えられていなかった、というのもあると思います。その点、まず謝らせていただきます。
このファンタジー論の背景には、人間の三大衝動という観念があります。簡単に説明しますと、人間には三つの大きな衝動があり、「創造衝動」「破壊衝動」「奉仕衝動」です。これらの衝動をどれだけバランス良く育て、満足させてやれるかが、人間性の豊かさに繋がると考えています。本文中でも述べておりますが、ファンタジーというものには、人間が生きるうえで必要なエネルギーがあります。そのエネルギーとは言い換えれば、これら三大衝動を育て、かつ満足させる力です。その力が、どのようにファンタジー小説に込められているかを、私は問題にしています。真のファンタジーの力であれば、(理論上)これら三つの衝動にバランス良く働きかけることができます。しかしファンタジーの力に偏りがあったり、劣悪だったりする小説は、三つの衝動をアンバランスに育てたり、ある衝動だけを満足させたりするでしょう。その偏った衝動への影響を、私は悪影響、と呼んでいます。本文にも書きましたが、私が述べるファンタジーとは、小説のひとつのジャンルとして使われているだけの意味合いではありません。小説だけではなく、生活のいたるところにある、三大衝動への影響は全て、ファンタジーと言えるのかもしれません。そして最後に、真のファンタジーとは、(理論上、ですが)決して人間に悪影響は与えません。
三大衝動への偏った影響のどこが悪いのだ、あるいは、小説を書くのにそんなことまで考える必要はない、と言われるのでしたら、その回答は、次に回させていただきます。
- 武田章利
- 2011年 03月22日 22時39分
[一言]
意見は分かります。
私もここのファンタジーの多くがただのオナニー小説で現実味のない軽すぎる物語ばかりだと感じていました。
ファンタジーだから現実味のないのが当たり前かもしれないが、「これがこうだからこんなことが起こるのか」くらいの理解ができる理由などが欲しい。
有るものは有るんだから納得しろ的な
定義付けもない。
ここまでただのこのサイトのファンタジー愚痴みたいになりましたね。
ただ深く考えすぎのような気もしました。
その日本ファンタジーの需要もあるみたいですし、日本ではそれがファンタジーの意味になっているのかもしれません。
外来語は本当の意味と違う意味で日本で使われたりすることも多々あるので本来の意味に固執しすぎてるイメージがあります。作者さんの想いは胸にファンタジーを書いて他は気にしないのが良いんじゃないかなと思いました。
長い感想になりましたが、なかなか面白かったです。
意見は分かります。
私もここのファンタジーの多くがただのオナニー小説で現実味のない軽すぎる物語ばかりだと感じていました。
ファンタジーだから現実味のないのが当たり前かもしれないが、「これがこうだからこんなことが起こるのか」くらいの理解ができる理由などが欲しい。
有るものは有るんだから納得しろ的な
定義付けもない。
ここまでただのこのサイトのファンタジー愚痴みたいになりましたね。
ただ深く考えすぎのような気もしました。
その日本ファンタジーの需要もあるみたいですし、日本ではそれがファンタジーの意味になっているのかもしれません。
外来語は本当の意味と違う意味で日本で使われたりすることも多々あるので本来の意味に固執しすぎてるイメージがあります。作者さんの想いは胸にファンタジーを書いて他は気にしないのが良いんじゃないかなと思いました。
長い感想になりましたが、なかなか面白かったです。
ご感想までありがとうございます。
>深く考えすぎ
確かに、よく言われます。ただ、本文でも述べましたが、ファンタジーが読者に与える影響を、作者はもっと考えるべきだと思うのです。日本ファンタジーの需要は確かにあるようですが、その需要の果てにどのような人間性ができるのかという点が問題かと。
>深く考えすぎ
確かに、よく言われます。ただ、本文でも述べましたが、ファンタジーが読者に与える影響を、作者はもっと考えるべきだと思うのです。日本ファンタジーの需要は確かにあるようですが、その需要の果てにどのような人間性ができるのかという点が問題かと。
- 武田章利
- 2011年 03月21日 22時36分
[良い点]
第三章の具体例がわかりやすかったです、あと第二章の『破壊の力』についての弁論が、とくにおもしろかったです…!
[一言]
同じ文意の繰り返しが、少し多いんじゃないかな、もっとスリム化したら読みやすくなれるんじゃないかな、なんてことを考えちゃいました。
が、項目もしっかり分類されていて、その点読みすすめやすかったと思います!あと全体の趣旨把握も、やりやすかったです。
書き手の責任ですね…しっかりかみ締めて、執筆活動に取り組もうと思いました!貴重な発見だらけの、素敵なファンタジー論を展開してくださったSai様に感謝ですm(>ω<)m これからの作品も、楽しみにしてますね♪
ではではノシ
第三章の具体例がわかりやすかったです、あと第二章の『破壊の力』についての弁論が、とくにおもしろかったです…!
[一言]
同じ文意の繰り返しが、少し多いんじゃないかな、もっとスリム化したら読みやすくなれるんじゃないかな、なんてことを考えちゃいました。
が、項目もしっかり分類されていて、その点読みすすめやすかったと思います!あと全体の趣旨把握も、やりやすかったです。
書き手の責任ですね…しっかりかみ締めて、執筆活動に取り組もうと思いました!貴重な発見だらけの、素敵なファンタジー論を展開してくださったSai様に感謝ですm(>ω<)m これからの作品も、楽しみにしてますね♪
ではではノシ
何かを発見していただけるということが、最大の喜びです。
いやしかし、ご指摘通り、同じ文章の繰り返しが多い、というのは、全くもって反省しなければならないところだと思います。ありがとうございました。
そろそろ私も、実際に作品を書いて投稿しなければなりませんねw
いやしかし、ご指摘通り、同じ文章の繰り返しが多い、というのは、全くもって反省しなければならないところだと思います。ありがとうございました。
そろそろ私も、実際に作品を書いて投稿しなければなりませんねw
- 武田章利
- 2011年 03月17日 20時52分
[一言]
正直読み入ってしまいました。あなたの意見に賛同します。
私は学校で小説を書き出したころ、そんなこどもじみたことはやめろ、と何度も言われ、何故と問い続けていました。
やっぱりファンタジーはいいものだと改めて元気づけられました。
私の小説は今エネルギーが大分削れてしまっていたな、ずれていたなと反省する機会になり、本当によかったです。
正直読み入ってしまいました。あなたの意見に賛同します。
私は学校で小説を書き出したころ、そんなこどもじみたことはやめろ、と何度も言われ、何故と問い続けていました。
やっぱりファンタジーはいいものだと改めて元気づけられました。
私の小説は今エネルギーが大分削れてしまっていたな、ずれていたなと反省する機会になり、本当によかったです。
ご賛同ありがとうございます。
ファンタジーは決して子供っぽいものではなく、生きるために必要不可欠なエネルギーの源泉なのだ、ということを、なかなか周りが理解してくれない、というのもあるかと思います。しかしそれでもめげずに、真のファンタジーを志す方が増えていくことを願っております。
ファンタジーは決して子供っぽいものではなく、生きるために必要不可欠なエネルギーの源泉なのだ、ということを、なかなか周りが理解してくれない、というのもあるかと思います。しかしそれでもめげずに、真のファンタジーを志す方が増えていくことを願っております。
- 武田章利
- 2011年 03月15日 22時43分
[一言]
ファンタジーへの強い情熱は伝わってきましたが、一つの段落にあまりに多くのことを詰め込み過ぎていて、そこで伝えたい結論がすぐに分からなくなっているように感じました。
もう少し改行と、段落ごとの小まとめが欲しかったです。
ファンタジーへの強い情熱は伝わってきましたが、一つの段落にあまりに多くのことを詰め込み過ぎていて、そこで伝えたい結論がすぐに分からなくなっているように感じました。
もう少し改行と、段落ごとの小まとめが欲しかったです。
このような論を書いたのは初めてで、正直手慣れてない部分もあり、読まれる方にご迷惑をかけた点もあったかと思います。それでも読んでいただいたということに、感謝致します。
- 武田章利
- 2011年 03月15日 22時40分
― 感想を書く ―