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[良い点]
地の文、セリフに、説明が一切ない。
描写力、構成力、芝居、どれを取っても技術が頭抜けています。
恐ろしい作家がネット小説に現れた!
[一言]
久々原さん、初めまして星川です。
お見事!!
素人の私が言うのもなんですが、もはや、商業作品です。本屋に並んでいてもおかしくありません。
拝読する機会を下さってありがとうございました。
とても、勉強になりました。

益々のご活躍を!
  • 投稿者: 星川亮司
  • 40歳~49歳 男性
  • 2021年 09月04日 23時54分
[良い点]
読むのが遅れて申し訳ありません。

上手く言葉に出来ませんが、本当に良かった。

決して面と向かって話さない·····、手紙を通じた主人公とRの繊細な触れ合いが、切なく、美しく心に突き刺さりました。

私には書けません。

こんな作品を書ける作者さんに悔しさを感じる一方、なろうで素晴らしい純文学に出会えたことに感謝します。
  • 投稿者: バーニー
  • 18歳~22歳
  • 2021年 08月20日 00時04分
バーニー様。お忙しいところお時間割いていただき、誠にありがとうございます。まだ荒い文章の目立つ本作ではございますが、間違いなく自分の心から追い求めるもの、その片鱗を形にできたことに安心しております。
私だけではなく、人が人と関わろうとすることを恐ろしく感じる瞬間は誰にでもあると思っています。それは相手の心が近付いてくるのが、恐ろしくもあり、近づきたくもなる。その矛盾に考えるより先に感性が気付いてしまうからではないかと思います。
私はまだまだ書き手として至らないことばかりではございますが、ぜひこれからもよろしくお願いいたします。
[一言]
Twitter から飛んできました。蒼と申します。
フォローありがとうございました。

小説早速読ませていただきました。
大変面白かったです。

ドキドキしつつもしんみりしつつ……。読み終わった後にじんわりと余韻の残る、そんなお話でした……。
まるでドラマか映画を見ているような気分にさせていただきました。

感動する作品をありがとうございます!
  • 投稿者: 蒼さかな
  • 女性
  • 2021年 08月18日 22時58分
大変お世話になっております。久々原です。
この度は海のシンバルを最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。まだまだ未熟な書き手ではございますが、嬉しいお言葉をかけてくださり感謝の念が絶えません。
僕自身、映画がとても好きで、海のシンバルはいつか自分の手で動画化させたいなと思っています。その際はぜひまたお立ち寄りくださいませ。
蒼様、この度はお忙しいところ本当にありがとうございました。次回作でもお待ちしております
[良い点]
自分から読めと言ってこられるだけの事はありますね。ホテルの紹介というだけのことなのに特別な何かと思わせてくれます。次回読ませていただくのを楽しみにしています。主人公の境遇も僕とよく似ています。そこも親近感のわくところかもね。
  • 投稿者: ひまえび
  • 男性
  • 2021年 08月14日 15時24分
[良い点]
いい作品ですね。情景描写が上手です。ファッションホテルというのは利用したことがありません。値段も安いですよね。隅から隅まで配慮が行き届き素晴らしいホテルです。今後の展開が楽しみです。
  • 投稿者: ひまえび
  • 男性
  • 2021年 08月13日 09時01分
[良い点]
翡翠木菟です。こういうラブコメはあまり読まない者ですが、この作品を読めて本当に良かったと思っています。
あなたの語り方というか表現の仕方には私の知らないインパクトがあります。
震災や津波のことを読んでいたら、自然と海、波、青という言葉に謎の恐怖を覚えました。新しいティーカップの描写に海月と見えた時には、ビクッとしてしまいました。
Rと磯辺、いや、受付さんのラブラブではなく、切なくて距離感のある関係は心に沁みました。
秋山さんがRである希望を最後まで持ってましたが、いい意味で期待を裏切られました。
[気になる点]
Rの最後の手紙が気になります。あなたが意図的に表示しなかったのはわかりますが、それでも気になります。自分で想像しておきますね
[一言]
なろうの作品で感動したことは一度もありませんでした。ありがとうございました。
[良い点]
なんでこんなものが書けるのかと思いました。
淡々として、それでも美しく紡がれる言葉の中に、磯辺とRの通いそうで通わない、近そうで遠い心情と距離を緻密に描く。たぶん久々原先生の描いている頭の中の情景が一糸乱れぬ形で描画されている。手に取るようにわかる。そんな心地よい作品でした。

伝えたいこと、感じたこと、それを丁寧に綴ると同時に物語としても高度に練り上げられた傑作であると思います。

ここはあくまで僕の感想ですので、純文学という観点でグッときた点をいくつかお伝えさせて頂きます。
①受付係として電話に無言で出ることと、Rに対し要所要所で白紙を返すことの写し鏡。
ホテルマンであるという立場を出そうで出ない磯辺をとても巧みに表現されていると思いました。
②サンテンイチイチと二人の相互関係
お気を悪くされたら申し訳ありません。ですが凄いことなのでお伝えします。
磯辺とRの関係が軌条のように続いて、交わることはないであろうということを、サンテンイチイチを舞台装置として非常に高度に活用していること。
つまりサンテンイチイチが二人の関係を形作る舞台装置であると同時に、二人の関係自体がサンテンイチイチの悲惨さ、やるせなさを際立たせるという相互関係を成り立たせていることは、もはや筆舌に尽くし難いポイントかと思います。

偉そうなことを書きましたが、端くれながら純文学を標榜していた者として、あまりにも衝撃的な作品でございました。
良い点という欄なので、作品としての凄さを書かせて頂きましたが…久々原先生の想いも何もかも、この作品を通して確かに読者には届いていると断言できます。

[一言]
Twitterから拝見させて頂き、読み始めてみればあっという間。
読みながら「早く感想を送りたい!!」と心底思ったのは初めてでした。
固定ツイートで「最終選考作品」というふうに書かれてらっしゃいますが、これが大賞じゃなかったらそれは選考委員の嫉妬です、たぶん。

僕も某津波が来た被災地の出身ですが、海から離れていたこともあって津波に関しては被害がなく、数キロ先で起こった現実を数日・数週間後のニュースで知るというレベルでした。
高校に入ってやっと家が流された同級生と友達になったことで、身近に感じることができました。それだけ同じ国、同じ地域の中でも乖離しているのです。
磯辺とRの心の距離はそういった現実のトレースであると感じます。
それをこのクオリティで描き、純文学という形に落とし込む。感嘆の限りです。

おこがましいかもしれませんが、手放しで応援させて頂きます。
僕も久々原先生の背中を追って頑張ります。
(もっと色々書きたいのですが、長くなるのであとはTwitterなどでw)

  • 投稿者: 山崎山
  • 23歳~29歳 男性
  • 2021年 07月29日 00時44分
山崎様。
このたびは最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。海のシンバル作者の久々原です。
本来であればすぐにでもご感想のお返事に伺うところでございますが、お返事が遅れてしまい申し訳ありません。これほど真摯に作品と向き合い、読み解いてくださったことに何度読み返しても感謝の念が絶えません。
山崎様のご活躍は学校になろうコンなどで存じておりましたので、そんな方にここまで仰っていただけて嬉しい気持ちでいっぱいです。

なかでも白紙で返すこと、その意味。その勇気。そして合わせ鏡。そこまで言い当てられるとは、作者ながらに思いもよりませんでした。これこそ作者冥利に尽きるということだと思いました。

私は、本当にまだまだ物書きとして未熟で、自分1人では書けないことばかりですが、山崎様からのご感想を読んでこの作品を書いてよかったと心の底から思いました。

人を書くとき、その命を描くとき、僕らの手には責任があって、その責任を僕は少しだけ果たすことができたのではないかと思います。

山崎様。重ねてではございますが、ご一読、ありがとうございます。
そしてこれからは、ぜひ創作を志す友人としてお気軽にお声がけいただければ幸いです。
なにかと至らない点もあるかと存じますが、何卒宜しくお願い致します。ありがとうございました!
[一言]
拝読させて頂きましたが、ホテルマンの磯辺を起点として語られる話に親近感を感じました。まるで自分がそこにいるように錯覚をすることができる書き方だと思います。
物語では、Rさんと受付さんとして語られていますが考えさせられることだらけでした。
これからも執筆活動を頑張られてください。
  • 投稿者: まな
  • 2021年 07月28日 13時06分
転生系好き様。このたびは最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。誰もがそこにいる。誰もが当事者になってしまう。そんな小説を目指して書いた作品でしたので、そうおっしゃって頂けたことが何より嬉しく思います。

私自身は文学チックなものばかりしか書けませんが、転生系が大好きなのでよければこれからも創作のことなどでお気軽にお声がけください。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します
[一言]
気がついたら一気に読んでいました。
苦しくも美しい、素晴らしい作品

後半「ライターの秋山がRであってくれ」と思っていましたが、なるほど最後はこう落とすか!と物語構成の上手さにやられました。

気送管ポストの音でありシンバルの音でもあるシュルシュルーという擬音や、Rと磯辺の紙での会話内容から、
Rと同じ岩手県出身の宮沢賢治作品のような美しさを感じますね。


正に魂のこもった作品とは、このような小説のことを言うのでしょう!
素晴らしい小説をありがとうございます。
おっちー様、このたびはお忙しいところご感想をいただきまして誠にありがとうございます。

おっちー様の書評はいつも的確で、私自身も参考になることが多かったため、ぜひ読んでいただきたいと思っていたため、ご紹介させていただいた次第でございます。

お気に召して頂けたのならここまで嬉しいことはございません。宮沢賢治独特の色に対する拘りなど、今回の作品にも取り込んだので気づいて頂き光栄です。

ぜひこれからも創作のことなどでお話できたら思います。本当にありがとうございます
[良い点]
素晴らしいの一言です。あの出来事の痛みは、少なくとも僕は消費することしかできず、経験した人同士でも分かり合えない。その痛みのやりとりが、ファッションホテルの計算システムを通じてやりとりされ、名も知れぬまま消えていく。ファッションホテルだからこその泡沫のようで、淡い関係が傷を曝け出し、無知を嘲笑い、命を叫ぶ。それがとても心を打ちました。
今年下半期で最高の小説です。
[一言]
ただただ素晴らしかったです。
きっと作家様は僕を選んでくださったのだと感じ、すごく光栄です。
ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 07月26日 18時55分
管理
この度は当然の申し出にも関わらず、最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。久々原です。

まだ名前もない本の一冊も出せていない僕のような若輩者にここまでのお言葉をくださるサカマタ先生様のお心遣いに深い感謝を申し上げます。

心を通わせることの難しさ、彼ら、彼女らにとっての誠実さ。どれ一つ抜けても表現できない物語でした。

サカマタ先生様からのご感想が頂けたことが僕の誇りです。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。

これからもぜひよろしくお願いいたします。
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