エピソード222の感想一覧

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[気になる点]
火傷のエピソードはどうしても違和感があります。

身分差がないなら、女性の親族が男性をボコボコに報復するでしょう。私刑がなされないことが現代日本風なんですよ。前世を思い出してしまうという重要なストーリーなのはわかりますけどね。(あるいは男尊女卑が蔓延してることを表現したかったのかもしれませんが。中世ヨーロッパはそうでしたし。でもだとするとこれまでの貴族女性の描写と矛盾があるようにも思います。女性蔑視な描写はありましたが、全部が全部ではなかったように思いますので。)

せめて、多少の身分差があるとか、母子家庭だとか、親類縁者がいないとかにする方が良いと思います。
  • 投稿者: Orcbolg
  • 2024年 06月17日 08時39分
お読みいただきありがとうございます。
ここで誤解したままだとたぶん先でも詰まるので一旦回答しますね。

この女性の家族と加害者家族がどういう関係だったは想像にお任せするとして…
全体的に身分が低くなるほど女性の立場は弱くなります。
上位貴族の女性がそこまで軽視されていないのは、身体的な能力を魔力が補填してくれるからです。
魔力が尊ばれているというより、戦ったらどちらが強いか、生物としての格がどちらが上か、という感覚が根底にあります。
つまり魔力のない平民や魔力の低い下位貴族の女性は生物的弱者として軽んじられる傾向にあるということです。
これで被害者女性のお父さんがムキムキのゴリラとか村の長とかなら少しは違ったかもしれませんが、そういうわけではなかったのでしょう。

基本はシェリエルの周り(トップofトップ)の話なってしまうので、たまにこうやって身分の低い人間の話を差し込んで全体の文化や倫理観を開示しています。
そしてこの背景を理解することで、自分より上位の貴族を貶めることがどれほど非日常的で、天から降ってきた仄暗い快感であることが分かってもらえると思います。
[良い点]
ヨハンとシェリエル嬢が、ほんとに実験という姿勢で皮膚の切除手術をしているところ。
いやぁ、ヨハンもかなりベリアルドじゃないですか、これ。
女性の皮膚にメスを入れているというのに、そのことへの忌避感はまるでなく、あくまでも技術的なことしか考えていない。
具合を確認しながら少しずつ加減をしていく様子に、本当に確認していくための実験でしかないのだな、と。
そんな彼の姿勢が、すみません、好ましく思ってしまいました。(笑)
医術バカな感じでいいですねぇ。
まあ、ちょっとマルゴット先生の授業を受けた方がいいかも知れませんけども。

そんなヨハンもドンびくベリアルド一族。
やっぱり本物は違った……。
しかし、現代日本の価値観との違いも浮かび上がって、異世界という感じがして面白いですね。
もしかしたら何年後か何十年後かには、シェリエル嬢達の活躍のおかげで女性の扱いも良くなるかも知れませんが……

今回は後、ディディエくんのシスコンぶりが相変わらずだなぁと思えたところも良かったです。
シェリエル嬢が「嫌いなんです」と言ったら即座に「なら仕方ないね!」と応じるところが……相変わらずのシスコンっぷり。
そして、相変わらず彼の一番の興味関心は、シェリエル嬢の感情なのだなぁ、と。
だからこそシェリエル嬢の深いところにも気づき、踏み込めたのでしょう。
これでシェリエル嬢が自分の前世も含めた感情と折り合いがつくようになったらいいなぁ、と思います。
[気になる点]
顔の皮膚形成手術……もしも万が一ディオールお母様のお顔に傷がついたとしても治せます、とか言ったらセルジオパパ飛びつきそうなんですが、どうなんでしょう。(笑)
ヨハンさんもともと死体集めて切ってた人なので、生きてる人間でもあまり気にならないみたいです。(笑)
学院戦のときは麻酔なしで直接縫合(魔法接合)してたりもしてたので、かなりメンタル強いですね。次が育てば良いのですが……
倫理的にはそこまで外れているわけでは無いので、やはりシェリエルやディディエの理論には付いていけませんでした。

ディディエさんもたぶんシェリエルが理屈で押してきたら簡単に言い含めたと思います。
何か目的があるとかなら別の方向から解決してやったりもできますが、感情だけはどうにもならないので。自分の興味5割、可愛がり5割ってところでしょうか。


パパジオならたぶん、ディオールが傷を負った時点でシェリエルとディディエがどんな状況でもすぐさま呼び戻してその場で完治させると思います。痕が残るような事態を避けるというか(笑)
一時でもそんなことになったらディオールが発狂するので、どういう状態なのか悟らせないとか、完治するまで眠らせて処置するとか、一生分の頭を使うと思います。(執務で使え)
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