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[良い点]
自らが気持ちよく生きるために苦境すら楽しむような主人公の強かさには、生を謳歌する様子が感じられます。我々現代人はスマートに生きることを選びがちですが、それよりも大切なものがあると教えてくれる気がします。
斜に構えたところのある主人公ですが、それはむしろ彼女の人間らしさそのもので、「あざとくて何が悪いの?」みたいな、そこに生きるための最良の手段だと信じて疑わない彼女に信念を感じて、そんな考えを持つに至る辛い日々に思いを馳せてしまいます。
そこへメタ認知を持った悪役令嬢が絡んでくるので、この両者の戦いの行く末が俄然気になるものになっています。
[気になる点]
主人公に計算高い一面があるというのは、キャラクターを掘り下げるうえでかなり大きなポイントだと思います。つまり、そういう計算高さに様々な反応が返ってくるというのが周囲の人々で、そういう人々との関係性の揺れ動きの中で主人公に何らかの変化が訪れるみたいなものを勝手に期待していたのですが、あまりにもあっさりしているなと感じてしまいました。あまり重要なポイントではないのか、主人公の障壁となる存在をセレスひとりに絞り込むためのアプローチなのか、後にそのような展開があるのかは分かりませんが。

登場する人物の人数が分量に対して適切なのかなというのが冒頭部分を読んで気になりました。多くの人に囲まれている主人公なので仕方のないことなのですが、それにしても冒頭部分に人が多すぎる印象で、この人数ならもう少し孤児院パートに分量を費やしてもいいんじゃないかとすら感じました。もちろん、長丁場の物語なので、今後彼らも再登場するとは思うのですが。

人数が多いということと関連して、時折、誰がセリフを喋っているのか見失うことがありました。特に、矢継ぎ早にセリフが繰り出される場合、そこでそれまで見せていなかったキャラクターの新しい反応だったりが差し挟まれると、混乱を招くような気がしました。
[一言]
主人公はなぜ貴族の家に引き取られることとなったのかという物語上の謎だけでなく、その物語自体を俯瞰する存在による不気味な視線が重層的な謎を際立てていて、面白い構造だなと感じました。
私は「悪役令嬢もの」というものの概念はあまり詳しくなく、シンデレラを虐げる継母たちみたいなものだと思っていますが、そう考えると割とクラシカルな物語の役割なのかなと感じます。それに対抗するシンデレラ役ももともと強メンタルで、王道的な構造なのかなと思いました。
王道の物語を引っ張るのは、キャラクターとほんの少しの捻りかなと考えるのですが、この作品にはそのどちらもあるんじゃないかなと感じました。
山野エルさま、ご感想ありがとうございます~~~~!!!!
こんなに読み込んでいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです…!!!

自らが気持ちよく生きるために苦境すら楽しむような主人公の強かさ…
なんと…とっても素敵な表現をして頂き、むせび泣きです……!!!

自己肯定感が大気圏を突破しているメンタルガチ強主人公を描こう! として作ったヒロインなので、孤児院生活もプランケット邸も、アリアにとってはちょっと刺激的な温泉みたいな環境です。
6章から急に過酷となりますが、どんなえげつない状況下でも逃げ出そうという発想がそもそもない……という性格設定です。
「ではこの地獄を小さな子供が生き延びるには(その上メッタメタに敵に打ち勝つには)、何が必要なのかな」というのが、プロットを考えるうえの幹となっています。

計算高さに対する周囲の反応と、関係性の揺れ動き…大変参考になります!
アリアが成長して学園に入学すると、「あいつ、いい子ぶりっこしてて気にくわないんだけど」という女子同士のバトルがある予定なのですが、ご推察のように相当先になります。。
確かに、主人公の計算高さに嫌悪感を催す大人であったり、逆に全く損得を考えない天使のような子がいたりしたほうが、重層的になるでしょうね。
鋭いご指摘、大変ありがとうございます!!!

そして登場人物が多すぎて会話の発生源がわからないというご指摘……心当たりがありすぎて、ぐうの音も出ません!!
作者も「これ誰がしゃべってるんだ? まっ誰でもいいか!」と思いながら書いてるセリフ、けっこうありました…!!
読みにくさを感じさせてしまった以上、修正いたします。
こういうご指摘を頂けることはあまりないので、本当にありがたいです!!!

物語を俯瞰する不気味な存在…
これ、語り手のことでしょうか?
骨太の小説を読みこなされていらっしゃるお方とお見受けします。
いますよね、俯瞰する存在が…。
実は純文学出身でして、語り手という視点はいつも気になっているのですが、気楽に読めるWeb小説ということで、ちびまる子ちゃんのキートン山田的な「お約束」として処理されるだろうなと思っておりました。
ご指摘いただけると思わなくてびっくりしました!
語り手の存在も「こいつにしようかな」くらいに設定してあります。

アリアは「ディズニープリンセスに転生した田中角栄、またはバーフバリ」をイメージしております。
特にシンデレラや白雪姫のような、朗らかで庶民的で、でも上品な古き良きプリンセスをイメージしているので、シンデレラをたとえに出していただいて思わずニッコリしてしまいました!

>王道の物語を引っ張るのは、キャラクターとほんの少しの捻りかなと考えるのですが、この作品にはそのどちらもあるんじゃないかなと感じました。

もったいないお言葉、ありがとうございます…!
ご指摘のように、プロットは王道を意識しております。
人の心を動かす物語は、大昔から変わらないと思っています。
全ての物語が勧善懲悪人間賛歌であるべきなどとは全く考えていませんが、わたしはそれを書きたいと思っています。
たとえ無数の手垢がついたシナリオであっても、キャラクターやセリフや細部の描写が新しければ、きっと新しい世界を描けると信じています。

大変勉強になるご感想をいただき、身が引き締まりました!!
引き続きお楽しみ頂けましたら、望外の喜びでございます…!!
[一言]
哀れテセウス…強く生きて……。
それにしてもテセウスは純粋なユスティフ人のはずなのに、どんどんイリオスに見えてきますねw
ご褒美がアリアとのおしゃべりだなんてちょr…げふんげふんかわいいですねw
それにしても宮廷魔窟すぎて怖い…人間が生きていける場所じゃないよ……。
鈴森さま、ご感想ありがとうございます~~~!!!!
いつも読んで頂けて、本当に本当に励ましていただいております!!!!!

テセウスは「正統派イケメン有能貴公子、なのに超絶運が悪い」というのがチャームポイント(?)なので、気の毒がっていただけて大変嬉しいです!!笑

そして、とっても鋭いご指摘ありがとうございます!

仰る通り、テセウスはユスティフよりイリオンに近い気質として描写しているので、気づいていただけてこちらもものすごく感激です…!

だからこそ、皇太子なのにユスティフの気風が身体に合わないし、イリオンの化身であるアリアのすることなすことがクリティカルヒットしてしまうし、たとえニュクスやティルダから雑に扱われようとイリオン人への好感度がビクともしない…という構図になっております。

同じくランスロットもイリオン人に近いユスティフ人であり、あとはクロリス(ニュクスの兄・ネメシスの生前)は逆にイリオン人らしくないイリオン人として、(作者の中では)書いております!

はい、テセウスはちょろいです~笑
これはとってもどうでもいい情報なのですが、脳が溶けた人々は、それぞれアリアとの立ち位置によって、推しからもらえると最高に喜ぶご褒美が微妙に違っております。
・ニュクス→褒めてもらう
・ティルダ→(かわいく)叱ってもらう
・テセウス→「お前ならできる!」と激励してもらう
人たらしゴリラはもちろん把握してるので、ここぞという時に繰り出す奥義が相手によって異なります。

次の部では、学園でヤバい女たちとの直接対決です~!
早く甘酸っぱい思春期に到達できるよう、全力で書いてまいりますので、どうか引き続きお楽しみ頂けましたら幸いです!!!!
[一言]
更新うれしいです!!!!
レヴィアたん、急にかわいくなりましたね…
王族がいなくなっちゃったから出てきちゃったんですかね?
案外あっさりよく懐いたペットになってくれたりして……続きが楽しみです!
お体に気をつけてくださいね!
鈴森さま、ご感想ありがとうございます〜〜〜〜!!!!
更新うれしい…! なんと、甘美な言葉…!!!!
お待たせてしまったのにそうおっしゃっていただけて、本当に本当にありがたい気持ちでいっぱいです!!!

アリアは完全に「たん」部分を愛称だと勘違いしております。笑
やつらが出てきてしまった理由、めちゃくちゃ近いです…!!!
イリオンにとって王族がいったいどんな存在なのか、2章で明かしていきたいと思っております!!!
かわいいペットになってくれると嬉しいですね!

あたたかいお言葉まで…本当にありがとうございます!!

この土日を超えたらまた落ち着いて書けるはずなのですが、お待たせしてしまい心苦しい気持ちでいっぱいです。

やたら寒い日が続いて人間が暮らせる気候じゃないので、鈴森さまもどうかお身体お気をつけてお過ごしくださいませ!!!!
[良い点]
・>生活感溢れる小物のド畜生
安心しましたw
不惑ってことはプランケット夫妻やアリアドネの母よりは一回り上になるんですね。おいおい…
①残虐さ
②若い娘に手を出すダメなおっさん具合
③「俺は知っている」アピールしたがる小物具合
いやー良い悪役です。面白い物語には必ず悪役らしい悪役が必要ですから!

・久しぶりにプランケット家の消息が知れてよかったです
[気になる点]
魔法に関する技名や地名がギリシャ語で統一されている一方
帝国に関する語彙はラテン語で統一されているのか、整えられているのが良い雰囲気を作り出していたので
細かいことなのですが皇帝名の「アンブローズ」だけ英語系なのが少し気になってしまいました
  • 投稿者: 遠矢
  • 2023年 01月02日 10時44分
遠矢さま、いつもご感想ありがとうございます!!!
めちゃくちゃ励まして頂いております!!!!

安心して頂けてよかったです!笑
ラスボスは爆裂四散してこそですからね。
最後までクズたっぷりなのでお楽しみ頂けますと嬉しいです!

実はこの物語、プランケット夫妻も40才なんです…。
周りの人達も同じような年代、同じような年頃の子どもが多いんです。
時代背景は19世紀半ば、一人娘は10才と来たらかなり遅めですよね。

学校を卒業して双方20才前後で結婚したはずなのに、奥さんがアラサーになるまで何をしてたのかというと、実はフレデリクは長年従軍していて、家に帰るのは年に数回という暮らしをしていました。
ソランジュ・フラゴナール(エミリーと同学年)は研究員として働いていたので結婚が遅かったという裏設定があります。

レクスの設定上、若い娘さん好みどころじゃないさらにドン引きの展開をご用意してますので、お出しするのが楽しみです!

アンブローズ…ハッ、ちゃんと調べたら確かに…!!!
ラテン語読みだとアンブロシウスになるはずだったのですね。
「レクス」の名前、ファミリーネームだけじゃなく、ファーストネームも「ニュクス」と一文字違いで被ってるのがずっと気になっています。
名前も名字も変えてしまおうかな? 最低すぎるかな…??
「ニコス」も最悪ですね。こっちを死なせておくべきだった。
小手先の調べ物がバレてしまい笑っています。
ご指摘ありがとうございました!!!!
今後もサルの浅知恵に気づきましたら、お教えいただけますと幸いです!!
[良い点]
ホントにこんなことしておいてなぜアリアドネに好かれると思えるんでしょうね…w
ツッコミ役の感性がまともでよかったですw

アリアドネのイラストかわいすぎます惚れちゃいます私もこんな美少女を描きたいです結婚よりは妹にして振り回されたいかも?お年玉はわりとほしいです
鈴森さま、いつもご感想ありがとうございます~~!!!!
大変励まして頂いております!!!

ラスボスへの好感度、無事に全く上がっておらず、作者はホッとしております!笑
ツッコミ役、作っておいてよかったです。
彼らが何者なのか、またしばらく後の種明かしとなってしまいますが、引き続きお楽しみ頂けますと幸いです。
ぬいぐるみ作って愛娘に会えることを心待ちにしてる面白おじさんの、ガラリと変わる残虐性をお出しできるのが楽しみです!

イラストへもコメントくださり、本当にありがとうございます!
こんなメンタルゴリラを妹にしたいと仰って頂き感無量です。
アリアが血縁にいたら、いつの間にか家に知らない人間が後方サポーター面で住み着きそうでおっかないですね…
金塊はお送りしておくよう、ユスティフ皇宮庶務に言っておきます!

鈴森さまのイラストも超絶可愛いです!!!!
うるうるとした瞳の儚げな美少女、ふわっとした風になびく髪とお洋服、冷たい冬の空気も感じられる色使い…
小説も絵も作られるマルチクリエイターを全力で応援しています!!!
[一言]
幼少期の記憶美化奴~~~~~~!

  • 投稿者: 長良
  • 2022年 12月21日 23時11分
長良さま、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!!!

幼少期の記憶美化奴です笑

アリアにとってユスティティア母さんは人生の土台の全てで、ニュクスの記憶を見て「何か思惑があって自分を育てた」ということを察しても、性格が明らかに違っていても、ビクともしないほど信頼しています。

実際にユスティティアがどんな人間だったのかは、準備中の前日譚と、もう少し先になってしまいますがエリュシオンでの暮らしでご説明予定です。

お付き合い頂けましたら、何よりも何よりもうれしいです!!!!
[良い点]
長良、蛮族の足踏みだあ~~~~~~いすき!

ニュクスパイセンの推し語り毎回濃度が面白くてすき。
[一言]
あ~~~~~~~~~~~~惜しい!あともうちょっとで首をはねられたのに

まあ、このタイミングで王の人たらしで脳を焼くにはマッチポンプ的効果は抜群かな。
でも惜しい~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!

  • 投稿者: 長良
  • 2022年 12月21日 23時00分
蛮族の足踏み、お気に召していただけてすー-っごくうれしいです!!
作者も大好きです!!!

パイセンはアリアが赤ん坊時代から推してる最古参なので、濃度ありますね。
本人が核爆弾級のトラウマを抱えているため自分の気持ちに気付いていませんが、本人以外にだいたいバレているのがこいつになります!

首刎ねを切望頂いていたのに、ご期待に沿えず心苦しいです…!

このみっともない男、あとで使用価値が上がる予定なのですが、メリディエス編のシナリオはわかりづらかったかな、スッキリ感が少なかったかな、と反省しております!

どうか引き続き、お楽しみいただけましたら幸いです…!!!!
[良い点]
縄張り争いをするサルのように取っ組み合っていた。
ここ百万回笑いましたわ。

ただ飯喰らいのタードリーチキンさんがここに来て大活躍!
見栄えはバッチリだからこういう時に飯で釣ると効果テキメン。
ワシ覚えた。

お、王の濁流タラシにより騎士もう腰砕けっすわ…。
脳焼かれすぎて花火上がってもうてるやんワシ見たもん(幻覚)
  • 投稿者: 長良
  • 2022年 12月21日 22時54分
長良さま、ご感想ありがとうございます!!

笑っていただけてとてもうれしいです!

作者はタダ飯喰らいのタンドリーチキンに笑っています!笑
鼻もちならない役立たずの鳥、初めて役に立ちました。

花火の幻覚、いただきました!!
上がっていたと思います。長良さまが仰るのだから間違いない。

ティルダは基本自己肯定感激高傍若無人なのですが、憧れの人の前でだけ突然よわよわミジンコになってしまう難儀な一面を持っております。

引き続きお楽しみいただけますと何よりもうれしく思います!!!
[一言]
復讐を果たした後も太く長くババアになるまで生きなきゃいけないんだからよっしゃやったろ!つって無茶のライン下げたらアカンで~~~!
  • 投稿者: 長良
  • 2022年 12月21日 22時46分
長良さま、ご感想ありがとうございます!!!!

無茶のライン、もともと地の底を走っており……!
毎回九死に一生を越えて、ほぼ死んでいる主人公で恐れ入ります…!!!!

たしかにアリア、蘇生してもらえることも計画に入れて動きそうですね。

お楽しみいただけて本当にうれしいです!!!
ありがとうございます!!
[良い点]
ちょっと因果応報ボコボコにするぞ会を楽しみにし過ぎて寝かしてたけどやって参りました私!
インゴルフさんだけシリアスなのに妙にシリアスじゃないから笑っちゃった。
絵面面白すぎる。

[一言]
丸コピ盗作討伐お疲れ様ですー。
いやあ、一時期若年層が盗作乱立パーリナイしてたサイトが見つかっちゃって、散り散りになった利用者が他小説サイトで似たようなことしてるんでしょうかね。
コピペするだけで承認欲求満たされちゃうから止められないんだろうなあ〜。
される方からするとたまったもんじゃあないっすけどね。

  • 投稿者: 長良
  • 2022年 12月21日 22時39分
長良さま、ご感想ありがとうございますー--!!!!

楽しみすぎて寝かせていた…なんと嬉しいお言葉…!!
ありがたさが天元突破しております!!!

ハーゼナイ家はリクハルトが悪に取り込まれた以外みんな無事なので、清涼剤のつもりで書いております!!
笑っていただけてとてもうれしいです!!

盗作乱立パーリナイしてたサイト…おっかないですね…。
こちらのコピペ野郎も子どもだったと教えていただきました。
残党は焼き払いたいですね!!
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