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[一言]
う~ん、此処まで来て思ったがあくまでもカナリアのヤバさは運営が用意したレール上のスキル群とユニークルートをほぼ独占してるからではなく、
未だ全貌が明かされていない本人のリアル背景からなる異様な動体視力と反射神経が前提なので後追いでスキル摘まんでも2~3段下の劣化コピーテロリストにしか成れない気がするんだよなぁ?w
まあそれぞれ自分のゲーム世界線を蹂躙出来るかも知れんけど、マルチでゲームチェンジャーに成れるかっていうと……?
投稿者: 皇 翠輝
2024年 09月21日 10時58分
設定

これが相当に確かとかで主人公のカナリアがのはスキルとかもにしても少なくとも大半はプレイヤースキルではでのと、そもそも身体構造とか種族差とかでvrなら仮想の体をとかである程度以上は埋まるかなにしてもで精々がで完全治療法とか使ってもサイボーグとかではないにしてもアリシアブレイブハートみたいな混血とかみたいにのが限界だろで完全体になるのはとかな気がする。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 15時21分
「かなり、気持ち悪い」



 そして、その感想は……直球で『嫌悪』だった。

 別段、この花園のなにかがおかしいというわけではないし、出来が悪いわけでもない。

 この花園は、極めて精巧に作り上げられた素晴らしいチャットルームだ……だが、だからこそ、気持ち悪い、とシャードルは感じた。

 なにせ、このチャットルームに自分達を招待した人物は今から、『オニキスアイズ』を混沌の渦へと叩き込んだ稀代のテロリストことカナリアが振るう力の一端、それを得る方法を(多少の対価と引き換えに)自分達に教えるのだ。

 だのに、こんな穏やかで暖かな雰囲気のチャットルームを手配するだなんて―――。



これがでシャードルが世界を壊してみたいとかが仮想世界はそれはそれで会社とか株主とかでの所有物だろでとかでにしても、復元とかbanとか色々でやりようがだろのもで現実でとかはで格段にマシとか思った。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 15時12分
これフロム系列では? って薄々()思ってたけどやっぱりフロム系列じゃねえか!!
お母様は余りにも正しかった
「やっぱコミュショーだねえ、うい……そこで踏み止まっちゃうなんて……」

「いやゴメンツッキー、全部お宅のお姉さんのせいだから」

「え? なんで? お姉ちゃん関係なくない?」



 初香が陽菜を誘うことを踏み止まった理由を、臆病な彼女の気質故と勘違いしたらしい海月が肩を竦め、(近頃は少々怪しい所もあるが)基本的には被害者側のポジションである初香は思わず真顔で返すが、海月は不思議そうに小首を傾げるばかりだ。

 そんな海月へと初香は、まったくまるで全然関係なくなくないよ……と、溜め息交じりに告げるが、どうにも納得がいかないらしく、なんで、なんで、と繰り返しながら初香の肩を揺らし始める。



「だーもー! ツッキーってば先輩がどういうプレイしてんだか知らないワケ!?」

「とーぜん知ってるよ! お姉ちゃん、その日のプレイ内容事細かに話してくれるし!」



 幼児めいた駄々のこね方をし始めた海月を振り払いながら初香が悲鳴に近い声を上げると、それに対し海月はまるでタンポポのように柔らかな笑みを見せる。

 ……見せてしまったものだから、当然初香は戦慄した―――これ、余程の偏向報道がされているか、あるいは姉妹揃って頭ヤっちゃってんね―――と。

 前者だとすれば、真実を知った海月が傷付くだろうし、後者だとすれば恐ろしい事この上ないので……初香はもう、何も言えなかった。

「……まあ、考えておく」



 衝動的に誘うことすら踏み止まらせてしまう海月の姉とは何者なんだ、と(今度は絶対に顔に出さないように)考えつつも陽菜は、とりあえず今回の初香の誘いに関しては答えを濁すことにした。

 というのも、初香と一緒にオニキスアイズをプレイするのはやぶさかではないが、陽菜には既に先約が入っており、そちらは(残念ながら)初香と一緒に遊ぶよりも(間違いなく)楽しい相手ではないが、(もしかすれば)陽菜が胸の内で燻らせる暗い渇きを潤してくれる相手かもしれなく……。

 それは、(なによりも、絶対に)優先するべきことだから―――。



これがで主人公のカナリアが妹の勇海月に話してかでのと、聞き逃し説とかではなさそうでレプス殺したのには勇月的には違和感はとかで思考回路とかが少なくとも正統派とかの献身系とか救済系とかではなさそうでも方向性違うかもでも狂気とかではでシルーナな気がするし、考えてみればでクリムメイスとかの確執とかの原因とかからして同じくとかで残虐系とか自由人系とかかもな気がする。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 14時59分
「……んー、っと……違ったらごめんね? ……もしかして、陽菜もオニキスアイズ……やってる?」

「え、それマジ? めっちゃ意外じゃん」

「…………」



 ―――だなんて、考えてしまったことこそ、本当に後悔するべきことだと気付いた瞬間にはもう遅い。

 (どう考えてもおかしいその目で)陽菜の微細な表情の変化を読み取ったらしい海月が小首を傾げ、海月のそんな言葉に目を丸くした初香が陽菜の顔を覗き込んできて……思わず陽菜は無言で目を逸らしてしまった。



「うわ、その反応マジじゃん! えー! ヤバ! ねえ、今度……いや、ハハ、えーっと……」



 そこまでしてしまえば、流石に初香でも陽菜がオニキスアイズをプレイしていることを(正確にはまだプレイはしていないのだが)察し、テンションを物凄く上げてはしゃぐ―――ように見えたが、なぜか瞬間的にテンションを下げて視線を泳がせ始めた。

 ……当たり前だ、なにせ初香はオニキスアイズの世界の中じゃ高次元生命体であり、しかもその仲間といえばテロリストと蛮族ツインテールと高湿度生産職という……少々大人びているように見えるとはいえ、所詮は自分と同じ一般女学生の陽菜が関わるには少々特異すぎる存在なのだから。


これがでテロリストはカナリアで蛮族ツインテールはクリムメイスかで高湿度生産職はハイドラではでも、ヤバい面はかなでも、基本的にはまともかなのがダンゴとかでもキャラをハイドラと兼用で態度とか同じアバターでも使い分けないととかのもとかでのと声と性別とかで混乱とかはではな気がする。個人的には地雷とか距離感とかでのだとハイドラ以外はかなでもハイドラはキリカみたいに現実でとかのはかなでも、相当に深刻でヤバいとかな気がする。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 14時50分
「そろそろオニキスアイズ、アップデートなんだよね? そこそこ大きい規模の」

「うん! なんか新しいエリアとかが開放されるっぽい! めっちゃ楽しみ~!」

「いいなぁ、私もやりたーい……」



 それは、近頃ごく一部で話題になっているVRゲーム―――オニキスアイズというゲームに関する話題だった。

 そのゲームは、海月が『対象年齢に届いていないから』という中々聞かない理由で親にプレイを止められ、結果として姉(陽菜には直接の関わりはないが、変人との噂だ)へと渡すこととなった作品であり……。

 ……陽菜が〝少々楽しみにしている〟ことに関係するゲームでもあった。



主人公の勇小鳥が驚いてて桐張宗太がの評価では話題にとかだっけでも、あれはそこそこにはとかの話かとか、桐張宗太は見る範囲が結構オニキスアイズに近いとかの範囲をのが多いのかもでかもとか思った。だけど、愛々だっけとかのが出演とかであれで認知度とかがのが結構ありそうとか思った。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 14時29分
「いっつも待たせてごめんねぇ、陽菜~」

「あーのセンセーホンットーに話長すぎっしょ……」



 ……手元の携帯端末、そこに記されたアドレスとパスワードに陽菜が視線を落とした所で、ようやっと待ち人(彼女達の担任は帰りのHRで異様に長く語ることで有名だ)のふたりが、陽菜以外には誰も残っていない教室のドアを開けた。



「別にいいよ。どうせ帰っても暇だしさ」



 陽菜は一瞬だけ、その二人―――勇 海月と新葉 初香―――へと視線を向けると、机の上のバッグを手に取り彼女達の元へと足を進める。



「……んー? 陽菜、その割には何かそわそわしてない?」



 と、不意に、そんな陽菜を見ながら海月が可愛らしく頬に指を添えて(彼女程の美少女がやるのでなければ、憤りを覚えかねないだろうポーズだ)眉を八の字にした。

 その海月の言葉と、(相変わらず、いつも通りの)全てを見通すような目に陽菜は、思わず自分の全てを見透かされたような気がして(そして実際、今日は夜に少々楽しみなことが控えていたので)思わずどきりとする。



「いや、ウソっしょツッキー。陽菜、全然いつも通り体温33度ぐらいしか無さそうなクール&ビューティーっぷりですけど」

「それはういの目が悪いだけだね~」

「えぇ~?」



 思わず海月の言葉を陽菜は否定しそうになったが、それより早く初香が海月へと怪訝そうな表情を向け……その後、眉を顰めながら陽菜の顔を覗き込んでくる。

 どうやら、陽菜が浮足立っているかどうか、海月のように顔を見るだけで見抜こうとしているらしい。



「んんん……?」

「…………」

「んんんん~~??」

「…………」

「いやダメだ全ッ然分かんないんですけど」



 そう来るのならば(海月にはともかく初香には)絶対に見抜かせない自信が陽菜にはあったので、様々な角度から自分の顔を覗き込んでくる初香に対し陽菜は完璧な(先程までよりもより一層)真顔を向けて見せ、結果、初香は肩を竦めて首を振る。



「当然でしょ。海月の目がおかしいんだしさ」

「あ、それは同感。ツッキーの目は絶対おかしい」

「え~、ふたりとも酷くなーい?」



 だなんて、他愛ない会話をしつつ、内心初香にまで見抜かれる程は顔に出てなかったことを喜ぶ陽菜を先頭、その目をおかしいと断言され頬を膨らませる海月を最後尾、間に楽しそうに笑う初香を挟んで三人は教室を後にする。

 そして、しばらくの間は(少し騒がしいぐらいに)口数の多い初香を中心に、昨日見た番組がどうだとか、期末試験が憂鬱だとか、いかにも(絵に描いたような)学生らしい話をしつつ、帰路を進んでいた三人だったが、初香が期末試験に関する話題を一段落させたところで、そういえば、と不意に海月が切り出した。

瞠月陽菜、みはづきひなは勇海月と新葉初香の別クラス同学年とかかでのと、アリシアブレイブハートがでアリシアブレイブハート以外にはあの治療とかが完全治療法とかの事かで二人だけとかでその片方は勇海月かもでな気がする。目の良さが関係とかをなら勇海月は人間だろうし、完全治療法かなでも主人公は元来が別種族かでシュライクとかのかでもう一人誰か居そうとかのは瞠月陽菜なら驚きとかはかなでもう一人誰かはまだ登場がか、この作品には他のゲームかそもそもゲームはとか、vrのはとかで出てこないかとかでとかな気がする。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 14時14分
例えば、世界をぶっ壊せるような力がこもった魔法の杖を渡されて『好きにしろ』って言われたら?



 間違いなく、私はその杖を振るってみせる―――、瞠月みはづき陽菜ひなは教室の窓から青い空を見上げながら確信する。

 ……別に、陽菜は自分の人生や、その環境に不平不満を感じているわけではない。

 両親は(今の時代珍しい共働きではあるが)一般以上の収入を持つサラリーマンだし、兄は誰の前に出しても恥ずかしくの無い美男子(だが正直、クラスメイト達は彼を美化し過ぎだとは思う)。

 そんな兄を持つからか、はたまた、兄と同じく世間一般的には美形にあたる顔立ちのおかげか、(腹の内は知らないが)クラスメイト達も自分に友好的だし、(極めて幸いなことに)学業も苦にならないタイプなので学校は(絶対に認めたくないが)結構楽しい。

 だけれど、陽菜は再び確信する……その杖を振るうことに躊躇いはないと。

 理由は―――特に、ない。

 ただ、この、あまりにも満たされた現実に胸焼けを覚えているのも確かであり、それを(人の手で壊されるのはゴメンだが)自分の手で一度ぶち壊してみたいのは確かなのだ。

 そして、その杖は……。


これが不満とかではだとで興味本位とか、戻るの前提とかではとか思った。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 14時04分
「いや、なんでレプス突き落として殺してるんだ? この子」



 思わず宗太は眉を顰めながら一度真剣に考えてみるが、まるで答えは見つからなかった……見つからなかったが、OPの最中は死ぬと毎回馬車のシーンからやり直させられること、レプスが落ちた先に行けるようなステージ構造になっていること、わざわざ馬車が止まること……その全てから、宗太は『レプスを突き落として殺す』ことは運営が想定していた動きなのだと理解した。

 そして、そう考えればチュートリアルで得られるスキルのひとつに『獣性の解放』というMPをSTRに変換するスキルがあることや、最初の街であるハイラントにMPをバリアへと変換するスキル『障壁の展開』があること、ゴアデスグリズリーが確定でドロップする『殺爪弓』はHPがごく少量になった際に真価を発揮すること、HPに極振りした際に強力な力を発揮する『肉削ぎ鋸』をグロウクロコダイルのハイスコア報酬に設定してあること……あまりにもカナリアに都合の良すぎる数々のイベントが、当然なのだと分かる。

 なにせ、シルーナの出現以降、極端な力を振るい、英雄……あるいは魔王のように振る舞うプレイヤーが歓迎される風潮の強いVRMMO界隈のことを考え、広告塔として十分に機能するプレイヤーを―――人為的なシルーナを―――生み出すために敷かれていたレール……それを見つけ、辿ったプレイヤーこそカナリアなのだろうから。

 だが、それが、運営全体の意志……というわけではないんだろうな、とも宗太は思う。

 でなければ田村はあんなにも顔を青くしないだろうし……クロムタスクの社長である神崎は、VRMMOを運営する『王』としてではなく、世界を作る『神』として振る舞う方が好きそうなのは明白だ。



「神の敷いたレール、か……」



 カナリアが進んだ神の用意した道、そこに残った足跡、それに気付いたのかもしれない『故無い小剣使い』……彼(はたまた彼女)は、その道でなにを見付けるのか、そして、進むことでなにになるのか。

 宗太は静かに考え、これからまた『オニキスアイズ』に一波乱起きることを予感する……。

 …………。

 ……。

 予感して……そのテロリストとデートすること、テロ活動をお茶の間用に編集しなくてはならないことから三度思考を遠ざけた。

 だって、どうしようもないんだもん。

これが神崎がゲームバランスよりリアルとか突出とかでのが相当に良いなとかでのと、クリムメイスとかがやろうとしてたのが一応その場合は本人がなるのかでも一人だけがかでとかのもで愚物すぎるとか害悪すぎるとか思った。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 13時55分
「いや無理だよ勇さん」



 無理だ、これは無理だよ勇さん、と繰り返しながら宗太は静かに頭を抱える……仕方がない。

 なんせ、そうやっている間にも画面内のカナリアは罪無き村人たちを贄にしてゴアデスグリズリーと死闘を繰り広げているぐらいだ。

 これをお茶の間で流すのは本当に無理な話である。



「……ってか、本当にレプスの指輪だったんだな。HP代償ビルドのキモって」



 屏風の虎を捕まえるよりも難しそうな無理難題にぶち当たり、再び脳が現実逃避を始めたらしい宗太が呟く。

 そう、なにも彼が小鳥に渡された録画データはただのグロ映像てんこ盛りセットではない。

 どんな問題であろうと、とりあえず一番最初の解決プロトコルとして『殺害』が出てしまう、ある種一周回って逆に非常に天才的とすら呼べる小鳥の歩んできた、血塗られた道が記録されたものなのだ。

 であれば当然、どのようにして小鳥という少女がカナリアというテロリストになったのかが全て残っているし、それはライトユーザーであろうと手にすればヘビーユーザーを超えてゲームチェンジャーに成り得てしまう程のデータだ。

 だが、実際のところ宗太が驚いたのはこのデータにではなく、このデータで裏打ち出来る『仮説』―――カナリアは超早期にレプスを殺害しており、その影響で希少なスキルを多く集めているに違いないという仮説―――を立てた人間が既に存在した、ということだ。


「何者なんだろうなあ、『故無い小剣使い』って」



 自分がよく在中しているオニキスアイズの公式掲示板にて、公式から何らかの発表があった際にそれを簡単にまとめて書き込む姿がよく見られるプレイヤー―――仮説を立てた人間こと『故無い小剣使い』―――その多くが謎に満ちている彼(または彼女)のことを思い出しながら宗太は首を捻った。

 『故無い小剣使い』は、基本的に雑談のようなものはせずに淡々と情報をまとめたものを書き込むだけのプレイヤーだ……が、そんな彼(もしくは彼女)が一度だけ衝動的に書き込んだようなレスを残したことがある。

 それは第三回イベント……『黙示録の試練』の最中、カナリアが戦闘を行い、彼女が良く使うスキル……『夕闇の障壁』の実体―――『夕闇への供物』によってHPをコストにして『障壁の展開』を用いるコンボがバトルログにより衆目に晒された際のことだった。

 普段人間味の無い書き込みを続けている彼(あるいは彼女)にしては珍しく、『カナリアはやっぱりレプスを殺していた』『私の目に間違いは無かった』『でも、いつ? どうやって?』『分からないけど、かなり早い段階に違いない』と興奮した様子で書き込んだのだ。

 その後、『故無い小剣使い』の書き込みによってカナリアという理不尽極まりない存在の仕組みが紐解けそうだと感じた有志達の手により、カナリアが身に着けている指輪のひとつがレプスの身に着けているものと一致すること、そして巷で『劣化版カナリア』という酷い名前で呼ばれているゲームチェンジャー―――フレイジィの友達であり、そこそこサディストな不思議ちゃんことイーリも自らのHPを消費して魔法を行使しており、その際にやはり『夕闇への供物』を用いていること、カナリア、レプスと同じ指輪を装備していることが判明。

 これにより、カナリア(そしてイーリ)は何らかの手段でレプスを殺害しており、彼女たちのMPをHPで代用する特異な戦闘スタイルの根幹を支えるのはレプスを殺害して手に入れた指輪だろうという仮説が浮上した。


「やっぱ、あの人も気付いたのかな。この方法に」



 まあ、結局、その後数多のプレイヤーがレプスに斬りかかるも、HPが半分を割った際にレプスが使用する『MPを代償に使用する魔法を無詠唱化するスキル』を『自らのHPで代償を肩代わり』しつつ『HPを回復する信術を使う』というコンボによって返り討ちにされ、その仮説が実証されることは無く……HPを代償にして大技を連発しているカナリアが、HPを代償にする力を得る前にあのレプスを殺すのは無理だろう、という一種のパラドックスが発生したことによって、その話は終わったのだが。

 だとしても、『故無い小剣使い』はカナリアがレプスを殺害した方法に気付いたんじゃないか? と、宗太は思う―――カナリアが、レプスを崖から突き落として即死させる絵面を再び見ながら。

故無い小剣使いがカナリアを殺そうとしてたのがでのがあれかなで調べたらブレンダかもとかのと、イーリも突き落として殺したのかなとかのでもあれかもで攻撃判定とかが一回接触とかのかもでも刺し続けとかが無詠唱でもなら回復かもで窒息とかがかもとか思った。それとそんな書き込みあったかなで描写とかないのではな気がする。
  • 投稿者: SIG MCX
  • 2024年 11月23日 11時34分
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