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紙の本を読む気持ちで拝読していました。なろうでも、こんな現代恋愛文学が読めるのですねえ……。1話目からお洒落かつ文学的表現で、どんどん引き込まれました。

彼も彼女も、自分が相手に惹かれる理由が「美しいから」だと思っているフシがありますよね。外見を褒める言葉が、会話や地の文で何度も出てきて。
でも本当はそういうものじゃなくて、もっと魂の部分に惹かれている。お互いのそういう気持ちが伝わってきます。

展開も意表をついていて、まず彼と母親の事情にびっくり。そして叔父さんやお父さんの真相に、とてもびっくりしました。大人たちがまさかそんなふうに関わっていたとは……!
結局、悪い人はいなくて(彼の実の父はともかく)、みんなが前を向いて歩き出していくラストにほっとしました。とてもよかったです!

伯母さんも印象的でしたね。あと途中で出てきた魅力的な女の子、以前拝読した『幸せになれよ、王子様』の子ですよね。
シリーズ見たらスピンオフがたくさんあるので、また覗いてみたいと思います。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
こまの柚里さま

ご感想ありがとうございます。
紙の本……!
こまの様からいただいたお言葉の数々が嬉しすぎて、何度も何度も読み返しました。
ありがとうございます!

>自分が相手に惹かれる理由が「美しいから」だと思っている

なるほどー!
たしかに「どういうところが好きか」について自分の感情を言語化できない二人だろうな、と感じました。
ルックスがすき、においが好き、いっしょにいるとなんかすごくいいきもち、程度しか言い表せないというような。
二人とも直観と本能で恋愛しているイメージがあって、というより私自身の恋愛観がそういうかんじだったので、こまの様のお言葉に目からうろこな気づきをいただきました

「みんなが前を向いて歩き出していくラストにほっと」していただけて、すごく嬉しいです!
長編を書こうとすると、つい暗い方向へ話を展開させがちなんですけれども、今作については主人公が書き手の私を力強く前へ前へと引っ張っていってくれたかんじでした。
主人公だけでなく伯母さんや彼の幼馴染の子も、日の当たる方向へ導いてくれる存在だったので、自分が書いたキャラクターというより、書かせてもらったキャラクターのような気がしています。
そんなこんなですごく思い入れのあるキャラクター&物語について、こまの様から温かいお言葉をたくさんいただき、幸せでたまりません~!!!

こちらこそ今作をご覧くださり、お優しいお言葉をたくさんありがとうございました!!!
スピンオフもお気にかけくださり、本当にありがとうございます。
今作では意味不明な親世代の事情についてだったり最終的な大団円まで「書ききったな~」という書き手側としての満足感のあるシリーズなので、お気の向かれたときにご覧いただけたら、とても嬉しいです。って、ご負担になってしまったらすみません……!
ラストまで拝読しました。
冒頭からおしゃれで、芸術的な恋愛映画を観ているようで引き込まれました。
「魔女の恋」とはまた違った感じなのですが、やはり一つ一つの物事も心の状態も、明確に形を持って迫って映像でやってくる感じがして、すごいです。
違う世界に住んでいるはずの二人が歯医者で出会うというのはリアリティがありそうに思いました。
けれど、イケメンがそれらしい台詞をどんどん語るのって、もう現実的ではないんですよね~。
チャラ男であっても、もう全然構わないくらいに(笑)。
「はじめまして。姪御さんに惚れました」と外堀まで埋めていく充さんには圧倒されそうでした。
一方のチョロインちゃんは、ちゃんと自覚があるのが可愛くて。
「『理想』の枠からはみ出たとき、あなたがあたしに失望するから」のところとか、本当に君江さんは可愛いらしいです。
二人がどんな日々を積み上げていくのだろうと思いながら読み進めていきましたが、後半は母と息子、父と娘の関係を考えさせられました。
ある種の歪さのある親子関係から大人になるって、何か欠けたまま背伸びをしているような危うさ、不安定さがあるように思います。
だからこそ、惹かれた相手に飛び込んでいけるような純粋な愛を見いだせる気もします。
甘々な恋愛ものはよく見かけますが、こうした幸せだけではない恋愛ものはなかなか書ける方がいないのではと思います。
二人がそれぞれ自分に向かい合い、その自分で相手を本当に愛するということに触れたような、奥深さが感じられました。
番外編では、ごろごろ仲良しな二人が幸せそうで、ほっこりしました。
この先のシリーズにも伺いたいと思いますので、よろしくお願いしますね。
「魔女の恋」も拝読しています。
またの機会に感想など書かせていただけたらと思います。
あと、レビューおめでとうございます。
私も秋の夜長に、素敵な作品を堪能させていただきました。
石江京子さま

ご感想ありがとうございます。
わぁあああああ(´;ω;`)
だいぶ古い今作(ホスト界隈事情もだいぶ古い……)をご覧いただけたことが嬉しいのと、石江さまからいただいたお言葉の数々が嬉しすぎて、何度も何度も読み返しておりました……!
返信が遅くなってしまってすみません。

芸術的な恋愛映画!!!!
なんて素敵な言葉……。
「明確に形を持って迫って映像でやってくる感じ」と言っていただけて、めちゃくちゃ嬉しいです。

歯科衛生士の友人がお金持ちの彼氏を勤務先の歯医者でゲットしたりとか、そういう話はたまに聞きました。
今作は各登場人物にモデルがいるので、聞きかじった話を取り入れたりして。
現実社会を舞台にすると、そういうエッセンスを加えることができるのが楽しいなあと思ったりします。

カタギのイケメンが下心なしにここまで語るっていうのは、ちょっとないですよね。
詐欺とかなにかしら、ヤバイ事情がありそうだなあなんて感じる世相のような気も。
フィクションならではの展開を書けるのが、創作の醍醐味という感じで、ものすごく楽しく書いた記憶があります。
といいつつ、書きたい気持ちばっかりがつっぱしってしまって。
特に後半、展開と描写がめちゃくちゃ粗い……!
先日ひさしぶりに読み返したら、息切れしている自分が見えるようで、「こ、これは改稿したいな……!」という気持ちに駆られました。

書きたいイメージを石江さまが汲み取ってくださったことが、本当に本当に嬉しくて。
それに加えて、「こんなに粗い話にていねいにつきあってくださり、汲み取ってくださったなんて、なんだか申し訳ない」という、恥ずかしい気持ちも……いやでも、そんな言い訳よりなにより、めちゃくちゃ嬉しい! が上回ります!

>ある種の歪さのある親子関係から大人になるって、何か欠けたまま背伸びをしているような危うさ、不安定さがある

おっしゃるとおりだなあ、としみじみ感じます。
子供時代に子供でいられず、無理に大人ぶっていた代償といったらいいのか。
まったくもって問題のない健全な子供時代、というのは、どんな人間にとっても難しいような気はしますが、些末な問題はあれども「無償の愛を信じられる」環境というのは大事だろうな、と思います。

長々と返信を書き綴ってしまってすみません。
かなり粗削りな今作におつきあいくださり、めちゃめちゃ温かくお優しいお言葉をくださり、本当にありがとうございます!
「魔女の恋」もお気にかけてくださって……(´;ω;`)
ありがとうございます~!
[良い点]
タカシは蘭さんと。君枝はミツルと。それぞれが、どこか似ている気がしました。

欲しいモノは欲しいと言えて、大胆で、どこか破壊的で、でも簡単に壊れそうなタカシと蘭の親子。

どこか臆病で、でも離れられなくて、どれだけ離れたとしても相手とくっついてしまう君枝とミツル。

いざこざはあるし、一般的な真面目からは離れてるし、一部の人には許容されない部分もあるでしょうけど、当人達が一番いいところに納まったなぁ、と。

面白かったです!
ありがとうございました!m(_ _)m
  • 投稿者: 一布
  • 2023年 01月29日 10時58分
一布さま

ご感想をありがとうございます。

そうなのです。
蘭とミツルはそれぞれ、タカシと君江の生育環境におけるネガティブな影響を、よりハードにさせた設定、というつもりでした。

すごい!
汲み取っていただけて、叫びたいくらいに嬉しいです。
ひゃっはー!

このシリーズに出てくるキャラクターは全員、他人からどう判断されるかより、大切なパートナーや家族、そして自分が納得できて幸せを感じられるか、について重要視するようになる、という結末にしました。
意図的にそのような結末にしたことまで、読み解いてくださって……!

面白いとのお言葉、たまらなく幸せです。
こちらこそご覧くださり、ありがとうございました。
[良い点]
あれ、前に一話目読んでたのに感想書いてなかったです……!
ゴミ出しの時間とかすぐに収集に来ないとか妙にリアルで、都会に憧れる気持ちにもすごく共感しました。
時系列無視して読んでしまっていますが、海さまの作品はどれも本当に素敵で引き込まれます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2022年 03月24日 21時46分
管理
ご感想ありがとうございますー(´;ω;`)

以前ご覧くださっていて、この度改めてご感想くださるなんて、めちゃめちゃ嬉しいです!
ありがとうございます……!

ゴミ収集は、場所によっては、人手(? 収集車の数?)が足らずに、時間より遅れがちですよね。
真夏の可燃ゴミの日が、アレです\(^o^)/

共感していただけて、すごくすごく嬉しいです(´;ω;`)
ありがとうございます♡

そして時系列、とりあえずの目安で並べているだけですので、どうぞお気になさらず……というより、シリーズご高覧いただけるということが、もう何より幸せです!
しかもお褒めのお言葉まで……!

ありがとうございますー!
めっちゃくちゃ嬉しくて、幸せです!
お気に留めてくださり、本当に本当にありがとうございます!
[一言]
君江さん。

とても可愛くて強い。

オトコなんてのはその手の上で転がされているだけって気がします。
言うと怒られそうですが(^^;)
  • 投稿者: 四宮楓
  • 2022年 03月22日 13時33分
ご感想ありがとうございます!

君江を可愛くて強いと評してくださって嬉しいです!

支えてくれる人間(これまでは叔父さん、今は充)がいるから、そうやって振る舞っていられる部分もある気がします♡
[良い点]
自分で汚したくせに(本当は汚してないけど)まだ君江ちゃんが綺麗だと思ってるから、俺の真似とかしてこれ以上汚れるなよって思ってる充さんって、意外とピュアだよね。知ってたけど。

何にもしないでひたすらゴロゴロだけするの、めっちゃいいですねー!
ちゅっちゅしてくすぐって、また寝る。
これ本当に好き同士じゃないとできないと思うのは私だけでしょうか。

「クラブで踊ったあとには金目鯛」を思わず読み返しました。
ふふふ。「まじで」って君江ちゃんが言ったあと、真似されて嫌そうな充さんの顔が目に浮かぶw
ご感想ありがとうございますー!

ピュアっ子な充♡
そう思うと、現実主義のくせ、理想への強い憧憬が捨てきれない、めんどくさいヤツかもしれません。

何もしないでゴロゴロ最高ですよね!
何もしていないけど、何も着ていないような気もしますw

性欲を満たさずに人肌だけを与え合うっていうのは、好き同士じゃないと、苦痛じゃないか、と私も思います。
色々なものが相当煩わしそう。

そして本編にまで戻ってくださってありがとうございます!
しかも充の表情までwww

本編では冗長で入れられなかった、二人のラブラブっぷり、昇華できてよかったな、という気持ちと、それ以上に御覧いただけたこと、とてもとても嬉しいです。
ありがとうございました!
[良い点]
ラブラブですねー笑。
イチャイチャですよー笑。

>「へい、そこのニイチャン、いいケツしてんなぁ」
>「ニイチャン、無視すんなや。なぁ、ちょっとこっち来いや。こっち来ていいことしよ、な?」

君江が言うと、なんか可愛い♡
チンピラじゃなくてチンチラって感じ!?
[気になる点]
なんたること! アポロン様なのに、ベッドでキス止まりー。
いやいや、だからこそ、めっちゃくちゃ甘いんですけども!! 見せつけられたあー笑!
[一言]
>「何をいまさら。全身が獣くさいのに」

爆笑!! アポロン様は本能に忠実な動物だもんねー。さすが君江ちゃん、言う言う!!

仲良しの二人、幸せだなー。
ほのぼのしました。
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2022年 03月22日 06時55分
ご感想ありがとうございます!

甘いラブストーリー書くのは苦手だったはずなんですが、この二人だと自然に湧き出てきます~。

チンチラ!
それは可愛い♡

アポロン様、心身ともにだいぶお疲れモードですので……。
復活したらすぐです♡(なにが)

酔っ払いの体臭って、部屋中を埋め尽くすと思うんですw
アポロン様は体が大きいので、そうとう臭いんじゃないかな、と。
君江はそういうの、言っちゃうヤツです♡

二人の様子を見守ってくださり、ほのぼのと評していただけて、とても幸せです♡
ありがとうございます!
[一言]
主人公、とってもいい子だよね。
とがっているようで、攻撃性は全くなく、自己を客観的に見れて、なおかつ反省もできる。
なんか人として尊敬できる一面があるのだけど、どこか危うさを感じさせる。
なんつーか、自己犠牲の塊みたいで、見ていてハラハラするの。
欄さんに対しても、父親に対しても、まったく憎しみを抱いていないようにすら感じる。
むしろ自分が悪かった……みたいな態度だし。

そんな主人公をひたすら愛し続ける充。
この人もハチャメチャなキャラクターだけど、その実はかなりまともで優しい。とても欄さんの子どもとは思えない笑
この二人が出会ったのは必然だったんだなぁとしみじみ感じます。

この物語は、足りない物を二人が埋め合わせ合うストーリーなんだなって思いました。
ありのままを受け入れて、主人公にとって足りなかった肯定感を与えてくれる人(叔父さんたちも受け入れてくれてたけど
男にとって、愛を与えてくれる、そして愛を与えられる相手。

身代わりの子から時系列順に4作続けて読んだ感想としては、それぞれの登場人物がずっと探していたものをようやく見つけてゴールにたどり着いた結末で、とても満足できました。

この物語をご覧くださって、本当にありがとうございました。

とても丁寧に物語を追ってくださり、読み取っていただき、その都度ご感想を残していただいて。
文章を書くことに対して、だいぶなくなっていた自信や、この物語へ傾けた熱意を肯定されたような気持ちになりました。
本当にありがとうございます。

主人公をいい子だと評してくださって、とても嬉しいです。
たらこ様のおっしゃる通り、自己犠牲の方が楽だと考えてしまう子なので、人によってはイライラするだろうし、逃げるな、立ち向かえ、怒りを抱けって、主人公を弱いと嫌悪する方もいるだろうなって思っていたんです。

充(たかしの方……ややこしいw)も、「ハチャメチャだけど、まともで優しい」という、表現したかったイメージを読み取ってくださったこと、すごくすごく嬉しいです。
ありがとうございます。

「身代わりの子」から始まり、シリーズをご高覧くださって、それぞれの登場人物の人生に思いを馳せていただき、これほど嬉しいことはありません。

ボーイミーツガールのラブストーリーに、「出会ったのは必然」というラブストーリーらしいご感想をいただけたことも嬉しくてたまらないし、「足りない物を二人が埋め合わせ合うストーリー」というヒューマンドラマへ向けるようなご感想をいただけたことも、とても嬉しくて幸せです。

そしてご満足くださった、というお言葉。
本当にありがとうございます。
この物語を書いてよかったです。
たらこ様のお時間をこの物語にいただいて、お心を傾けてくださって、とても幸せです。
読んでくださって、本当にありがとうございました。

この胸いっぱいの感謝の気持ちがどうか、たらこ様に届きますように!
[一言]
この回を読んで、男(充)の気持ちがよく分かったかな。
母からの愛情が欠けてて、どこか飢えてるのよね。
でも、それを埋め合わせてくれる人が身近にいなかったんでしょうね……。
ありがとうございます。
すごく、すごく嬉しいです!

丁寧に読んでいただいて、男の気持ちを読み取ってくださり、私の拙い文章がたらこ様に伝わったのだなぁって、とても幸せです。

男の周囲には、たぶんいなかったのだと思います。

幼馴染やその母親はいましたが、男の母親である蘭さんの存在は怖いし、男のことを心配はしても、深く踏み込みたくはないんじゃないかな~と。

彼が美しい顔と体を持っていたこと、それも日本人離れした、すこし異質な存在であったことも、災いしたのだと思います。
[一言]
蘭さんのこと全く理解できないけど、ボンボン兄弟に付き合えないのところはさすがに共感したかな。

でも……主人公は絶対に親父と同じレベルではない。
被害者だし、同列扱いする叔父さんはどうなのよ(;^ω^)
蘭さん、理解できないですよね!
蘭さん、クズなんです。

ボンボン兄弟は、二人ともどうしようもない人達です。
このどうしようもない大人達について、シリーズの別作で描きました。
胸糞です♡
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