エピソード245の感想一覧

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[一言]
話が陰惨に寄りすぎです。
ストーリーの行きがかり上、このような方向に想像できてしまう、という点は分からないでもないですが、戦争の要所に粗忽者を置いて面白い方向に転換していくと感じた当初の方向性から全くかけ離れているととらえざるを得ません。

当初は都合の良い飛び石のように作者に置かれていた天鷹が、今では単なる現実の海の中に捨てられた枯れ葉のようです。 現実的であることは必ずしも面白いことには直結しないのだと思います。
>へベルクス様

そう言われるとちょっと心苦しいのですが、本編終盤の展開から逆算すると、この辺りにどうしても触れざるを得なかった形です。
実を言うと、例えば原子動力潜水艦『ノーチラス』の建造に時間がかかり過ぎ、またプルトニウムがそちらにすべて取られてしまった結果、原子爆弾の実用化が遅れる(結果としてウラン型以外は間に合わなくなる)といった展開もあり得たのですが……デウスエクスマキナ的に登場するであろう原子爆弾との対峙という観点から、このような形となりました。

なお陰惨な中でも、無鉄砲さとバンカラ主義が魔術的に煌めく? 展開としている心算です。そうした部分を楽しんでいただければ何よりです。
[良い点]
大西中将は例え神風で日本が敗北を逃れたとしても、統率の外道を為した自らを処しただろうと近しい人が証言してましたね

決戦で米艦隊を撃退できた時に、こんな手段を実施せずに済んだと安堵しただろうになぁ……
[気になる点]
特攻機の仕様
なんとなく、特殊潜航艇の二つがモデルになってそうですね……というかあの似非ガンジー
おめー絶対「少数で多大な戦果を得るための兵器」と称して開発に関わってやがってるだろ?(史実でも特攻兵器開発に関わってます
ましてや、一つは超大型空母とサンフランシスコの大橋を仕留め、サイパンでは超大型戦艦を転覆させてますんでやらんわけがないんだよなぁ……大戦果を挙げた以上、予算が出ない訳がないんですよね
[一言]
>特攻機の行方
普通に戦闘機なら25番
単座型に改造した天山か彗星に50番だとすると突入する船種の選定は慎重を期しますね
25番積んだ零戦が3機突っ込んで爆発しても普通に航行してたフレッチャー級とか居ますんで……
  • 投稿者: taka234Me
  • 2023年 06月04日 11時31分
>taka234Me様

機動部隊決戦で判定勝ち、戦艦同士の砲戦で勝利……という状況です。
その後、『ノーチラス』の跳梁によって撤退を後退を余儀なくされたとはいえ、サイパン島の尋常ならざる奮戦もあってほぼ戦争終結ムード……というところでいきなりタッポーチョ山が新兵器によって破壊されたという驚天動地の展開ですので。
冒頭の頃から、高谷中将と一緒に食中毒にやられて厠に駆け込んだりしていた大西中将ですが……彼の運命も含め、色々とご想像いただければ幸いです。

特別攻撃機の仕様は実際、航空機を転用したものと特殊潜航艇を改造したものの2系統ありそうです。
桜花や剣、回天のような専用兵器は恐らく完成していないと思われますが……実際、自称変な参謀が絡んでいる可能性も高そうですね。ただ特殊潜航艇改造のそれは、洋上の敵を撃破するのにはあまり向いていないのが厄介ですが。
[一言]
外法には外法を持って、禁じ手には禁じ手で返すは戦の常。何より核攻撃は絶対阻止しないといけない案件だからなぁ。
無数に量産できる艦艇と違って時間もコストも掛かる代物だからその分阻止した時に与える影響は大きいし。
しかし、米国が和平を潰した時点で絶滅戦争やるか、米国が絶対的だと思ってる核兵器における優位性を崩さないと終わらなさそうだが、この世界のドイツの核開発ってどうなんだろうな。史実だと理論自体はそれなりだけど戦局悪化に伴ってほぼ打ち切り状態だったけども。
  • 投稿者: アルク
  • 2023年 06月04日 03時15分
>アルク様

本当に戦争概念が急激に変動してしまっておりますので……実際、苛烈な手段を採ってでも阻止せねばならなくなってしまいました。
時間やコストという意味では、特に黒鉛炉施設などは、放っておくと生産施設が徐々に拡大してプルトニウムを吐き出しまくり、艦艇くらいのペースで原子爆弾の量産が可能になってしまいます。なのでこちらも阻止せねばならず……作戦としては本当に大変なものになります。

ドイツの核開発は……そろそろ重水炉が完成しているか、黒鉛炉も開発がなされるかといった段階かもしれません。
史実でも黒鉛炉が臨界直前までいったという話があり……もっともそこから原子爆弾に至るまでは結構長い道のりだったりも。
[一言]
やっぱり特攻やっちゃいますか人道無視すると効果的なんだろうけどなー(実際沖縄戦辺りまでは有効だった)
戦略的に考えてパイロット育成が大事だから熟練パイロットを犠牲にする特攻は積極的にやるべきじゃないんよ

もう最終戦争どころか絶滅戦争に胸辺りまで突入してるんだよなー
多分今後V1にサリン載せてロンドンとかモスクワに落ちたりするだろうからなーうん……

あーーもうだめだーーおしまいだーーby英ソ伊こいつらマジで戦争辞めたそうよなー(出番なさ過ぎるイタリア君)

多分英ソはこうなってると思ってます。
「何やらかしてくれてるんだよ新大陸人こっちはとっとと戦争辞めたかったのに(そろそろ国家存続不可能)その計画すべて消し飛んだじゃねーーかふざけんなー!」
結構こんな感じになっていそうなんだよなーw

チャーチルはなんだろう……また倒れてそうな気がするw
>クジラマッコウ様

大西中将麾下の特別攻撃要員は、通常の搭乗員育成と切り離して実施していたのかもしれません。
しかも本当に拙い状況に備えてのものですから、史実ほど陸海軍ともほぼすべてが特別攻撃編成……という形でもない雰囲気です。そうして編成した部隊を奇襲的に投入すると、実際効果がありそうで……原子爆弾を絶対阻止せねばならぬ状況では、実のところ投入しない理由を挙げることができません。

戦争に関してはまあ、そろそろ終わりだと思ったところに、いきなり原子爆弾による番狂わせが発生しておりますので。
連合国内の不和などが原因で、米国もマンハッタン計画に関する情報を一切伝達しないという選択をしてしまいましたが……かなり回復不能な亀裂が既に走っているかもしれません。ただそれでも、英ソは米からの支援が、この状況でも頼りになります。そこが難しいところとなりそうです。
[一言]
核兵器解禁は毒ガス兵器や細菌兵器の解禁と同義だが、やはり常道の兵法から脱却しえていませんな。

>日野 ましら様

手段に加え、何を目的とした攻撃か、というところも重要ですので。
一応まだ、核兵器の使用があったとしても、太平洋の戦いは従来の戦争の延長線上にある……と言えるかもしれません。
[一言]
なにはともあれ高谷中将が特攻反対派でよかった。

…特別攻撃を人道を抜きにして戦術としてみると、あまり間違ってないのがなんとも言えぬところではあるが。

>科学部部長様

まあ、小説の主人公ですので。
それと硫黄島沖でハルゼー機動部隊に対して攻撃隊を放ち、あまりの損害の大きさに愕然としたりしましたが、あのような状況が続くと、もはや特別攻撃も止む無しと心情的に揺れ動いてしまっていたかもしれません。

特別攻撃の問題点は、遅すぎたことだ。もっと早期に始めるべきだった。
そういう議論も実際にできてしまいます。まあタイトルがまさにそういう架空戦史シミュレーションからなのですが。
[一言]
ああ、やっぱり特攻をやってしまいますか。欧州が大量破壊兵器の投げ合いで滅茶苦茶になりそうですが、日本は化学兵器を使わないのですか?
既に中国で散々使った上で勝利しているのですから、禁じ手でもないでしょう。
>グローム様

化学兵器の運用に関しては、大西中将の管轄ではない……というだけかもしれません。
とりあえず原子爆弾がテニアン島に搬入される可能性が著しく高いので、それを阻止するために特別攻撃を実行するというのが主題ですので。連山による対都市攻撃も恐らくまだ案の段階でしょうし。

あと戦争において厄介なのは、AがBと戦う時の形態と、AがCと戦う時の形態は、それぞれ別物になる……ということです。
まあ原子爆弾が使用されると、ここも吹っ飛ぶかもしれませんが……。
[良い点]
天鷹の活躍で、禁じ手無しで終戦かと思ってましたが……遂に出てしまいましたか……絶滅か降伏かを迫ってくるような相手が、比較的マシな統治をしてくれるだろうとは普通思いませんから、この戦法に辿り着きますよね……ソ連が弱体化しすぎていますから、確かに史実ルートになる可能性も低そうですし……こうなると、神風攻撃では戦闘力を奪うのが難しい米戦艦部隊が弱体化しているのはせめてもの救いですね……ピケット艦を潰す発想付きでの神風攻撃、エセックス級(…だと思うけど、まさか史実ミッドウェイ級?)6隻以下の機動部隊にどれだけダメージを与えられて、天鷹以下が殴り込めるか……読み手としても緊張しています!
[一言]
……自分も拙作で、日本本土での核爆発を目論む機体相手に神風攻撃を命じさせたことがありますが……逃しましたでは済まないとなるとこうなりますよね……
  • 投稿者: dai
  • 2023年 06月03日 19時36分
>dai様

本作品に登場する米国は、史実同時期のそれとはまるで別物と言ってしまった方がいいかもしれません。
枢軸側への敵意は当然として、英ソなどの同盟国が割と好き放題に動き回るので(まあそりゃそうだろという話でしかないのですが)、完璧に自国のみで秩序を打ち立てようとしている節があり、しかも原子爆弾付きです。傍から見ると本当にベヒモス国家化していると言えそうです。
そういうのが相手になるとまあ……特別攻撃を実施してでも、何とか生存の道を探すということになりそうです。マリアナ沖で米機動部隊も半身不随となっておりますし、史実ミッドウェイ級(多分この名前にならない可能性が高いんですよね)は、モンタナ級に塞がれて完成してなさそうなのでまあ。

空対空特別攻撃に関してはまあ、本作品のドイツとかでも採用されているかもしれませんね……。実際、核攻撃の恐れがあるとなると、そうせざるを得ないというか……。
[良い点]
本当に終末戦争になってるんよ(白目
終わりどころを話していた英ソ独伊仏日の外交筋は憤死している人すら出ていそうですね
>サリエリ様

「和平交渉をすると言ったな。あれは嘘だ」
外交の場でいきなりこれをやってきているので、外交筋が揃って宇宙猫みたいな顔をしているかもしれません。
[良い点]
目次でタイトル見てヤバい雰囲気を感じましたが……。
狂気の兵器には狂気で応えるしかないのか。
最早勝ったと思っている米軍兵士が、恐慌に陥るのが目に見えるよう。
核攻撃を受けたサイパンは軍事基地だからか、現状化学兵器の応酬という方には行かなさそうなのが救いですかね。
[気になる点]
サイパンに落とされたのはMark.3、ベルリンのもあだ名からして同じくMark.3だとすると、残るはウラン型のMark.1ですか。
ガンバレル型ですし、うっかり暴発しないといいなぁ。
[一言]
マリアナの奪還も、黒鉛炉の破壊も、両方しなきゃならんところが、指揮官のつらいところですね……。
  • 投稿者: majornagase
  • 2023年 06月03日 19時16分
>majornagase様

このところヤバい雰囲気しかない話ばかりで申し訳ございません。
太平洋においては現状、サイパン島要塞への核攻撃であったことから、欧州戦線のような絶滅的戦争観にはまだ至っておりませんが、放っておけば勝手にそうなってしまいそうな気配でいっぱいです。ただまあ原子爆弾は、特に最初に開発した国ともなると、本当に「勝った! 第二次世界大戦完!」となりそうなのですよね。

サイパン、ベルリンは同じく爆縮型っぽいかもしれませんね。
ガンバレル型原子爆弾は極めて危険なので、ウラニウムの塊と爆薬を機上でセットする形となっていたようです。まあ安全装置とかつけようがないですから。

テニアンへの強襲も黒鉛炉の破壊もやる、普通に難易度が高くて、かつ失敗致死的なので、特別攻撃も出てきてしまうんですね……。
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