感想一覧

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[一言]
面白かった!Interview with the vampire の映画を思い出して、読みながら、Rolling Stones の曲が流れていた。
「Please to meet you, would you guess my name?」
最後に噛み付かれるではないかとドキドキしました。
[一言]
ヤバいね!
結末解っててもゾクゾクしたわ(笑)
ホント引き込まれる話。
[一言]
王太子に過ぎない王子が、王に相談するでもなく国務院に諮るだけでもなく、恣意的に法律の解釈を捻じ曲げて悪用するのは廃嫡案件なんだが…
[一言]
すごく想像力をかき立てられる作品でした。
こんな作品書けるなんて神ですか、、?
文章の書き方がとても好みでした。ありがとうございます。
一回読んだらもう一回読み返したくなる、、、!
アラベルは死んでいなかった、ということですかね?

  • 投稿者: きゅうり
  • 2021年 12月12日 21時41分
ありがとうございます!恐縮です!
アラベルの名は妹に、そして妹の友人の子に受け継がれていきました。そういう意味ではずっとずっと生きていくんでしょうね。
[良い点]
設定の練りが凄いd( ̄  ̄)
[一言]
バッチバチに面白かったです!感動しました!!
  • 投稿者: ٩( ᐛ )و
  • 2021年 12月10日 18時01分
ありがとうございます!感謝!
[一言]
うーん、洞察力のない私には難しかったです。

毎年思い出して嘆く前陛下の気持ち(理由)はなんだったのだろう?
記者を呼んで語った理由は、信頼できる情報提供者を得るため?
彼女の前陛下への想いはどのように複雑なんだろう??
アラベルを暗殺してまで妹が王妃に望ましいと思う理由は何だったんだろう?

と、謎に包まれて終わりました。
それでもお話は面白かったですが。

ありがとうございました。
ありがとうございます。全部明らかにすると説明的な物語になってしまうと思い、敢えて色々ぼかしてしまいました。モヤモヤを残してすみません。

疑問に感じる諸々が、この作品の旨味を構成する要素なので全部は語れませんが、少しだけネタバレします。

これはあくまで後世の歴史学者の考察ですが、あの日記者を呼んだのは、老境に入ったフェリシテが無意識に理解者と協力者を得たいと考えていたからだと言われています。

彼女がアラベルを名乗って王妃になろうと決意したとき、誰からも賛成してもらえませんでした。殿下もフェリシテにアラベルの影を重ねることなく、自らの過ちによって婚約者を喪ったことを悔やみ続けたのです。

フェリシテ自身もそれを覚悟してアラベルを名乗っていた訳ですが……周囲の誰からも理解されずにアラベルの……つまり自分以外の誰かの功績を積み続けることは、一般論で見れば普通の人間には耐えられない苦行です。

だからこそ周囲も改名に反対したとも言えます。

後に姉はその生き方を認めてくれたようですが、既に色々と遠い存在になっています。そこで外交調整において利用出来る有能な人間……つまり情報収集能力を持ちつつ、センシティブな部分は守れる人間を身近に置くという名目で、親しい人間が欲しくなったのだと考えられています。

一言で言えば、"苦労知らずのフェリシテ"には真に友達と言える存在がおらず、その希望を老境に入って叶えたかったと、実はただそれだけのことだったのではないか。

……というのが一説です。ただしあくまで一説であり、当時のフェリシテがどこまで考えて彼を呼び寄せ、友としたかはさらなる資料集めと十分な考察、研究が必要とされています。
[良い点]
何を書いてもネタバレになりそうなところが好みです。
[一言]
通勤電車のなかで泣きそうになりました。
すてきな物語をありがとうございました。
ありがとうございます!感想欄では多少ネタバレしてもよかろうと思ってます(笑)
[一言]
いくつか伏線的なものが引っ張られていて相変わらず上手いなと思います。

最初の流れだと前国王ってのが殿下ではない?という感じなのが,途中で「当時のニコラ殿下……ああ、もちろん前国王ね」とすることでその可能性をつぶして,じゃあ,姉妹で入れ替わりかぁと。ふと,その段階でそうじゃないとタイトルが変か,と気が付いたり。
あと「それ以降、アラベルの消息を知る者はいません」からの「アラベル・コーヌスはその時に亡くなられた」で名前を変えて生きているというのとか。

ちなみに,アラベルの方は,変な呼吸法する都合上で体に負担がかかって……とかそんなのかなとか思ったり。

十年後の方は……まぁ,孫娘と結婚したのかな。
ありがとうございます。ボチボチ色々ネタバレをして良い頃だと思うので、この場を借りてその後を少し書かせて頂きます。

ベルがアラベル・コーヌスの子孫であるかどうかは、歴史研究家でも見解が分かれるところです。

アラベルの孫娘と記者の男に接点があり、仕事上でも密に連携していたのは確からしいですが、ベルはアナベルと血を引いているとは思えないほど大人しくて静かな子供だったらしく、本当にアラベルの子孫なのか怪しむ声もあります。

史実として、その記者はフェリシテの死を看取る場に、マスコミ関係者としては唯一立ち会うことを許されています。

そしてその場にベルもいたらしいのです。

だからベルがアラベルの子孫である可能性は高いのですが、実は"アラベル全王妃の子孫"ではないか"とも言われてたりするんですよね。

実利面では、本物のアラベルが自身の情報網と競合しそうな彼を敢えて避けた可能性が指摘されています。一方でアラベル自身も同じ年に亡くなられているので、果たしてそこまで考えていたのかと疑問視されているのです。

そこで注目されたのが、アラベルの妹に対する愛情です。つまり「"アラベル全王妃"が実はフェリシテだと知ってなお、それを政治利用せず友人であることを貫いた彼を、フェリシテの下に置いてあげたい」という気持ちがあったんじゃないかっていうことですね。フェリシテもそれを理解していたからこそ、最期の場にベルを呼んだのではないか……と。


ただこれも歴史研究家の勝手な妄想かもしれません。それを補強するだけの資料がまだ見つかっていないので、真相はフェリシテとアラベルのお墓の下ですね。
[良い点]
語彙力が死ぬすき
[一言]
ははーん
記者の娘のベルちゃんは
友人であり友人の姉であり曾祖母でもあるアナベルからもらったのか!
と思わせる程繋がりを感じさせますね
読了後の想像力も掻き立てられます
良いお話でした。ありがとうございました。

  • 投稿者: うめこ
  • 2021年 12月07日 15時11分
ありがとうございます!たぶんフェリシテにとっても救いになったと思います。
[良い点]
すっごい面白かったです!
  • 投稿者: はにワ
  • 2021年 12月06日 12時02分
ありがとうございます!
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