エピソード134の感想一覧

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[良い点]
やましゅーさん、こんにちは!
新作、今回も楽しく読ませていただきました!

今回は全体的に読めばダークなお話なのですが、合間にユフィーリアさんと学院長の軽快なやり取り、エドワードさんが血の匂いにむせて、涙ぐみながら処理作業に取り掛かる人間臭い行動、給料がご割増しになって、普段はあまりユフィーリアさんが口にしない「学院長」と言う珍しいシーンが入ることによって、ダークなお話だけど笑いもあり、とても楽しむことが出来ました。ダーク系のお話で、所々に程よく笑いや軽快なセリフを入れることによって読みやすくなり、読み終えた後には気分がスッキリする作品に作り上げるやましゅーさんの手腕はすごいと思います。

グレン君がなぜこのような悲惨な最期を迎えてしまったのか、詳しく説明が書かれていることによって、世界にとって危険な存在になりかねないと判断したからやむを得ず実行したということがよく分かりました。セリフも交えて、短い文章で簡潔に書き並べる文章力が秀逸です。

次回も楽しみにしております!

[一言]
>「コイツらは自分の正義と常識で動くからな。他国の常識が自分の常識にそぐわなかった場合、その非常識な他国を滅ぼすんだよ」

桜「俺たち傭兵団は、そういう奴らを取り締まって逮捕、もしくは処分することが主な仕事だから、そういう連中がろくでもないということはよくわかるぜ」

ニナ「こっちの世界には、炎魔法で、火山を噴火させて世界中を氷河期に変えようとしたり、墓場の死者をアンデッドに変えて復活させて一国を滅ぼそうとしたり、そういう危ない奴らがたくさんいるのよね・・・。グローリアやユフィーリアのような魔法使いがいれば、そう言う不穏分子を取り締まることが出来て、こっちも楽になるんだけど」

ビビアナ「・・・・・・あと、封印されている聖遺物やマジックアイテム、魔法兵器を勝手に盗み出したり、実験でとんでもない兵器に改造したり、それを使って悪用したりするヤツも取り締まっていた」

アレクシア「あらあらまあまあ~、学院長先生、明後日の方向を見て、何口笛なんて吹いていますの~?・・・ルナ・フェルノの一件のようなことをもし他にもやっていたら、私たちに目を着けられないように、バレない様にやることをお勧めするぜ?」←ユフィーリアさんをかつてビビらせたことがあるほどの、凄まじいお仕置きを準備している。

>「じゃあ聞くけど、氷柱の魔法は何の為に使うのさ」

ビビアナ「・・・・・・檻を作るために使う。これを使って、斗真を閉じ込めて、永遠に私と二人きりで檻の中の世界で愛し合う・・・ふふふ・・・何て素敵な世界・・・。ショウに今度、もし監禁プレイに興味があるならこれを教えてあげよう・・・きっと気に入ってくれるはず・・・」←ユフィーリアさんと同じく氷魔法を得意としているドワーフ族。うっとりとしながら、病んだ目で斗真への愛を囁く。

桜「絶対にやめて差し上げろ。ユフィーリアさんと斗真の人生の破滅のカウントダウンが始まっちまう」

ニナ「ショウだって、ユフィーリアを檻に閉じ込めるようなことには興味なんて持たないでしょうが」

次回も楽しみにしております!!

一方、その頃斗真は・・・。

斗真「学院長先生に、父の日ということでビビアナさんからのプレゼントの【目覚まし時計】と、僕から【万年筆】をプレゼントしようっと。学院の父だし、僕もなんだかんだ言って学院長先生のこと、好きだからな。ふふっ」

カチッ←目覚まし時計のスイッチが入った音。

斗真「え?何の音・・・」

その後、学院長室で謎の大爆発が起こり、髪の毛が爆発アフロになり、メイド服がボロボロになった斗真が学院長室の跡地に倒れていたそうな。

ビビアナ「・・・・・・火薬の量、ちょっと多すぎた」

斗真「次回も楽しみにしております・・・次回まで僕生きていられるか、分かりません・・・ガクッ」
  • 投稿者: 勇人
  • 2022年 06月21日 18時50分
グローリア「学院長室が破壊されてるんだけど!?」

ユフィーリア「こりゃ見事な破壊っぷりだな。ウケる」

グローリア「笑ってる場合じゃないよ!?」

ユフィーリア「ちなみに手伝う気はねえからな。1人で頑張れよ」

グローリア「何で手伝ってくれないの!?」

ユフィーリア「いやだって今回はアタシが悪い訳じゃねえし。同じぐらい魔法が使えるならいいじゃねえか、別に。頑張れ」


その後、学院長はぼっちで片付けをしましたとさ。めでたしめでたし。
父の日……学院長には子供もいないはずなんですけど、学院の父とは納得です。確かに創立者ですもんね、学院の父という表現は相応しいです。

いつも拙作を閲覧いただき、誠にありがとうございます。
グレン君が処分されてしまった理由が明かされました。別にこういった主人公を否定する訳ではないですし、物によっては私も好きです。でもこの学院に関わると、そしてこの世界に関わると多分チートもクソもなく暴力で屈服されると思います。
ていうかテンプレの主人公の書き方が分からない……分からないまま書いてました……。


ショウ「師匠はさすがですね。俺も炎腕をたくさん生やしてユフィーリアを囲み、監禁します」

ユフィーリア「転移魔法で逃げ出します」

ショウ「逃がさない、絶対に」

ユフィーリア「目が怖いんだよなぁ!!」

スカイ「それでこそヤンデレ」

ユフィーリア「どこから出やがった!?」

スカイ「そんなショウ君にはこちらの魔法兵器『どこでも監禁君』の試作機をプレゼントッス。使用感を報告してね」

ユフィーリア「嫌な予感しかしねえネーミングだな!!」

スカイ「簡単に言えば携帯式の檻ッスね。頑丈に作ってあるんでユフィーリアも逃げられないッスよ」

ショウ「ありがとうございます!!」

ユフィーリア「解散!!」


スカイはヤンデレの支持者です。どこでも監禁君、お求めの方はヴァラール魔法学院の購買部『ねこねこ☆しょっぷ』まで。

さて、ここで次回予告。
次回はついにファンタジーにおける禁断! 現代技術がついにエリシアへ登場します。魔法に関係することにはなると思いますが、やってみたかったのでやっちまいました。
お楽しみに!


感想ありがとうございます!
次回も皆様が楽しめるような物語をお届けできるように頑張ります!
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