感想一覧
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[良い点]
主人公が南雲くんとチャリの二人乗りで大はしゃぎする所。
[一言]
長いです。
この感想は、一つ一つの感想を箇条書きに、一つずつ一つずつ、書きました。
書いたことは、どれも私の勝手な憶測に過ぎませんが、一所懸命読んで、一所懸命書いたものです。
読んで下さい。
最初、物語の世界に入り込むのに、ちょっと時間がかかりました。でも、ある程度まで進めたら、後はすらすらいけました。
「屈折と屈折が呼び合っている。」にどきっとしました。
「連れたって駅まで歩く」→は、「連れだって」の誤字かな。
「(都子ちゃんに)目にはどこか怯えの色があるように思える。」に気を引かれました。
母親から守っている人形たちと同じ、「ドールちゃん」とあだ名をつけた主人公を、都子はどれだけ想っているんだろう?
委員長にメンタルクリニックへ行っていることを知られ、都子に家に招待されたりしながら、主人公のどこかで「何か」が変わり始める。
「何をすれば、それを得ることが出来るのだろう。答えの見つからないまま、時間だけが過ぎ去っていった」が心にキュンときた。
バランスよく、登場人物が一人ずつ、少しずつ深く、主人公にそれぞれの「顔」をみせていく。
チャリの二人乗りは、初めて見た時「うわあw」と展開をくすぐられました。
「都会にありがちな、ちょっと汚れた川。だけど、夕日を照り返してキラキラと輝く水面はとても美しくて。私はしばしその光景に目を奪われた。」のイメージがとてもキレイだった。
「今まで味わったことの無い思いがけない解放感に、私の口からは自然と笑い声があふれ出した。」主人公がはち切れるのを初めて見た。
「月城の笑い声とかめっちゃレアだし。俺も一緒に大声で笑うから」が、「うっわっ青春だわ」と思った。
「うん、あれだよ。あのー……」の南雲くんに、「キス、してくれるか?」を言うんじゃないかとあらぬ想像を抱きましたw
「無邪気過ぎる下心が、いっそ快い」は、私も同感!でした。
「こんな日もあるんだな。小さく微笑んだ私は、深呼吸をせずに家のドアを開けることが出来た。」には、スカッとした。
後編で、友達三人の名前が羅列されているのを見て、「あれっ、もう終わり?」と少々拍子抜けした。もっと長く読みたかった。
「家に帰りたくない。彼方のことではなく、友達と離れる寂しさからそう思うのも新鮮な響きだった。」だんだん「フツーの年相応の女の子」に近付いていく主人公がよかった。
「屈折が呼び合っている、その思いは私の中で今も消えていない。だけど、それは決して悪いことではないんじゃないかとも思い始めた自分がいる。」から、傷ついていた主人公が、生まれと育ちは変えられないけど、少しずつ違う自分に踏み出しているカンジがいい。
「壊れかけの家が、互いに支え合ってなんとか建っているようでもあった。でもそれが不快じゃない。ふと寄り掛かりたくなるような、安心する暖かさがあるのだ。
モノクロだった世界に少しずつ色を足していくような充足感が、私を包み込んでいた。」の文は、「うわあ…」と絶句しましたね。この感性が、スゴい。
「きっと、今までと何かが違ってくれるよね……」の主人公のモノローグに、私もどきどきしました。
『happy birthday 彼方』のバースデイケーキに、「おい」と、ちょっとイラッとした。
「息が詰まって苦しい。どうしようもない悲しみが今にもあふれ出しそう。
この場所にいる一刻一刻が、私を彼方という凶器で傷つけていく時間。」
が胸に痛い。……痛い。
「心は冷え切っているのに、胸の中を動悸が駆け回る。」
「これからずうっと、お父さんとお母さんは彼方を見続けるのだ。」
……本当に、「痛い」。
「いっそ、私の名前も彼方にすればよかったのに」
痛々しい。泣きそう。
「私は眠ることも動くことも出来ないまま、長い長い夜に震え続けた。」の、「長い長い夜に震え続けた」が感性!と思いました。
「自分の中にいる何かが、いつまでも声をあげ続けているように思える。自分自身のことなのに、その声はどうしても聴きとれない。」は、「キッツいよなあ……」と思いました。
「ようやく色付き始めた私の心は、すっかり白黒に―いや真っ黒になってしまった。」は、私なら血の赤に染める。
「昨日飲まなかった分の睡眠薬を併せて飲んで、」は、私なら、『身体が、精神が悲鳴を上げている。昨日飲まなかった分の~』と繋げます。
「リビングに入りそのままキッチンを覗いて見ると、」から先が急展開で、「おおっ」と思わず期待してしまった。
絞扼性腸閉塞は、「よく調べたなあ」と思いました。
「余裕がない時こそ、人の本性が出る」は本当だよなあ、と思わされた。
「失望と諦めが綯い交ぜになった分厚いカーテンが胸の中を覆っていく。」が、「感性がスゴい」。
手術室の様子が、実際に体験してないとできないことなので、「おお」と思った。
「だけど、私の心はもう悲鳴さえあげられないほどに弱り切っていた。」が、「もう、これ以上主人公をいじめないでー!」と思った。
「私の、私の、私のー。
『受け入れたのは、私だ……』
これにはもう絶句でしたね。
「私に最も彼方の幻想を抱いたのがあの人たちだとすれば。
私こそが最も彼方に取り憑かれていたのではないか。他の誰でもない、私こそが。」
”思い知った”主人公が、「ああ、きちんと受け止めるんだな」って思った。
「思った時には、言葉に出していた。止めがたい思いが、あふれ出している。」
声に出して言った主人公と、無邪気に受け止めた都子。ベクトルは違う方向を向いてるけど、二人の「思い」はそれぞれ、痛いほど伝わった。
最後の方になるにつれ、「え」「ちょっと」「まさか」「待って」と声が出て、最後の最後で
「うー------わー-----」と絶叫した。
主人公、これで終わりですか。
これは、……ノーコメントです。
主人公が南雲くんとチャリの二人乗りで大はしゃぎする所。
[一言]
長いです。
この感想は、一つ一つの感想を箇条書きに、一つずつ一つずつ、書きました。
書いたことは、どれも私の勝手な憶測に過ぎませんが、一所懸命読んで、一所懸命書いたものです。
読んで下さい。
最初、物語の世界に入り込むのに、ちょっと時間がかかりました。でも、ある程度まで進めたら、後はすらすらいけました。
「屈折と屈折が呼び合っている。」にどきっとしました。
「連れたって駅まで歩く」→は、「連れだって」の誤字かな。
「(都子ちゃんに)目にはどこか怯えの色があるように思える。」に気を引かれました。
母親から守っている人形たちと同じ、「ドールちゃん」とあだ名をつけた主人公を、都子はどれだけ想っているんだろう?
委員長にメンタルクリニックへ行っていることを知られ、都子に家に招待されたりしながら、主人公のどこかで「何か」が変わり始める。
「何をすれば、それを得ることが出来るのだろう。答えの見つからないまま、時間だけが過ぎ去っていった」が心にキュンときた。
バランスよく、登場人物が一人ずつ、少しずつ深く、主人公にそれぞれの「顔」をみせていく。
チャリの二人乗りは、初めて見た時「うわあw」と展開をくすぐられました。
「都会にありがちな、ちょっと汚れた川。だけど、夕日を照り返してキラキラと輝く水面はとても美しくて。私はしばしその光景に目を奪われた。」のイメージがとてもキレイだった。
「今まで味わったことの無い思いがけない解放感に、私の口からは自然と笑い声があふれ出した。」主人公がはち切れるのを初めて見た。
「月城の笑い声とかめっちゃレアだし。俺も一緒に大声で笑うから」が、「うっわっ青春だわ」と思った。
「うん、あれだよ。あのー……」の南雲くんに、「キス、してくれるか?」を言うんじゃないかとあらぬ想像を抱きましたw
「無邪気過ぎる下心が、いっそ快い」は、私も同感!でした。
「こんな日もあるんだな。小さく微笑んだ私は、深呼吸をせずに家のドアを開けることが出来た。」には、スカッとした。
後編で、友達三人の名前が羅列されているのを見て、「あれっ、もう終わり?」と少々拍子抜けした。もっと長く読みたかった。
「家に帰りたくない。彼方のことではなく、友達と離れる寂しさからそう思うのも新鮮な響きだった。」だんだん「フツーの年相応の女の子」に近付いていく主人公がよかった。
「屈折が呼び合っている、その思いは私の中で今も消えていない。だけど、それは決して悪いことではないんじゃないかとも思い始めた自分がいる。」から、傷ついていた主人公が、生まれと育ちは変えられないけど、少しずつ違う自分に踏み出しているカンジがいい。
「壊れかけの家が、互いに支え合ってなんとか建っているようでもあった。でもそれが不快じゃない。ふと寄り掛かりたくなるような、安心する暖かさがあるのだ。
モノクロだった世界に少しずつ色を足していくような充足感が、私を包み込んでいた。」の文は、「うわあ…」と絶句しましたね。この感性が、スゴい。
「きっと、今までと何かが違ってくれるよね……」の主人公のモノローグに、私もどきどきしました。
『happy birthday 彼方』のバースデイケーキに、「おい」と、ちょっとイラッとした。
「息が詰まって苦しい。どうしようもない悲しみが今にもあふれ出しそう。
この場所にいる一刻一刻が、私を彼方という凶器で傷つけていく時間。」
が胸に痛い。……痛い。
「心は冷え切っているのに、胸の中を動悸が駆け回る。」
「これからずうっと、お父さんとお母さんは彼方を見続けるのだ。」
……本当に、「痛い」。
「いっそ、私の名前も彼方にすればよかったのに」
痛々しい。泣きそう。
「私は眠ることも動くことも出来ないまま、長い長い夜に震え続けた。」の、「長い長い夜に震え続けた」が感性!と思いました。
「自分の中にいる何かが、いつまでも声をあげ続けているように思える。自分自身のことなのに、その声はどうしても聴きとれない。」は、「キッツいよなあ……」と思いました。
「ようやく色付き始めた私の心は、すっかり白黒に―いや真っ黒になってしまった。」は、私なら血の赤に染める。
「昨日飲まなかった分の睡眠薬を併せて飲んで、」は、私なら、『身体が、精神が悲鳴を上げている。昨日飲まなかった分の~』と繋げます。
「リビングに入りそのままキッチンを覗いて見ると、」から先が急展開で、「おおっ」と思わず期待してしまった。
絞扼性腸閉塞は、「よく調べたなあ」と思いました。
「余裕がない時こそ、人の本性が出る」は本当だよなあ、と思わされた。
「失望と諦めが綯い交ぜになった分厚いカーテンが胸の中を覆っていく。」が、「感性がスゴい」。
手術室の様子が、実際に体験してないとできないことなので、「おお」と思った。
「だけど、私の心はもう悲鳴さえあげられないほどに弱り切っていた。」が、「もう、これ以上主人公をいじめないでー!」と思った。
「私の、私の、私のー。
『受け入れたのは、私だ……』
これにはもう絶句でしたね。
「私に最も彼方の幻想を抱いたのがあの人たちだとすれば。
私こそが最も彼方に取り憑かれていたのではないか。他の誰でもない、私こそが。」
”思い知った”主人公が、「ああ、きちんと受け止めるんだな」って思った。
「思った時には、言葉に出していた。止めがたい思いが、あふれ出している。」
声に出して言った主人公と、無邪気に受け止めた都子。ベクトルは違う方向を向いてるけど、二人の「思い」はそれぞれ、痛いほど伝わった。
最後の方になるにつれ、「え」「ちょっと」「まさか」「待って」と声が出て、最後の最後で
「うー------わー-----」と絶叫した。
主人公、これで終わりですか。
これは、……ノーコメントです。
水沢朱実 様
作品を丁寧に読み解いてくださいまして、ありがとうございます。
最初から最後まで、貴重なご意見と感想、受け止めさせて頂きます。
主人公に入り込んで見て下さり、また自分が出したかった要素も感じて頂けて嬉しいです。
主人公がつらい立場におかれる時は自分もつらい気持ちで書いていました。
初めて、作品に心が引っ張られたものでした。
つぶさに痛みや喜びを感じていただけて光栄です。
頂いた感想をもとに、もっともっと良い作品に出来るよう磨き上げて参ります。
本当にどうもありがとうございました。
作品を丁寧に読み解いてくださいまして、ありがとうございます。
最初から最後まで、貴重なご意見と感想、受け止めさせて頂きます。
主人公に入り込んで見て下さり、また自分が出したかった要素も感じて頂けて嬉しいです。
主人公がつらい立場におかれる時は自分もつらい気持ちで書いていました。
初めて、作品に心が引っ張られたものでした。
つぶさに痛みや喜びを感じていただけて光栄です。
頂いた感想をもとに、もっともっと良い作品に出来るよう磨き上げて参ります。
本当にどうもありがとうございました。
- 緒方あきら
- 2022年 04月03日 23時56分
[良い点]
凄まじい心理描写に圧倒され、最後まで一気に読みきりました。
登場人物が、とても魅力的だと思います。
そのひとが有能だから、というわけではないのです。
人間であるがゆえの美点と欠点を兼ね備えた『生きている存在』であると僕には感じられたのです。
主人公が特に魅力的です。
心に抱える闇の深さは計り知れず、なんとかしてやれたらと思っても手が届かないもどかしさ。
気づけば、彼女に深く感情移入している自分がいました。
彼女の物語をもっと見たい、そう思います。
[一言]
「何かが足りない」とのこと。
これについては、僕も全然同意するものです。
おそらく、彼女は自分の本当の願いを達成していないのではないでしょうか?
凄まじい心理描写に圧倒され、最後まで一気に読みきりました。
登場人物が、とても魅力的だと思います。
そのひとが有能だから、というわけではないのです。
人間であるがゆえの美点と欠点を兼ね備えた『生きている存在』であると僕には感じられたのです。
主人公が特に魅力的です。
心に抱える闇の深さは計り知れず、なんとかしてやれたらと思っても手が届かないもどかしさ。
気づけば、彼女に深く感情移入している自分がいました。
彼女の物語をもっと見たい、そう思います。
[一言]
「何かが足りない」とのこと。
これについては、僕も全然同意するものです。
おそらく、彼女は自分の本当の願いを達成していないのではないでしょうか?
- 投稿者: 退会済み
- 2022年 03月30日 20時03分
管理
HoneyBee様
良い点でのご応援、ありがとうございますっ!
自分で書いているときも、とても気持ちを落とし込んで、
主人公の悲しい部分を書く時はとてもつらかったです。
そういう気持ちに寄り添って頂けてとても嬉しいです。
「何かが足りない」すごく実感しております。
主人公が完全に報われてしまうと、ハッピーエンドな反面、
物語が少しあまくなってしまうとも感じられて迷っています。
そういう迷いこそ足りないものなのかも知れません。
どちらもとても励みになりました。
重ねて、どうもありがとうございます!
良い点でのご応援、ありがとうございますっ!
自分で書いているときも、とても気持ちを落とし込んで、
主人公の悲しい部分を書く時はとてもつらかったです。
そういう気持ちに寄り添って頂けてとても嬉しいです。
「何かが足りない」すごく実感しております。
主人公が完全に報われてしまうと、ハッピーエンドな反面、
物語が少しあまくなってしまうとも感じられて迷っています。
そういう迷いこそ足りないものなのかも知れません。
どちらもとても励みになりました。
重ねて、どうもありがとうございます!
- 緒方あきら
- 2022年 04月02日 00時53分
[気になる点]
父方・母方の双方の親は何をしていたの?
親戚付き合いもなかったの?
父方・母方の双方の親は何をしていたの?
親戚付き合いもなかったの?
吸血姫さん
ご指摘ありがとうございます!
そうですね、その辺りは読んでいて引っ掛かるものかもしれませんね。
きちんとそこもフォローしていけるように考えてみます。
どうもありがとうございました!
ご指摘ありがとうございます!
そうですね、その辺りは読んでいて引っ掛かるものかもしれませんね。
きちんとそこもフォローしていけるように考えてみます。
どうもありがとうございました!
- 緒方あきら
- 2022年 03月27日 23時52分
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