感想一覧

[良い点]
主人公が腹黒いところです。

[良い点]
話の流れと副題からスレインとモニカの結婚の事だけだと思っていましたが、アウグストとフロレンツの父と子の事も指していたことに対して、意外性を感じて良かったです。

ヴィクトル「王太子殿下」

この時のスレインの衝撃と寂寥は魯迅の『故郷』に出てくる「ご主人様……！」みたいなものだったのでしょうね……

公私の私でまた懐かしいやり取りができたのは実はとても有り難かったと思います。

途中から書籍に切り替えたので基本書籍の設定準拠の感想です。
基本的にすごく設定が練られていて面白い。
等身大の子供が頑張っているのが伝わって良い。
数字的にも矛盾のないような設定を心がけていることが伝わる。

ただ、設定矛盾を気にしすぎているせいで逆に矛盾や違和感が出てやいないだろうか。
例えば人口5万人とあるが、地図やら作中描写を考えても四国よりは広そう(それも平原)な王国に思えるが、そこに人口5万人というのは日本で言うと弥生時代末期並の人口密度じゃなかろうか。
これは文明レベルや平和の続いた世相に対して人口が少なすぎて違和感が出てしまってるし、その結果軍隊の規模も小さくなって物語の広がりや壮大さにかけてしまっているように思う。
おそらく「15歳の賢い子供である主人公の思い付くレベルの策」を大きな効果として反映させるにはこれくらいが扱いやすいんだろうと思うが、その物語の都合のために設定が整えられているんだな、でも設定矛盾にツッコミされたくないから数字周りを説明臭くしてるんだな、という感じが前面に出てしまっている。(もちろん物語ってそんなもんだとは思うんですが)

ここではどうしても細かいことを気にしてしまうとは思うが、そこを気にしすぎず展開していけば、さらに良いのに…と思った。

地図が見にくいと思います。国名は白抜きの四角い枠で表示されてはどうでしょうか？

[一言]
やっぱこういうキャラは必要だよなあ。

[一言]
五万人て…一桁足りなくないか

[一言]
モニカは母親の親族か友人なのかな

[一言]
後に厄介事を残さず禍根を断つべきだろうに。詰めの甘い

[一言]
同じく、これは無いわ
ここで脱落です。