感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
思っていたよりも急展開というほどではなく、自然に魔族との戦いに入れる感じですね。
魔族との初顔合わせとしては良かったかと。
あと、今回の二話はいつもより誤字脱字が少なかったです!
[気になる点]
誤字脱字報告
命拾い
『「拙者の気配に気付くとは……人は侮(あなど)れぬ」』
人間を侮れぬ、と言うよりも、人間なのに気配気づいたのが凄い、という感心する点をもう少し強調した方が良かったのでは。
『このフィオナの森に住み着く魔族の1人であるガルバである』
「魔族の一人であるガルバである」
→「魔族の一人、ガルバである」
「である」が被ってます。
『「そこの女性よ。その者の傷を癒したいのであれば、彼が蹴った袋を取ればよい」』
「彼が蹴った」
ここでガルバが吉夫を指して「彼」と言ったら拙いでしょう、今の吉夫はまだ女ですよ? 他のところでは、ガルバはちゃんと吉夫のことを「少女」と言ってますし。完全な矛盾、要注意です。
『ユグドラシルを攻めてのは我の兄上である。』
「攻めてのは」→「攻めたのは」
「我の兄上」→「我が兄上」こっちは好みの問題とも言えますが、後者の方が「の」が続かず良いかと。
『貴様の体でなにができるのか、私に言うがよい!』
全体的に違和感を覚える言い回しですね。
「邪魔だと? そんな体でなにができる!」
くらいで良いのでは?
台詞は自分で声に出してみると、自然かどうか分かりますよ。
『ガルバは腰に差しておる2本の剣を抜くこともなく』
「差しておる」→「差している」
『いちいち、おまえに気を浸かっていられるかよ」』
「気を浸かって」→「気を遣って」
『「貴様は、ヨシオになにをした!?」』
「貴様は」→「貴様」
この台詞で「は」は余計です。
苦労する弟
『白狼を倒した少女と彼を見守っていた少女と別れたガルバは、』
「彼を見守って」→「彼女を見守って」
またガルバが吉夫の正体を見破ってますよ。地の文とはいえ、ここはあくまでガルバ視点です、ガルバが吉夫を「少女」と認識している以上、このシーンでは吉夫を「女」として書かねばなりませんよ。
それと、吉夫を指す「少女」とジュリアスを指す「少女」が被ってます。ガルバはジュリアスを指して「女性」と言っていたので、ここでも「少女」ではなく「女性」と書くべきでしょう。
『フィオナの森の奥に戻っていた。フィオナの森の奥には、生活するだけの必要最低限の物が部屋にある。』
一文ではないですが、「フィオナの森」が連続してるとやはり違和感です。
「フィオナの森の奥に戻っていた。ここには、生活するだけの~~」
と、代名詞を使うようにしましょう。
『己の拳をギースをぶつけ合ったグルトスは』
「ギースを」→「ギースと」
『この二振りの剣は、主である魔王からもらった大切な武器であり、それを今日まで振るうことなどなかった。だが、こうして使用してみるとあまりの強さに、自分でも嫌悪感を感じてしまう。』
誤字脱字では無いですが、魔王から直接賜った武器を、一度も使ったことが無いのはおかしくないですか? 実戦で使ったことはないにしても、魔法の剣なら威力を確認する試し切りくらいはやっていて然るべきでしょう。
使用回数に制限があるなら分かりますが、住居を焼くためだけに使ったところを見ると、そういうワケでもなさそうです。
『さて……兄上がユグドラシルの王と戦っている間に、拙者は魔物でも集めるとするか。これを機に、ユグドラシルでも攻めるとするか……』
「これを機に、ユグドラシルでも攻めるとするか……」すでに魔王からリーン経由でユグドラシル攻めの命令は伝わっているので、気まぐれのような言い回しは違和感があります。
「さて……兄上がユグドラシルの王と戦っている間に、拙者は魔物を集め、ユグドラシルに攻め入るか」
くらいな感じが自然では?
[一言]
ガルバは自分で魔族と名乗っていましたが、正しい種族名(昆虫族とか甲殻族とか双角族とか)は無いんでしょうかね。人間から見れば、ゴブリンもドラゴンもガルバのような人型もまとめて魔族と人くくりで呼ぶのでしょうが、武人タイプなガルバは自分の固有種族名に拘りそうなイメージです。
誤字脱字よりも、矛盾や違和感のある描写が多かったように思えます。特にガルバとジュリアスの台詞には違和感のある言い回しが多いと感じました。二人共、台詞がちょっと説明的すぎるというか。所謂、騎士っぽい口調というのを、もう少し注意してみてはどうでしょうか。
思っていたよりも急展開というほどではなく、自然に魔族との戦いに入れる感じですね。
魔族との初顔合わせとしては良かったかと。
あと、今回の二話はいつもより誤字脱字が少なかったです!
[気になる点]
誤字脱字報告
命拾い
『「拙者の気配に気付くとは……人は侮(あなど)れぬ」』
人間を侮れぬ、と言うよりも、人間なのに気配気づいたのが凄い、という感心する点をもう少し強調した方が良かったのでは。
『このフィオナの森に住み着く魔族の1人であるガルバである』
「魔族の一人であるガルバである」
→「魔族の一人、ガルバである」
「である」が被ってます。
『「そこの女性よ。その者の傷を癒したいのであれば、彼が蹴った袋を取ればよい」』
「彼が蹴った」
ここでガルバが吉夫を指して「彼」と言ったら拙いでしょう、今の吉夫はまだ女ですよ? 他のところでは、ガルバはちゃんと吉夫のことを「少女」と言ってますし。完全な矛盾、要注意です。
『ユグドラシルを攻めてのは我の兄上である。』
「攻めてのは」→「攻めたのは」
「我の兄上」→「我が兄上」こっちは好みの問題とも言えますが、後者の方が「の」が続かず良いかと。
『貴様の体でなにができるのか、私に言うがよい!』
全体的に違和感を覚える言い回しですね。
「邪魔だと? そんな体でなにができる!」
くらいで良いのでは?
台詞は自分で声に出してみると、自然かどうか分かりますよ。
『ガルバは腰に差しておる2本の剣を抜くこともなく』
「差しておる」→「差している」
『いちいち、おまえに気を浸かっていられるかよ」』
「気を浸かって」→「気を遣って」
『「貴様は、ヨシオになにをした!?」』
「貴様は」→「貴様」
この台詞で「は」は余計です。
苦労する弟
『白狼を倒した少女と彼を見守っていた少女と別れたガルバは、』
「彼を見守って」→「彼女を見守って」
またガルバが吉夫の正体を見破ってますよ。地の文とはいえ、ここはあくまでガルバ視点です、ガルバが吉夫を「少女」と認識している以上、このシーンでは吉夫を「女」として書かねばなりませんよ。
それと、吉夫を指す「少女」とジュリアスを指す「少女」が被ってます。ガルバはジュリアスを指して「女性」と言っていたので、ここでも「少女」ではなく「女性」と書くべきでしょう。
『フィオナの森の奥に戻っていた。フィオナの森の奥には、生活するだけの必要最低限の物が部屋にある。』
一文ではないですが、「フィオナの森」が連続してるとやはり違和感です。
「フィオナの森の奥に戻っていた。ここには、生活するだけの~~」
と、代名詞を使うようにしましょう。
『己の拳をギースをぶつけ合ったグルトスは』
「ギースを」→「ギースと」
『この二振りの剣は、主である魔王からもらった大切な武器であり、それを今日まで振るうことなどなかった。だが、こうして使用してみるとあまりの強さに、自分でも嫌悪感を感じてしまう。』
誤字脱字では無いですが、魔王から直接賜った武器を、一度も使ったことが無いのはおかしくないですか? 実戦で使ったことはないにしても、魔法の剣なら威力を確認する試し切りくらいはやっていて然るべきでしょう。
使用回数に制限があるなら分かりますが、住居を焼くためだけに使ったところを見ると、そういうワケでもなさそうです。
『さて……兄上がユグドラシルの王と戦っている間に、拙者は魔物でも集めるとするか。これを機に、ユグドラシルでも攻めるとするか……』
「これを機に、ユグドラシルでも攻めるとするか……」すでに魔王からリーン経由でユグドラシル攻めの命令は伝わっているので、気まぐれのような言い回しは違和感があります。
「さて……兄上がユグドラシルの王と戦っている間に、拙者は魔物を集め、ユグドラシルに攻め入るか」
くらいな感じが自然では?
[一言]
ガルバは自分で魔族と名乗っていましたが、正しい種族名(昆虫族とか甲殻族とか双角族とか)は無いんでしょうかね。人間から見れば、ゴブリンもドラゴンもガルバのような人型もまとめて魔族と人くくりで呼ぶのでしょうが、武人タイプなガルバは自分の固有種族名に拘りそうなイメージです。
誤字脱字よりも、矛盾や違和感のある描写が多かったように思えます。特にガルバとジュリアスの台詞には違和感のある言い回しが多いと感じました。二人共、台詞がちょっと説明的すぎるというか。所謂、騎士っぽい口調というのを、もう少し注意してみてはどうでしょうか。
いつも感想ありがとうございます。
さっそく指摘されたところを修正させてもらいます。
いつも代理さんに悪い点をびしっと指摘されてもらって感謝しておりますので、すぐにそうさせてもら
います。
ガルバの種族とかですか……これは、考えていませんでしたね。
ちょっと考えておきます。ようやく、思考がまとまってきた感じなので、やってみたいですね。
- Victor
- 2011年 11月28日 18時19分
[一言]
作者「なんか凄い武器持ってるな」
夏子「そーだな。ウチじゃ武器らしい武器は空ねぇしか持ってないし」
作「きっと皆忘れてるだろうが」
夏「だな」
作「しかし、いよいよ戦争、っていうか人間対魔族の戦いが始まりそうだな」
夏「ぽいな。なるべく穏便に済ませられないもんかな」
作「無理だろ」
夏「無理か」
作「つか穏便に済ませられたらこんな風に元からなってないだろ」
夏「いや、実は話したら案外いい奴じゃん的な空気になって」
作「会話する暇がねえだろ」
夏「やっぱり?」
作「やっぱり。ではvictorさん、遅くなりましたが更新お疲れさまでした」
作者「なんか凄い武器持ってるな」
夏子「そーだな。ウチじゃ武器らしい武器は空ねぇしか持ってないし」
作「きっと皆忘れてるだろうが」
夏「だな」
作「しかし、いよいよ戦争、っていうか人間対魔族の戦いが始まりそうだな」
夏「ぽいな。なるべく穏便に済ませられないもんかな」
作「無理だろ」
夏「無理か」
作「つか穏便に済ませられたらこんな風に元からなってないだろ」
夏「いや、実は話したら案外いい奴じゃん的な空気になって」
作「会話する暇がねえだろ」
夏「やっぱり?」
作「やっぱり。ではvictorさん、遅くなりましたが更新お疲れさまでした」
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳 男性
- 2011年 11月26日 02時31分
管理
いつも感想ありがとうございます。
ガルバは、ちょっとした事情があるキャラですので、そのときに、楽しんでください。
そろそろ、そのような展開が始まりますよ。
- Victor
- 2011年 11月26日 06時57分
[一言]
作者「なんか漢っぽい魔族が現れたな」
香苗「かなりの戦闘狂みたいな人だったけど……仲間にはなりそうにないね」
作「あくまで戦う相手の確保のために助けたんだからな」
香「そしてジュリアスさんのファーストキスはちょっとありがちな人命救助のためだったね」
作「香苗ちゃんならどーよ?夏哉に向かい合ってじゃなくてマウストゥーマウスでやるのは」
香「私がやるほう?」
作「そ。しかもファーストキス。無効って思える?」
香「うぅぅ、ちょっと無理だなぁ。意識はしちゃうよ」
作「じゃあ沙鳥ちゃんからファーストキスを奪った香苗ちゃんは意識しちゃってる?」
香「そ、それ言わないでっ!えっと、victorさん更新お疲れさまでした!吉夫君、男の子に戻れてよかったね!あ、でもなんか女の子の暮らしもいいとかいってたけど、やっぱり戻らない方がよかったのかな?では、この辺で!」
作「気を紛らわせるために長文言ったなぁ」
作者「なんか漢っぽい魔族が現れたな」
香苗「かなりの戦闘狂みたいな人だったけど……仲間にはなりそうにないね」
作「あくまで戦う相手の確保のために助けたんだからな」
香「そしてジュリアスさんのファーストキスはちょっとありがちな人命救助のためだったね」
作「香苗ちゃんならどーよ?夏哉に向かい合ってじゃなくてマウストゥーマウスでやるのは」
香「私がやるほう?」
作「そ。しかもファーストキス。無効って思える?」
香「うぅぅ、ちょっと無理だなぁ。意識はしちゃうよ」
作「じゃあ沙鳥ちゃんからファーストキスを奪った香苗ちゃんは意識しちゃってる?」
香「そ、それ言わないでっ!えっと、victorさん更新お疲れさまでした!吉夫君、男の子に戻れてよかったね!あ、でもなんか女の子の暮らしもいいとかいってたけど、やっぱり戻らない方がよかったのかな?では、この辺で!」
作「気を紛らわせるために長文言ったなぁ」
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳 男性
- 2011年 11月24日 19時25分
管理
いつも感想ありがとうございます。
たしかに、ガルバは仲間になりませんが、あくまで敵サイドであると示しました。あと、このジュリアスのファーストキスは意外にも重要な意味があることを、書いてきます。
25日の0時に更新するのもありますので、それも読んでみてください。
かなり短いですが……。
- Victor
- 2011年 11月24日 19時28分
[良い点]
始めてのガチバトルでしたね、吉夫にとって最初の試練(?)に相応しい相手になったかと。
[気になる点]
誤字脱字報告
『城に帰りたかったサティエリナだったが(中略)ここに泊まることにした。』
吉夫視点での三人称で、サティエリナの心境を出すのは混乱します。これは以前はーみっとさんが指摘していた「会話文以外に誰かの思考が書かれていたり」という注意点の典型例ですね。
せめてサティエリナがそう言った、くらいの説明か回想にするべきでしょう。
『だが、吉夫のみはそのどちらにも参加せず、さっさと寝たのだ。』
「吉夫のみは」→「吉夫だけは」 意味的には間違ってないかもしれませんが、ここで「のみ」を使うのは違和感を覚えました。
『それ以上とそれ以下のことはなにも起きてはいない。』
「それ以上、それ以下」というような表現は実際に起こった出来事に対してではなく、目に見えない「価値」に対して使われるものだと思います。
ここでは単に「特に気になるようなことは無かった」などで良いかと。
『あと、腕には傷跡らしき傷などまったくないので、吉夫はここで思考を中断しておく。』
「あと、腕には」→「だが、腕には」あるいは「結局、腕には」
話の流れから、おまけ的な軽い接続詞を使うのは違和感があります。
『朝から頭をフルに利用したおかげで、』
「利用」→「回転」
『普段から吉夫は女性、という姿を維持するために頭の上にある耳、尻から生える尻尾は隠している。』
この説明文は「耳と尻尾を隠し普通の人間の女性に見えるように」という意味ですが、下手すれば「耳と尻尾を出すと女性の姿が維持できない」→「男に戻る?」というような誤解を生みかねません。
「女性、という姿を維持するため」というだけでは少し言葉が足りないように思えます。
『女性化して以来から、やることなどまったくなかった吉夫にサティエリナが仕事を与えたのだ。それが、メイドという名の仕事であった。』
「以来から、やること」→「以来、やること」
「メイドと言う名の仕事」→「メイドという仕事」
言葉の使い方の問題よりも、ここでは勇者の従者としての使命を得た吉夫が「やることがない」という状況はおかしいのでは、と思いました。
例えば、これまで吉夫は男だから戦えてきたが、女になった所為で弱くなり戦えなくなった、みたいな流れであれば全うすべき仕事を突然失ったのは納得できますが、恵美もいますし、なにより今の状態でも普通に強いですよね? 勇者の明ほどではないにしても、彼の助けになるように行動する吉夫は暇を持て余すほどやることがない状況はおかしいでしょう。
『黒をベースとするメイド服』
近い箇所で二度使われています。「黒をベースとする」という説明的な表現は一度使えば十分です、連続すると一つの固有名詞のように見えて違和感でます。
『白狼からテレパシーを送られてきた。以上』
「テレパシーを」→「テレパシーが」
『白狼は、彼がある程度の槍術と魔物を迷うことなく殺す、ということで襲い掛かった。』
これもサティエリナのところと同じ「会話文以外に誰かの思考が書かれていたり」というものです。ここで白狼があえて吉夫に目をつけた理由など書かずとも良いでしょう。というか、これだけが理由なら国王ギースでも良かったのでは?
以下の文章も同様です。
『吉夫とは、天と地の実力差があると知りながらも、白狼は彼と戦う。』
『そして、白狼は彼の腕を噛み、そのときに吉夫に力――加護が与えられた。』
『元々、彼に勝つ自信がある白狼は、ある程度かわすと、吉夫に体当たりをくらわせる。』
『見逃している、ではない。自分が吉夫よりも優位であることを知っているから、余裕で見下せる。』
特に戦闘中に視点が行き来すると混乱の元です、要注意ですね。
「そういえば、なぜ馬鹿者が白狼に加護を受けるのだ?」
今更指摘するのもアレですが、ジュリアスは育ちの良い騎士ならちゃんと吉夫のことを名前で呼んであげるべきではないでしょうか、品性疑われますよ。たまに口にするくらいが丁度良いのでは? あとシリアスなシーンで吉夫を呼ぶ場合など、雰囲気台無しになりかねません。
『全身を駆け巡るのは、感電死させるほどの強い電流が流れていく。』
「感電死させるほどの」と説明で言い切ってしまえば、吉夫は感電死しているのでは?
ここは「感電死するかと思うほどの」くらいにするべきでしょう。まぁ普通の人間の致死量の電流が曲がれても雷の魔法を使う吉夫にはすでにかなりの耐性があるのかもしれませんが。
『なるほどな。では、どうして勇者でもないこのおれに、こんな中途半端な加護を与えた? いや、それよりも、どうして明が勇者であることを見抜いた?』
「中途半端な加護を与えた?」この質問に対しては、
『中途半端というのは(中略)耳と尻尾が生えたり、突然魔法が使用できるようになったという。』
と、すでに白狼が教えてくれてますよね。ここでまた問いかけるのはおかしいですよ。
『それぐらい知っている、』と流石に吉夫も思ったようですが、ここで白狼が詳細を教えないことに意味が無いのだとすれば、やはり問いかけそのものが無意味なシーンとなってしまいます。
『どうして明が勇者であることを見抜いた?』
この質問も、すでに『白狼いわく、明は近いうちに勇者の力が覚醒する、だとさ』と吉夫が言っているので、そこまで分かるなら誰が勇者かくらい見れば分かるだろうと予想できて然るべきです。あえてここで問う理由はないでしょう。
『それぐらい知っている、と心の中で吉夫は文句を呟きながら全身に、雷を纏っていく。』
初めて吉夫が魔法を使うところですが、唐突に過ぎます。もう少し前フリがあっても良かったのではないですか? というか、こんな自然に使えるならメイドなんてやって遊んでないで魔法の鍛錬しとけよ、と思われますよ。今までに無い新しい能力なんですし。どうにもキャラの行動原理に粗が目立ちます。
『しかも、実力差は天と地という違い。』
「天と地」の表現を使いすぎですね。実力差を示す表現なら他にもあるので、とにかく同じ表現を連続的に使用するのは止めましょう。文章が安っぽくなってしまうので、折角のバトルも台無しになりかねません。
『彼を貫こうとしていた尾は、ぐいと進路を変え、腕と肩を貫こうとする。』
「貫こう」が二重です。
「彼を貫こうとしていた尾は、ぐいと進路を曲げ、腕と肩へ狙いを変える」
このように、表現が被らないよう気をつけましょう。
『それらを向かい撃つことのみ。』
「向かい撃つ」→「迎え撃つ」
『雷を込められた槍は一瞬にしてトップスピードに乗り、白狼を貫かんばかりと襲い掛かる。』
「貫かんばかりと襲い掛かる」
→「貫かんばかりに襲い掛かる」
『勝った。
それを認める気にはなれない吉夫はありえないかもな、と思いながらジュリアスのほうに振り返る。』
吉夫の「ありえない」は何を示しているのでしょうか? 白狼に勝ったこと? それとも素直に勝利を認められない自分の気持ち?
この後の流れから、恐らく吉夫は勝利の実感を即座に得られなかった、という状態だと思うのですが、そうだとしても、少しばかりここの表現は違和感があります。
[一言]
バトル自体は良かったのですが、吉夫の初の見せ場となるこのシーンに至るまでには、色々と説明不足だったように思えます。
白狼の加護についての説明は、吉夫が女になったその話の内に明かされていた方が良かったでしょう。加護の正体をサティエリナたちが予想しているか、それとも白狼のテレパシーを受けるか、どちらにしても、前の段階で説明・設定を出しておけば、今回の戦闘も自然に入ることができたでしょう。
それとやはり、白狼との初遭遇のシーンが回想しか無いのが、白狼登場が唐突に感じてしまうと改めて思いました。
吉夫が力を手に入れるための試練、という流れはオーソドックスですが良いものだと思います。
始めてのガチバトルでしたね、吉夫にとって最初の試練(?)に相応しい相手になったかと。
[気になる点]
誤字脱字報告
『城に帰りたかったサティエリナだったが(中略)ここに泊まることにした。』
吉夫視点での三人称で、サティエリナの心境を出すのは混乱します。これは以前はーみっとさんが指摘していた「会話文以外に誰かの思考が書かれていたり」という注意点の典型例ですね。
せめてサティエリナがそう言った、くらいの説明か回想にするべきでしょう。
『だが、吉夫のみはそのどちらにも参加せず、さっさと寝たのだ。』
「吉夫のみは」→「吉夫だけは」 意味的には間違ってないかもしれませんが、ここで「のみ」を使うのは違和感を覚えました。
『それ以上とそれ以下のことはなにも起きてはいない。』
「それ以上、それ以下」というような表現は実際に起こった出来事に対してではなく、目に見えない「価値」に対して使われるものだと思います。
ここでは単に「特に気になるようなことは無かった」などで良いかと。
『あと、腕には傷跡らしき傷などまったくないので、吉夫はここで思考を中断しておく。』
「あと、腕には」→「だが、腕には」あるいは「結局、腕には」
話の流れから、おまけ的な軽い接続詞を使うのは違和感があります。
『朝から頭をフルに利用したおかげで、』
「利用」→「回転」
『普段から吉夫は女性、という姿を維持するために頭の上にある耳、尻から生える尻尾は隠している。』
この説明文は「耳と尻尾を隠し普通の人間の女性に見えるように」という意味ですが、下手すれば「耳と尻尾を出すと女性の姿が維持できない」→「男に戻る?」というような誤解を生みかねません。
「女性、という姿を維持するため」というだけでは少し言葉が足りないように思えます。
『女性化して以来から、やることなどまったくなかった吉夫にサティエリナが仕事を与えたのだ。それが、メイドという名の仕事であった。』
「以来から、やること」→「以来、やること」
「メイドと言う名の仕事」→「メイドという仕事」
言葉の使い方の問題よりも、ここでは勇者の従者としての使命を得た吉夫が「やることがない」という状況はおかしいのでは、と思いました。
例えば、これまで吉夫は男だから戦えてきたが、女になった所為で弱くなり戦えなくなった、みたいな流れであれば全うすべき仕事を突然失ったのは納得できますが、恵美もいますし、なにより今の状態でも普通に強いですよね? 勇者の明ほどではないにしても、彼の助けになるように行動する吉夫は暇を持て余すほどやることがない状況はおかしいでしょう。
『黒をベースとするメイド服』
近い箇所で二度使われています。「黒をベースとする」という説明的な表現は一度使えば十分です、連続すると一つの固有名詞のように見えて違和感でます。
『白狼からテレパシーを送られてきた。以上』
「テレパシーを」→「テレパシーが」
『白狼は、彼がある程度の槍術と魔物を迷うことなく殺す、ということで襲い掛かった。』
これもサティエリナのところと同じ「会話文以外に誰かの思考が書かれていたり」というものです。ここで白狼があえて吉夫に目をつけた理由など書かずとも良いでしょう。というか、これだけが理由なら国王ギースでも良かったのでは?
以下の文章も同様です。
『吉夫とは、天と地の実力差があると知りながらも、白狼は彼と戦う。』
『そして、白狼は彼の腕を噛み、そのときに吉夫に力――加護が与えられた。』
『元々、彼に勝つ自信がある白狼は、ある程度かわすと、吉夫に体当たりをくらわせる。』
『見逃している、ではない。自分が吉夫よりも優位であることを知っているから、余裕で見下せる。』
特に戦闘中に視点が行き来すると混乱の元です、要注意ですね。
「そういえば、なぜ馬鹿者が白狼に加護を受けるのだ?」
今更指摘するのもアレですが、ジュリアスは育ちの良い騎士ならちゃんと吉夫のことを名前で呼んであげるべきではないでしょうか、品性疑われますよ。たまに口にするくらいが丁度良いのでは? あとシリアスなシーンで吉夫を呼ぶ場合など、雰囲気台無しになりかねません。
『全身を駆け巡るのは、感電死させるほどの強い電流が流れていく。』
「感電死させるほどの」と説明で言い切ってしまえば、吉夫は感電死しているのでは?
ここは「感電死するかと思うほどの」くらいにするべきでしょう。まぁ普通の人間の致死量の電流が曲がれても雷の魔法を使う吉夫にはすでにかなりの耐性があるのかもしれませんが。
『なるほどな。では、どうして勇者でもないこのおれに、こんな中途半端な加護を与えた? いや、それよりも、どうして明が勇者であることを見抜いた?』
「中途半端な加護を与えた?」この質問に対しては、
『中途半端というのは(中略)耳と尻尾が生えたり、突然魔法が使用できるようになったという。』
と、すでに白狼が教えてくれてますよね。ここでまた問いかけるのはおかしいですよ。
『それぐらい知っている、』と流石に吉夫も思ったようですが、ここで白狼が詳細を教えないことに意味が無いのだとすれば、やはり問いかけそのものが無意味なシーンとなってしまいます。
『どうして明が勇者であることを見抜いた?』
この質問も、すでに『白狼いわく、明は近いうちに勇者の力が覚醒する、だとさ』と吉夫が言っているので、そこまで分かるなら誰が勇者かくらい見れば分かるだろうと予想できて然るべきです。あえてここで問う理由はないでしょう。
『それぐらい知っている、と心の中で吉夫は文句を呟きながら全身に、雷を纏っていく。』
初めて吉夫が魔法を使うところですが、唐突に過ぎます。もう少し前フリがあっても良かったのではないですか? というか、こんな自然に使えるならメイドなんてやって遊んでないで魔法の鍛錬しとけよ、と思われますよ。今までに無い新しい能力なんですし。どうにもキャラの行動原理に粗が目立ちます。
『しかも、実力差は天と地という違い。』
「天と地」の表現を使いすぎですね。実力差を示す表現なら他にもあるので、とにかく同じ表現を連続的に使用するのは止めましょう。文章が安っぽくなってしまうので、折角のバトルも台無しになりかねません。
『彼を貫こうとしていた尾は、ぐいと進路を変え、腕と肩を貫こうとする。』
「貫こう」が二重です。
「彼を貫こうとしていた尾は、ぐいと進路を曲げ、腕と肩へ狙いを変える」
このように、表現が被らないよう気をつけましょう。
『それらを向かい撃つことのみ。』
「向かい撃つ」→「迎え撃つ」
『雷を込められた槍は一瞬にしてトップスピードに乗り、白狼を貫かんばかりと襲い掛かる。』
「貫かんばかりと襲い掛かる」
→「貫かんばかりに襲い掛かる」
『勝った。
それを認める気にはなれない吉夫はありえないかもな、と思いながらジュリアスのほうに振り返る。』
吉夫の「ありえない」は何を示しているのでしょうか? 白狼に勝ったこと? それとも素直に勝利を認められない自分の気持ち?
この後の流れから、恐らく吉夫は勝利の実感を即座に得られなかった、という状態だと思うのですが、そうだとしても、少しばかりここの表現は違和感があります。
[一言]
バトル自体は良かったのですが、吉夫の初の見せ場となるこのシーンに至るまでには、色々と説明不足だったように思えます。
白狼の加護についての説明は、吉夫が女になったその話の内に明かされていた方が良かったでしょう。加護の正体をサティエリナたちが予想しているか、それとも白狼のテレパシーを受けるか、どちらにしても、前の段階で説明・設定を出しておけば、今回の戦闘も自然に入ることができたでしょう。
それとやはり、白狼との初遭遇のシーンが回想しか無いのが、白狼登場が唐突に感じてしまうと改めて思いました。
吉夫が力を手に入れるための試練、という流れはオーソドックスですが良いものだと思います。
いつも感想ありがとうございます。
今回ばかりは精進しなければならないことばかり、たっぷりとあることに実感しました。
なるべく、二重表現とならないようにしていましたが……そうなってしまいましたね。
いつも、指摘をしてくれてありがとうございます。
時間があればちょくちょくと修正していきたいです。
- Victor
- 2011年 11月23日 17時58分
[一言]
こんばんは、安芸です。
二話まとめて読了しました。吉夫、かっこいい!!
特に白狼との一戦は燃えました。三本の尾の攻撃というシチュエーションは見たことがない。それも、このときの吉夫は巨乳美人設定ですよね!? 絵になるなあ。
>「やられっぱなしは嫌いなんだよ」
このセリフが単純至極だけどとても彼らしいと思いました。そしてさばさばしているジュリアスもいい。で、でも、勝利の女神は恵美じゃだめですか……?
勇者より強い力を持つ彼が今後どのように物語を開いていくのか、楽しみです。
ではまた。
引き続きよろしくお願いいたします。
安芸でした。
こんばんは、安芸です。
二話まとめて読了しました。吉夫、かっこいい!!
特に白狼との一戦は燃えました。三本の尾の攻撃というシチュエーションは見たことがない。それも、このときの吉夫は巨乳美人設定ですよね!? 絵になるなあ。
>「やられっぱなしは嫌いなんだよ」
このセリフが単純至極だけどとても彼らしいと思いました。そしてさばさばしているジュリアスもいい。で、でも、勝利の女神は恵美じゃだめですか……?
勇者より強い力を持つ彼が今後どのように物語を開いていくのか、楽しみです。
ではまた。
引き続きよろしくお願いいたします。
安芸でした。
いつも感想ありがとうございます。
吉夫がかっこいいと言われて、作者としてはうれしいことです。
勝利の女神は、恵美というのはちょっとだけ似合わないというのか……彼の支えとなるべきではないので。今回は、あえて彼女を登場させませんでした。
もう少しだけ、彼女の出番を待ってください。
- Victor
- 2011年 11月22日 01時05分
[一言]
作者「感想書けなくてすいませんでした!!普通に課題のメドが全くつかなかったので感想を後回しにさせてしまいました!」
香苗「本当にごめんなさい。これからはなるべく早く書けるようにしたいです」
作「今回の話はちょっと長かったな」
香「そうだね。まさかそれを感想遅れた理由にする気?」
作「滅相もございません!」
香「ほんとかなぁ?」
作「本当です!そんなことより、ようやく吉夫が女体化した理由が分かったな」
香「そうだね。あの白狼が魔物じゃなくて精霊だったなんて。ちょっと思いつかなかったな」
作「その精霊を満身創痍とはいえ勝つとはな」
香「ジュリアスさんがいたから勝てたよね」
作「愛の力は壮大、というわけだな」
香「あ、愛なの?友情とか仲間とかじゃなくて」
作「愛だろどう見ても。好きでもないやつに勝利の女神なんて、夏哉ですら言わないぞ?」
香「……ごめん、普通に夏哉君が言うところ想像できるんだけど」
作「…………俺が悪かった。アイツなら言えるな」
香「だよね?」
作「ま、いっか。とにかく勝利おめでとう!彼からも日々精進するように」
香「なんで上から目線!?」
作「な、何となく」
香「なんとなくで言わないの。ではvictorさん、遅れましたが更新お疲れさまでした。次回もがんばってください」
作者「感想書けなくてすいませんでした!!普通に課題のメドが全くつかなかったので感想を後回しにさせてしまいました!」
香苗「本当にごめんなさい。これからはなるべく早く書けるようにしたいです」
作「今回の話はちょっと長かったな」
香「そうだね。まさかそれを感想遅れた理由にする気?」
作「滅相もございません!」
香「ほんとかなぁ?」
作「本当です!そんなことより、ようやく吉夫が女体化した理由が分かったな」
香「そうだね。あの白狼が魔物じゃなくて精霊だったなんて。ちょっと思いつかなかったな」
作「その精霊を満身創痍とはいえ勝つとはな」
香「ジュリアスさんがいたから勝てたよね」
作「愛の力は壮大、というわけだな」
香「あ、愛なの?友情とか仲間とかじゃなくて」
作「愛だろどう見ても。好きでもないやつに勝利の女神なんて、夏哉ですら言わないぞ?」
香「……ごめん、普通に夏哉君が言うところ想像できるんだけど」
作「…………俺が悪かった。アイツなら言えるな」
香「だよね?」
作「ま、いっか。とにかく勝利おめでとう!彼からも日々精進するように」
香「なんで上から目線!?」
作「な、何となく」
香「なんとなくで言わないの。ではvictorさん、遅れましたが更新お疲れさまでした。次回もがんばってください」
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳 男性
- 2011年 11月20日 18時19分
管理
いつも感想ありがとうございます。
吉夫は、ジュリアスに対して恋愛感情とか抱いておりませんが、彼女のことを信頼しているのです。
今回ばかり、彼女を「勝利の女神」と思うだけで、白狼を倒す力がみなぎってきた、と言ったほうが正しいですね。
これから、長くなるのが当たり前のようになってしまいますが、これからもよろしくお願いします。
- Victor
- 2011年 11月21日 18時21分
[良い点]
一ヶ月ぶりに更新きましたね、お疲れ様です!
兄弟の魔族が特徴的な姿で面白いですね。なにかとヴァンパイアやケモ耳尻尾だけの獣人が多い中で、カブトとクワガタをチョイスするとは、センスを感じます。
[気になる点]
誤字脱字&気になった表現。
『「ねえ、ヨシュア。あなたは、私みたいに持ち主の精神と肉体を支配して、また私と殺し合いをしましょう?」』
リーンの独り言ですが、少し説明的すぎるかな、と思いました。単純に、
「ねえ、ヨシュア。また私と殺し合いをしましょう?」
だけの方が、雰囲気がでるんじゃないかと。
『がっしりとした体を見せつけるように上着を着ない上半身裸の男性。』
「上着を着ない」というところに違和感。
「がっしりとした体を見せつけるような上半身裸の男性」
で良いのでは?
『野生的なワイルドな顔つきが特徴的である。』
「野生的なワイルドな」→「野生的でワイルドな」
『腰には2本の剣がぶら下がっている男性。』
「剣がぶら下がっている」では剣が意思を持って腰にくっついているように思えます。
「腰に2本の剣をぶら下げている男性。」
の方が的確かと。
『それそれ、頭に角さえなければ人間であるが、』
「それそれ」→「それぞれ」
『特に、人間と魔族の争いうとか……ね」』
「争いうとか」→「争いとか」
『いつかは離ればなれになる、と子供の頃に悟った彼女は彼と離ればなれにならないために、契約を結んだ。』
「離ればなれ」という言葉が被ってます。
「彼女は彼と離ればなれにならないために」→「彼女は彼とそうならないために」
のように、省略した方が読みやすいでしょう。
『しばらくすると、彼はその女性と愛し合う仲まで発展してしまい、あの時を思い出すだけで虫唾が走る。』
「愛し合う仲まで発展した」と「虫唾が走る」の文は主語が異なるので、二つに分けた方が良いでしょう。
『「……つまり、終わらせるつもりは微塵も思っていないのね。まったく、強者を叩きのめすことが好きなくせに、弱者とか、国には興味ないのね」』
「微塵も思っていないのね」→「微塵もないのね」
それと「ないのね」という語尾が連続しているので、変えた方がいいでしょう。
「国には興味ないのね」→「国には興味ないんだから」 など。
[一言]
魔王サイドの話でしたが、少し設定を明かしすぎかな、という印象を受けました。
リーンが鈴音に転生している、というのは、勇者側がそれを知るまで伏せておいても良かったなかと。
ともあれ、魔王サイドが本格的にユグドラシルを狙うようですね。話が動きそうですね。
一ヶ月ぶりに更新きましたね、お疲れ様です!
兄弟の魔族が特徴的な姿で面白いですね。なにかとヴァンパイアやケモ耳尻尾だけの獣人が多い中で、カブトとクワガタをチョイスするとは、センスを感じます。
[気になる点]
誤字脱字&気になった表現。
『「ねえ、ヨシュア。あなたは、私みたいに持ち主の精神と肉体を支配して、また私と殺し合いをしましょう?」』
リーンの独り言ですが、少し説明的すぎるかな、と思いました。単純に、
「ねえ、ヨシュア。また私と殺し合いをしましょう?」
だけの方が、雰囲気がでるんじゃないかと。
『がっしりとした体を見せつけるように上着を着ない上半身裸の男性。』
「上着を着ない」というところに違和感。
「がっしりとした体を見せつけるような上半身裸の男性」
で良いのでは?
『野生的なワイルドな顔つきが特徴的である。』
「野生的なワイルドな」→「野生的でワイルドな」
『腰には2本の剣がぶら下がっている男性。』
「剣がぶら下がっている」では剣が意思を持って腰にくっついているように思えます。
「腰に2本の剣をぶら下げている男性。」
の方が的確かと。
『それそれ、頭に角さえなければ人間であるが、』
「それそれ」→「それぞれ」
『特に、人間と魔族の争いうとか……ね」』
「争いうとか」→「争いとか」
『いつかは離ればなれになる、と子供の頃に悟った彼女は彼と離ればなれにならないために、契約を結んだ。』
「離ればなれ」という言葉が被ってます。
「彼女は彼と離ればなれにならないために」→「彼女は彼とそうならないために」
のように、省略した方が読みやすいでしょう。
『しばらくすると、彼はその女性と愛し合う仲まで発展してしまい、あの時を思い出すだけで虫唾が走る。』
「愛し合う仲まで発展した」と「虫唾が走る」の文は主語が異なるので、二つに分けた方が良いでしょう。
『「……つまり、終わらせるつもりは微塵も思っていないのね。まったく、強者を叩きのめすことが好きなくせに、弱者とか、国には興味ないのね」』
「微塵も思っていないのね」→「微塵もないのね」
それと「ないのね」という語尾が連続しているので、変えた方がいいでしょう。
「国には興味ないのね」→「国には興味ないんだから」 など。
[一言]
魔王サイドの話でしたが、少し設定を明かしすぎかな、という印象を受けました。
リーンが鈴音に転生している、というのは、勇者側がそれを知るまで伏せておいても良かったなかと。
ともあれ、魔王サイドが本格的にユグドラシルを狙うようですね。話が動きそうですね。
いつも感想ありがとうございます。
さっそく、修正させてもらいます。
やはり、ちょっとばかり明かせないと読む側がついていけない、と思いましたので。
ともあれ、一ヶ月ぶりに書かせてもらいましたが、やはりペースを上げたいですね。
ですが、時間が限られているので、できるだけ早く書きたいですね。
- Victor
- 2011年 11月03日 18時37分
[一言]
夏哉「今回は魔王サイドだったな」
沙鳥「魔王出てきてないけどね」
夏「じゃあ魔族サイド?」
沙「どっちでもいいけどね」
夏「まね。今回は、ヨシュアとリーンの過去って感じだな」
沙「うん。まさか姉弟で複雑な関係があったなんてね」
夏「これで吉夫と鈴音の繋がりも見えてきたな」
沙「鈴音ちゃんが吉夫君のこと弟みたいって思ってたのはこれだったんだ~」
夏「だな。でもそうなるとまた殺し合うって事に……」
沙「愛するもの同士が殺し合う……。ちなみに私たちはそうなるかな?」
夏「ならんと断言しよう。俺は人を殺す気なんてないし、むしろお前を守るよ」
沙「夏哉……つまりそれは私を愛してるって事だよね!?」
夏「は?まぁそうだけど」
沙「つまりカナとアンちゃんと真樹は好きで、私は愛してるんだよね!?」
夏「あぁ、そういうことか。いっとくけど、俺は香苗もアンも愛してるぞ?」
沙「あんたのこと好きな女の子を前にして他の女の子のこと愛してるとか言い出すなんて、いい度胸してるね」
夏「アホ。お前だから言えんの」
沙「それは信頼されてるって意味でいい?」
夏「全然オッケー」
沙「やったねっ!ってなんか雑談になっちゃったよ。victorさん更新お疲れ様!」
夏「次回も更新がんばってください!」
夏哉「今回は魔王サイドだったな」
沙鳥「魔王出てきてないけどね」
夏「じゃあ魔族サイド?」
沙「どっちでもいいけどね」
夏「まね。今回は、ヨシュアとリーンの過去って感じだな」
沙「うん。まさか姉弟で複雑な関係があったなんてね」
夏「これで吉夫と鈴音の繋がりも見えてきたな」
沙「鈴音ちゃんが吉夫君のこと弟みたいって思ってたのはこれだったんだ~」
夏「だな。でもそうなるとまた殺し合うって事に……」
沙「愛するもの同士が殺し合う……。ちなみに私たちはそうなるかな?」
夏「ならんと断言しよう。俺は人を殺す気なんてないし、むしろお前を守るよ」
沙「夏哉……つまりそれは私を愛してるって事だよね!?」
夏「は?まぁそうだけど」
沙「つまりカナとアンちゃんと真樹は好きで、私は愛してるんだよね!?」
夏「あぁ、そういうことか。いっとくけど、俺は香苗もアンも愛してるぞ?」
沙「あんたのこと好きな女の子を前にして他の女の子のこと愛してるとか言い出すなんて、いい度胸してるね」
夏「アホ。お前だから言えんの」
沙「それは信頼されてるって意味でいい?」
夏「全然オッケー」
沙「やったねっ!ってなんか雑談になっちゃったよ。victorさん更新お疲れ様!」
夏「次回も更新がんばってください!」
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳 男性
- 2011年 11月03日 09時00分
管理
いつも感想ありがとうございます。
今回は、魔王サイドではなく魔族側です。鈴音と吉夫が殺し合いをするのは、けっこう先に
なりますが、それはそれで見所ですよ?
そちらの夏哉は、相変わらずモテモテですね。
- Victor
- 2011年 11月03日 17時49分
[一言]
どもです。感想いただいたので、返しに参りました。
私も人の小説についてとやかく言えたレベルではないですし、小説なんてまずは好きなように書くのが一番だと思っています。
そんな私ですが、敢えて気になった事を言わせてもらいますね。もちろん作品作りに反映させるかどうかはvictorさん次第なので、あしからず。
まだ一話だけ読んだ段階ですが、導入は読み手を引きつける大切な話です。気になるたび、修正かけてもいいと思います。
以下に書きますが、最初から見ない選択肢もありです。その点は自由にしてくださいね。
①一文が長いと思いました。これはどんな文章を書くときも同様で、一文は60文字以内が理想的だと言われます。もっと句読点を使って、そして一人称は漢字なりカタカナなりで強調した方が文章に締りが出ると思いました。
②視点の切り替わりが激しく、誰の視点なのかわかりづらいです。会話文以外に誰かの思考が書かれていたり、()で表現されていたり。読む方が戸惑ってしまいます。誰の言葉かを考えないといけないので、話に入りづらかったです。
書く側は頭で整理を付けていますが、読む側は全くそのような事はないので、読み手に配慮した文章にするだけでも、読み手の数は変わるでしょう。
などと偉そうなことを言いましたが、気に入らなければさらりと流して下さい。
話自体は面白くなりそうなので、またちょっとずつ続きを読んでみたいと思います。
ではでは。
どもです。感想いただいたので、返しに参りました。
私も人の小説についてとやかく言えたレベルではないですし、小説なんてまずは好きなように書くのが一番だと思っています。
そんな私ですが、敢えて気になった事を言わせてもらいますね。もちろん作品作りに反映させるかどうかはvictorさん次第なので、あしからず。
まだ一話だけ読んだ段階ですが、導入は読み手を引きつける大切な話です。気になるたび、修正かけてもいいと思います。
以下に書きますが、最初から見ない選択肢もありです。その点は自由にしてくださいね。
①一文が長いと思いました。これはどんな文章を書くときも同様で、一文は60文字以内が理想的だと言われます。もっと句読点を使って、そして一人称は漢字なりカタカナなりで強調した方が文章に締りが出ると思いました。
②視点の切り替わりが激しく、誰の視点なのかわかりづらいです。会話文以外に誰かの思考が書かれていたり、()で表現されていたり。読む方が戸惑ってしまいます。誰の言葉かを考えないといけないので、話に入りづらかったです。
書く側は頭で整理を付けていますが、読む側は全くそのような事はないので、読み手に配慮した文章にするだけでも、読み手の数は変わるでしょう。
などと偉そうなことを言いましたが、気に入らなければさらりと流して下さい。
話自体は面白くなりそうなので、またちょっとずつ続きを読んでみたいと思います。
ではでは。
感想ありがとうございます。
文については、善処しておきます。
それと、視点切り替えは自分でも気がつかない内にすごいことになっていたようです。
以後、気をつけて執筆します。
これからも、よろしくお願いします。
- Victor
- 2011年 11月02日 20時36分
[一言]
こんばんは、安芸です。
序盤から愉しませていただきましたー!
特にラブコメ調の会話の掛け合いが面白いです。パンツだとか胸にダイブだとかニヤけるイベント満載でした。恵美にお風呂場に拉致される由夫はちょっと不憫でしたが……。まわりの女性たちもよく許したなあ……。
そして最新話のすがすがしいまでの友達宣言。男女の友情は果たして成立するのか!? 今後の展開に期待します。
が。
……すみません、はじめは明が主人公かと思っていました。キャラクター紹介は先入観が生まれるから最後に読もうと見なかったので。勇者が主人公じゃないんだな、とあとから気付いた次第です(だからどうしたというのではないのですが)。
導入部よりはゆっくりめの物語、次話お待ちしております。
引き続きよろしくお願いいたします。
安芸でした。
こんばんは、安芸です。
序盤から愉しませていただきましたー!
特にラブコメ調の会話の掛け合いが面白いです。パンツだとか胸にダイブだとかニヤけるイベント満載でした。恵美にお風呂場に拉致される由夫はちょっと不憫でしたが……。まわりの女性たちもよく許したなあ……。
そして最新話のすがすがしいまでの友達宣言。男女の友情は果たして成立するのか!? 今後の展開に期待します。
が。
……すみません、はじめは明が主人公かと思っていました。キャラクター紹介は先入観が生まれるから最後に読もうと見なかったので。勇者が主人公じゃないんだな、とあとから気付いた次第です(だからどうしたというのではないのですが)。
導入部よりはゆっくりめの物語、次話お待ちしております。
引き続きよろしくお願いいたします。
安芸でした。
感想ありがとうございます。
返信遅れてすいませんでした。
ラブコメと、言われたのは初めてでしたが……まさか自分でも自覚なしにそのようなことを書いてしまうとは、驚きです。
これから、ちょっとばかり、いえ、かなりラブコメから外れます。
というより、そのような話ではないので……。
感想ありがとうございました。
- Victor
- 2011年 10月26日 18時25分
感想を書く場合はログインしてください。