エピソード10の感想一覧

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[良い点]
緻密に組み立てられたストーリーでした。
王太子(当時)の回りの愛憎劇と、そこに絡まる呪い……。人は多少ズルいもののほうが成功するかもしてませんが、大きくズルいものは転落する。まさにそれを描いているようでした。
[一言]
結局、主人公は、いつでも呪えるという事実を突きつけて、王妃一派を断罪したけど、誰も呪わなかったんですね。
祖母は、国王、王妃、ピンクブロンドの少女を呪ったあげく、人生を棒に振った。それを踏まえて賢い主人公は、王妃を断罪するも、呪い自体は行わなかった。
呪いを駆使して断罪するのかと思ってたので、ビックリでした。
ありがとうございました。
[良い点]
語り口がスムーズで素晴らしいです。老女の語る話中話の雰囲気呪いの蝋燭というアイテムとぴったり合っていて、現在の話へとつながっていく様子や、都度過不足なく必要な設定が述べられる様子が読んでいて高級車に乗ったような気分でした

ピンクブロンドさんは人の婚約者を略奪したにしろ、元々そんな悪い人じゃなかったんだなあ。強姦でできた子供なんて愛せなくて当然だし憎くても全然不思議はないと思うのですが、悔やんでいるあたりマジで徳が高い
[気になる点]
・自発的な罪による登場人物の罪悪度は
王妃の弟(強姦犯かつ陰謀の従犯)>王妃(ピンクブロンドを追い落とす陰謀の主犯)≧王(二度婚約者を裏切って貶め、一度目の陰謀に加担した)>>ピンクブロンド(陰謀を試み恋愛の上で婚約者を奪ったがソフィアの祖母の身には何もしていない)
くらいかと思ったので王妃と王の罰は納得なのですが(ソフィアの祖母は超自然的な力によるのでよくわからない)
一番悪事を働いた王妃の弟の罰はいつだろう?と思いながら読み続けていたので最後までなかったのが非常に気になりました

・蝋燭の由来が気になった
  • 投稿者: 遠矢
  • 2023年 04月24日 14時30分
遠矢様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
丁寧な感想までいただけまして、とってもとっても嬉しいです!!

>語り口がスムーズで素晴らしいです

なんて嬉しいお言葉。ありがとうございます。
仰る通りで、呪いの蝋燭なのでコメデイ風はやめてみました。こうして気付いてくださる方がいて、皆様はやっぱり見ているなあ、と気が引き締まる思いがしました!


>自発的な罪による登場人物の罪悪度

こういう感想はとってもありがたいです!
こうして数式っぽく表すとめちゃくちゃ分かりやすいですね。
なるほど! 王妃の弟が最も極悪人ってことですね。
なんと……この王妃の弟さん、作者の頭の中から完全に抜け落ちていました。確かに、この人が神職になって終わり―ではピンクブロンドさんが報われませんね。この人も親族一同かなりの罪をかぶってもらわないとですね。陰謀の実行者の一人なのですものね。


>蝋燭の由来

こちらは……もう、本当すみませんとしか(大汗)
設定なしでした。申し訳ありません!
祖母は誰かからもらったんでしょうけど、そいつは何者、何で持ってたんだ、なんで祖母にあげたんだ、ってことですよね。
どうもすみませんでした。

このたびは感想をどうもありがとうございました。
とても励みになり、また次作への参考になりました。
本当に本当に嬉しかったです!!!
[良い点]
尊厳を傷つけられ、相手は微塵も気づいていないような人で、人を呪いたくなるような気持ちだったので、いや、結構 死ねって心から思いましたが、すこし洗われました。
これをきっかけにお祖母ちゃんと孫の交流と、ピンクブロンドおばあちゃんの交流があったらいいなぁ。
むつかしいかなぁ
  • 投稿者: ふじ
  • 2023年 04月21日 23時42分
ふじ様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
感想も嬉しいです!
お返事が遅くなりましたこと、どうもすみません。順々に返信させていただいておりまして……申し訳ございません。

>結構 死ねって心から思いましたが、すこし洗われました

洗われました!?
良かったです(ホッ)。
なんかすっきりざまぁとは程遠いお話になってしまったので、ちょっとモヤモヤがありますよね。最後は『洗われる』ような展開になってよかったなと思います。


>お祖母ちゃんと孫の交流と、ピンクブロンドおばあちゃんの交流

確かに、主人公は祖母に報告に行くでしょうし、ピンクブロンド嬢の現状についても話すでしょうしね。そこでどんな会話になるんでしょうね。祖母とピンクブロンド嬢も過去がある分、お互い全く無関心ってわけにはいかないでしょうから気になるでしょうし、お互い苦しんできた年月もありますし。許し合い、たたえ合えたらいいなと私も思います。

感想をどうもありがとうございました。
[良い点]
童話みたいな語り口で大変よかったです
[気になる点]
その後のおばあちゃん3人の話が見たい…!
  • 投稿者: くぽぽ
  • 2023年 04月21日 13時39分
くぽぽ様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
こうして感想も残してくださってとても嬉しいです。
すみません、順々に感想にお返事しているためたいへん遅くなってしまいました。どうもすみませんでした。

>童話みたいな語り口で大変よかったです

ありがとうございます。
なんだか『三挺の蝋燭』というタイトルに引きずられて、私にしてはいつもより文体が堅めです(笑)普段はもっとコメディになってしまっている(笑)
『童話みたいな』とは初めて言われました。嬉しいです!!!



>その後のおばあちゃん3人の話

ありがとうございます!
確かに。会ったときどんな会話するんでしょうね。みなお互いのせいでちょっと苦めの人生歩んできていますし……許し合える仲だといいのですが。

感想をどうもありがとうございました!
とっても励みになります。
[良い点]
話が絡み合っていて面白かったです。
断罪がちょっと力押し過ぎる気もしますが。
[一言]
問題は先代国王が、現国王(元王太子)を廃太子しなかったことだと思います。
政治的な思惑で結ばれた公爵家の令嬢を捨てるような真似をしでかして後ろ盾を失ったのに、やらかした王太子を継続させたことが根本にある訳で。
結果的に現王妃の家が後ろ盾になったとはいえ、その婚姻が最終的に醜聞となるし。

しかし王妃、天狗になり過ぎ。王家の血が入っていない者を身代わりにしたってことは王家の乗っ取りですから、一族連座で極刑の罪を犯しているというのに。
  • 投稿者: じぇい
  • 2023年 04月20日 23時40分
じぇい様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
感想もいただけてとてもとても嬉しいです!
感想いただいた順に返信をしているのですが、時間かかってしまっており、お返事が遅くなって申し訳ありません。

>断罪がちょっと力押し過ぎる気もします

こういうコメントは大変参考になるのでありがたいです! もうちょっと自然な感じで持っていけたらよかった感じですかね? なるほどです。


>問題は先代国王が、現国王(元王太子)を廃太子しなかったこと

これはもう、仰る通りだと思います。他の方の作品では、婚約破棄をやらかした王太子が続々と廃嫡されていますものね。それだけでちゃんとざまぁが成り立っている!
なんでここの国の王太子は廃嫡されなかったんだろう? 主人公の祖母がささっと身を引いたのが悪かったんですかね。それで大事にならなかった、と。「なに~婚約破棄ですって! 認めないわよ!」って騒いだ方が国のためにはよかったのかもですね。

>王家の乗っ取り
そうですよね。この一族はホントに悪いと思います。
だからこそ主人公も、もう何年も前の話だというのに見過ごせなくて、こういうお話になりました。(いや……祖母が気づいた時点でやれよ……というツッコミもできますけど。)

すみません、色々参考になる感想をどうもありがとうございます。
こういった感想をいただけると、次作にも気合が入ります!
どうもありがとうございました!
[一言]
どう蝋燭を使うのか、ばかり考えて読んでいた自分が居ます。
すごい人たちだなー
雨乃 時雨様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
感想も頂けてとっても嬉しいです!!!
お返事遅くなりましてどうもすみません! (本作には思ったよりたくさんの感想をいただくことができまして、順々にお返事をさせていただいてます。どうもすみません!)

>どう蝋燭を使うのか

そうですよね! 本文中には「火を灯して名前を唱える」としか出てこなくて不明ですよね。どうやら「子を失くす」という具体的な呪い方法まで設定できちゃうみたいですけど。
しかし、す、すみません……作者も設定なしのため不明です(大汗)
でも確かに、どう使うか、実際呪うシーンまで書ききれたらかっこよかったですね。ふむふむ、と納得しました。
ありがとうございました!!!
[一言]
とても面白く、テンポよく読ませていただきました。ありがとうございました。
  • 投稿者: くまこ
  • 2023年 04月20日 22時20分
くまこ様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
こうして感想も残してくださいまして、とっても嬉しいです!
本作には思ったよりたくさんの感想をいただくことができまして、順々に返信しているため、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

>とても面白く、テンポよく読ませていただきました

こう言っていただけるととっても嬉しいです!
「面白い」はなんだかんだやっぱり一番嬉しい言葉ですし、「テンポよく」も普段から心がけていることですので!
ありがとうございます~!!!
[一言]
愛って色々な事を正当化するから怖いよね
  • 投稿者: みかん
  • 2023年 04月20日 18時36分
みかん様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
感想もこうして残してくださり、とっても嬉しいです。
この作品には思いのほかたくさんの感想をいただいて、順々に返信しているので、お返事が遅くなりましてどうもすみません。

>愛って色々な事を正当化するから怖い

ふ、深い……!
そうですね。誰かを傷つけるんじゃないかとか「ちょっとしか」考えませんものね。本作では国王陛下(王太子殿下)が一番愛に突っ走っていたわけですが……(汗)この人、他の方からもコメントいただきましたが、自分が悪いとは思ってなさそうなところが……(大汗)
色々正当化した結果だろうな、と思います。

感想どうもありがとうございました!
[一言]
国王は自分が悪いなんて思ってないだろなー
自分で婚約者の事を調べず、
真実の愛である相手の事を調べず、
王妃の策略に気づかず、
おーなんて不幸なんだ!!とか思ってそう
うめねこ様

お読みくださいましてどうもありがとうございます!
感想までいただけてとても嬉しいです!

>国王は自分が悪いなんて思ってないだろなー
そうですね(笑)
うめねこ様に言われて気づいたのですが、確かに国王、断罪劇でもなんか被害者ぶってましたよね。
もとを正せばこいつが全部悪いのに!!! だから祖母が「誰か呪うべき人」と思ったときに国王が思い浮かんだのは納得なのに!

譲位してくれてよかったです。王弟殿下の血筋で国が栄えますように。

的確な感想、どうもありがとうございました!
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