感想一覧

[一言]
現実世界でも、この箱が欲しいです。

[一言]
多分、第三王子の婚約者であるこの令嬢は、箱などなくても、時間はかかるでしょうけれど、きっと自分で心の整理は出来るのだと思う。割り切りがいいのは女性の方なので。でも、箱を渡したのはさっさとその感情を忘れてしまいなさいっていう王妃様からの餞別？なのでしょうね。

第三王子ですが、母である王妃様は箱はすんなり渡さないと思う。この御令嬢だって、思い出の品を箱に仕舞うって気持ちになるまでしばらくは悲しい思いをしたと思います。だから第三王子にもモヤモヤとした気持ちをしばらく持たせるのではなかろうかと。
私が王妃様ならそうするかな。

こういう箱のようなもの。辛い思いをした人には有るといいかも。長く時間をかけて心を癒す方がいい事もあるでしょうが、内容によっては早く忘れたい事も有りますよね。

[一言]
箱、ほしいです。すごく。
捨てた女との思い出なんていらないのになーに言ってるんだボンクラ王子、と思いました。
ほんとに悪役にはなりたくないけど、理性とか立場とかどうでもいいおバカなんだなあと思いました。
どうか過去は捨てて、幸せになってほしいです。

[一言]
とても幻想的でほのかに悲しくて切ない、いいお話だったのですけれど。


誰と誰が「恋愛」してるんでしょう？

いやまあ失恋の話と捉えれば恋愛物と言えなくもないんですが、侯爵令嬢さんは綺麗サッパリ忘れてスッキリしてらっしゃるし、恋愛ジャンルとはちょっと違うんじゃないかなあ、って思っちゃいました。
まあ難しいところですけどね。最後に彼女がちょっとだけ思い浮かべた「幼い声」の相手がもっと明確に出てくるんなら、この先新たな恋(というか心に秘めた忘れた恋心)に向かえるのかな、とは思いますけど。

とりあえず、読ませて頂いた感想としてはそんな感じでした。

[良い点]
淡々と描写されているのに主人公の気持ちがしっかりと伝わってくるところ
過剰なザマアがないところ
[一言]
お仕舞い、その言葉に込められたもの
最後の一文がよく効いてます

素晴らしいお話ありがとうごさいました！

[一言]
想いがこぼれ落ちて喪失感だけが残るのか、切ないです。
王子はともかく主人公に幸あれ。