感想一覧

アレクシス、自己評価低いですねえ。他の誰にもできない役目をこなしているのに。尊大になって威張ったりしないストイックなところは好きだけど、もう少し自信持ってもいいんだよと言ってあげたくなります。メルフィーナもそんな気持ちなのかも。

末端の、事情など何も知らない者から見た世界の様子、感じ方を知ることで、世界観が深く感じられて、厳しい世界で生きるということがどれほど過酷なのかが伝わってきます。
どうにもならない世界が、どうにもならないと思っていたのに少しずつ変化していることを感じるとき、やはり何とも言えない気持ちになるのでしょうね。

「正しさ」なんていう曖昧なものに固執せずに、どうか皆自分の暖かいものを大事に、そして出来ることなら自分以外の人の暖かいものを大事に出来ますように。

そのような想いがふつふつと湧き上がる物語でした

そうか、聖女の来訪、だから旅立ちで章が終わるのか…。来訪したらずーっといるもんだと思い込んでたけど、章の名前を忘れてたよ…。

ヤベェ姫の上をいくメル様、いつもながらにヤベェです…w

あーヤベェ姫が出てきた…

なんか、光明が見えた？
マリアの調整を受ければ、魔力汚染とは無縁の魔法が、誰でも使えるようになる、可能性？
すべてが「解る」感覚って、なんか魔法っぽい。

電気と魔力、磁力と魔力、どちらも目に見えないけれど強力なエネルギー。
雷をなぜ恐れるのか？それもキーポイントなのかもしれないと匂わせる展開。
マリアの魔力と普通の魔力の大きな違いは、魔力汚染が無いことなのかな。

マリア、この世界で生きていくこと考えているんだね。
ショックがすぐに体に現れるほど精神的に弱いと思ったけど、めげない強さがあるのかなぁ。

執筆されてから引き込まれ毎日読むのが日課でした。
時代考察含め弛まない努力の結晶かつ読み易い文章のお陰で作者様のお休みも考えず読んでおりました。
6章完結おめでとうございます、誠にありがとうございました。
続編はのんびりお待ちしております。※田中芳樹先生のファンなので長く待てます。