感想一覧

▽感想を書く
1 2 Next >> 
[気になる点]
元サヤタグは付けてほしかったです。

序盤のリリアのキツイシーンから、割とアッサリ絆されてしまった感が出てしまって残念。リリアとカルロの作中では書かれていない空白の時間を想像…できなかったので余計にそう思うのかもしれません。

あとカルロの誠意があまり見えない所。許さなくていいと言いながらも、もうカルと呼んでくれないのかとか聞いてくる所。リリアが好きなので仕方がないのかもしれませんが、ちょっとなあと思いました。
[一言]
お話は面白かったです…が、正直私は作者様程キャラ達に思い入れがないので、やっぱりカルロがしたことは許せないかなと思います。「今度は君を幸せに」の序盤のシーンを見て何を今更と思ってしまいますし。

リリアは「愛さない」と言っていても元は彼のことが好きだったので最終的には絆されたんでしょう。
ただ、こちらはそういう意味では好きではないのでしこりとして残ってしまっているかな、と。
私は元サヤが好きではないのですが、二人が再度結ばれる事に関しては納得はしています。割れ鍋に綴じ蓋という感じですが。
  • 投稿者: 藍鉄
  • 2024年 04月12日 09時25分
ご意見、ご感想ありがとうございます。

 仰る通り、数年間を一気に進めているので、リリアが余計単純に感じられたのかと思います。偏に私の力不足です。
 書かれていない空白の時間――リリアの苦悩やカルロの決意を如何に表現して見せるか。難しい所ではありますが、今後、試行錯誤を重ねていきたいと思います。

 はい。カルロはリリアを好きです。だからこそ、彼女に愛称を呼ばれて嬉しかった。その時点で彼はリリアが前世の記憶持ちだと確信していないこともあって、つい欲が出てしまった訳です。
 カルロの誠意が薄れて見えてしまっても仕方が無いのかもしれません。
 あまり快く思われなかったのなら申し訳ないです。

 一人ひとりのキャラクターの背景や性格、心情を考えながら物語を作成している(つもりです)ので、思い入れがやけに深いのは重々承知しております。
 カルロのしたことも、騙されたとはいえ簡単に許されていい行為ではありません。
 遠くでひっそりと彼女を守り続けるのも良いかとは思いましたが、作者の私としては、"戒め"としても彼自身の手でリリアを幸せにして欲しかったのです。決して同じ過ちを繰り返さないよう、自身が何をしたのか忘れることのないように。
 本当に大切であるのなら、今度はリリアを一生かけて幸せにして、無条件に信用し続けて、彼女の為なら身を投げ打つ覚悟を持って守り抜け、と。
 作中の刺される件はそこから来ています。
 説明下手でしたら申し訳ないです。

 お楽しみ頂けたようで嬉しい限りですが、藍鉄様にしこりが残る結果となって大変遺憾に思います。
 また短編などを書かせて頂く際、ずばっと振るタイプの方の話も創作する予定ですので、また機会があれば覗いて下されば幸いです。

 今回指摘して頂いた点を次回以降活かしていきたいと思います。
 両作品お読み頂きありがとうございました。
[一言]
タイトル詐欺なので元サヤタグつけてほしい。

カルロ話のほうを読んでも「だから?」としか言えない。
リリア話の1度目で「これから君を不幸にさせたりはしない」と言いながら、リリアのこと調べもせず放置であの結末。
やり直しで、遠くから手助けしてリリアの幸せを望むならまだしも早速会いに来てまとわりつくカルロにイラっとする。

他の人の返信で
>これで同じことを繰り返すようならそれまでです。

自殺まで追い込んだ側のカルロを許すリリアにも呆れるし
カルロはそのうちまた似たようなことやらかしてお互い悲惨なめにあい、もうやり直しせずあの世で別々に悔やみ嘆く展開のほうが2人にはお似合いかもしれませんね。





  • 投稿者: ひろ
  • 2024年 04月11日 00時40分
ご意見、ご感想ありがとうございます。
こちらの作品は色々考えさせられるように作っております。だから、賛否両論分かれることは理解しておりましたが、私なりの意見を書かせていただきます。

 いえ。こちらのタイトルは、初めの"リリアの心情"を書いたものであり、決してそのようなものではございません。

 結論に至るまでのリリアの『苦悩』が少しでも読者の皆様に伝わるように、深い意味を込めて付けたタイトルですので、申し訳ございませんが"タイトル詐欺"とのコメントは看過することは出来かねます。ひろ様に伝わらなかったようで残念です。
 苦しみは一生もので、なくなったように見えても、実はなくなることはありません。
 過去の思い出として一度しまい込むことは出来ても、似た状況にぶつかると、例え裏切っていなくてもその度に少しは"また繰り返すのかもしれない"と疑ってしまうものなのです。
 作中でリリアは"信じようとしている"とは書かれておりますが、実際には信じきれていないのかもしれません。けれども、何かにぶち当たらないとそれには気が付かないことでしょう。
 それは置いておいて、彼の1周目の後悔、2周目の行為をどう思うかはそれぞれです。単純に浅い人間だと思ったのであればそれまでであり、意見が変わることはないかと思われます。
 カルロ視点の話をお読み頂けたのなら、彼の決意はある程度見えてくるかと思います。
 百聞は一見にしかず。彼はリリアのことを信じたかったから聞き込み調査を行いました。けれども偽りから得られるものはありません。実際に目にして、直接体験したからこそ今度は同じことを繰り返さないでしょう。
 それでも繰り返すような者ならそれまでです。これは紛れもない私の意見です。
 けれども、彼は繰り返すことはありません。そもそも愛情が裏返って芽生えた嫌悪感でしたので。
 一度それが偽りだと知ってしまった上でもう一度騙されたのなら、それは愛があるとは言えません。彼女を『所有』することに意義を感じているだけです。
 人は時折、嫌なものから目を背けます。簡単に言ってしまえば、カルロがそうだった。だからこそあんなことが起こったのです。

 兎に角、初めのお言葉は、私自身、構想を練って作り上げた作品が全否定されたような気分になるだけでなく、こちらを楽しんで読んでくださった他の読者様の気分を害する恐れがございますので、お控えください。

 1度目、カルロが「これから君を不幸にさせたりはしない」は2度目の対比に繋がるように、敢えて入れております。だからどうした、となるかもしれませんが‥‥。
 カルロが一刻も早く会いに来たのは、リリアが過去を知らない(アルテミスが後に亡くなることを知らない)と思っているからであり、彼女の死を防ぐ=悲劇を未然に防ぐ為という解釈です。
 勿論、二度目こそは信じ抜いて幸せにすると決めてこその婚約打診もあるのでしょう。

"あの世で別々に悔やみ嘆く展開"は、本当に何も報われないので私から書くことはありません。

拙い文章になりますが、以上です。
ひろ様の趣向に合わなかったようで申し訳ないですが、最後までお読み頂いてありがとうございました。
[気になる点]
電気とか無い様な世界なので電話ではなく通信機とかのが良い様に思います。

ラミアが一体何者だったのかが気になります。

[一言]
騙されたれていたと言っても結局信じず裏切っているのにリリアはよく許した?な、と。

  • 投稿者: 金時
  • 2024年 04月08日 23時16分
ご意見、ご感想ありがとうございます。

 見直してみて、確かに書き方が紛らわしかったですね。盲点でした。
 ファンタジーを要素取り入れて『"光る石"で遠くにいる相手と会話する』こと=電話 として書いておりましたが、よくよく考えてみたら、電気的信号で会話することが電話だったので"通信"と、書き換えておきます。
 電気より火を使ったものが主流ですしね(汗)

 ラミアはアバンリッシュたちと同じ学園に通っていた貴族(訳あり)です。
 学園に入学する前から彼を愛していたようですが、彼はアルテミスと婚姻を結んでしまいました。
 色々とアバンリッシュに仕掛けるも、結局結婚は防げず、遂にはアルテミスに恨みを抱いて殺そうとした、と言う訳です。

 仰る通り、最終的にはリリアは彼を殆ど許していますよね。最初は避けようとしていましたが、母の命を救ってくれて、家族の仲を取り持ってくれて、何も聞かずに手助けしてくれて‥‥。
 記憶も持っていて、過去に苦しめられている。

 惨めだった過去の自分を見ているようで、だから、もう一度だけ信じてみようと思ったのではないでしょうか。
 これで同じことを繰り返すようならそれまでです。

 物語のラスト、今世で初めて口づけを交わしたのですが、あれはリリアが優位に立っているという示しでもあります。
 "今度は絶対に裏切らないで"という意味を込めています。
 単に結ばれただけだと言われてしまえばそれまでですが‥‥。

 両作品お読み頂いて嬉しい限りです。
[一言]
今度は貴方を愛さないってタイトル通りに頑張って欲しかった。
今度も愛してるやん。
という気持ちです。
  • 投稿者: のいん
  • 2024年 04月08日 15時52分
ご感想ありがとうございます。

 確かに、タイトルが回収されるのは序盤の話で、結局最後には「結ばれとるやーん!」って突っ込みたい感じになりますよね。
 最初は思いっきり振る展開にするのも有りかな、と思いもしたのですが‥‥‥リリアの性格上それは無しです。
 では、結ばれないで友達ルートも有りかな、となった訳ですが、裁きを一度は受けたカルロの決意も込めての結末にしました。

 確かに作者がリリアをどこの馬の骨かも知らない男にあげたくなかったのもありますが、試みとして、不思議な後味の残る作品に仕上げてみようかと思いました。
 
 もしお楽しみ頂けなかったのなら、私の未熟さ故です(泣)
 申し訳ございません。
 
 より一層楽しんで頂けるよう、試行錯誤を重ねて話を書いていこうかと思います。
[良い点]
難しいなぁ…改心して母親を助けてくれたり窮地を救ってくれたり、そして最後はリリアの冷遇を死ぬまで体験で、禊は済んでる気もする。結果的にリリアが前を向けるようになる道筋まで行けたから皇太子を応援したい気持ちはあるにはある…。
でもやはり、死に戻り前の世界でのやらかしが酷すぎて素直に応援ができないし、なんなら地獄に落としといて「リリアは記憶が無いかもだし婚約からスタートしよ!」みたいな接触からもう無理っていう気持ちもある…。

愛してるんだったら精神的にも虐待されてやや様子がおかしくなった婚約者の事を先ず心配したり相談に乗ったり、それこそここを問い詰めたりするのでは…?
いやいやでもでも悪魔のような人間が周到に騙して洗脳することは現実でも稀にあるからな…ここまで義母義妹が邪悪だと無理もないかもしれん…。

といった二律背反を抱えてしまい、中々に悩ましい読後感で楽しいです。
読み返す度に全く別のロジックパズルを解いているような気持ちになります(笑
  • 投稿者: ako
  • 2024年 04月08日 05時08分
ご感想ありがとうございます。

 結局はそこに至る訳ですよね。分かります。
 一度目に犯した罪は消えるものではないですし、リリアと添い遂げるつもりなのならば、それを一生かけて償って欲しいというのが個人的な見解です。

 ただ、反対に彼女を影で支える道もあったことは確かです。
 リリアが過去のことを知らなかったとしても、同じことを起こさせないようにしようはあったのかもしれません。
 でも、彼はそうしなかった。何かの期待があったのかもしれませんし、また別の考えがあったのか。

 ラミアの邪悪さには舌を巻きますが、"でも、騙されたでしょう?"とリリアが言ってしまえばそれまでです。
 仰る通り、一度目で最後まで信じてあげられなかったことは事実ですので。

 お楽しみ頂けたようで嬉しい限りです。
 色々と背景を考えてたり、カルロ視点のお話を読んでみることで、より内容に深みが増して面白いかと思いますよ。
[良い点]
回帰物で面白かったです。カルロがリリアに憑依とは、想定していませんでした。
[気になる点]
ラミアは、ただ後妻を狙っていただけ?愛人ではなかったのですね?
[一言]
面白かったです、ハピエンで良かったです。
  • 投稿者: なし
  • 50歳~59歳 女性
  • 2024年 04月07日 23時56分
感想ありがとうございます。

 途中まで読み進めて、カルロに何があったのだろう、と気になりますよね。
 それを予想しながらお楽しみ頂けたのでしたら幸いです。

 ラミアは愛人ではございません。但し、アルテミスたちとは同じ学園に通っておりました。つまり、顔見知りではあります。
 が、アバンリッシュを狙っていたのはそれより前なのかもしれません‥‥‥。
 愛人ではなくとも、彼と何かあったのは確実でしょう。

 何が彼女をあんなに歪めたのか、それは今の所、なし様のご想像にお任せさせて頂きますね。

 お読み頂いて嬉しい限りです。
[良い点]
一度目でカルロが身をもってリリアの痛みを知るところ。
[気になる点]
復讐のため、洗脳されたような状態のためかもしれませんが、双子の姉妹を殺すのがちょっと。
[一言]
公爵に執着するラミアの生活や状況がもう少しわかると深みが出るように思います。
  • 投稿者: みつみ
  • 2024年 04月07日 23時34分
ご意見、ご感想ありがとうございます。

 仰る通り、守るべき最後の家族を手に掛けてしまったことには後味が悪いかもしれません。
 ですが、その時のノーマは既に手遅れでした。
(ノーマがしていることを知っていたらアリーを見た時点で警戒していたでしょうから、リリアは知りませんでした)

 彼女は言わば"影"の見張り役で、怪しい行動をするメイドをラミアの命令通り密かに殺し続けてきました。
 最初は人殺しに賛同しなかったことでしょう。自分が同じことを他の人にしたくない、と。
 が、やらなければ復讐を成し遂げることも出来ない。
 やるかやらないか。その二択を彼女は取ってしまったのです。

 アリーがリリアを気にかけていることは当然知っていたことでしょう。
 が、手を出さなかった。
 唯一の家族だからなのも無論ありますが、これまで直接的にリリアに接触することがなかったからです。
 出したくなかった。これが本心でしょう。

 だから、アリーを殺害する時、なるべく苦しまないよう後ろからひっそりと、即死させたのです。苦々しい表情を浮かべて。
 絶対にやってはいけないことだったのに。

 ノーマはきっと、既に心が壊れかけていたのです。無関係な人を、殺して、殺して‥‥‥‥、辿り着いた先があの結果です。

 背負うものがなくなった彼女に躊躇いはなく、残りは淡々と復讐を果たすだけです。
 けれども、復讐を終えたところで彼女には何も残りません。ノーマの結末は、アリーを手に掛けた時点で決まっているのでしょうね。

 確かに、ラミアについての過去や生活感などあまり触れていないですよね。どんな状況に立っているのかも。
 詰めが甘かったことに、反省しております。

 より物語を楽しんで貰えますよう、今後の作品づくりに是非とも取り入れさせて頂きますね。

 両作品お読み下さって嬉しい限りです。
[一言]
なぜラミアがそうなったんだろ?
  • 投稿者: みかん
  • 2024年 04月07日 12時04分
お読み頂きありがとうございます。

 確かに、ラミアの醜悪さや執着心などは何処から出てきたのか、気になるところですよね。

 もしかすると過去にアバンリッシュが彼女を"何かから"救い出してくれたのかも‥‥‥。
 彼女の人格が破綻しているのはその"何か"に起因しているのかもしれませんね。
 ラミアの自分勝手さは本来の性格の部分もあるでしょうが‥‥‥。

曖昧な答えで申し訳ございません(汗)
[良い点]
王太子編と合わせてジグゾーパズルがはまるように事実が明らかになっていく構成
リリアが幸せになれそうなラスト
[気になる点]
男爵の身で公爵夫人と令嬢を害そうとした義母は尊厳ある処刑で大大大温情というレベルなので、リリアが望んだとしても終身刑はちょっとあり得ないかなと。
義妹も作品中特に義母の教育や環境の被害者には見えず、むしろ根っからの悪人に見えたので修道院で更生するのかなあと。
そうするとノーマも厳罰に処さなければいけないのでバランスが難しいですが。
[一言]
義母や義妹、使用人らのように直接的にリリアに危害を加えたわけではありませんが、彼女が虐待される環境を形成した両親や王太子の評価は読む人によって分かれるかなと。
王太子はまだしも両親は何の禊もせずに救われる展開ですし、少なくとも父親には「お前もざまあ対象じゃい!」と思ってしまいます(笑)

一周目のリリアが苦しんだ事がなかったことされているように感じられるのが正直なところですが、今幸せならそれでいいのかも^^;
ご感想ありがとうございます。

 ラミアについてですが、彼女の今世での罪状は最低でも
 "ノーマとアリーの両親殺害(教唆)"
 "公爵家の名前を偽ったこと(貴族社会ではタブー)"
 "公爵夫人殺害未遂(教唆)"
 です。人を少なくともふたり自分勝手な理由で手にかけている訳です。
 これ程の悪女が他に何もしていない筈はなく。
 家に立ち入り調査をすると、隠蔽されていた綻びが出てきたという流れです。

 終身刑はリリアが望んだ、というより裁判で妥当であると結論付けられた訳です。
 アナの孤児院送りは関与しておりますが。

 勿論、これでアナが更生せず、リリアたちのもとに再来するようなら、その時は修道院送りか、最悪厳罰でしょう。
 が、少なくともまだ何もしていない訳なので、孤児院送りという結論を下しました。
 嫌な話、引き取り元が現れて、後々リリアに難癖つけてくるのかもしれません。学園で再開するのかも?
 ‥‥それはひまわりの種様のご想像にお任せさせて頂きますね。

 アルテミスは一種の被害者ですので何とも言えませんが、アバンリッシュについては私としても同情の余地なしです。
 イタリア語の発声で"情けない"という意味の名前を付けていますが、本当にその通り情けなさすぎる父親ですね。
 通り越してもはや"人間として終わっている"と思われる方も多くいらっしゃることでしょう。

 愛している癖してアルテミスを後ろめたさから蔑ろにし、勝手に誤解して、リリアを他の子だと思い込む愚かさ。
 というか、アルテミスはリリアにきちんと謝っていますが、彼はその場では曖昧にして、実は後日遅れて謝っていますから。
 誠意の違いが見て取れます。
 今後リリアと彼の仲は親密にはならないことでしょう。
 彼女の認識として、実の父以外の何者でもないので。前ループでリリアを見て見ぬ振りしていた訳ですし。

 が、彼を今ざまぁしてしまうと公爵家の地位が危ぶまれてしまいます‥‥‥。
 今ループで特に目立った罪を犯してはないですし、カルロがいるとはいえ、周囲貴族の目もあるので(汗)

 リリアの苦しみは決してなくなってはいませんが、それでも前に進もうという彼女なりの決心があった訳です。
 二周目では過去のことから目を背けず、アルテミスを助けてラミアと決着をつける意志をリリアは持っていました。

 ですが、そのように感じてしまったのは私の力不足ゆえなので、もっと上手く文章が書けるよう努力して参ります。

 お読み下さって嬉しい限りです。
[一言]
加害者たちに甘い!甘すぎる!!とは思うものの、一周目の記憶を引き継いだ主人公がまともな精神状態とも思えないから、変に新しい人とまた裏切られるかもしれない恋愛するよりは傷を知っている王子の方がマシかも。

主人公に大いに感情移入したり、書かれていない部分をそれぞれ推察したりと良いお話でした!
  • 投稿者: feles
  • 2024年 04月06日 09時34分
ご感想ありがとうございます。

 はい。仰る通り加害者たちに甘い面はあるとは思います。ですが、ラミアやノーマは兎も角、アナは前ループと違いリリアに特に何もしていないので、厳罰を課せることなどそもそも出来ない訳です。
 嫌な話、アナが更生せずに再来したら話は別ですが。

 加えて、アバンリッシュに同情の余地はありませんが、アルテミスもある種の被害者なのです。
 アルテミスから見たら、政略結婚だからアバンリッシュからの愛などはなく、義務的に初夜を過ごしたのだろう、と思っていました。
 その結果、関係が拗れてしまい、リリアへの接し方を間違えてしまった訳です。
 今となって、事実を知った彼女は深く後悔し、自分がされたら嫌なことに気づけたので、これからはきちんと彼女を見てくれることでしょう。

 前ループで、リリアは監視されていた為に、カルロに言葉で伝えることが出来ませんでした。
 それでも最後まで信じてあげて欲しかった所ではありますが。

 当時のカルロにとって最大の罰は、彼自身がリリア本人に憑依した事であると個人的には思っております。
 事実を実際に体験することで、如何に彼が愚かな仕打ちを彼女にしたのか。それに気が付くことが出来たことでしょう。

 "愛"が"嫌悪"に変わったきっかけそのものが、偽りだった訳で。彼は一体どう感じたことでしょうね。
 カルロにとって、これ程の絶望は他にないかと。

 だからこそ、これから生涯を掛けて彼女を愛し続けて欲しいものです。(今度繰り返すようなら捨てて良い)


 楽しめて頂けたようで嬉しい限りです。
1 2 Next >> 
↑ページトップへ