感想一覧

一軒ずつずれる、とか、簡単に言っちゃうあたりが、さすが上の人！

ここまでもずっと気になってたけど、高貴な方々やある程度お歳を召された方々、最低限の教育を（主人公含む）受けてきた方々が、「だよねー！」とか「〇〇じゃねーの～？」みたいなアホの象徴の如き言葉遣いをするのが凄い違和感。

タイトル回収ですね。ナーロッパの貴族社会（特に令嬢）はデストピアもよいところなので、最後の主人公の呟きには同意します。ですが、それも都会の裕福な商人や才能ある技師だから言えることなのかも……。奴隷や食い詰めて土地を捨てた農民や親に売られた娼婦なんかもいる世界みたいですしね

ヒロイン（ヒドイン？）に会ってしまったけど、
まぁ結果オーライの終わり方だね。

保護観察処分の娘
「ヒドインって何よー！！」

そこ、そういうところだよ。主人公に言われたよね、
高望みしないって。

ニック？主人公の名はさ、『ミック』だったよね。
つまりは、ロクに名前すら覚えて無いという事か。

カラカル√…かはさておき(ありだと思います!)、気苦労の多い学生生活から解放され爽やかロードムービー行商人エンドで晴れ晴れとした笑顔のエンディングで楽しかったです。

でもこれ、一年後の公爵令嬢の結婚式のために一時帰国する頃には実家叙爵されて貴族になっちゃってる可能性あるのでは。

交流の無かった島国諸国との間に有益な交易ルートを見出し、島主との顔繋ぎが出来た爺ちゃんは国としても抱え込みたい立志伝級の人だし、叙爵の一番の懸念材料だったであろう曽祖父の排除も完了済。
婚姻・婚約という繊細な問題で、予期せぬ形で平民などに借りを作ってしまった令嬢のパパたち貴族当主の何かおさまりの悪い感情も、叙爵の時にそれとなく後押ししてやる姿勢を示すことで上手く貴族側の貸しとして相殺できる。
予想外にいいとこに婿入りしてしまった友人たちも、令嬢方も、たぶん彼が貴族になることを悪気なく願ってしまうと思うので、気楽な暮らしは短いかもしれない 笑

カラカルと旅に行くのかな？と思ってたらそうなったのでラストが爽快で良かった〜！このままどうすんの？？って心配になる展開だったので…
目的の国についてカラカルを置いてからの行商の旅も面白そうですね！
もっと年取って経験を積んでからでいいから、本当に好きになった人と人生を共に歩めると事を願ってやみません。男でも女でも人間じゃなくてもいいよ〜！！

兄の嫁候補の皆さん普通に商売人になりそう…！！接客に目覚めた女子マジで無敵だかんな…強い…初期の足の引っ張り合いにも巻き込まれず残った気合の入ってる娘さん達ですものね。
友人たちが顔見せに来てくれて、ちょっとお金のあるうちの子が買ってくれるのって凄いですよね。人脈ってこういうことか〜〜！！学校は最大の人脈作りの場所なのでそれが使えない奴は商人じゃない！という言葉、昔聞いたことあるのを思い出しました。もうホントにあー面白い！と言うしかない感じ…

あざといマニュアルは現代でも高級な夜のお店の皆様が使うテクですから、そりゃ効くでしょうなぁ……
王様も王妃様に上目遣いでお願いされて何か買わされちゃったのかぁ……土地とか城とか屋敷とかじゃないとイイデスネ…
それにしても一等地の端に出店とは…！三代で化ける家になれてよかったね……！！

本当に良かったねニア…！！こんな場所でお相手として顔出しされたらこの先の人生真っ暗だし、少なくともこの国で貴族として生きていくのは相当の鋼メンタルでないと…。あそこで冷静になってなければ…と思ったら恐怖でチビるレベルですものね。周りの友達たちもゾーッとしただろうな……