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[一言]
深く深くいい作品はないかと漁ってたら……
いやぁ、凄い面白くてドキドキな作品を見つけられました!
一気読みで大満足です!
さて、夫視点を読みにいきますかね。
  • 投稿者: 鯉宅
  • 2014年 11月28日 17時54分
[良い点]
可愛らしい奥様と無口だけど頼りになる旦那様の話です。奥様の口調から感じる雰囲気がなんとも可愛らしい。暖かい気分になれました。
[良い点]
ニヤニヤしながら読ませていただきました。

初めて見る設定に興味をもち読み始めたのですが、すごい作品だと思いました!

ホノボノな話から始まったため話にのめりやすく、『旦那さま』『友人』と名前を使わずにいたので「このキャラクターって誰だっけ?」ってならなかったので読みやすく感じました。

ギリギリまで「なぜ?」の説明をせずにいたため、主人公の不思議な行動を読んでいて推理小説を読んでいるような気持ちにもなりました。

離縁の決意、そして夫改造計画、夫に対しての感情…この作品は「なぜ?」と思うことが多くありましたが、読み進めていってスッキリしました。よく考えられて作られた作品だと思います。

長文で、もしかしたらネタバレとなっているような文章になってしまいすみません。
  • 投稿者: 風鈴
  • 女性
  • 2012年 05月19日 23時04分
慈真 さま

こんにちは!おこたです。
感想ありがとうございました!
返信が遅くなってしまってすみませんっ(謝)

おおっ、にやにやしながら読んでいただけましたかっ!(喜)
このお話は物語の種として短編で投稿する予定だったものなのですが、そう言っていただけると連載にしてよかったなぁ、ってしみじみ思います。
物語にあまり関係ない設定にこだわり過ぎてしまっていた部分もあって反省点もたくさんあるのですが、楽しんでいただけたなら、本当に嬉しいです!(幸)

小話集と夫視点も、カメさんなおこたらしく、少しずつ更新していこうと思っていますのでまた是非、お付き合いください♪

おこた

※感想のお礼に、小話を一つ。時間軸は夫のないない尽くしが始まってしばらくたったあたりです。楽しんでいただけるといいなぁ、と願いつつ。↓


---


妻が投石練習してみたら


 私なんだか最近、運動不足な気がします。
 最近と言うか、結婚してからですね。
 夫になった方は、あまり私を外に出させたくないようで、洗濯物を干したり、家庭菜園の手入れをすることもなんとなく嫌そうにしている気がします。
 まぁ夫は無表情が基本な方ですので、あくまでなんとなく、なんですけどね。

 お散歩やハイキングへも行っていませんし、買い物や水汲みも夫が全部やってくれているので、ほとんど体を動かしていません。

 ・・・最近、お腹と二の腕がとっても柔らかいんですよね。

 こ、このままじゃマズイです!
 ただでさえでも、柔らかなお肉がつきやすくて硬いお肉がつきにくい体質なのに、これ以上貴重な筋肉を減らして柔らかお肉を増やすわけにはいきません!

 早速、動きやすい服装に着替えて、軽く準備運動をしておきます。あ、体も硬くなってますね。前はぺったりと床にくっつけたのに、ちょっと浮いてしまっています。
 念入りに柔軟運動をして外に出て、道から少し外れたところに落ちている石をなるべくたくさん拾って、家の扉の前に戻ります。うん、これくらいの外出なら夫も大目にみてくれるでしょう。

 拾って来た石を手にとって感触を確かめつつ、的を探します。あ、あの木の幹の模様がいい感じですね。あれにしましょう!

 思いっきり振りかぶって投げると、狙った場所に綺麗にあたりました。
 うん、いい感じです!
 でも、やっぱりちょっと体がなまっているようです。なんとなくキレがないですし、威力もそんなにありませんし。

 時々肩を回しながら何個も石を投げていると、だんだん的が近く、大きくなって来るような気がます。

 最後の一個も、綺麗に的の中心に決まりました!

 よっしゃっ!
 絶好調ですっ!
 片腕をあげてぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいた、その時。

「いい腕だ」

 飛び跳ねている最中に予想外の近さから夫の低い声を聞いて、驚き体制を崩してしまった私は。

 ・・・足、捻りました。




 イタイです。
 何がイタイって、もちろん捻ってしまった足首も痛いのですが、それ以上に夫の呆れた視線が非常に痛いですっ!

 まさか、お昼ご飯の後に出かけた夫が忘れ物をして戻って来るなんて。
 しかも、石投げに集中しすぎていて、夫が帰って来た姿も目に入っていませんでしたし。

 結局あの後、夫の手を借りて家の中に移動し、手当てして貰ったのですが。
 かなりしっかりと捻ってしまったらしく、みるみるうちに腫れていき、少しも足が動かせない状態になってしまった私をみて、夫は午後のお仕事は他の人に代わってもらったそうです。

 ・・・ううう、ご迷惑をおかけしてすみません。

 家のことを一通りやってくれた夫は、長椅子の上で猛省している私に、温かな飲み物を作ってくれました。あ、美味しい。

「これ、何が入ってるんですか?」

 凄くいい香りで、さっぱりとした後味で、少し酸味があります。
 夫はいくつかの食材の名前を教えてくれたのですが、どれも聞いた事がない物です。後で友人に聞いてみましょう。

「・・・いつも投石を?」

 珍しく夫の方から話題を振ってきてくれました!
 夫になった人は基本的に無口なようで、滅多に話掛けて来てくれることがないので、驚いて一瞬息を飲んでしまいました。
 いやいや、驚いている場合じゃないですよ!
 せっかく夫が話題を振ってくれたんですから、ここは楽しい会話で盛り上げなくては!

「あ、いえ、いつもと言うわけでは・・・」

 って、全く盛り上がれないような返事をしてどうするんですか、私っ!?

「あ、あのっ、子供の頃、家の近くに渓谷があって、そこに投げた石が入ると願い事が叶うっていう穴があったんです。それで、物凄く練習したんですよ!」

 慌ててつけたしたのですが、そちらも、へぇ、で終わってしまう内容でした。
 ・・・いまからちょっと、友人のところで会話術の勉強をしてきてもいいでしょうか?

 自分の会話運びの下手さに打ちひしがれていると、その時、奇跡が起きました!

「・・・叶ったか?」

 夫が、会話を続けてくれましたっ!!
 結婚してから、二言以上会話が続いたのって、これが初めてですよ!?

 えーと、叶ったか、というのは、願い事のことですよね。
 慌てずに、落ち着いて。会話が続くような上手な返事をするんですよ、私!

「はい、叶いました!」

 なのに口をついて出てきたのは、なぜか妙に元気な返事だけ。夫はそうか、と一つ頷き。
 会話が、終了してしまいました。


 ・・・とりあえず。
 友人への弟子入り、決定です。



---



思い込んだら一直線な妻は、きっとものすごく練習したんだろうなぁ、と。
子供の頃の妻の願いが、どんな願い事だったのかは、また別の機会に。

[良い点]
・個性豊かな登場人物の描写。特にヒロインが弱そうに見えて、実は思慮深く行動力もあり、しっかり者な点が好みでした。
・異世界の話だと途中まで思わせておいて、実は…というちょっと意外な真相を流れるように上手くつなぎ合わせた展開
・ウーマのかわいらしさ
[気になる点]
・登場人物の呼称が安定しない。
「妻」「夫」呼びは、妻の元の世界での所属や人種を読者の想像に任せる効果はあると思います。
ですが、名前の出てきた周辺人物を場面場面で異なる呼び方をするのは混乱しました。
(例:レイン=レイン、友人。自警団の面々=夫の友人、夫の同僚。ウーマ=馬、馬もどき、ウーマさんなど)
特にレインの元夫は「レインの」という言葉が度々抜けて「元夫」となっているので、ヒロインの前夫?と読み違えかけました。またヒロインが離婚した、と思った時点で「夫」は「元夫」になっているわけですから、この元夫はどっちのこと?と一瞬思いました。
特に意味のない呼び方の場合は、統一した方がいいのではないかと思います。
・謎のままのクライマックス
ヒロインが何かを解決しようとしてお祭りに臨むのは読み取れましたが、クライマックスの対決シーンでも彼女が何をしたいのか、何をしたのかが分からないままでした。
成功した後で「実はこれこれこういう事情でした」と明かされましたが、一番の盛り上がり所の対決シーンなのにヒロインに感情移入できず(目的不明のため)、単なる傍観者視点でしか物語に入り込めないのは残念でした。
もう少し読者に事情を明かしておいた方が、物語として盛り上がったと思います。
[一言]
完結おめでとうございます。

更新を楽しみにしていました。夫編も楽しみにしています。
  • 投稿者: さわ
  • 2012年 01月14日 19時10分
さわ さま

初めまして、おこたと申します。
感想ありがとうございました!

主人公、好みでしたか!(嬉)
登場人物はウーマさんを始め、かなり濃いめのキャラが多い物語になっております(苦笑)

登場人物の呼称は、やっぱり混乱させてしまいましたよね(反省)

最初の設定で、「妻は他の人を心の中で『ハムの人』(古っ)的な呼び方をしている」というどーでもいい特徴を人物メモに書いていたので、それにこだわり過ぎてしまったかもしれません(滝汗)

他の方からも同じ意見を頂いていますので、夫視点が終了したら全体的に少し修正をかけさせて頂きますね。

夫視点では、呼称は基本的にひとつで進めますので少しは読みやすくなるかな、と思います!

対決シーンも、お祭り本番前にもう少し妻とレインのやり取りや、賢妻との会話の中で種明かししていた方が感情移入しやすかったかも・・・。

次に長編の物語を作る時には、参考にさせて頂きますね!

夫視点も頑張ってパチパチ打ち込んで行きますので、もし良かったらまた読みに来て頂けると嬉しいです♪


おこた


※感想のお礼にひとつ小話を作ってみました!楽しんで頂けるといいなぁと願いつつ・・・↓
 時系列は、全ての物語終了後です。


―――

似たもの夫婦


※全ての物語完結後の小話ですので、全てのカップルがハッピーエンドを迎えた後、という設定です。


 今日は、久しぶりに友人が家に遊びに来てくれました!

 いつも二人で合う時は夫は居ないのですが、今日はたまたま予定が別の日になったとかで、今日は初めて三人でお茶をしています。

 円卓を囲んで、私の目の前に並んで座る友人と夫。
 なんだか、ものすごく貴重な光景ですよね、これって!?
 確かに最近、夫がそれほど友人に対して警戒していないようなので、いつかこういう光景も当たり前のことになってくるのかもしれませんね。

 ちょっとどきどきしながら友人との会話を楽しんでいると、話が、夫婦は似てくるものらしい、という話題になりました。

「私の顧客の老夫婦なんだけどね、魂の双子かと思うほど、よく似ているんだよ」

 なにをするにも一緒の仲良し老夫婦だそうで、食べ物の好みから色の好み、物事の考え方もよく似ていて、二人の息のあった会話は傍で聞いていて非常に小気味いいのだそうです。

「長年同じものを食べて、同じものを見て、同じことをして生きてきたんだから、似てくるのも当たり前なのかもしれないね」

 どこかうらやましそうな響きの声に、思わずちょっと首を傾げてしまいました。

「レインとグレインさんも似ていると思いますよ?」

 それなのに、どうしてそんなにうらやましそうなのでしょうか? 確かに一緒に暮らしている期間は、まだ短いのですが、そうだとしても二人はよく似ていると思います。
 それに。

「最近気づいたんですけど、レインが男装しているときって、グレインさんの言動を真似ていますよね?」
「・・・鈍そうに見えて時々意外と鋭いよね、君は」

 もちろんそのまま真似たのでは客商売には向かないので、もっと愛想よく、女性心をくすぐるようなアレンジをしているみたいですが、基本にしているのは間違いありません。
 そういうと、友人はどこか呆れたような目を向けてきますが、ほっぺたがちょっと赤くなっています。

「そういえば、ミリディアさんもヴォルフさんと似てますし、エーファさんも最近フィリウスさんに似てきましたよね」

 ちらり、と夫に視線を向けると、静かにお茶を飲んでいます。
 私たちはあまり似ている部分が無いですよね。
 ・・・なんだか、他の皆さんがちょっとうらやましくなってきました。

「そういう君だって似てきてると思うけど」
「そうですか?」

 私の内心を読み取ったのか、友人が苦笑しながら言ってきました。
 どこが似ているんでしょう?
 性格はもちろん似ていませんし、外見は言わずもがな。好きな食べ物も結構違いますし、趣味も全く違います。

 ・・・こうやって考えると、共通点があまり無い気がしてきました。
 それって夫婦的にどうなんでしょう!?
 いや、でもまだ数年ですし、これからって可能性も・・・とぐるぐる悩んでいると、夫がちょっと首を傾げました。

 ・・・どうやら夫も似ている部分を捜して、見つからなかったようです。
 つい、似てますかね? と夫に視線で尋ねると、わからない、という視線が返ってきました。

 どこが似ているんでしょう?
 と、疑問を込めて友人を見ると、友人はお茶に口をつけながら、さらに苦笑を深くしていました。

「あのね。いっておくけど、視線だけで会話されても私には分からないからね? 本当に似たもの夫婦だよ、君達は」

 そういえば、今の会話、全然声に出していませんでしたっけ。無意識のうちに夫と視線で会話をしてしまっていたようです。
 思わず夫の方を見ると、友人の言葉に何故かものすごく夫が誇らしげな表情をしていました。なんだか、とっても嬉しそうに見えます。

 それからしばらく夫は非常に機嫌が良く、なんだかんだで視線だけでの会話をしたがることが増えました。
 ある意味会話が増えているといえなくも無いのですが。

 ・・・私まで、無口になってしまいそうです。


[良い点]
離縁、という重くなりがちなテーマを明るく楽しく書いているところ。
作者様の登場人物への愛が伝わってきます
[気になる点]
多くの読者の方々を悶死させるところ
[一言]
旦那さまー?立てないくらいの怪我してるのに妻を妻にしちゃったんですか~?(にやにや)

はじめまして、おこた様。
妻視点完結おめでとうございます&お疲れ様でした!
本編でにやにや、返信小話でにやにやと楽しませてもらってます。
終盤から夫がおしゃべりくまさんになってますねー
きっと妻への愛情表現もさらに増えるんでしょうね。

他の夫婦も個性的で面白いです!元夫がまだ夫なのは驚きました。

ところで年齢は決まってますか?なんとなくですが、奥さまは17~19、レインは19~21、旦那さまは26~というイメージがあります。

夫視点楽しみにしてます。私も月旅行の際はぜひ同行させてください(笑)
  • 投稿者: 優花
  • 女性
  • 2011年 12月09日 21時54分

優花さま

初めまして、おこたと申します。
感想ありがとうございました! そして、返信がものっそ遅くなってしまって、すみません!(土下座)

妻視点、無事に完結できました!

旦那さま、本当になにしてくれちゃってるんでしょうね、ふふふ(遠い目)
いや、止めたんですよ? おこたは、全力で止めたんですよっ!? でも、走り出した夫は止められず・・・(泣)

夫の成敗をウーマさんにお願いしたいとちょっと思ってしまう今日この頃です(苦笑)

まぁ、ずっと我慢と生殺しを繰り返してきたので、妻から告白されちゃったら、そりゃ止まれないかな、とも思ったり。

じっと忍耐に忍耐を重ねていた無口なクマさんは、解禁と同時に嬉しすぎておしゃべりクマさんに変貌を遂げてしまったようです(笑)

他の夫妻もとっても濃いメンバーが揃ってますが、何気にそういえばまだエーファとフィリウスの物語の一部が全然出ていないことに先ほど気付いたので、後で何かの小話を作ってみようかと。

メンバーの年齢は一応決めてあります(←一応?)
が、あえて出さずにいようかな、と。おこたの個人的な嗜好なのですが、物語中に年齢表記が無いほうが、あれこれ想像できて好きだったりするので(笑)

夫視点、楽しみにしてくださってありがとうございます!
月面旅行までご同行いただけますかっ!(嬉)

のんびりゆっくり更新になりますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです♪

※感想の御礼小話に、ボウドゥ牧場に行こう!のウーマさん視点を作ってみました。ウーマさんってば・・・と生暖かく見守っていただけるといいなぁ、と思いつつ↓


―――

ボウドゥ牧場に行こう!(ウーマさん視点 その①)


 相棒がおかしなことを言い出した。
 大好きな人のために新しいボウドゥを捜す、って。

 最近、僕たちは頻繁に狩りに出ていて、時々、丸一日かかってしまうこともあった。
 それでも、大好きな人を一人ぼっちにしないためにも、僕らは一日以上かかる獲物は他の獣に任せるようにしているんだけど、もうすぐ、獲物が一気に活発に動き出す星消えが始まるから、この時期だけは、僕たちもでなきゃいけない。

 何日かかるのか、何度出なきゃいけないのかわからないし、大好きな人を一人ぼっちにさせるのは、僕もものすごく心配だよ?

 でもさ。
 なにも新しいボウドゥを捜さなくてもいいんじゃない!?

 僕たちが留守の間は友達の家に行ってもらったり、来てもらえばいいじゃないか、と思うんだけど、思ったんだけど・・・ダメだよね、相棒の場合・・・。

 大好きな人に関しては、心が狭すぎるくらい、狭いんだよね、相棒。

 がっくり項垂れながら、じゃぁ、せめて大好きな人を守れるだけのボウドゥを僕が見つけ出してあげるっ! と心に決めて、ボウドゥ牧場に来たんだけど。

 ここには、ふさわしいのが居ないみたいだ。

 大好きな人が乗るから、出来るだけ小柄でおとなしい性格がいいと思って相棒もこの牧場を選んだと思うんだけど、体格同様、気が弱すぎて、話にならない。

 大好きな人が触れようとするたびに、後ろからほんの少しにらみつけるだけで、怯えて下がっていってしまう。
 手加減している僕でさえこの有様じゃ、相棒の冷たい視線に耐えられるわけが無いよね。

 だって、僕らが出かけている間中、大好きな人を独り占めする相手だよ? 相棒が嫉妬しないわけが無いし。

 大好きな人が落ち込んで柵に手を着いて項垂れているのを、ものすごく気にしているのに、誰もよってこようとしない。

 ああ、ごめんね? あなたのせいじゃないから、気にしちゃ、だめだよ?

 鼻先を寄せると、嬉しそうに僕に抱きついてきてくれる大好きな人。
 それをうらやましそうに遠くから見ている牧場のボウドゥたちに、ふふん、と鼻で笑ってやる。

 どうだ、うらやましいだろう!

 それにしても、やっぱり、温室育ちのボウドゥじゃだめかな。
 ちょっと気性が荒くなってしまうけど、僕と同じ元は野生のボウドゥじゃないと、相棒の嫉妬には耐えられ・・・野生でも、耐えられるの、かな?

 ちょうど、話が終わってこちらに向かってくる相棒が、大好きな人が僕に抱きつきながら落ち込んでいるのを見て、いきなり不機嫌になった途端、気の弱い牧場のボウドゥたちはさっと逃げていってしまった。

 ・・・僕もちょっと逃げたいかも。

 冷や汗を流す僕から大好きな人を引き剥がして自分の腕に囲った相棒は、どこか凶暴な視線で周囲を見回し、まだ残っていた牧場のボウドゥがさらに数を減らし。

 それを見て、大好きな人が悲しそうな顔をしているのを慰めようと、さらに抱きしめているみたいなんだけど。

 ・・・それ、相棒のせいだからね?



[一言]
はじめまして、こんにちはm(_ _)m

妻視点の完結お疲れさまです。
かなり早い段階から愛読していて、更新されるたび夫の独占欲と妻の鈍感言動に悶えておりました(笑)
もちろん、小話もコンプリート済みw

いつも更新も楽しみにしてます。
それでは、寒暖の差が激しいこの頃ですので、ご自愛しつつ執筆頑張ってください♪
  • 投稿者: 浮夢
  • 2011年 12月03日 12時08分
浮夢さま

初めまして、おこたと申します。
こんにちは!そして、感想の返信がものすごく遅くなってしまって、申し訳ございませんっ!(土下座)

妻視点、皆様のおかげで無事に完結することが出来ました!
おお、かなり早い段階から読んでいただけていたんですね、ありがとうございますっ!!(嬉)

しかも小話もコンプリート済み!?
内容がばらばらなので、おこたの気まぐれのままにUPしているので、読むのがたいへんだったんじゃないかなぁ、と思ったり・・・。

それから、今気付いたのですが、何気に小話が本編以上の数になっていますね。
本編以上の話数の小話って・・・(汗)

これからはのんびりゆっくり更新になりますが、ぜひまた読みに来ていただけると嬉しいです♪


※というわけで、けろけろさまの感想小話のお礼のボウドゥ牧場の続きの小話を作ってみました。仲間が増えました♪↓


―――

ボウドゥ牧場に行こう!(妻視点 ②)



 それにしても、みんな何処かにいっちゃいましたし、残っている馬達もみんな私たちから離れたそうにしていますし、この牧場には私たちの家族になってもらえる子はいないのかもしれません。

 ちょっと落ち込んでいると、ウーマさんが、びくり、と大きく震えました。

 何だろう、と思って見ると、じっと放牧場の隅っこにいる薄茶色の馬を見ています。
 薄茶色の馬は怯えた様子もなく、真っすぐにこちらを、ウーマさんを見ているようです。
 どことなく優しい顔立ちをしていて、体もウーマさんの3分の1ほどの大きさなので、たぶん、女の子でしょうか?

 興味を持ってこちらを見ているような気がするのですが、ウーマさんほどはっきりと意思を読み取ることが出来ません。
 やっぱりウーマさんみたいに、ほとんどの感情や意思が伝わってくる方が珍しいんですよね。

 ウーマさんは、じっと薄茶色の馬を見ています。
 物凄く、食い入るように見ています、まだ見ています、さらに見ていますって見過ぎじゃないですか!?

 薄茶色の馬も見られ過ぎ、と思ったのか、ちょっと視線を外しました。

 うんうん。あまりじっと見られると困るんですよね。
 視線が合ったままだと、気恥ずかしくなってきますし、喧嘩腰だと思われても困りますし。でも、こちらが視線を外しても、相手にずっと見られると、なんと言うか、非常に居心地が悪いんですよね。

 妙に薄茶色の馬に親近感を覚えていると、ウーマさんがおもむろに少し後ろに下がり、勢いをつけて柵を飛び越えました。

 え。
 勝手に放牧場に入っちゃっていいんですか!?

 牧場主さんに怒られるのでは、と思ったら、離れた場所で、どこか必死な顔をしながらウーマさんを見ていました。
 どうやら、別に放牧場に入っても大丈夫なようですね、良かった。

 ほっとしてウーマさんに視線を戻すと、薄茶色の馬にゆっくりと慎重に近づいていきます。薄茶色の馬も、不思議そうにウーマさんを見ています。

 あれ?
 ・・・そういえば、これって、もしかして?

 ウーマさんが更に近づこうとすると、戸惑うように下がってしまう薄茶色の馬。それ以上近づけないのか、じっと熱い視線で見つめるウーマさん。

 私は思わず、お腹にある夫の腕を強く掴んでしまいました。

 やっぱりもしかして、ウーマさん、一目惚れですかっ!?

 いや、まさか、でも、と思いつつなぜか息を潜めて二頭を見守っていると、ウーマさんがゆっくりと首を伸ばしてたてがみに触れようとします。
 薄茶色の馬は、まるで恥ずかしがるように、またちょっと下がってしまいました。
 ぴたりと動きを止めて、開いてしまった距離を悲しげに見つめるウーマさん。その目の切なさといったらもう。

 うあぁぁっ、もうこれは確実です、確実にウーマさんが恋しちゃってますっ!
 こ、これからどうなるのでしょうか!?

 どうやらお相手は警戒してしまっているようですし、ウーマさんもどうすればいいのか困っているようです。
 それにしても、こうして二頭が並ぶと体格差が際立ちますね。この子もがっしりしているとはいえ、ウーマさんと比べると、かなり華奢に見えてしまいます。

 これからウーマさんがどう出るのか、夫の腕の中から息を詰めて見守っていると、薄茶色の馬が戸惑うように辺りに視線を流し、一瞬私と目があいました。

 そのまま驚いたように固まってしまった薄茶色の馬に、ここぞとばかりに距離を詰めたウーマさんが、何か話すように小さくいななきます。
 話が決まったのか、二頭が仲良く並んでこちらに向かって来ました。

 私のほぼ正面に立つと、じっと私を見つめてきます。何かを確かめているような、そんな視線です。おなかがすいているのでしょうか?

 ・・・今日はハチミツパン、持ってきていないんですが。

 薄茶色の馬越しに見えるウーマさんに視線を向けると、ウーマさんが、僕じゃなくてそっちに集中! と必死な目で訴えかけてきました。

 やっぱり、ウーマさんの意思はかなり伝わってきます。
 目の前に集中、ですね。了解です!

 促されるまま、何かを探すような真っ黒な大きな瞳を見ていると、ふと、ひとつの名前が思い浮かんできました。

「えっと、・・・エイリー、さん?」

 なんとなく、この子にはこの名前がぴったりな気がして、気がつくと声に出して呼びかけていました。
 すると、どうでしょう。
 薄茶色の馬の大きな瞳が嬉しさを爆発させたように煌き、いきなり私の髪の毛をはむはむと齧り始めました。

 いったい、なにが起きているのでしょうか?

 なんだかよくわからないのですが、大好きーっ! という感情がはっきり伝わって来ます。
 ウーマさんもなんだか嬉しそうですし、夫も特に何も言いませんし、何より私がこの子と一緒に居たいな、と思いました。そっと顔を撫でてあげれば、とても嬉しそうに顔を擦り付けてきます。

 う。か、かわいいじゃないですかっ!

 もうこのままお持ち帰りしちゃいたいのですが、やっぱり、だめでしょうか?
 ちらり、と夫を見上げると、夫はちょっと目を眇めて薄茶色の馬を見ていました。
 一瞬、背筋が寒くなった気がするのですが、薄茶色の馬がもウーマさんも特に変化がなかったので、気のせいだったのかもしれません。

「名前は?」
「エイリーさんです!」

 勝手に名前を決めちゃったのですが、夫は小さくうなづいてくれました。

 こうして、我が家にエイリーさんが加わることになりました!

 やけに喜ぶウーマさんはともかくとして。
 どうして牧場主まで飛び上がらんばかりに喜んでいたのかは。

 ・・・謎です。


[良い点]

か、顔がにやけ…読みながら、はにゃ~んとなりました。何度、読み返しても、飽きない。読ませて頂き、ありがとうございます。波瀾万丈な再会、慌ただしいながらも愛が溢れていて、最高でした。小さくて、ふわふわして、意外と凶暴…奥さん、ジャンガリアンハムスター!?とか衝撃を受けてみたり。連載中盤まで、箱入りな貴族のお嬢様と思ってきましたが…彼女の正体には、良い意味で、意表を突かれましたね。再会する直前、爆発物を投げる、どこかオトコマエな奥さんも素敵。再会後は、奥さんのかわいさもパワーアップしてくれて。もう、もじもじな奥さんとか…想像するだけで、堪りません。鼻血が出そう。女なのに、嗜好がオヤジですみません。奥さんにして下さいと言われて、その場では、我慢しなければならなかった夫がお気の毒…いや、天国だったから、幸せさんか。少なくとも、三組夫婦唯一の別居中な友人の夫には目の毒だったに違いなく…オレ、こんなところでなにしてんだろとさぞ黄昏たことでしょうね。夫視点も気になりますが、オトコマエな友人と(元じゃなくて、現だった)夫視点も気になります。なにげに、友人の元夫、色々と暗躍していそうなので…離婚阻止のやり方も、クマさんに直伝したようですし。実は、諜報に向いていそうだと思いました。ひと当たり良さそうで、柔らかく強引なイメージ…ハロウィーンも、離婚したままのはず(読み違えだったら、すみません)なのに友人をぺろりと頂いているし…ちゃっかり具合がクマさんと対照的で面白いです。クマさんの見せ場をかっさらったウーマちゃんも、再登場してくれ、嬉しかった。夫視点では、貰われてきた時の状況とか、わかるのでしょうか。ウーマがたくさん…なんて、素敵。楽しみ♪です。


[一言]

こんばんは…遅まきながら、妻視点完結、おめでとうございます。完結当初、あまりにも興奮しすぎて、感想が支離滅裂なノロケ話になったため投稿出来ずに、何度も書き直し(泣)。が、書き直して、これかとまとまりのなさに絶望してみる。何歳だよ、自分。

通常とテンションが異なると思いますが、武士の情けで見逃して下さい。あ、武士といえば…結局、自警団の活動と規模はどのくらいなのでしょうか。お役所系のお巡りさんに毛が生えた感じなのか(騎士など)…特別に、ある種の特権を与えられた民間の組織なのか。それなりの有力者が、姻戚関係を望む&神殿を相手にして、糾弾可能…という時点で、結構チカラが強いのかな、と愚考していますが。

噛み合った、二人…奥さんが大変そうですが、本当に微笑ましいです。読めて良かった、ここを見つけられて良かったと、また改めて、思いました。顔が自然とにやけるので、外では読めないですが。

連載、色々とお疲れさまでした。ずっととてもハイペースで書かれていたし、体調が心配です。緊張が緩んで、一気にくることがあるので…インフルエンザもやってきますし。どうかご自愛下さい。それでは、だらだらと駄文&長文失礼しました。また、お邪魔させて下さい。



けろけろさま

こんばんは!
感想ありがとうございました!

はにゃーん、として頂けて嬉しいです♪

妻は一つのことに集中すると、他が全く目に入らなくなる猪突猛進タイプなので、自分がどれだけ大胆で危険なことをしているか、気づいていないんだろうな、と(苦笑)

友人レイン&(元)夫グレイン夫妻は、策士カップルなのですが、グレインはレインに対しては失策続きです。
なので復縁(?)までには相当な紆余曲折が待ち受けていること間違いなし(にやり)

でも、その癖ちゃっかりして居るので、小技でレインにちょこちょこちょっかいをかけています(笑)

ウーマさんがいっぱい!?
うあああ、す、て、きっ!
もしも妻がそこにいったら、きっとモテまくるんだろうなぁ、と思ったり。

自警団の活動は、本来、警察機構である警領士のお手伝い程度です。町や村にある青年団レベルですね。
なので、夫に対してかなり突っ込みまくりながら書いた部分も多く・・・(汗)

が、妻視点では、こちらについてよく知らない妻に突っ込ませる訳にもいかず、そのまま流しています(滝汗)

彼らの自警団以外の活動は、夫視点のお楽しみと言うことで!(←おぃっ!?)

かみ合った二人は、きっとこれからも何だかんだ思い違いやすれ違いを繰り返しつつも、仲よくやっていくんだと思います。

これからは、どこまでものんびりゆっくり、おこたらしい亀さんペースでのろのろ続けて以降と思いますので、ゆっくりのんびり、お付き合いいただけると嬉しいです♪

ぜひぜひ、またいらしてくださいね!


※というわけで、御礼小話に、ウーマさん牧場に行ってみてもらいました!
楽しんでいただけると、嬉しいです♪↓


―――

ボウドゥ牧場に行こう!(妻視点 その①)


 ただ今私、夫と一緒にウーマさんの背に揺られて、お出かけ中です!

 でも、今日のお出掛けは、ただのお出掛けじゃないんですよ?
 夫がウーマさんと出かけている時でも、私が自由に外出出来るように、もう一頭、馬もどきを家族に迎えることになったんです!

 これまでずっと、私一人で出掛けることを嫌がっていた夫ですが、これからしばらく夫とウーマさんが留守がちになってしまうのだとか。
 そうなると、当然、私が一人でお留守番することになるわけです。
 お仕事ですから、仕方ないですよね。
 でも、これまで半日や丸一日留守にすることはあっても、数日続けて夫やウーマさんがいないことは初めてなので、しっかりしなければ、と、ちょっと緊張しちゃっています。

 夫は、そんな私の様子に気がついていたようで、お仕事が始まる前に馬を迎えよう、と言ってくれました。

 普段から歩くのが好きな私ですが、買い物をしたり、何か緊急時には馬が居た方がいいですし、ひとりでお留守番するよりも心強いですものね!

 そんなわけで、夫と一緒にウーマさんの背に揺られて牧場に向かっているわけなのですが、いったいどんな馬がいるんでしょうか?
 ワクワク感が抑えられなくて、背中の夫にひっきりなしに話しかけて、ウーマさんの首を撫でまくります。

 ああ、ものすごく楽しみですっ!

 牧場に着くと、寡黙そうな初老の牧場主が出迎えてくれました。

「おおっ!! よく来た、よく来た! 待っとったぞっ。さぁさぁ、こっちに来てくれ!」

 ・・・見た目と違って、全然寡黙じゃない方みたいです。
 それに、なんというか、とんでもなく熱い視線をウーマさんに注いでいるような気がするのですが。

 あっけにとられて牧場主を見ていると、ウーマさんが早く行こうよ、と言うように私の背中を鼻先で押してきます。
 夫のほうを見ると、小さく頷いて促してきました。夫は、牧場主と何かお話することがあるみたいです。

 なんだか、牧場主の物言いたげな視線を非常に感じた気がしたのですが、振り向いた時にはもう、反対方向に歩き出した夫を追いかけて行くところでした。

 ・・・気のせいだったのでしょうか?
 ちょっと首を傾げつつも、ウーマさんに押されるまま、一足先に牧場の馬を見せてもらおうと放牧場に向かった私は、目の前の光景に思わず歓声を上げてしまいました。

 ウーマさんです。
 小さめなウーマさんがたくさんいますっ!

 私の歓声に驚いたのか、数々のつぶらな瞳がこちらを見ていて、身悶えしそうになるのをぐっと堪えました。
 大きさも色もそれぞれですし、立ったままご飯を食べているものも、横になって寛いでいるものもいます。全部で20頭ほどでしょうか。
 ウーマさんと比べると、みんなふた周りほど小さいので、まだ子供達なのかもしれません。こうやってみると、ウーマさんが桁外れにがっしりしているように見えますね。

 それにしても、か、可愛い子がいっぱいいますっ!

 どきどきしながら、一番近くにいた真っ黒な馬に手を伸ばそうとすると、ちょっと怯えたように下がって行ってしまいました。

 ああ、残念っ。
 急に手を出したので、怖がらせてしまったのでしょうか?

 他の子ならどうかな、と別の子に驚かさないように注意しながら手を伸ばすと、さっと逃げられてしまいました。

 ええっ、またダメ?
 私、動物には割と好かれる方だと思っていたのですが。
 それから別の子たちにも試して見たのですが、私が近づいただけでみんな逃げていってしまいました。

 ・・・私、もしかして、嫌われてる?

 流石に落ち込んで柵に手をかけてうなだれていると、ウーマさんが、気にしちゃだめだよ、と慰めるように鼻先を寄せて来てくれます。

 う、ウーマさんが、優しいっ!

 落ち込んでいるところを慰めて貰えて感激して抱きつくと、どこか誇らしげな目で、もっと撫でて? とせがんできます。

 もう、かわいいなぁっ!

 ぐりぐりと気持ち良さげなウーマさんを撫でまわしていると、後ろからお腹に太い腕が巻きついてきて、一気に引っ張られました。

 ・・・こんな事をする犯人は、ひとりしかいません。
 危ないですし、女性のお腹はそうやすやすと触ったり掴んだりしちゃダメです。油断している時は特にダメです。
 本当に、切実にやめて欲しいですよっ。

 と、引っ張った犯人である夫に抗議しようと振り向いて、あれ? と思いました。

 それまで沢山いた小さなウーマさんたちが僅か三頭しか残っていません。
 それも、どこか怯えるように遠巻きにこちらを見ています。

 他の子達はどこに行ってしまったのでしょうか?
 周囲を見回して探したのですが、見つかりません。

 ・・・なんだか悲しくなってきました。
 やっぱり私、怖がられているんでしょうか?

 ちょっと落ち込んで居ると、夫がきゅっ、とお腹に回している腕に力を込めました。
 たぶん、慰めてくれているのだと思います。
 でも、ひとつ言わせてください。

 ・・・お腹のお肉に触るのは禁止ですっ!

[一言]
初めまして、りょくと申します。完結おめでとうございます(^O^)/終わってしまうのが惜しいくらい、好みのお話しで、最後の一、二話は、まだ終わらないで、という気持ちと終わりまで読みたいという気持ちのせめぎあいでした。あぁしかし終わらないと、旦那様視点が読めないと、もんもんとしておりましたよ〜旦那様視点では月面着陸オッケーですよ(^_-)-☆バッチコイ〜と月面の中心で叫ぶことでしょう^◇)〜 ひとつリクエストなのですが、ウーマさん視点で、旦那様と奥さんの話しを読んで見たいです。きっとものすごくイロイロ考えてそうですね、まさかの動物萌えです〜
  • 投稿者: りょく
  • 30歳~39歳 女性
  • 2011年 12月01日 10時47分
りょくさま

初めまして! おこたと申します。
感想ありがとうございました。

せっかく感想をいただいていたのに、返信がすっかり遅くなってしまって、申し訳ありません!

完結まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

終わるのが惜しいくらい、好みのお話ですとっ!?(感激)
そういっていただけると、この物語を連載にして本当によかったな、と思います!

おお、ここにも月面OKな勇者がっ!(嬉)
全面月面にするか、一部にするかはまだ決めかねているのですが、その際にはぜひ、月面の中心でさけんでくださいっ!(←落ち着け)

旦那さま視点、少しずつ打ち込んでいますので、ゆっくり更新になりますが、連載が開始しましたら、気長にお付き合いいただけると嬉しいです♪

※というわけで、リクエストありがとうございました! 感想のお礼に、ウーマさん視点の小話をひとつ。時間軸は、リーフェリア祭当日以降で、夫妻の様子になります。ウーマさんも勝手に動いてくれるので、打ち込みやすいいい子です♪↓


―――

大好きな人と相棒のリーフェリア祭後(ウーマさん視点)


 大好きな人が家に帰ってきた!

 この一月ちょっと。
 相棒と一緒に遠くから眺めることはできても、近づくことが出来なくて、どんなにもどかしかったか。

 大好きな人のいない家は、僕たちにとって家じゃなくなっちゃった。
 でも、大好きな人が帰ってきてくれたから、ここはまた僕らの家になるんだ。

 また優しく毛づくろいしてもらって、美味しいハチミツパンを貰って。僕のお腹でお昼寝してくれるのを、とても楽しみにしていたのに。

 来るのは、相棒ばかり。

 ・・・二、三日はしょうがないかなって、思っていたんだよ?
 大切なメスを、相棒は自分の領域からだしちゃっていたんだから。会えなかった分の時間を取り戻そうとするのは、オスとして当然の行動でしょ。

 でも、5日経っても会わせてくれないとなると、文句も言いたくなるよっ!
 僕だって、会いたいのに!

 ずるい、ズルい、狡いっ。

 顔を合わせる度に服の裾をがじがじ噛んで不満を露わにしていたけど、それでも会わせてくれなくて。

 やっと会えたのは、更に2日が過ぎた後だった。

 相棒に抱えられた大好きな人は、僕を見て嬉しそうな笑顔をむけてくれた。

 ちょっと痩せちゃったかな?
 足は痛む?

 鼻を近づけると優しく撫でてくれるんだけど、相棒の匂いが濃くて、大好きな人の匂いがほとんどしない。

 いつもの無表情で大好きな人だけを見てる相棒をジロリ、と睨みつける。

 こんなに匂いが移るまで、べったりくっついて居たなんて!
 僕には7日も我慢させた癖に!

「ウーマさん、3日も来れなくてごめんなさい。神殿で守ってくれて、ありがとうございました!」

 伸ばした両手で、一生懸命僕の頭を撫でてくれる大好きな人の言葉に、ビシッと固まってしまった。

 ・・・3日?

 冷汗を流しつつ、チラリ、と相棒を盗み見る。
 相棒は一瞬僕に視線を向けて、ふふん、と鼻で笑って見せた。

 つまり・・・?
 4日も日付の感覚がずれるほど、閉じ込めてたわけ・・・?

 ふ。
 ふざけるなぁっ!!

「うわっ、ウーマさんっ!? え、旦那さまっ!?」

 怪我人に何てことをするんだ、とか、この鬼畜野郎っ、とか、無茶するにもほどがあるだろう、とか、羨ましいっ、とか言いたいことは山ほどあるけど。

「ウーマは機嫌が悪いらしい」

 普段は完全に無表情なくせに、こんな時だけ嬉しそうに大好きな人を抱えて出て行く相棒は。

 ・・・誰よりも大人げないと思うっ!


[一言]
初めまして^^こんばんは
妻視点の完結おめでとうございます!

始めの内は、よくある夫婦の擦れ違いものかな~と思っていたら
途中から「えっ?えっ?」の連続で、予想を楽しく裏切られました~♪
そして旦那様の執着具合を知っていく度に
「りょ、両想いだから、ぃぃんだょね?」と、何故かハラハラドキドキしました(笑)

今後の旦那様視点で、残ってる謎がどのように明かされるのか、とても楽しみです^^
友人と(元)夫のすったもんだなお話も、是非読みたいです♪
ではでは失礼致します
  • 投稿者: 昼寝猫
  • 30歳~39歳 女性
  • 2011年 12月01日 02時41分
月華さま

初めまして! おこたと申します。
感想ありがとうございました。

せっかく感想を頂いていたのに、返信がものすごく遅くなってしまって、申し訳ありません!(土下座)

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます♪

もともと「離縁します!」は、短編集の50音で掲載する予定だったお話なので、本当は一周年記念として、半月程度で完結する予定でした。
それがどんどん長くなっていって、気付けは2ヶ月かかってました・・・(遠い目)

旦那さまはさりげなく執着しまくっているのですが、さりげなさ過ぎて、いまだ妻は気付けていない様子(笑)

そして月華さまの感想を読んで、これ、両思いじゃなくて夫の片思いだったらどうなるんだろう、と想像してみたのですが、夫、どんな手を使ってでも妻を捕獲していそうな気が・・・(怖っ)

う、うん。両想いでよかったね!(←主に、妻的に)

夫視点、少しずつ打ち込みをしているので、妻してよりも更新がゆっくり、ゆっくりになる予定ですので、気長にお付き合いいただけると嬉しいです♪


※感想のお礼に、リクエストいただいた「友人と(元)夫のすったもんだ」の小話を書こうとして、なぜか打ち込むときに「友人と夫のすったもんだ」と脳内変換されてしまって、友人と夫の話しを書き上げてしまいました(滝汗)
ちょっと違う内容になってしまいましたが、楽しんでいただけると嬉しいです!↓


―――

レインvs夫(レイン視点)


 以前から思っていたのだけど。
 私の友人の夫殿は、かなり私を警戒しているらしい。

 勉強会では必ず睨まれるし、私と二人で会う時には必ずとしていいほど明らさまな虫よけを付けてくるし。

 最初は友人の夫殿の不器用な嫉妬が微笑ましく思った時期もあったのだけど、最近、その警戒レベルが引き上げられてしまったようだ。
 会おうとすると、さりげなく邪魔が入るし、勉強会の後もなんだかんだ言いながら、さっさと連れ帰ってしまう。

 このままだと、本当に友人との時間が皆無になってしまいそうな勢いに、私は交渉の場を持つことにした。

 あえて、相手の領域である鍛錬所で捕まえる。
全くの無表情、無関心で立つ友人の夫を見て、つい、苦笑が漏れた。

 ・・・相変わらず、友人がいないと、無表情無関心に磨きがかかる夫殿だ。

 このなんの感情も浮かんでいないガラス玉みたいな目が、友人の姿を認めた途端に蕩けるような甘さを浮かべるのだから、本当に面白い。
 一度、どこぞの美女に迫られているのを見たことがあるけど、全くの無反応だったし。

 そういう意味では、安心して友人を任せられる男ではあるかな、と思う。

 ・・・でも、妻の交友関係を狭めようとするのは、どうかと思うけどね。

 どこか警戒した雰囲気を感じるところをみると、文句を言われるか、抗議されるかと思っているのかもしれない。

 だけど、こういうタイプの男に、口で抗議したところで全く意味はない。聞き流されて終わりだ。それなら、別のやり方をとらせてもらおう。

 冷静に分析しながら、にやり、と笑いかけて、懐からあるものを取り出した。

 友人の夫殿から、興味を持った雰囲気が伝わってくる。これを見ただけで、何か分かるなんて、なかなかやるじゃないか。

「彼女が読みたがっていた絶版本は、いかがかな?」

 この本は、伝手や金だけでは手に入らない貴重なものだ。
 少し悔しげな雰囲気なのは、彼も探していたということだろう。
 本当に、友人の願いには敏感過ぎるほどに敏感らしい。

 これは、もう一押しかな、とポケットに入れていた瓶を取り出して、軽く振って見せる。

「私も使っている、手荒れに効く薬もあるよ?」

 前に勉強会であった時にちょっと手が荒れ始めていたからね。

 友人の夫殿は、少しムッとしながらも、本と瓶を受け取る。

 うんうん。
 たとえ多少悔しくても、ここは友人の喜ぶ顔と手荒れを治すための薬を選んだ方が得だよね。

「明日」
「ありがとう。手土産持参でうかがうよ」

 翌日。
 久しぶりに、友人の家に遊びに行って、おしゃべりを楽しむことが出来た。

 ・・・虫よけがやけに念入りに増えていたのは、まぁ、よしとしよう。



[良い点]
happyend(はあと)
[気になる点]
アルワケナイじゃない!
[一言]
「妻」視点、完結おめでとうございますm(__)m

おこた様も2ヶ月間本当にお疲れ様でした。

おこた様には数々のぶしつけな物言い、さぞやご不快だったのではないかと、改めてお詫びいたします。


うし、とりあえず今までのは謝った。
ここから先はまた改めてごめんします。

いや〜、堪能させて頂きました(*´∀`)♪
まさか熊の赤面が拝めるなんて…(つд;*)

妻、ヨカッタね〜
頑張って躾たかいがあったね〜
友人夫、ハロウィンから食えない奴だと思っていたら想像以上の腹黒
(@ ̄□ ̄@;)!!
これは、ぜひとも番外編を切望せねば!
求む!同士!

旦那様必死ですね。祈祷所壊すとかじゃなく、日にも当たらせないなんて。

寿命が縮まるって、差し障りって、ソコんとこもっとkwsk!


月面着陸部隊整列!
各自装備確認!
合図があり次第出発するので、副長(=浅黄様、勝手に任命)の指示に従うように。

私? 私はほら、よくある使えない隊長なので(笑) でも大丈夫!! 副長がかなり優秀なので。
月面着陸部隊(別名おこた様ストーカーし隊)は入隊者随時募集しています!!
あなたも一緒に行かないか?
  • 投稿者: リィ
  • 女性
  • 2011年 12月01日 01時05分
リィさま

こんばんは!
感想ありがとうございました♪

予定よりも一月以上時間がかかってしまいましたが、無事に完結できて、ほっとしました。

ぶしつけなんて全く無いですし、不快どころか嬉しいことばかりでしたよっ!?
おこたの方こそ、おかしなテンションな返信ばっかりだった気が・・・(滝汗)

おおっ、堪能していただけましたか!
夫、意外と純情な部分も持ち合わせていたようです(←妻限定)
きっと、夫の意外な一面を引き出せるのは、妻だけなんだろうなぁ、と。その意外な一面は、夫にとっても予想外なものばかりかもしれませんね(笑)

グレイン(元夫)は、腹黒策士です(どきっぱり)
しかも、何手先も読んで布石を打つタイプなので、傍から見ていると、なんで今それをやる必要があるんだ? ということが、あとあと効いてくるイメージで。

でも、レインに関しては自爆することもあり、すったもんだが起きるわけです(笑)

旦那さま、祈祷所壊すのは思いとどまってくれたようですが、きっと妻が「実家に帰り(渡帰になり)ます!」とか言い出したら、間違いなく神殿ごと祈祷所破壊し尽くす気が・・・(怖)

祈祷所破壊を思いとどまったその辺の思惑とかも、夫視点で書けるといいなぁ、と思っています。

ええ。寿命が縮まるとか、差しさわりとか、お前いったい何やっちゃってんの!?という突込みが皆さんから来ること間違いなしなことの詳細も、きっと月面的に明らかに(苦笑)

月面着陸部隊編成!!(嬉)

うああああっ
合図を出す日がものすごく楽しみになっちゃうじゃないですかっ(←落ち着け)

隊長(リィさま)、副長(浅黄さま)、よろしくお願いします!(敬礼!)


※というわけで、何か夫視点を!と思い、tookoさまの感想御礼小話で書かせていただいた、「もしも、妻が猫になっちゃったら?」の夫視点を書いてみました! 時間軸的には、本編完結前の出来事です♪↓

―――

もしも、妻が猫になっちゃったら?(夫視点)


 妻に風邪がうつったときに決めたとおり、ヴォルフの妻からいろいろと薬を分けてもらい、妻に渡したのが、今朝。

 昼に家に帰ってみると、妻の出迎えが無い。
 おかしいと思って寝室に入ると、何かの薬の瓶が妻の服と一緒に床に落ちていた。
 瓶を拾うと、以前、一度だけ嗅いだことのある独特の甘い香りが漂って記憶を刺激する。確か、何かの動物へと姿を変化させる薬の匂いだ。

 なぜこんなものが、こんなところに?

 そういえば、ヴォルフの妻はヴォルフと喧嘩をするたびに動物に姿を変えて、暴れまわっているんだったか。
 ヴォルフも動物相手の方が衝動を抑えられるといって、有名な薬師の変化の薬を買い与えていると聞いた気がする。

 ということは、妻も今、何かの動物に姿を変えているのか。

 妻のことだから、外には出ていないだろう。
 寝室に居ないとなると、行き先は物置部屋か、厩か。

 玄関の扉がきちんと閉まっていたことを思い出しながら、物置部屋に行くと、姿見の前に真っ黒な猫がいた。
 驚かせてしまったのか、毛を逆立てながら、そっと振り向いたその猫は、耳と尻尾を垂れさせて、真っ黒な大きな瞳に悲しげな色を浮かべている。

 ・・・どうして、そんなに泣きそうな顔をしているんだ?

 悲しげな瞳に、瞬時に思考と決意、それも逃亡の決意が浮かんだのを見て、思わず笑ってしまいそうになった。
 黒猫になってしまっても、感情と思考を映し出す瞳はそのままなのか。

 この黒猫が妻だと確信するのと同時に、わざと足元とドアの間に大きく隙間を開けておく。
 案の定、逃亡を決意した妻がその隙間を狙って外へ逃げようと駆け出してきたのを、片手で掬い上げた。

 本当に、わかりやすい妻だ。

 簡単に捕獲できた妻の両脇に手を入れてぶら下げると、少し苦しいのか、悲しげな顔になって硬直している。
 黒くて大きな瞳が、こちらの反応をうかがっているようだ。
 なぜそんなに不安そうな目をしているのだろうか?
 いきなり動物に姿が変ってしまって、混乱しているのかもしれない。

 腕の中に抱え直すと、不思議そうにこちらを見ながら、硬直していた体からゆっくりと力が抜けていく。
 まだ少し警戒しているようだな、と思いながら顎の下を撫でると、ゴロゴロと喉が鳴った。

 本当に、猫、なんだな。

 撫でられるのがよほど気持ちいいのか、自分から頭を動かして指に頭をこすり付けてくる。せがむようなその動きは、普段の妻なら決してしないもの。人の姿のときにも同じように甘えてくればいいのに、と思いながら、せがまれるままに頭を撫で、ついでに指圧を施すように全身を撫でておく。

 しばらくすると、体から完全に力が抜けて、くったりと全身を預けてくる妻。
 腕の中で丸くなって心地よさそうにしている黒猫が、人の姿のときの妻が眠る姿と重なって、胸の奥に何か暖かいものがこみ上げてくる。

 ちらり、とこちらを見上げた妻は、ひとつ可愛らしくあくびをして、改めて俺の腕の中で丸くなった。
 猫になっても、相変わらず無防備だな。

 薬の効果は、せいぜい半日。
 素直に甘えてくれる妻をもう少し堪能したい気がして、午後の予定は全て明日に回すことにして、腹の上に抱えたまま、一緒に寝台に横になる。

 起きたら、ブラッシングをして、ハチミツパンとミルクを食べさせて。
 家の中を自由に動きまわれるように扉を全て開けておこう。爪とぎが出来るような板と、おもちゃも用意しよう。

 ・・・もっともっと、甘えさせたい。

 妻が起きた後のことを楽しみにしながら、眠る様子を眺めて待っていると。
 黒猫の体の輪郭が、溶け始めた。
 ああ、薬の効果が切れたのか、と少しだけ残念な思いで見つめているその先で、体の輪郭がどんどん溶けて、代わりに人の輪郭が形作られ始め。

 数度、瞬きをする間に、黒猫は黒髪の人間へと変化を遂げ、視線が外せなくなった。

 腹の上で、丸くなって眠る妻のたっぷりとした黒髪の隙間から見えるのは、滑らかな、肌。
 猫になったときに脱げたのだろう服は、今も床の上にある。

 どこまでも無防備に、旨そうな素肌をさらして眠る妻を腹に乗せてまま、自分も服を脱いでおけばよかった、と後悔する気持ちと、着たままでよかったんだ、と言い聞かせる気持ちが、せめぎあい。
 勝手に温かな肌の上を這い回る手を止めようか、進めてしまおうかも、せめぎあい。

 ・・・天国と地獄を一度に味わった気分だった。

―――

我慢しまくる夫が、野生に帰るまで、あと少し。(←おぃっ!?)
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