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どこか哲学的というか、内省的なところのある涼葉ちゃんに共感しながら読み進めていました。「私だったらいくらでも話し相手になるのにぃ!」という気分だったので、彼女に気の合う友人ができてよかったです。

涼葉ちゃんがもう一つの世界へ行く時の描写が好きです。季節が夏ということもあり、何もかもが揺れ動く光景が蜃気楼を思わせて神秘的だと感じました。「ブランコ」という小道具もいいですね。日常的な遊具が使われているため、「ちょっとした魔法」感が際立っているなと思いました。

てっきり別の世界へ行って、そこで新しい友だちを見つける話かと思っていたので、転移(?)はあくまできっかけでしかなくて、親しみの持てる相手はすぐ近くにいた、という展開に驚きました。涼葉ちゃんの世界、パラレルワールド、凪ちゃんの世界、と三つの世界を股にかけた壮大な物語だったのですね!
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
鈴葉の気持ちに共感してくださり、話し相手になることまで考えてくださって、とても嬉しかったです。
この作品は、ひだまり童話館様の「ゆらゆらな話」の企画に参加したもので、真夏のブランコから思いつきました。
それなので、「何もかもが揺れ動く光景が蜃気楼を思わせて神秘的」 と思い浮かべてくださったことや「ちょっとした魔法」を感じていただけて、ありがたいです。

あと、鈴葉の友だちもパラレルワールドの先ではなく、一緒に行ける友だちを見つけられる展開にしてみました。
パラレルワールドを通じて、おっしゃるような「凪ちゃんの世界」と出会うお話になっているかもしれませんね。
それぞれの世界を壮大に感じていただけたなら、嬉しく思います。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。

さらに、素敵なレビューまで書いてくださって、ありがとうございました!
不思議なタイトル、目を惹きますね。
パラレルワールドに至るまでの過程が丁寧で面白いなと思いました。
そこからの、たった一人共感してくれる子の存在を書いてくださるところ、とても嬉しいです。
「別世界が繋いだ合縁奇縁の物語」 というのが素敵ですね。
そして、主人公への好感を書いていただけたことも、大変感謝しています。

いただいたレビューは、次回の活動報告でぜひご紹介させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!!
 小学生の頃にタイムスリップしたように感じました。この年頃もこの年頃なりに、悩んでいること、気になることがあって、すっと解決できないまま時が過ぎていって……。
 やっと本当のお友達に出会えて、良かったです。年をとっても、なかなか巡り逢えませんからね。
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
ひだまり童話館様でご一緒できて、よかったです。
小学生の頃に戻ったように、この年頃の気持ちや悩みも思い浮かべていただけて、ありがたいです。
年をとっても、なかなかいい友人は見つからないものですね。むしろ、難しくなる面も。
鈴葉は気の合う友だちに出会えて、本当によかったと思います。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
∀・)読んで「ただの童話作品じゃないな」って純粋に感じました。描かれている不思議な空間というのは童話の世界のうえで感じてくものであってもいいのだけど「仮想現実」というSFスキーにはもうたまらないエッセンスなんですよ。でも、全然子供が本作を読んだとしても楽しめるし大人が深く踏み込んで読んでも楽しめちゃう。むしろより楽しめるんじゃないかっていう仕様が凄まじくお見事でありました。名作でしたね。素晴らしい読了感をくださり、大変にありがとうございました☆☆☆彡
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
この作品にお越しくださって、とても深く読み込んでいただき、感謝します。
「仮想現実」って、SF要素として考えると、大変興味深いですよね。
それを感じていただけたのなら、嬉しく思います。
「大人が深く踏み込んで読んでも楽しめちゃう。むしろより楽しめるんじゃないか」とは、大変ありがたいお言葉です。
童話ジャンルで連載形式なんて、明らかに読まれないものですが、「名作」に「素晴らしい読了感」とまで書いてくださって、とても励みになりました。
こちらこそ、お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。

それから、素敵なレビューまで書いてくださって、本当にありがとうございます!
タイトルからして不思議な感じで、魅力的ですね。
鈴葉のことも丁寧に書いてくださって、ありがたいです。
SFっぽい児童文学を書いてみたかったので「絵本のような童話にしてSFの世界観もみせるという特殊なジャンル感」で「このみせ方がすごい」というお言葉が嬉しいです。
「大人も子供も楽しめるSFも内包した童話作品の傑作たるや傑作」なんて、すごく褒めてくださり、ありがとうございました。
本当に感謝しています。
後日、活動報告でレビューのご紹介をさせていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!!
ブランコが揺れてどこかへ飛んで行ってしまいそうになる感覚、何か分かります。分からない鈴葉ちゃんのお友達、損しているよ~とちょっと伝えたいですね。
凪ちゃん、流石です。ふたりは良いお友達になれそうですね!
パラレルワールドへ行くと、味が変わるということは、もしかしたら、そっちの世界の鈴葉ちゃんは、こっちの世界の望む性格をしてるのかもしれないな、とも思いました。
これから、ふたりの冒険が始まるところに、夢が広がるようでした。
石江様の創作の創作だと思っていますが、この中に出てきたお話、気になります。探偵さんシリーズなんですね!
読ませていただきありがとうございました。
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
ブランコから別の世界へ、と飛ぶ流れ、意外と自然に思っていただけたようでよかったです。
凛花ちゃんたちは、流行りの世界でいっぱいいっぱいなのかもしれませんね。
凪ちゃんはいろんな本を読んでいて、知識もありそうですね。
パラレルワールドとこちらとの違いはちょっとしたことなのでしょうけど、「そっちの世界の鈴葉ちゃんは、こっちの世界の望む性格をしてるのかも」というの、面白い考察をありがとうございます。
あ、『砂漠の国のヴィヴィカ姫』も 『メェくんと名探偵』 シリーズも、架空のお話です。
二人のこれからの冒険も想像してくださって、嬉しかったです。
こちらこそ、お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
石江ワールド全開の、余韻の残る素敵なお話でした。
新しい生活、新しい友達、そして新しい世界。
このあとはワクワクの冒険談なのか、もしくは時計ウサギを追ったアリスのように、ちょぴりビターな不思議体験なのか、続きが気になりますね。
食べても無かったことになるのは、正直羨ましい!からあげ食べ放題ですね。
ブランコでパラレルワールドに繋がるのは、なんだか分かる気がします。
童心に帰って、たまには乗って見ましょうか。三半規管の弱った今なら、例の公園でなくとも不思議の扉が開くかも。もしくは、吐く。
素敵なお話をありがとうございました。
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
こちらにまでお越しくださったこと、とても嬉しいです。
「余韻の残る素敵なお話」とのお言葉、ありがとうございます。
本当にこのあとはどうなるでしょうね。
「時計ウサギを追ったアリスのように、ちょぴりビターな不思議体験」もそれはそれでいい経験かもしれませんね。
からあげ食べ放題もできそうですが、帰ったらお腹空いているんですよねぇ……。
ブランコでパラレルワールド、確かに試みたいところですが「不思議の扉が開くかも。もしくは、吐く。」にすごい二択だと笑ってしまいました!
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
漠然とした未来と、現在の幼い自分との落差に不安を懐いた小学生の頃。
当時は、その想いを上手く言葉に出来る知識も語彙力もなく、親や友達にぶっきらぼうな態度をとるのも屡々でした。
でも、それは自分だけではなく、友達らも何かしらの悩みを抱えているのだと知る契機にもなりました。

あの頃は遠い過去へとなってしまいましたが、幼き頃の言葉に出来ない葛藤を思い出させて頂き感謝申し上げます。
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
あまり閲覧数もないままの作品なので、お忙しい中でお越しくださって、とても嬉しかったです。
漠然とした未来、まだ幼くて知識もなければ、表現する言葉もない――子どもの頃って、思い出すといろいろもどかしいことがあったなあと思いますね。
周りの世界も狭い範囲しか見ることができず、自分だけじゃないということにも気づけなくて。
小学生の頃のお話をいろいろ聞かせてくださって、感謝します。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
[良い点]
拝読してすぐ、冒頭からもう、まるで小学校高学年の年頃に戻ったかのような気分になりました。
もちろん鈴葉ちゃんと当時の私とでは、状況も性格も違うので、まったく同じというわけではないですが、あのころの、自我が育ち始め、周囲に馴染もうとしている自分に無意識ではいられなくなって、なんだか足場がグラグラして浮いているような孤立しているような。
あの、こころもとない気持ちのはじまりを思い出しました。

暑い夏の日の様子、車の照り返しだったりちょっとした影の涼、セミの鳴き声につかんだブランコの熱さなど、とても臨場感があって、こちらもまた追体験しているような気持ちになりました。
お弁当屋さんへ出かける道すがら、ちょっとした空想の世界に浸って逃避(?)したりということも、「わかるわかるー!」と共感しきりで。

物語から浮かび上がる光景が、本当に鮮明でした。
不思議な空間へと迷い込む(?)かんじも、非日常的現象ながら現実感があって説得力がある、というような、日常と非日常の融和に感動しました。

女の子同士の、はっきりとした衝突ではないけれど、しっくりこないかんじ。
気の合うお友達と出会えたときの喜び。
拝読していてドキドキしました。
[気になる点]
凪ちゃんと仲良くお話を始めるところまでは、まるで鈴葉ちゃんと同じ年ごろに戻ったような気持ちでおりましたが、

>「ねぇ、凪ちゃん。一緒に行かない?」

ここで、「帰ってこれなくなるかもしれない。危ないからやめておきなさい」といった気持ちになってしまい、ああ、やっぱり年をとったんだよな……と我に返りました。
本当にこの年頃のときに拝読できていたのなら、きっとこんな無粋な感想は抱かなかったんだろうなあ。
[一言]
きらきら生き生きとした、少女たちの夏の物語、とてもおもしろかったです!
素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました。
  • 投稿者: 空原海
  • 2024年 09月22日 02時03分
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
小学五年生の女の子の一人称で書いてみたものなので、 「冒頭からもう、まるで小学校高学年の年頃に戻ったかのような気分になりました」とのお言葉にほっと安堵する思いでした。
「あのころの、自我が育ち始め、周囲に馴染もうとしている自分に無意識ではいられなくなって、なんだか足場がグラグラして浮いているような孤立しているような。あの、こころもとない気持ち」と、すごく的確なお言葉に、さすが空原様! と感じ入りました。
夏の暑さをはじめとする様子や感覚も丁寧に読んでくださって、「追体験」とまでおっしゃっていただけて、嬉しいです。
空想の世界に浸るのは、自分にとってはあるあるなんですが(笑)、共感していただけて、よかったです。
普通の日常から、似ているけどどこか違う世界へと迷い込む(!)感覚も、「日常と非日常の融和に感動 」と書いてくださって、こちらが感動しました。
この物語の世界が伝わったようで、とても嬉しかったです。

あと、このくらいの女の子たちの友人関係にも触れてくださって、ありがとうございます。
何となく居場所がないと思ったり、距離を感じたり……しっくりこないこともありますよね。
そういう状況から、気の合う友達との出会い、楽しんでいただけたなら幸いです。

気になる点の「帰ってこれなくなるかも」という気持ち、鈴葉のお母さんだったら、絶対そんなふうに心配してやめるように言うでしょうね。
多分、別世界へと続く扉も、子どもと大人では数が違うんじゃないかなあと思ったりします。
大人には複雑な現実がありますよねぇ。時々は空想の世界に浸りたいものですね。

この物語に「きらきら生き生き」を感じていただけたなら、よかったです。
童話ジャンルとしては長くなってしまい、どうなんだろうと感じていたので、とてもおもしろかった、とのお言葉、大変ありがたく思いました。
こちらこそ、とても素敵なご感想に感謝しています。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
[良い点]
小学校高学年の子に薦めたい作品だと思いました。

まず、この頃の子が思う『わたしの世界』に対する疑問をよく言語化されていること。
(こんなこと考えてたなぁ)と随分昔のことを思い出しました。

まだ自分の思いを上手く言語化できない頃、こういう代弁作品には随分救われた記憶があります。

そして、SF的なもう一つの世界が、実は『わたしの世界』を変える為の気付き、切っ掛けぐらいにしかなっていないのも良いですね。

現実には、もう一つの世界に行けない読者も、たった一言、帰りの声掛けをかえるだけで『わたしの世界』は変わる!
そんな示唆を含んでいるところも、子供に薦めたい児童文学だと感じました。
[一言]
からあげ食べたい
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
小学五年生の女の子の一人称で書いてみたものなので、ちょうどその頃の子に薦めたい作品と書いていただけて、ありがたいです。
このくらいの子って、いろんなことに疑問を持ち、あれこれと考えているけれど、それを上手く言葉にできないし、人間関係についても思うことはあっても、それをどう対処したらいいかよく分からなかったりしているのではないかと思います。
その辺りの代弁作品と見ていただけたことも、嬉しかったです。
確かに大人からすれば、もう一つの世界の存在はとても大きなものになるのでしょう。
でも、主人公にとっては、おっしゃるように「『わたしの世界』を変える為の気付き、切っ掛けぐらい」に捉えられることになりますね。
また、「現実には、もう一つの世界に行けない読者も、たった一言、帰りの声掛けをかえるだけで『わたしの世界』は変わる! 」と一歩深いところまで考えてくださったこと、大変ありがたかったです。
とても丁寧に読み取っていただき、感謝しています。
からあげ、美味しそうに書けていたら幸いです。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
御田様の御作にもまた伺えたらと思います。今後もよろしくお願いいたします。
[良い点]
石江さんらしい、心情が細やかに描写されたとても素適な作品でした(n*´ω`*n) 
心が温かくなりました。

私事ですが、先日気の置けない仲間が、小学校高学年のころ、たいして興味もないアイドルの話にあわせなきゃならなくて……という話をしていて、それに対して私も!という友人がおりました。ですので、すごくタイムリー! 小学校女子のエピソードで、苦しい思いもしている人は多そうですね。鈴葉ちゃんが、彼女たちとの距離を感じながらもつかず離れずなところとか、ああ、そう感じるよネ‥‥‥とうところにひたすら頷き読みました。

パラレルワールドに行く動機がおいしいから揚げっていうところが、子どもらしく楽しかったです。

気の合う友達にやっと出会えた鈴葉ちゃん。二人の関係がはじまるエピソード5と物語の終わりがわくわくせずにはいられませんね。
ここで終わったのも大好きです~♪ 最高です!!

本当に素敵な作品、読ませていただきありがとうございました<(_ _)>
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
「心情が細やかに描写されたとても素適な作品」と書いてくださって、とてもありがたかったです。
心温まるものになっていたら、ほっと安堵します。

高学年の女子って、友人関係が複雑になって、ここに居場所がないと思ったり、話を合わせながらも距離を感じたり……いろいろ悩みは尽きないみたいです。
ちょうど話題になっていたなんて、タイムリーですね。

パラレルワールドへの動機、子どもらしく感じていただけて、よかったです。
唐揚げを美味しく食べながら、二人は気が合って、いろんなお話ができそうですね。
ラストはこういう感じにしてみましたが、あき様に「最高」というお言葉をいただけて、嬉しかったです。
こちらこそ、お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
[良い点]
拝読しました。

壮大なファンタジーの序章、そんな感じの作品ですね!
パラレルワールドが元で仲良くなった二人の、今後のストーリーがとても気になります。ゆらゆらと揺れるブランコが別世界への入り口、というのもよかったです。
[一言]
よく、パラレルワールドの「自分」に会ってしまうと時空が歪んでよくないことが起きる、みたいな展開があるように思いますが、この二人はパラレルワールドに入り浸ってよくないことが起きなければいいけど……なんて勝手なことを考えてしまいました。老婆心ですね、きっと。
ご感想をいただきまして、ありがとうございます。
「壮大なファンタジーの序章」を感じてくださって、嬉しいです。
続きまで考えていませんが、二人は向こうの世界で一緒に面白い体験をして、友情を深めそうです。
今回のお題が「ゆらゆらな話」ということで、揺れるものからブランコをきっかけに別世界へ行くことにしてみました。
皆様から感想をいただいて、意外とこの設定がよかったとのお言葉をいただくことができて、喜んでいます。
素敵な企画をありがとうございました。

パラレルワールドの「自分」に会って、大変なことが……という展開、確かに考えられますよね。
このお話だと、鈴葉は公園を通ってお弁当屋さんに行っているのに対して、向こうの鈴葉は公園に行かずにお弁当を買いに行き、早く家に着いています。
こういう感じで、もしかすると自然と自分に直接会うことが避けられるようになっているのかもしれません。
あと、パラレルワールドに入り込んでいる間の時間はなかったことになるようなので、多分大丈夫かと思います。
でも、そういう事件が起こるところから広がるお話も面白そうだなあと思いました。
お読みくださり、ご感想をいただきまして、どうもありがとうございました。
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