感想一覧

スフェーン、複雑な輝きがとても綺麗ですよね。個人的には美味しそうって思っちゃう色味が多くて好きです。
しかしこの世界、文化レベルは高いのに軍権が分散していたりで皇帝権力は思いの外低くて統治が大変そうですね…長年王朝を維持するのにとんでもないカリスマと調整力を問われ続ける皇族の能力の高さが窺えます。だからこそレルジェはこの手の試練をぶん投げられまくってるんでしょうね

　す、数百着……。準皇族という聞き慣れぬ言葉以上にびっくりしてしまう。それに併せて宝石装飾を変えるとなると眼が回りそう。

　そして意中の相手の特徴を意識した宝石選びに早速着手とは、ブレない熱心ぶりですねガーゼルドさん。こうでもせんと舌論スキルと宝石眼目当ての輩による引き抜き誘拐やら、周囲の妬みその他からの蹴落としなどで手元から離れそうな希少人材だけども。

関わった人々
みな、本当に優し過ぎるんですよ
優し過ぎて自身が悲しみを負い続けてきたんです

ふたりとふたりを取り囲む人々に
あたたかい祝福がありますように

卵のオパールで国母的な意味あるんだろうなーと思ってましたが、竜！
竜はわからんわ……。そういやファンタジー的不思議もあった世界だった。

そして、回りくどい愛の手紙ですね！
なんか、こう、両親ともに癖の強いw
でも、ルーツがわかってよかったね。
親の顔を2人とも見れた元孤児とか、とても稀だろうし、やっぱばーちゃんも訳ありだろうけど見守ってくれた1人でもあると思うんよ。
いくつもの見えない手に守られて育ったんだねぇ。

オパールの真意を知ったヴェリアからだけでなく、ルジェレンネさんからも祝福なり激励を頂けたうえ、トパーズの記憶からもあたたかいメッセージが……。人の縁にめぐまれてますな、レルジェ。
あと、別に無口じゃないのに、妙に静かな圧を送るユリアーナ様w

やっぱりみんなに愛されてるなあ…良かったね、レルジェ。おめでとう！

ついにレルジェの口から流れ出たガーゼルドへの信頼と結婚願い出の言葉。長かったような短かったような……。

まさかモアサナイトの話が出てくるとは……でもアイツ、最近だと合成出来るようになったから、まさしくダイヤの偽物として出回ってはいるんですよね。天然モアサ？そんな幻想の石並にレアいもの、庶民が目にする機会ある訳無いじゃ無いですか〜。

そしてレルジェの心は落ち着いたというか、スタンスが決まって心の座りどころが決まったものの……事態そのものはあっちを立てればこっちが立たぬ、雁字搦めのまさにみ〜んな頭を抱えまくり案件で、絵面がちょっと面白いまでありますね！

グラメール公爵家に皇帝の座を移してはどうか、という凄まじい意見がでるフラグやら、血生臭いクーデターの可能性までちらついたけれど、ふと気がつけば王妃様のお気持ちや皇太子のお気持ちの問題に。トパーズの件がここまでこじれるとは……。

王侯貴族からすればプライベートにすら政治が、家の重圧が掛かるからガーゼルドのやってる事はそれでも最大限にレルジェへ配慮してるんですよね…でも、平民や自由を求める気質の人にはそれは理解し難いものです。今まで会ってきた元貴族の人達を通して大きな気付きを得られたでしょうね

水も漏らさぬレルジェ包囲網に空いた一穴、それによる安心感で心も素直に開いてくれたみたい。さてはリュグナ婆ちゃん、二人への捻くれた激励と祝福をしてくれたな？と感じました。みんな若者達に優しい…