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当初の予定通り姉が伯爵家を継ぐのではなく、姉と妹を入れ替えたということにしたのかな?
そうなると伯爵家は妹が継ぐはずだったんですよね?どうなるのかな?

母親が1番の加害者だったと思うのに、1番傷付いてるみたいな顔してるのは本当に身勝手だなと思いました。
唯一優しくしてくれたと思っていた婚約者の裏切りは1番悲しかった事だと思うのに、それでも愛していたとブローチを付けて旅立つのは可哀想すぎる。
でもそんな愛しか知らないからなのでしょうね。
  • 投稿者: エイル
  • 2024年 10月23日 01時43分
クリスティンは神様の御許で幸せにいると思います。
イリーネや料理人にも救いが降り注ぎますように。

他の人は知らん。
  • 投稿者: なっつ26
  • 2024年 10月23日 01時25分
婚約者
 →婚約者の姉と不貞して、婚約者を邪魔扱いして、しかも現場が婚約者の家。
  ここまで積み上げておいて「悪意はなく」。つまり悪いとすら思ってない。
  某漫画の台詞からすると、もっともドス黒い悪。

父親
 →妹の誕生日すら姉の祝いで意図的に踏み潰し自己肯定感を徹底破壊。
  その上、妹が姉の婚約解消のため事業の組み直しまでしているのを知らない所から見て貴族としても無能。
  なぜ死ぬまで後悔? 可愛がっているローゼマリーが幸せそうなんだからいいじゃん。クリスティンへ明確な悪意を持っていたのはお前よ?

母親
 →完膚なきまでに姉ファースト。妹が壊れた根本原因で、かつ姉をモンスターにしたのもこいつ。お前に夫やイリーネを責める権利はない。
  何なら家の仕事を夫人が取り仕切る以上、悪意は父親以上。
  事件中に夫が黙ってるのも当たり前。喋ったら何するか本当に分からないもんこいつ。


 →毒親の優しい虐待により常識が無く、周囲は自分が望むだけ略奪していい対象だと思っている。
  父母は精神的にこそ大切にするだろうが、父親が無能なのでいつまで持つやら。家族以外から略奪しようとした時に恐らく痛い目を見る。
  「ローゼマリーは正しくクリスティンの言葉の真意を受け取っています」だそうですが、その『真意を抱かせたのが自分の非道だ』とは理解できないと思われます。


 ・・・いやもう、クリスティンが天に召された事だけが不幸中の幸いとしか言えませんね。
 悲劇はいいのですが、加害者が被害者ぶってるのが本当に胸糞でした。

 とは言え、悲劇としては(胸糞な所も含めて)面白かったです。
病が劇的に完治することもなく、素敵な王子様が見ていてくれることもなく、現実的な終わりを迎えて後味の悪さが残る作品でしたが、不思議と読み返してしまいます。
病床でクリスティンが語った「罪滅ぼしみたいに感じる」の部分にそれな〜!!と全力で同意してしまいました。勝手に罪悪感を薄れさすために謝られても寂しい思いをした幼いクリスティンが救われることはないのに。
レオはクリスティンが誕生日を祝われたことがなかったことを知り、自分が渡した誕生日プレゼントに大喜びしたクリスティンの姿を思い出したかもしれません。
妹の犠牲を当然のように足蹴にして受け入れた妻を、悍ましく思うのに犠牲になった本人から2人の幸せを祈られては離縁することもできず、生涯悔やむのかもしれません。そうであって欲しいと思います。
ローゼマリーも両親の偏愛から生まれた被害者になりますが、しかしいつでもクリスティンに寄り添うことができる立場でありながら平気で塵芥のように扱ってしまう価値観を植えつけられてしまったことから、今後ローゼマリーが思い描いていたような周りがチヤホヤし続けてくれる生活は難しいでしょうね。
クリスティンが恨みも感じてないのが幸いです。

クリスティンの生涯を見届けたイリーネの負担が凄まじいように思いますが、イリーネが思い出したクリスティンの顔が笑顔で、最後の言葉も大好きなのがクリスティンの想いの全てのようにうかがえるのが唯一の救いのように思います。
来世ではクリスティンが幸せになることを祈らずにはいられません。
感慨深い作品でした。今後とも応援しています!
  • 投稿者: おはぎ
  • 女性
  • 2024年 10月22日 23時52分
この姉が社交しだしたら精神性やらなんやら諸々バレてこの家終わるだろうし、そうなったとき妹が残した祝福(呪い)はどうなるんだろうなぁ
  • 投稿者: &龍
  • 2024年 10月22日 23時52分
でも、クズすぎてギャラリーは、喉元過ぎれば~で暮らすかもしれない。
腹立ちますねえ。ほんとに。
なんか胸のすくような天罰が物語の中だけでも、訪れないもんですかねえ!?
両親と姉は心のない、生ける悪魔。
悪魔を選んだ元婚約者は、腐ったクズ。
ほんと、悔しいですねえ!
>夫人からは何故黙っていたのか責められる毎日で半年後には夫婦間の会話はなくなりました。

いや、夫人に言ったところで、半年後悔する時期が早くなるだけで、……あぁ、夫と同じように妹の方に付き添って、とか出来たってことでしょうか?

でも、余程の恥知らずでなければ、隣の部屋に娘には告げずに待機とかが精々で、しかも「結婚式に両親ともに不在」って出来ないから、片方は結婚式に出席は必須でそちらは下の娘の不幸及びそれに対する自分たちの責任等々(いつ死ぬか分からない瀬戸際で、それは自分たちの無関心が招いたこと――病弱で常に医者が必要な姉がいたなら、ついでにレベルででも、妹の定期健康診断だって出来たでしょ――)をおくびにも出さずに姉の結婚を祝わないといけない。


なら、先に知ったほうが黙っておくしかないでしょ。結局、母親も結局は姉と同様に自分一番、他の人間は自分のためにある、って思考だったんですよね。


>……おかしくないのに、皆どうしてそんな目で私を見るの?

この環境で育てば、姉がこの思考回路になるのも当然と言えば当然でしょ。と思います。

どう考えても、妹の誕生日が、毎年食事すら用意されず、大したことない姉の祝い事に切り替わる(『刺繡を褒められた』に負ける『誕生日』ってどれだけよ)状況で、「妹は自分の添え物」って思わない方がおかしい。外に出てれば他者(他家)との係わりで修正される機会もあったでしょうが、その頃は“病弱”で家から出てすらいない。

そんな小さな世界で成人まで育ち切ってしまった結果、妹のことを(自分付きの)使用人よりも価値のない他人、下手すれば一緒に住んでるだけの領民以下にしか思ってないのだから、「命を費やして自分に尽くした」ことに感謝しても、それが自分の幸せに勝ることはないでしょ(例えばの話、領地運営中に崩落事故で領民死んだところで、それが領主の結婚式に優先されないのと同じ)。

そんな環境と知ってた親族(“誕生日パーティ”なら親族は呼ばれてただろうから、クリスティンのパーティが毎年ないことは分かってた。なんなら、ブローチが「初めての誕プレ」って言うことは親族たちの姉は祝って妹にはプレゼントすら贈ってなかったのだから、共犯ですらある)が、なんで今更、準被害者である姉を、“そんな目”で見てんでしょうね?
ここで、クリスティンを睨めるのは、彼女の味方だった使用人たちだけですよ?

ほら、喜ぼうよ。おかげで自分のところに伯爵位が来る可能性が出てきた(姉はどう考えても総領としての勉強をしておらず、そのための同等位からの入り婿だったのに、それが数か月しかないのに子爵子息への変更だとそこの跡継ぎ教育なんて足りない。となると、子爵家への嫁入りになるのは当たり前。そこを見越して放置しててこそ貴族でしょ)よ
まさかと思いながら読みましたが、本当になくなってしまうとは。イリーネとどこか遠くへ行ってしまうとか除籍してもらうとかかなと。
姉の婚約者だったフランツやレオの弟とくっつかないのはよかった、それをちょっと恐れていました。よくある話かなと思いながら読み始めましたが、読んでよかった。

イリーネもきっと生涯悔やみながら生きることになるでしょう。
本人に復讐する気はなかったということですが、イリーネの言葉を胸に、レオも両親も義両親もいつまでも後悔や後ろめたさを引きずっていけばいいと思います。姉だけは、どうして気にする必要が?などといい、両方の家族との仲がぎくしゃくしそう。それを妹のせいにしそうですね。

  • 投稿者: みつみ
  • 2024年 10月22日 17時02分
姉はそう育てたれたからそうなった感じ。全部自分の思い通りになるのが当然で、踏み躙るのに罪悪感の無いモンスターがこの後どうなるのか見もの。そう育てた両親は是非己の作品の結果をその身に受けて欲しい。
元婚約者は恋に酔った不誠実なクソ。愛人作りそう。
父親()は次女に会う事を控えたから、まだ自分の所業を自覚してる。
母親と呼ぶのも烏滸がましいクソはどの口って感じ。夫を責められる身分じゃない。
侍女はよくやったと思う。
身分的にできる事は限られてて、やれることをやっていた。料理人も。
……という風に感じましたな。
  • 投稿者: への
  • 2024年 10月22日 08時18分
 主人公が全く幸福のない徹底的ドアマットなら、後にどこかのイケメンに助けられて幸せに、というご都合なハッピーエンドにもなり得たかも知れません。
 しかし一度婚約者に誕生日を祝われるという幸福を味わってしまってからの裏切りでは、今後どんなスパダリに会っても信用など出来ないでしょうね。
 主人公の直接的な幸福は家族が破壊し尽くし、未来に幸福を感じる希望は元婚約者が消し飛ばした。主人公の人生から幸福は完全に消し去られてしまいました。これならいち早く天に召された方がずっといい。

 元婚約者や両親の身勝手な嘆き、ある意味で優しい虐待の被害者でもある頭空っぽの姉がこれから「可愛い、美しい」外見だけで渡っていかなければならない将来など、生きている方も含めてリアリティのある悲劇で、とても良かったです。
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