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祖母が降嫁の際に賜っていた国宝、怪しいすね。
絶対確保してなきゃならなかったのに持たせて外に出した理由、まともなパターンとまともじゃないパターンが想像されますが、前者は薄いこじつけしか思い付けませんでした。なんせ権限が足りない。んで後者だった場合、あかん国王が3代続いた事になる訳で。しかもその次もあの兄弟のどちらか。どうしろと。シルヴィアは、こんなん背負わせんなー!って怒っていい。

もし契約がもう少し厳しい条件だったなら。
もしかしたらシルヴィアじゃなく祖母が巻き戻し対象になった世界線もあるのかもー?
  • 投稿者: hazz
  • 2025年 05月07日 09時33分
国宝の授与は果たしてどちらの理由でしょう。どっちもありそうなんですよね。正妃からの圧に負けたんじゃないかなとは思っています。
病弱前国王と王妹だった祖母は年の離れた兄妹です。十歳近く違う。妹を降嫁させた頃には既に病弱兄が戴冠してました。
祖母は兄がアレなんで、可能性はゼロではないかも? 公爵家と共に死に絶えた時間線があって、それなら回避のために巻き戻ってたりして。ありえなくはないです。そして孫娘に巻き戻り告白されたりして。妄想が色々できてしまう。

感想ありがとうございました。
短編かつ、主人公の一人称から印象としては、死ぬことさえも許されない。どこまでも追い詰められた姿にしか見えずどこかかわいそうな姿にも見えました。

最後に出てきたセリフは自分自身に対してもう死んでもやり直さないという解放の意味があったのかなと感じました。
二度も陥れられて死んだ主人公なので、幸せにしてやりたいと思って書き始めたんですが、ループするだけの理由を探したら、なんか可哀そうなことになってしまいました。
本来、上に立つのが向いてないタイプなんですよね。実務的には実質王太子教育も済ませているようなものだし、押し付けられて実践もしているので、能力的には問題なくとも。でも自分しかいないしと、諦めて開き直っていったよう。きっと王配に選んだ人物は良い人だったのでしょう。

子供を授かっても、その子が幼いうちに死んでしまわないように守り導き、そして成長して無事に親になった姿を見て、ようやくもう死に戻りがないと、解放されたと安堵した時のものです。このセリフが出たのが三度目なのか、もっと繰り返したのかはご想像にお任せします。

感想ありがとうございました。
ミトコンドリアが重要だとしたら母系が大事ですね。
  • 投稿者: 661
  • 2025年 04月27日 21時30分
ミトコンドリア・イヴ!
つまり主人公がすべての母になってしまう!? (ヾノ・∀・`)ナイナイ
(本物は別にいるから~)
精霊はミトコンドリアなんか知らないということで。物質としての身体を持たない存在は、そこまで人類のこと知りません。

感想ありがとうございました。
【ひと言】( 」゜Д゜)」おもしろかった~♪
素敵な作品をありがとうございました
  • 投稿者: 福猫
  • 2025年 04月27日 20時34分
(人''▽`)ありがとう☆
受けないだろうなー、とか思いつつ書いていた話なので、ちょっと驚いています。
またがんばります。

感想ありがとうございました!
血を繋ぐ、という意味では女系で継ぐのが良いですが、遺伝子でいうと男性がXY,女性がXXなので、男系ならばずっとYが引き継がれますが、女系だとどのXが引き継がれるかわかりませんから結果的に血が薄まる(遺伝子の繋がりが薄くなる)んですよね。
まぁそれはともかく、もう巻き戻されなくて良かった…。どうしようもない王子たちでした。
  • 投稿者: まめ
  • 2025年 04月27日 18時35分
ファンタジーだから大丈夫! 精霊だって遺伝子までは気にしないはず。繋がっていればいいんです。というか、書かれるまで遺伝子の中身まで考慮してませんでした。

王子たちも親(国王)がちゃんと父親として諫められる人物ならば、クズにならずに済んだかもしれません。
実の所。主人公が女王となって子供を産むまでに、更に何度か巻き戻っている可能性もないではないのです。もちろん、巻き戻らず三回目で終わったかもしれません。

感想ありがとうございました。
この様に何度も時を戻らされた経験がある王家の人は今までにも何人か居たのでは?と思ってしまう。それなのに毎度正解に導いたらそこでひっそりと蓋をしてしまうからまたどこかの代で時戻りの悲劇が起きてしまう。
この悲劇を繰り返さない為にも王家一族には今回の事を周知させて徹底的な血族の管理をしなければいけないですよね。
主人公の祖母が持たされたという判定できる宝具があるんだから生まれた子の判定を毎度すれば防げたんだから。
  • 投稿者: エイル
  • 2025年 04月27日 17時47分
ご先祖と主人公以外にも巻き戻った人、これから巻き戻る人は絶対にいますね。
ただ、誰が信じるかという話になります。身近な人間が「自分、死んで巻き戻ったんです」とか相談してきたとして、「頭、大丈夫?」な反応になってしまう。あっさり信じたと言われたら却って胡散臭い。自分で体感しないと分からない。だから巻き戻った人間は口を閉ざしたんだと思います。でもちゃんとせめて文書で残すようにはした方がいい。

生まれた子の判定を儀式として成立させれば良さそう。目の特徴があるので、托卵は本来、それほど警戒対象ではなかったと思われます。むしろ血統の断絶はこれから、それこそ下克上を狙う人物とか、周辺の他国とか、そういった外部要因による危機が増えて行くと思います。王家はむしろ、どこかに隠し血統を用意しておくべきかもしれません。

感想ありがとうございました。
みかんさんの感想を読んで、私がずっと思っていた事だわって思ってしまいました。
母から娘だと確実に同じ血を引いてるので、血だけで考えれば私も女性継承が一番いいと思います。たぶん、みかんさんが書かれてる様に、托卵だって過去にあったでしょうし、密かに消えてる血筋だってあるのではと思います。
特にこのお話の様に確実に王家の血を引いてる証拠となる目を持ってるなら、目を持ってない物が本当に血を引いてないかは別として、女王になるのは必然だったと思います。
母系相続にもメリット・デメリット双方があって、歴史で淘汰されるうちに男系相続が優勢になったように、厳密な血を証明できない世界では血統の断絶の可能性があったとしても、社会構造そのものが女系相続に戻れなくなっていったのでしょう。

この話はあくまでも、精霊が血を介しての契約に拘ったから、血統が絶えることを許さなかったから、主人公が王位に就き、確実に血をひいた子孫を残すという意味でも、この時の必然になったのだと思います。
あ、今思ったんですが。これ、主人公が男だった場合、巻き戻りすることなく、王位簒奪に動いていた可能性が。でもって複数の女性を娶って子を産ませて……精霊もにっこり。うん、違う話だ。

感想ありがとうございました。
上位存在との契約や特殊才能の遺伝なんかで血統と実益が結びついてるファンタジー世界と違って
現実の場合は建前上の継続さえしてるなら、途中で血統すり替わっててもあんまり不都合なかったりするからね
最優先は家や組織の維持だと養子を入れて実質的な直系断絶はたまに起こるやつだし

そして指導者としてだと血統維持を前提とするなら子供複数人が必要なわけで
女性を据えるためには妊娠、出産期間による身動き取れない時間が定期的に発生するのはハンデだし
何より時代遡るほどに出産時の死亡リスクが跳ね上がるからシステム的な安定取るとどうしてもね…

勿論男性より優秀な女性は多くいるしできるなら適性が高い人が継いだほうがいいけれど
スペック比較で決定は後継者争いでは内乱の元という
  • 投稿者: ケテル
  • 2025年 04月27日 10時02分
ファンタジーは神だの何だのがいますんで、それが「特別」感を生み出す装置になっています。現実だとどうしてもね。大切にしてる血筋とか言ったって建前だし。日本の歴史ものとか読んでると、血の繋がらない養子が後を継いだりしていて、「あ、それでいいんだ」となりますが、お家の為って、血筋の為じゃなくてむしろ、仕える人間の為ですから。
魔法がなくとも歴史ものは面白い。そして後継問題はどこでも争いの元というね。

日本だと最高神が女神だったりするんで、大昔は女系相続だったことが読み取れます。少なくとも血は確か。ただ妊娠出産というものが避けられないから、それによって死ぬことも多いから、女系相続は続かなかったのでしょう。トップの死亡率が高いのはリスクが大きすぎる。

この話も、これ以降女系相続になるわけではありません。この代のみ王配との間に子を為し、妊娠出産期間の国王代理も王配には望まれました。ただ後世では女性の継承も見られるようにはなります。

感想ありがとうございました。
男系で家を継ぐのに拘る人達って、女系で継ぐと配偶者となった無関係な血筋の男が偉くなるからダメという意見があったりするけど

女系で継いでく一番良い理由は、自然妊娠だと間違いなく血が繋がってるのがわかるからなのよね。

言っちゃなんだけど、鍵が無いお家で暮らしてた夜這いし放題だった平安時代なんか、どこかで絶えた血筋があるだろうなって思ってる
  • 投稿者: みかん
  • 2025年 04月26日 18時00分
男系相続を選んだ時点で、血統の断絶は避けられないと思います。それこそ昔の中国の後宮レベルでないと。あれは血筋を確実に残すという意味では優秀なシステムです。いくらなんでも肥大しすぎだとは感じますが。そこまでやっても閨閥が跋扈するという……。

平安時代とかだと確かにありそうです。誰の子か分からないって。ただ、あれだけ血族婚を繰り返していた藤原氏だけは、絶対どこかで血が繋がっているから現代に至っているのではないかと。
DNA鑑定がない時代、疑わしくても罰せられない、とかもあったんでしょうね。この話ではだから、精霊(元凶)に血統判断できるものを下させました。実は目の色も契約結果の証なんですが、常に遺伝子が勝つとは限らず。精霊「ぐぬぬ。次こそは負けん!」

感想、ありがとうございました。
〈ドアマットあるある〉って、私が呼んでる現象が有りまして。
ドアマットな主人公に、その苦境の是正に何か出来る筈の立場の人が、機能しないと言うアレです。
この話の場合、まず祖父母ですね。
ヒロインさんも、2周目で早々に味方(後見人)に付ける発想をすべきではとも思いますが。
実家の実権を握らせ、後ろ楯になって貰うだけでもかなり楽になったかと。暗殺も阻止できたかも知れません(第2王子の身辺調査も不全で、ヒロインさんの身辺警護も手薄でしたから)。
次いで国王ですが。
この人、見ようによっては元凶です。王子二人についてもモロモロと責任を負う筈ですし。
低くない確率で、ヒロインさんの苦境を承知の上で見殺しにしていたかと。動機は低レベルな私利私欲です。親の情とか、そう言うの。
ヒロインさんには、〈根本的にこの体制はオカシイ〉との認識を持ってほしいと思いました。
この国は、多分、本来なら命数を使い果たして滅びてる筈が、危機の度に巻き戻りで手当てして延命してると思うのです。
  • 投稿者: 丘一
  • 2025年 04月26日 16時35分
わ~丘一様だ! お名前はかねがね。

たしかに、ドアマットものって、保護者が保護者してないというか、むしろ敵になりますよね。祖父母とか何してるんだ、という気分になることもよくあります。

二周目は、まだ仰圧された名残が強くて流されてしまいました。自分で考える力が養われないまま育つと、自分は何もしないで周囲に助けを求めるだけの受動的な人間しかできません。これでも少しは警戒心が強くなって対処もしたんですが、おそらく第一王子の失脚で気が抜けて油断したんでしょうね。元々、そう強い意志のある性格ではなかったので。だから積極的に復讐しよう! にもならなかったという。人間って培ってきた性格はすぐにも直らないから、何度も繰り返してからようやく目が覚める、というのも裏テーマだったりします。

やはり突かれてしまいました、国王。この人、あんまり優秀でないことに加えて、出生の秘密を知ったので、とりあえず主人公を息子の嫁にしておけば何とかなる! で思考停止。きっと愛妾のところに逃げ込んでいたと思われます。だって正妃怖いし。いや、息子の言動見ろよ。主人公、危機一杯だろうが。この国王がちゃんとしていて、息子の言動を叱って窘め、性格を矯正できたのならば、そもそも巻き戻りはなかったので、その辺はお話の都合というものが……。

精霊は人外なので、血筋さえ続いていれば良いのです。どれほど血筋の者が追い詰められ苦境に立たされようと、国家として歪だろうと。どんな契約したんだか。寿命のない人外にとって、良いおもちゃなんでしょう。実際、巻き戻された王家の人間はそれなりにいそうです。今後も。文明が発達するにつれて、周辺国家との軋轢も増えるでしょうが、子孫、がんばれ。例えそれが無謀でしかなくとも、血を繋ぐ選択ができるまで巻き戻るから。いっそ、国家が無くなった方が、という結論に達する子孫もいるかもです。

感想、ありがとうございました。
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