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3話まで拝読しました。
筆者の中だけで完結していて読者の中で頭上にクエスチョンマークが乱打される専門用語が散見されます。

スペースを多用して頂けているので、とても読みやすく読者に気を遣ってくれているのがとても感じます。

気になった点は
1つ
呪印、呪刻の説明が皆無。

呪印がどういったもので、仮に魔法であるなら、どういった体系の魔法なのか。
呪いであるのならば、どういった体系の呪いなのか。
リスクはあるのか、物理学に反する挙動も可能なのか。
呪刻が互いにある理由(これに関しては次の話で克明に説明するのであれば失礼)

2つ
カンデラ祈療連盟、魔道制圧部隊、戦後処理係、他…の説明がなされていない。
あなたの中だけで完結していて、読者はこれらを知りません。
一度でもいいので、ちょっと過剰かな?ってくらい説明を地の文などで入れて頂けると話に入り込みやすくなります。

現状では、ただの設定の羅列です。

3つ
術式展開、魔道制御陣などの説明、展開描写がなされていない。
筆者が書きたいことを真っ先に書き過ぎている気がします。

"初めて名前を呼んだ"のシーン等も、本来であれば感動的でドラマティックな演出になる筈なのに、1話でろくに会話なし、2話で突然警戒からの攻撃、何故殺さないかの質問の描写に推移していきますが
その間のやりとりが薄っぺら過ぎて、読者に対して
初めて名前を呼びました!という確認に成り下がってしまっている。

最初の警戒→攻撃→何故殺さないかを質問している時点で、1話でルアはかなりヤバそうな設定をしていたにも関わらず、1回の攻撃を防がれただけで手詰まり、投降したように見える

思ったよりショボい?それすら説明不足で、アヴェルが化け物なのか否か判断がつきにくい

1回で降参するならルア側が弱いという帰結に落ち着いてしまい、結果魅力的なキャラ2名を作者が殺してしまっている

4つ
ルアは空腹により一時的な停戦をした→なるほどね、お腹が空く生物なんだね。
毒入りかどうか確認→もう軽く打ち解け合っているんですか…?停戦とは…
という感情に読者は飲み込まれています。
明らかにまだ敵意を隠しきれていない筈…だよね?こんな早く人間、ないしそれに近い感性を有する生物なら二言三言言葉を交わしただけの相手に心は開けません。
けど、3話目にはややべったりの様相を呈しているように伺えます。

ここから見える印象は
1、ルアは死ぬほど尻軽、会話が通じるなら文字通り誰でもいい
2、読者が超エスパー読みで、アヴェルがルアに対して服従の魔法でも使っていた可能性

現状、ルアがどう言ったキャラなのかの深掘りがまだなされていない、ないしセリフによるキャラ付けが甘い為、現状ある情報をかき集めると、謎の透明感はあります。
片言→知性が高くない、ないし単純に学が浅い
すなわち透明感があるキャラとなっていますが、1は透明感というより、野生です。
なら2なのか、と言われるとアヴェルは極力ルアを傷つけないような描写が見受けられるので、本当にわかりません。

総評
設定の羅列に留まってしまっています、せっかく読ませようとする文なのに非常に勿体ないです。
まずは、形骸化させるくらいなら施設や団体を登場させない、させるならさせるで明確に
・営利、非営利団体か
・世間からどういう目で見られている存在なのか
・トップは誰なのか、後からトップを公表したい場合は隠匿されているなどを明記する
・組織体系(仮に軍なら元帥→大将→中将などの階級制度の説明、それらを利用した物語をストーリーに組み込む。アヴェルがそこから過去に追放されている、等タグの正当な追加も見込める。)などを明記する
等を最低でも地の文やセリフで説明する

説明が足りないと読者は、るるぶを斜め読みして観光に行ったつもりになって下さいねと言われるような理不尽感を抱きます
人間は、その世界を面白いと思う為には理解が大前提です
チェスや将棋が世界的に人気があるのも、その競技をより深く理解している人達が支持しているからですよね、つまりそういう事です
せっかく魅力的な世界、もっと没入させて下さい。

同じ意味、似たような意味の違う単語を連続して羅列する書き方は個人的にとても好きなので、そこは個人的好印象でした。

愚筆失礼致しました。
  • 投稿者: 大嶽丸
  • 2025年 05月24日 00時04分
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